HELREIDH
country: Italy
style/genre: Symphonic Metal, Prog Metal, Italian Metal, etc.
website: http://members.tripod.com/~helreidh/index.html (ポップアップ広告が突然いくつか出るので、お気をつけて)
related bands/artists: Black Jester, Asguard, Meave of Connacht, etc.
similar bands/artists: Hemisphere, Taliesyn, Top Left Corner, Last Warning, Shadow Gallery, etc.
artist info: シンフォニック且つエピックなサウンドを追及していたイタリアのProgPower系グループ。



Helreidh - Memoires
99th Floor/Underground Symphony
(1997)

数多くのイタリア出身のバンドを多く輩出したことで、知られているUndergound Symphonyレーベル。HelreidhもUnderground Symphonyの初期からの色合いを受け継いだ、シンフォニック且つドラマティック指向のイタリア系のメタルバンドと言えるでしょう。ただし、この当時のイタリアのグループは、プロダクションを始めとするトータルの面で、あともう一歩というところの作品が少なくなったのでありますが、サウンド的には彼らもいい線を行っているものの惜しいといわざるを得ません。序盤の方では、彼らのウィークポイントとでも言うべき、サウンドの厚みと深みが足らない点がある一方で、次第に次第に聴き進めていくと楽しめるポイントがたくさん出て来ると思います。

もっとアイデアを練って、丁寧なサウンド作りと曲構成で頑張っていたならば、Shadow GalleryBlack Jesterなどが好きな人たちをおおいに振り向かせるところまで行っていたかもしれない?と考えるのはどんなでしょう・・。確かにこのグループは、肝心のシンフォニックな部分を司るKeyboardのサウンドに厚みが足らないせいか、最初の掴みが大変弱いのが勿体無いです。ですが、上でも挙げたように、中盤ぐらいから演奏展開もスリリングで、本来彼らが演出したいドラマティックな部分も前面に出てきて、いい部分も結構あります。作品として出す前に、もっと見直しと磨きをかけていれば、さらによくなっていた作品と思うだけに残念。あとは、イタリアのプログレ系列の先達として素晴らしいグループやミュージシャンがいるのだから、お手本として彼らから学ぶべきものもがあったように感じました。付け加えるなら、楽器やプロダクションの充実度を測る必要があったようにも思いました。

色々と気付いた点というか、マイナス・ポイントにどうしても目が行きがちでありますが、シンフォ性やドラマ度を始め、ここぞというところで見せるエピック指向を加味したProg MetalやPower Metal的な部分は、他のイタリア勢となんら変わらない素晴らしい部分も充分にあります。一般のProg Metalリスナー全てにアピールするとは思いませんが、イタリア系のメタル全般が好きな人やエピック指向やシンフォニックメタル路線の色合いが濃いProg Metalタイプが好きなら、充分聴きこめば楽しめると思います。まずは、中盤から後半で登場する楽曲から、攻略することをお薦めする作品です。初期のItalian Prog Metalのマニア層には、妙に評価が高い作品ではありますが・・うーむ、どうなんでしょうね。ちなみにHelreidhというバンド名の由来は、中世の時代に北欧の人々によって話されていた言語から来ているらしい。(購入盤Review)

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