EXHIBITION
country: United States
style/genre: Prog Metal, Power Metal, etc.
website:
related bands/artists: Eternity X, Seven Witches, etc.
similar bands/artists: Crimson Glory, Eternity X, Iron Maiden, Pagan's Mind, Dream Theater, etc.
artist info: Eternity Xで活動していたメンバーを数名含むProgPower系メタルグループ。



Exhibition - The Sign of Tomorrow
LMP/SPV
(2003)

アメリカはニュージャージー州を拠点に活動をしているProgPower系メタルバンド: Exhibitionによる1stアルバムです。ドラマティック系Prog MetalバンドのEtenity Xで活動していたメンバーを3人含んでおり、Prog Metal然としたインスト陣が前面に出てくるところなどは中々に頼もしいと言えるでしょう。ギターのJeff Shernovは、ところどころで印象的なギターソロを弾いており、特に後半辺りの楽曲では頑張っていますね。キーボードのJamie Mazurが活躍するソロ・パートやシンフォニックな薫りを持つオーケストレーション等は流石だと感じさせるものがありました。特にJamieによるハモンド・オルガンのプレーや音は、かなり本格的とも言えるものであります。意外とプログレ系のキーボーディストや70年代辺りのハードロックからの影響を垣間見ることができたのがプラスでした。演奏面においては、かなりソリッドなところを、各メンバーが表現できていると思いました。

Seven Witchesのシンガーとしても活躍していたBobby Lucasは、どちらかというとパワーメタル系タイプの人として知られています。Prog Metal系タイプのシンガーとは異なる声質の持ち主ということで、この手のボーカルに慣れていないリスナーにとっては好悪が分かれるタイプかもしれません。パワーメタルタイプのシンガーとして聴くと、80年代メタルの良きスタイルを継承していると感じる人もいるでしょう。個人的には、歌メロが少し弱いかなーというのが気になりました。Exhibitionの場合は、LMPからのリリースのためか全体がEternity XタイプのProg Metalタイプを貫いているという訳でもないです。アメリカのPower Metal的な要素もありつつ、緻密でコンプレックスなリズムを聴かせる場所も結構あります。例を挙げるとアメリカのCrimson GlorySteel Prophet、そして人気の高い北欧のPagan's Mindのようなスタイルを想起させるところもあります。

僕のようにShadow GallerySavatageに通じるタイプのEternity Xを最初に聴き親しんだタイプのリスナーにとっては、Exhibitionの音楽は良い部分があるのは認めつつも、中々楽しむのには時間がかかりそうだということは覚悟した方がいいと思います。耳の肥えたリスナーを唸らせるために、「これだ!」とアピールできるような努力が、もっともっと必要だったかもしれません。さらに魅力的な歌メロや楽曲作りが、今後彼らがスターダムにのし上ってく為の課題でありましょう。ですが、ところどころで登場するテクニカルで、スリリングなアンサンブルやドラマティックな演奏展開が目立つ部分もあったので本当に安心できました。やはり方向性としては、レーベル側からの指示があったのかは定かではありません。ですが、ストレートに突進してカッコイイ部分がある一方、グループとしては割と控えめになってしまったようにも見受けることができました。Eternity X時代のような輝きや実力が上手く発揮できなかったような気がして、その辺りは大変もどかしいようにも感じました。素材としては良いものを持っている筈なので、今後も頑張ってもらいたいものだ。(購入盤Review)

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