JOHNSON, ERIC
country: USA
style/genre: Instrumental Rock, Melodic Rock, etc.
website: http://www.ericjohnson.com/
related artists/bands: ElectroMagnets, Cristopher Cross, Carole King, etc.
similar artists/bands: Steve Morse, Neil Zaza, etc.
artist info: テキサス州出身、グラミー受賞経験を持つ、アメリカを代表する素晴らしいロックギターリスト



Eric Johnson - Ah Via Musicon
Capitol Records
(1990)

1990年の間にリリースされたアルバムです。Eric Johnsonは、我々が連想しやすいRockミュージシャンのイメージから、かけ離れた感じの方のようです。しかし侮っては決していけません。そのギタープレイと音楽性は大変芸術性が高いと思います。また演奏がどれも素晴らしいということで定評があります。ロックから、カントリー、ブルース、ポップスなどなど様々なジャンルを吸収して、それを凄く洗練にした独自のプレーを展開しています。アルバムではインスト曲と歌モノに大きく分かれますが、どちらも完成度は高いです。ギターのインスト系を好んで聞いている方は、きっと彼のギタープレイを楽しんでくれると思います。Pat Metheny Group, Mike Stern, Eric Clapton, John Scofield, Allan Holdsworth, Steve Hackett, Neil Zaza, Jimi Hendrix, Steve Morseなどのギターリストの音楽や、バンドサウンドが好きな人にはチェックしてもらいたい。彼の音楽の影響土壌としては、アメリカの様々な音楽要素が挙げられます。普通そういうアメリカンな要素を導入すると、埃っぽさや大地といったものがにじみ出てくる訳です。ところがエリックの場合は、趣きが異なっております。勿論アメリカンな部分も大事にしていますが、その一方で都会的且つ、大人の味わいが滲み出ている仕上がりなんです。特に彼のギタープレイは驚くべきほど見事であります。スムーズで的確な奏法を信条としています。そして、ギターのトーンが、とてもマイルド。もちろんロックのドライブ感を充分に持っています。ロックギター業界での中でも、最高峰のギタープレーヤーの一人かもしれません。彼にまつわる伝説によるとこんな話があります。Ericの場合、エレキギターの鳴りを聞いただけで、「あ、このバッテリーはエナジャイザーだねー。」とか、「これはデュラセルの電池を使っているの?」と聞き分けられるという途方もない耳を持つ。Ah Via Musicomのアルバムの中でお気に入りトラックは、Cliffs of Dover, Desert Rose, Nothing Can Keep Me From Youなどです。(購入盤Review)

PILGRIM WORLD推薦盤

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