PLANET X
Country: USA〜Australia
Style/Genre: Technical Rock, Prog Rock, Fusion, etc.
Website: http://www.xplanetx.com/
Similar Bands/Artists: Liquid Tension Experiment, Jordan Rudess, T-Lavitz, Derek Sherinian, Brett Garsed & T.J. Helmerich
Artist Info: Derek SherinianのソロアルバムPlanet Xから発展したTony MacAlpineやVirgil Dotani等をフューチャーしたテクニカル・ロック
Discography: Derek Sherinian - Planet X, Universe, Live from Oz, Moonbabies



Planet X - Moonbabies
Inside Out Music
(2002)

活発に音楽活動を展開中のDerek Sherinianを擁するPlanet Xですが、2002年にリリースされたMoonbabiesは大変充実した意欲作に仕上がっています。Moonbabiesは、主にテクニカルなプログレッシブ・ロックからハード・フュージョンの領域を包括したサウンドが展開されています。特にTony MacAlpineのギターソロとDerek Sherinianのキーボードソロがたくさんフューチャーされており、美味しい内容となっています。ただ楽曲によっては、かなりDerek Sherinian好みのフュージョン・テイストが強いところもあります。その辺りでこのアルバムの全体への印象が聞き手によっては、まちまちかも。アルバムのタイトル通り、宇宙や惑星を想起させる壮大且つスペーシーな内容は、昨年リリースされたJordan RudessのFeeding The Wheelにも通じるものがありました。かなり意欲的にいろんなところでキーボード参加しているDerek Sherinianですが、自分がエネルギーを注いでいるプロジェクトだけにキーボードプレーやサウンドも幅が広く感じられます。特にピアノサウンドやシンセソロを前面に出した曲では、Keith Emerson/T-Lavitz/Eddie Jobson/Jan Hammerなどにも通じるエッセンスを感じます。Tony MacAlpineという人も大変才能に溢れるミュージシャンですが、彼自身のソロでも余り聞かれないようなプレーも飛び出したりと意外な面も感じました。あと、このバンドのもう一人の要はなんといっても、ドラマーのVirgil Donatiが繰り出すテクニカルなリズムパターンが、トニーやデレクに負けない強力な存在感をアピールしています。驚くことにVirgilのクレジットされている曲がかなり多く、Derek達に楽曲面でも貢献している点も見逃せません(遅ればせながら、Planet Xはオールインストです)。演奏面では、まったく一部の隙もない匠の技が炸裂しているのは言うまでもございません。2002年聴いたアルバムのなかではリズム的アプローチや演奏展開などで、個人的には感銘を受けた一枚に挙げたいです。

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