SHADOWKEEP
country: U.K.
style/genre: Powerful Metal, U.K. Metal, etc.
website: http://www.shadowkeepmetal.net/
related bands/artists: Intense, Power Quest, Karl Groom (Threshold), Clive Nolan (Arena/Shadowland/NEO/Pendragon), RogueM, etc.
similar bands/artists: Queensryche, Crimson Glory, Heir Apparent, Jester's March, etc.
artist info: 英国を拠点に活動している硬質な正統派HMグループ。



ShadowKeep - Corruption Within
Limb Music
(2000)

イギリス出身のPower Metalグループ、ShadowKeepにとって初の1stアルバム。これまでデモ制作などを経てコンスタントな活動をしていたが、次第に注目を集め、このアルバムがドイツのレーベルLimb Musicからリリースされました。一時期は英国のシーンは深刻に低迷していたと言われておりましたが、80年代の後期以降にも面白いグループは確実に存在していましたし、実は探せばちらほらと色んなユニークなMetalグループがアンダーグラウンドで活動しながら、またお互いに影響を受けあいながら現在に至っているのが英国ならでは・・と言ったところです。さて、このグループの音楽性は、英国で比較的多いようなクロスオーバーやミクスチャー路線のメタルバンドではなく、正統的なパワーメタルを追及しております。サウンドやスタイル的にも、初期のQueensrycheCrimson Gloryからの影響が強いです。しかし、決してQueensrycheのフォロワーではなく、自分達の流儀と欧州の系譜を受け継ぐ美学のようなものを、硬質なサウンドからひしひしと感じさせます。このグループのサウンドを聴いたときには、イギリスにもまだ正統的なサウンドを大事にしているグループがしっかりと生息しているのだなーと嬉しくなりました。実際にこのグループのLive演奏も数曲ながら、見させていただきましたが威風堂々としていて演奏的にもドッシリとした構えを見せており、以前どこかで読みかじった雑誌の酷評とは違う印象を持ちました。時々見せるコンプレックスなパートは、まさにQueensrycheやFates Warningの初期を彷彿させるほどです。聴き手によっては、パワーメタル然としていた頃の80年代のアメリカンPower Metal路線と欧州メタルのタイプが好きなら、いけると思いますよ。やはり、このバンドのハイライトは、なんといってもRogue Mによる鬼気迫るハイトーンでありまして、Crimson GloryのMidnightやQueensrycheのGeoff Tate、それからFates WarningのJohn Arch辺りからの影響を感じさせますね。アルバム自体は、ThresholdでおなじみのThin Ice Studioで録音からプロデュースされており、ThresholdKarl GroomArenaClive Nolanも、エンジニアリングやゲストミュージシャンとして名を連ねています。本来のPower Metalに興味を持っている人には、グっと来るものがあるでしょう。しかし、Prog Metal路線を期待しすぎるかそうでないかで、楽しめる人とそうでない人に分かれる音かもしれません。(購入盤Review)

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