ANGEL OF EDEN
country: Switzerland〜Multi-National
style/genre: HR/HM, Neo-Classical Metal, Melodic Power, etc.
website: http://www.angelofedenband.com/
related bands/artists: Artension, Evidence One, Mistheria (Book of Reflections), Steve DiGiorgio, Ferdy Doernberg (Rough Silk), etc.
similar bands/artists: Yngwie Malmsteen, Artension, Mistheria, Emir Hot, etc.
artist info: Artensionのリード・ギターリストによる新バンド・プロジェクト。



Angel of Eden - The End of Never
Lion Music
(2007)

Artensionに在籍しているスイス出身のギターリスト: Roger Staffelbachが中心となっているAngel of Edenの1stアルバムです。既に7枚のアルバムをリリースしているArtensionは、現在のNeo-Classicalメタルシーンでは大変良く知られている存在と言えるでしょう。そのArtensionで活動をしているRoger自身のソロプロジェクトということで、どのようなサウンドになっているのか興味を持ちつつCDを聴いてみました。Rogerのバンド本体からは、ゲストとしてJohn Westが1曲参加しているのみです。主に外部からのメタル系ミュージシャンを起用しています。ボーカリストとドラマーの2人は、ドイツのEvidence Oneと呼ばれるグループから参加しております。また全編においてイタリアのMistheriaがキーボードを担当しており、ソロを弾く場面などはVitalij Cuprijに近いスタイルの持ち主だということが伝わってきます。

意外な人選としてベーシストのSteve DiGeorgioが、独特の低音域で存在感をアピールしているかのようです。他にもRough SilkからFerdy Doenbergが、キーボーディストとしてゲスト参加しています。音楽性はArtensionの時のような感じで、正統的なネオクラシカル・メタル系のサウンドが全編に渡って展開されています。ですが、Artensionの初期のようなインタープレーは余り期待しないほうが良いでしょう。どちらかというと、Angel of Edenの演奏自体はストレートで正攻法なスタイルを貫いています。ギターとキーボードのソロは多く登場するものの、演奏陣によるProg Metal的なテクニカルなアンサンブルは多くはありません。濃密なインスト演奏やソロを始めとして、面白いリズム・パターンなどが時々顔を出しているので、そういった場面は楽しむことができました。

楽曲自体の出来は、どれも良好だと僕は感じることが出来ました。この手の欧州産のメロディック・メタルが好きなリスナーを満足させるポテンシャルはあると思います。Roger Staffelbachの参加している本家と比べると、一般のHR/HM系のリスナーにとって親しみやすく、分かりやすいことは確かです。疾走感のある楽曲は、パワーとテンションに満ちて充実していることが伝わってきます。アップテンポからミディアムテンポの楽曲も含めて、聞き手のテンションを持続させる努力は見られます。典型的なネオクラシカル系メタルや、最近の欧州産メロディックパワー系の良い部分を融合したようなところもあって頼もしいです。特にアルバムのインスト曲や後半辺りに行けば行くほど、楽曲の質が良くなっていると思いました。ArtensionEmir HotVitalij Cuprijのソロ作品などが好きなら楽しめる1枚かもしれません。(プロモ盤Review)

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