DEADSOUL TRIBE
country: United States
style/genre: Progressive Hard Rock, Prog Metal, New Tendencies, etc.
website: http://www.deadsoultribe.com/
related bands/artists: Buddy Lackey (Psychotic Waltz), etc.
similar bands/artists: Psychotic Waltz, King's X, Black Sabbath, Tool, Alice In Chains, etc.
artist info: 元Psychotic Waltzのボーカリスト、Devon Graves (aka Buddy Lackey)により結成されたヘヴィーロックバンド



DeadSoul Tribe - s/t
Inside Out
(2002)

InsideOutからリリースされていますが、余り国内のサイトで話題になっていない気がします。Tool, Alice In Chains, Psychotic Waltzなどの音楽が好きな人にはアピールする可能性は高いのではないかと思います。特にPsychotic Waltz関連になるので、そういう路線を期待している人はチェック済みかもしれません。僕はかなり遅いゲットになりました。さてさてDeadSoul Tribeの音楽についてですが、後期Psychotic WaltzTool, Soundgarden, Alice In Chainsなどなどの音楽を想起させる印象です。サウンド・プロダクションには、かなり気を遣っており、凄く良く出来ているというのが個人的な印象です。90年代のモダン寄りなヘヴィーロックサウンドです。Psychotic Waltzのファンにはご存知のように、リード・ボーカルをとっていた妖艶で個性的歌いまわしが定評の高かったBuddy Lackeyが率いるバンドが、このDead Soul Tribeです。どうやらバディーさんは、どういう理由からかDevon Gravesと名前を変えていますね。何か違った意図でもあるのでしょうか・・・どっちが本名なんだろう。ひょっとしたら、どっちもステージネームなんでしょうね。個人的には、Buddy Lackeyという名前の方がしっくりくるけど、こればっかりはしょうがないですね。Buddy時代の特徴として挙げたいのは、ミステリアスで深みのある声を上手くいかしたパフォーマンスが定評だった訳であります。その辺りが僕は大好きなだったんですが、この作品では割とストレートに余りサウンド・エフェクトの処理を施さないような感じで朗々と歌っています(しかし、後期のサイコティックワルツ寄りな歌いまわしやムードを出した楽曲もあります)。演奏面に関して言うと、他のInsideOut系に所属しているバンドの中では特殊な部類に入るでしょう。最近のヘヴィー・ロックバンドやグルーヴィーな路線、後期サイコ・ワルツ風味、妖艶アトモスフェリックサウンドが合体したサウンドです。さらに昔の70年代のバンド(特に初期Black Sabbath風)からのエッセンスをまぶしています。個人的には1回目の時よりも2回、3回と通して聞くと良さがジワリジワリと浸透してきます。Atomic RoosterSpiritual Beggars, Tool, Soundgarden, Black Sabbath, King's X等が気に入っている人は、案外嵌るサウンドかもしれませんよ。所々で挿入されるサウンドエフェクトなどはDevon Gravesならではの味が出ていますし、フルートを奏でるところではJethro Tullの影響も少しあります。(購入盤Review)

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