SYMPHONIC AGE
country: Brazil
style/genre: Prog Rock/Metal
website: http://www.rocksymphony.com/
related bands/artists:
similar bands/artists: Top Left Corner, Hourglass, Taliesyn, etc.
artist Info: 南米出身のシンフォニック・ハード系メタルバンド。



Symphonic Age - Prologue To Infinity
Rock Symphony
(1999)

ブラジル出身の4人組プログレッシヴ・ロック/メタル系バンド。ブラジルという国では、どれだけの規模でサポートされているのか良く分からないけれども、かなりプログレファンが多い場所でもあります。どこかのレヴューでも書きましたが、僕がすぐ思い浮かぶのは、SepulturaAngraという個性的なバンドをブラジルから輩出しておりますが、シンフォ系のプログレバンドや実力を持った技巧派バンドもかなり多く存在しているそうです。最近ではSymphony XタイプのAkashicや、Dream Theater/Pain of SalvationタイプのMindflowKhalliceなどと、かなり技巧的にも楽曲的にもレベルが高い連中が少なくありません。今回取り上げる、このSymphonic Ageは名前やジャケットなどから想起されるように、プログレ的なアプローチを取って頑張っている様子が伺えます。予算やプロダクションの関係からか、残念ながらサウンド自体はそんなにクリアではなく、少しモコモコとした状態であるのは否めません。しかし演奏や楽曲は決して捨てたものではないというのが僕の印象として残りました。自らが信じるシンフォニック・ハードな側面を打ち出した、パワフルなProg Rockサウンドを展開しています。楽曲によっては、かなりストレートなProg Metal的側面が強い演奏をプレーしています。またロングフォームの曲も用意されており、エピック指向な部分も得意としております。個人的には、このバンドのキーボーディストが大変頑張っている様子が伺えました。割とアナログ的なキーボードソロや暖かみのある音色を選択したり、あとはディストーションのかかったオルガンなどの音も飛び出します。ギターリストは、かなりHM的な要素の強いプレーヤーなので、プログレファンには余り楽しめないと思います。ただこの作品において感じられたのは、シンフォニック・ハードとキーボードを導入したプログレメタルの狭間で揺れ動いているというアプローチの仕方なので、誰をターゲットにしたアルバム作りをしたいのだろう?と、ふとそんな疑問も頭をよぎりました。多少固い面や、弱冠ぎくしゃくとした点なども、見受けられました。しかし、こういうシンフォ・ハードな要素をHM/HRに組み込むというアプローチも、もっと煮詰めていくと面白いものになるチャンスがあると、Symphonic Ageの音楽を聴いて思いました。彼らの課題として、早急に取り組まないといけないのは、なんといっても機材やサウンド・プロダクションの向上にあるのではないでしょうか。音楽性やアプローチの仕方は、良いのでこの辺りはどんどん磨いていき、次のステップを目指して欲しいです。全体的には、いい部分や魅力もありましたし、彼らのキャパシティの中で充分頑張っていたと判断しました。(購入盤Review)

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