SLIVOVITZ
country: Italy
style/genre: World Fusion, Jazz Rock, Prog Rock, etc.
website: http://www.slivovitz.net/
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artist info: イタリアを拠点に活動しているワールド・ミュージック的な要素が強いJazz Rock/Fusionグループ。



Slivovitz - Hubris
MoonJune Records
(2009)

個性的なジャズ・ロックグループや、変り種プログレ系グループを輩出しているMoonJune Recordsからのリリース。Slivovitzのサウンド・スタイルは、ジャズロック + エスニックなサウンドを融合したタイプと言えるでしょう。ファンキーでグルーヴィーな路線のものもあります。その一方で、ジャズ・フュージョンとプログレが交錯したような路線も見られます。残念ながら、ピアノやキーボードの音は皆無です。しかし、そういうところを気にする必要が無いほど、この大所帯のグループの演奏形態は、聞くべき部分は結構あるように思いました。欧州的なジャズ・ロックですが、よりモダンな感じがいたします。ジャズ・ロックといっても英国カンタベリーとは趣きは、随分異なる印象です。なにか色彩感を伴っている演奏や雰囲気は、(強引な例えになりますが)少しPat Metheny Groupにも通じるところがあるかも。しかしながら、Slivovitzの手法は大分違うように感じます。パっと聴くと、どこにでもいそうなビッグバンド形式のジャズという結論を出されそうです。しかし、楽曲を聴き進めていくと、あら不思議。やっぱり普通のジャズというかビッグバンドとは違います。個人的には4曲目と7曲目、そして11曲目あたりのヴァイオリンを中心に展開する躍動感の漲った楽曲や、濃密な演奏スタイルと変拍子を絡めたパートが好きです。ただ、どうなんでしょうね・・・・エスニック路線やワールドミュージック的な部分を得意としているので、所謂プログレ系のリスナーの人が聴くジャズロックというイメージで、この音楽に対峙すると少し肩透かしなところはあるでしょう。むしろイタリア的というか、欧州のミュージシャン集団によるジャズやフュージョン〜ワールドミュージックを通過したサウンドが好きな人にアピールすることでしょう。普段、僕はこの手の音楽は聴かないタイプの人間ですが、インター・プレーとかリズム隊を中心に濃密に演奏が展開される部分は聴いていて心地良かったです。(プロモ盤Review)

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