PAGAN'S MIND
country: Norway
style/genre: Progressive Metal, Power Metal, etc.
website: http://www.pagansmind.com
related bands/artists: Silverspoon, Firewind, Trivial Act, Jorn Lande, Masterplan, Ronnie Le Tekro (TNT), etc.
similar bands/artists: Conception, Ark, Dream Theater, Pyramid, Tad Morose, Tritonus, Trivial Act, etc.
artist info: 以前Silverspoonに在籍していたメンバー達を中心に2000年夏頃に結成された欧州産パワー系Prog Metalバンド。
discography: Infinity Divine (2000), Celestial Entrance (2002)



Pagan's Mind - Infinity Divine
FaceFront/Limb Music
(2000/2004)

現在では、Power MetalそしてProg Metalの両方を好むファン層から熱い注目を集めているPagan's Mind。彼らのとって記念すべき1stアルバム。1stにして、演奏面でも楽曲面でもかなり完成された作品を作り上げていることが、まず驚いた点です。メンバーそれぞれのミュージシャンシップも高く、緩急を織り交ぜたPower MetalとProg Metalの楽曲それぞれが魅力を放っている。どちらかというと、正統的でテクニカルなパワーメタル然としてものが目立つが、そこに封じ込められたミスティカルなムードと、イントリケイトで緻密な楽曲構成には目を見張るものがある。レコーディングやプロダクションも、ある程度良好であるが、メンバー自身は後にこのプロダクションに満足言っておらず、新しくエンジニアリングを施した再発盤も既にリリースされて音質の向上がはかられています。ボーカルはハイトーンを駆使しているので、初期U.Sメタル路線や欧州のパワーメタルが好きな人には充分楽しめると思う。しかし、ハイトーン・ボーカルで押せ押せの路線が得意でないリスナーには、少々暑苦しいと感じられるかもしれない。まずは、1stアルバム全体の出来としては、充分力強くアピール度は高い。やはり、個人的にはProg Metal的テイストが強く、テクニカルな路線を押し出した部分や、キーボードやシンセリードが絡んでくる演奏パートが特に魅力として自分には響いてきました。作品としては充分磨きがかかっていると思うが、聴き手によってはプロダクションにもう少し暖かみが欲しいという意見が出るかもしれません。個人的には、あまり気になりませんでした。特にアップテンポで突進しつつ、コンプレックスに絡み合う部分を満喫しました。もちろんダークでムーディーなものから、ドイツのPower Metal勢に迫るような勢いを持ったものなど、幅の広いものも目指しているようです。若さと勢いに満ちたテンションの高いPower Metalよりで、質実剛健なProg Metalが好きな人にお薦めです。(購入盤Review)

PILGRIM WOLRD推薦盤


Pagan's Mind - Celestial Entrance

Limb Music
(2002)

前作Infinity Divineが好評だったノルウェー出身の実力派ProgPower MetalバンドのPagan's Mindが、2枚目の新作Celestial Entranceを引っさげて帰ってきた。ノルウェー出身のバンドと言えば、まず思い浮かぶのはTNT, Conception, Trivial Actなどと言った良質でメロディック且つパワフルなバンドが少なくない。この2枚目で少なくとも先輩のProg Metalバンドにも負けないクオリティーの高いパワーを重視した欧州産Progressive Powerful Metalが展開されている。1枚目で展開されていたミスティックでダークな世界観を、よりキャッチーに分かりやすくしている点が進歩と見るか・・・はたまた失われた異質な空間と感じるか・ 聞き手によっては感じ方も様々だと思う。今度の作品は、前作にあった良い部分も引き継ぎながら、より多くのメタル系オーディエンスや、Prog Metal系が好きなファンにアピールする充実 した作品と言えよう。前作もそうだったが、割と彼らは演奏的にも実力派揃いであり、テクニカルなギターソロやキーボードソロもふんだんに登場し、リズム的には前作よりもややパワーメタル寄りな所もあるが、Back to the Magic of Childhoodのようなインスト曲等では、プログレ・メタル系特有のテクニカルでコンプレックスな演奏が、大変充実していてスリリング。欧州産のバンドが持つ、壮大且つドラマティックな要素は貫かれている。ドラマティックな要素に、複雑なアンサンブルが絡んでくる内容を自分達のスタイルとして確立してきたように思う。明らかに前回と比べてバンドとしての一体感が強まってきている・・と個人的には思いました。ボーカリストのNils K. Rueの歌唱法はどちらかというとGamma Ray/Primal FearRalf SheepersCrimson GloryMidnightなどをミックスした歌い方。パワーメタル寄りが好きか嫌いかで、彼のハイトーンを武器とした歌に好意を寄せるか、そうでないかが大きく分かれるだろう。演奏陣の充実度は、個人的には高いと思う。よくぞここまでの力作を作ってくれたものだ。前作はTNTのRonny Le Tekroがプロデュースを担当 したが、このアルバムではミックスにFredrik Nordstromが担当しているものの、全体的にはバンド側がプロデュース面も担当。この勢いで、彼らに頑張って欲しい。3枚目はもっと進化した内容が聴 けるのではないかと早くも次の作品に期待。TRIVIAL ACTでも活躍をしていたSteinar Krokmo (bass)とStian L. Kristoffersen (drums) には、ぜひともTrivial Actの次のアルバムをリリースして欲 しいものだと老婆心ながら気になってしまいます。(購入盤Review)

PILGRIM WORLD推薦盤

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