ANAND (Anand Mahangoe)
country: The Netherlands
style/genre: Guitar Instrumental, Hard Fusion, Prog Metal, etc.
website: http://anandmahangoeproject.com/
related bands/artists: Sphere of Souls, Barend Courbois, Ernst van Ee, Joost van den Broek, etc.
similar bands/artists: Joe Satriani, Patrick Rondat, Prashant Aswani, Sphere of Souls, Tony MacAlpine, etc.
artist info: オランダを本拠地として活動しているスリナム生まれの技巧派ギターリスト。



Anand - A Man's Mind
Lion Music
(2000/2005)

生まれは南米のスリナムですが、オランダに拠点を移して欧州で活動をしているギターリストAnandによる1stアルバムです。このAnand Mahangoeは、Sphere of Soulsのギターリストとして活躍をしていたので、Prog Metalファンからは注目を集めていたのではないでしょうか。オランダでは割と名前が知られた存在であって、国内で行われたコンテストでも2年連続でベストギターリスト賞を獲得しています。Dutch Metalシーンで名を馳せているプレーヤー達とのコラボレーションやライブでの活動で、自身の腕にもさらなる磨きをかけています。私自身も彼の演奏を見る機会が2度ありましたが、非常に堂々としたものでパフォーマンス自体を楽しむことができました。今回紹介する1stアルバムは、元々は2000年にリリースされていましたが、新たにLion Musicから再発盤としてボーナスと2曲入ったお得盤として発売されています。「A Man's Mind」で展開されている音楽性は、とてもメロディアスなハードロック風のインストものになっています。

スタイル的には、本人が最も影響を受けたであろうJoe Satrianiに近いものになっています。楽曲やプレースタイルをパーツ毎に見ていくと、現在音楽シーンで活動をしているPrashant AswaniPatrick Rondat、そしてTony MacAlpine達にも通じるところがあると感じました。自分が思うにひょっとしたらSphere of Souls辺りからAnandのことを知った人にとっては、Anandのソロ作品は親しみをもって迎えられる可能性がありますね。この1stアルバムにおけるギタープレーに関してですが、大変素晴らしい腕前を披露しており、安心できる内容となっています。彼の強みは滑らかにプレーしつつ、テクニカルになりすぎないようにメロディアス且つハードな側面を大切にしていることであります。全曲インストになっていますが、緩急のある演奏形態で終始飽きさせないような構成になっています。ソロアルバムということで、主にギター・ベース・ドラムのシンプルでストレートな形態になっています。ギターが前面に出てくるところは、大変スリリングで非常に耳を惹く場面が大変多かったです。音の感触としては、HR/HM系のリスナーが聴いても充分満足できるものがあります。

今回の作品に関しては、キーボード・サウンドは前面に出てくることは殆どありませんが、隠し味として上手く配分しているように思いました。ギターインストという作品の性質上、どこかで中だるみしそうなものですが、このアルバムの場合はそういうことが殆どないです。プレーだけでなく曲の作り方に至るまで、高いセンスを持っている人だと感じました。メロディアスなギターインスト系が好きな人は、Anandの作品をチェックすることをお薦めしますよ。(プロモ盤Review)

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