JORDAN RUDESS
country: U.S.A.
style/genre: Prog Metal, Technical Instrumental, Keyboard-Oriented, etc.
website: http://www.jordanrudess.com/
related artists/bands: Dixie Dregs, Rudess Morgenstein Project, Paul Winter Consort, Dream Theater, Liquid Tension Experiment, etc.
similar bands/artists: Visual Cliff, Vitchef, T.J. Helmerich & Brett Garsed, Pat Metheny Group, Planet X, U.K., etc.
artists info: Dream Theaterのメンバーとして現在活躍。驚異的な演奏テクニックを持つKeyboard Wizard。



Jordan Rudess - Feeding The Wheel
Magna Carta
(2001)

現在Dream Theaterで大活躍している凄腕キーボードプレーヤーにとって、通産4枚目となるアルバム。Magna Cartaレーベルからは、初のリリース作品ということにありますが、全編に渡って非常に技巧性の高い演奏形態を楽しむことができます。大きく分けるとJordan Rudessを中心軸に、テンポチェンジや、変拍子を駆使したProg Metal風バンド・アンサンブルが、炸裂する作風が一つ。そして、キーボード奏者ならではの、テクスチャーを大事にした空間をたっぷり使った楽曲指向のものと大きく分けることができると思います。確かにJordan Rudessの得意とする、テクニカルなキーボードプレーが中心でありますが、他のキーボーディストのソロ作品とはやや異なり、参加しているゲスト・ミュージシャン達がフルスロットルで活躍する場面もかなり多くフューチャーされています。個人的には、変拍子を駆使したプレーや、Keith Emersonからの影響を垣間見ることができるサスペンションや4thのトーナリティーを巧みに組み込んだプログレ的なフレージング作りが、Jordan Rudessのお得意としているところで楽しむポイントとなりました。Dream Theaterからは、John Petrucciが参加しており、彼の流麗なギター奏法を心おきなく堪能することができます。Dixie Dregs繋がりで、Steve Morseが彼ならではのテイスティーなギターソロで活躍しております。意外なところでは、エレクトリック・ヴァイオリン奏者のMark Woodも登場してますね。リズムセクションでは、名手Terry Bozzioが参加しており卓越したドラミングに圧倒されます。ベーシストとしてBilly Sheehanも参加しておりますが、彼が活躍する場面は思ったほどそんなに多くないです。ベースパートは、Jordanがキーボードで補っているパートが大部分です。個人的には、ベース楽器ならではの音色や、技をもっと聞きたかったかな。サウンド的には、もっと分厚いプロダクションで構築していたなら、もっとインストパートに魅力が増し加わっていたように思います。かなりテクニカルで畳み掛けるProg Metal〜Hard Fusion的なインタープレーがあるにも関わらず、聴いた後に殆ど疲労感が残らないような作りになっていると思います。実は初めてこのアルバムを聴いたときは、余計な期待を膨らませ過ぎたせいか、凄い演奏が飛び出しているにも関わらず、なぜかのめり込むまでには至りませんでした。個人的には、参加ゲストを含んでの技巧性の高い緻密なインストパートや、インタープレーが濃厚な楽曲を中心に、ひとつひとつ納得しながら聴いていくうちに、楽しめるようになりました。思うに、Jordan Rudessはクリーンでライト感覚なサウンド作りを好む人なのかなーと感じました。メタリックで重厚的な作風や、音楽にある程度ダークな質感を求めるリスナーは、ちょっとのめり込むのが難しい作品かもしれません。プレーヤー指向のリスナーには、発見が多くあるように思います。(購入盤Review)

discography:


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