ANDEAVOR
country: United States
style/genre: Prog Metal, etc.
website: http://www.pmm-music.net/
related bands/artists: Gratto, RH Factor, Razor Wire Shrine, Leger De Main, Mythologic, Damien Steele, etc.
similar bands/artists: Rush, Dream Theater, Fates Warning, Mythologic, etc.
artist info: 良質なアメリカンHard ProgグループをリリースしているPMM出身のグループ。妖艶なProg Metalサウンドが特徴。



Andeavor - Once Upon Time
PMM
(1999)

PMMレーベルの主催者でありながら、Progressive Metalミュージシャンの一面を持つギターリストのChris Rodlerを中心に結成されたProg Metalグループ: Andeavorの1stアルバムです。1990年代後半から2000年代前半を中心にハードな側面を強調したProgressive Rockグループを輩出していること知られているProgressive Music Managementでありますが、このAndeavorはどちらかというと僕が以前紹介したLeger De MainRazor Wire Shrineと比べると正統派Prog Metalの雰囲気が漂っています。前述したグループと比べると、インストは余り激しくはないのですが演奏的にはソリッドでありながらもテンポや速度に緩急をつけたりとグイグイと引っ張っていく側面も持っています。このグループは、90年代に多く見られたミステリアスな雰囲気とダークな質感を強調しており、そこら辺りが個人的には大きな魅力として評価をしているのです。しかし、この手のProg Metalサウンドが一般のHard Rock/Metalリスナーにも浸透するかどうかとなると、聞き手を選ぶタイプかもしれません。確かにDream Theaterからの影響はありますが、目まぐるしくも忙しい演奏展開は余り期待しないほうがいいでしょう。むしろ80年代以降のRushFates Warning的な東海岸のProg Metal勢をドッキングさせたようなサウンドといって良いかもしれません。演奏は常にソリッドで緊迫感を保っています。リードボーカリストの歌が、聞き手によっては高音域に達すると少しフラット気味と気になる人もいるかもしれませんが、悪くはないと僕は思います。全般的にテクニカルという側面は強調していませんが、ところどころに難解なパッセージも織り交ぜていますが、このゾクゾクとするかのような異次元空間を作るグループが少なくなりつつあるので、懐かしいサウンドに遭遇したような感覚であります。中盤から少しテンションが下がるようなところが惜しいですが、全体的なムードは中々に魅力を秘めています。噂では2ndアルバムを作る予定はあるとのことですが、Chris自身がマネージメントをしたり参加したりする他の技巧派タイプのHard Prog系グループを優先しているようで、まだまだ先になりそうです。次が出るとするなら、かなり大きな期待を寄せたくなるようなサウンドを引っさげて登場してくれるのではないかと、早くも楽しみでなりません。

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