AGHORA
country: United States, etc.
style/genre: Technical Metal, Progressive Metal, Metaphysical Metal, New Tendencies, etc.
website: http://www.aghora.org/
related bands/artists: Gordian Knot, Cynic, Aeon Spoke, etc.
similar bands/artists: Cynic, Spiral Architect, Echosilence, Mahavishnu Orchestra, etc.
artist info: 技巧派ギタープレーヤーSantiago Doblesを擁するテクニカル指向のグループ。Cynicとの関連性も深いです。



Aghora - s/t
DPI Records/Dobles Productions
(1999)

90年代末期から2000年の初頭にかけて、かなりイノヴェイティブ且つカッティング・エッジな要素を大胆に取り込んだ新進気鋭のニューグループが登場してきました。その中でも、特にCynicやテクニカルメタル系ファンの間で、衝撃な作品の一つに挙げられているのが、Aghoraの1stアルバムであります。Technical/Progressive Metalシーンに彗星の如く現れたギターリスト、Santiago Doblesを中心にしたグループで、Cynicタイプの音楽が展開されております。突如リリースされたこの作品は、海外のファン層を中心にかなり受け容れられたようです。さらにCynicファンにとって嬉しいのは、リズムセクションにSean Malone (bass)と、Sean Reinert (drums)の黄金リズムセクションを含んでおりまして、この辺りはコアなCynic/Gordian Knotファンには堪らないのではないでしょうか。ダブルSeanに埋もれることなく、才能を発揮しているのがSantiago Doblesその人でありまして、バークリー音楽院で培った音楽理論や演奏技術を駆使した、テクニカルなギターワークが全編で聴くことができます。ちなみに、このDoblesは、バークリー音楽院での勉強や学位取得などの忙しい活動と並行して、学校の外ではCynic/PortalPaul Masvidal、Shrapnel RecordsのアーティストであるDerek Taylerや、知るひとぞ知る敏腕ギターリストのDerryl Gabelからも学んでいたというバックグラウンドの持ち主で驚嘆しました。アルバム全体を見渡してみると、哲学的思索や形而上学の世界をサウンドで表現したかのような、摩訶不思議な雰囲気が支配しています。Santiago Doblesの妹であるDanishta Riveraのボーカライゼーションが、巫女的な神秘性を含んでいるせいか、この辺りもAghoraの世界観を構築する上で重要なファクターとなっています。ここぞというときには Cynic直系のテクニカル演奏が繰り広げられています。よく聴くとCynicとは違う場面も結構ありますし、Cynicの影響下にありつつも、独自のテクニカルメタル・Progressive Metal音楽が展開されていて絶品だと思います。それと同時に東洋的・中近東的な世界観は、Mahavishunu OrchestraShakti辺りに通じるといってもよいテクニカルなハードフュージョン指向も見え隠れしているところが非常に面白いです。CynicやGordian Knotのファンにとっては、必聴の作品と言えるでしょう。(購入盤Review)

PILGRIM WORLD推薦盤

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