POVERTY'S NO CRIME
country: Germany
style/genre: Prog Metal, German Metal, etc.
website: http://www.povertys-no-crime.de/
related bands/artists:
similar bands/artists: Threshold, Dream Theater, Lee Z, Mayadome, etc.
artist info: 1991年にバンドを結成以来、コンスタントに活動を続けている中堅Prog Metalバンド。魅力溢れる楽曲とメロディーが大きなポイント。



Poverty's No Crime - Slave To The Mind
Inside Out
(2001)

ドイツの5人組メロディアスProg Metalバンドの3rdアルバムです。これまでの地道な活動が実を結び、3rdアルバムの内容は大変充実した仕上がりになっております。とにかく全編にわたって、非常にキャッチーで親しみやすい音楽性にリスナーはグイグイと引き込まれていくことと思います。どの楽曲も、楽器陣そしてボーカル両方のメロディーの質が大変高いところが、注目すべきところだと思います。

あまり個人技を炸裂させるタイプのソロやリードプレーの度合いは正直言いまして、あまり高くありません。しかし、彼らの場合は、そういうリードプレーを遥かに凌駕するダイナミズムと起伏を巧みに楽曲に盛り込んでおりますので、派手なギターソロやキーボードソロが無くても、全く気にすることがありません。この辺りは、このバンドのある意味、大きなアドバンテージというか魅力のひとつだと思います。彼らの場合は、ソロをビシバシ繰り出すことよりも、印象に残るフレージングやパッセージ作りを重要視していることが伺えます。

とにかく、この作品で彼らは一気にグレードアップを果たすことに成功したと思います。メリハリのついたサウンドと親しみやすい音楽性で多くのメロディアスProg Metalファンや一般のHR/HMファンにアピールしております。個人的には、このアルバムに参加していたMarcello Maniscalcoによるキーボード演奏が非常にツボを付くもので、非常に素晴らしいプレーヤーかつサウンドメイキングの持ち主だなーと印象に深く残りました。おそらく彼はかなりの手腕を持っているような気配を感じますが、楽曲を壊さない程度に控えめながらもギラリと光るフレーズや技を持っていると強く感じさせました。また2人のギターリスト達も、手堅く守備を守るリズムプレーやコードを主体にしつつも、おいしいフレーズを奏でるところもポイントだと思いました。

Poverty's No Crimeの場合は、Volker Walsemannの温かみのあるボーカルメロディーを主軸として楽曲が展開されている様子です。ソロやリードプレーは控えめにしつつも、印象的なフレージングや叙情的な良い楽曲作りをするのが大変上手いですね。全体にわたっていい音楽を作ってますね、お見事です。(購入盤Review)

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