TEA FOR TWO
country: Germany
style/genre: Neo-Prog, Trad/Folk Rock, New Tendencies, etc.
website: http://www.teafortwo.de/
related bands/artists: Michael Schumpelt, etc.
similar bands/artists: Jethro Tull, Ayreon, IQ, Slychosis, Tempest, Spock's Beard, Ritual, Chris DeBurgh, Discipline, etc.
artist info: QuiXote MusicがプッシュするドイツのNeo-Progロックバンド。しかしながら、型に嵌まらず豊富な引き出しを持っている。



Tea For Two - Twisted
QuiXote Music
(2006)

アメリカのProgRock Recordsとも連携を持っている、ドイツのディストリビューターのQuiXote Music。そこからリリースされているグループや、音楽が近年面白いと感じました。最近はドイツのNeo-Prog勢として活躍しているAlias EyePoor Genetic Materialなどのアルバムを出していることから、注目を持った訳なんですが、このTea For Twoも大変ユニークなグループです。何の予備知識もなくいきなり、このアルバムをゲットして聴いたのですが、思わず顔が綻んでしまいそうな楽曲が次から次へと出てきます。1曲目はなにやらスパニッシュ系の音楽に通じるアコースティック主体のサウンドで、どことなくJesse Cookや日本の沖仁に通じるようなフラメンコぽい香りも感じられるが、彼らほど本格的な領域やテクニカルな側面を追い求めているという訳ではない。ボーカル自体は自然体で歌っていて、力の抜けようがこれまた微笑ましい。そして2曲目のSoundscapeに入ると、インストになりますが、なるほどこれは確かに濃密なNeo-Prog路線でありますな。しかも、同レーベルの仲間達に近いアプローチで、エッジの立ったサウンドもあります。ハードなNeo-Progぽい部分がたくさんあるので、Prog Metalファンの自分としても安心して聴けます。その後は、フォーキーな雰囲気が感じられる曲が登場します。あくまでもリコーダーを使っているのですが、吹き方やタンギングによるものか、Jethro Tullぽい雰囲気も感じられますし、Tempestぽいところもあります。こうやって聴いていくと、Neo-Progぽいインスト指向が強くなるものは、ボーカルが殆ど無いかむしろボーカルレスです。そして次に来る曲はフォーキーでギターのストロークがじゃんじゃか楽しく輪になろう・・みたいな路線で欧州の牧歌的なのどかな風景が目に浮かぶかのようです。そうかと思うと、中盤あたりでナイト・ラウンジぽいコンテンポラリー風なピアノを主体にした、しっとりしたものが登場して、これもいいですなー。7曲目で登場するMy Own WayではまたNeo-Prog路線になりますが、これがまたドラマティックでグッドです。後半またフォーキーでトラッドな指向の楽曲で楽しい時間を過ごせます。ラストの曲のCome What Mayは、シンフォニックロック的キーボードがここぞとばかりに大活躍でシンセサイザーによるリードプレーが気持ちいいです。この曲では、シンセリードのサウンドが大変面白く、フィルターやオシレーターなどをいじりまくったユニークな音の洪水で僕個人は楽しみました。アコースティック系のギターが主体になるものは、フォーキーでトラッドな色合いが強いです。一方、キーボードやギターなどのアンサンブル系が主体になるものはNeo-Prog色が強くなるというのが、このグループの特徴だと思います。繰り返し聴いて、楽しめる作品に仕上がっていますね。新人かと思っていましたが、なんとこのアルバムでライブ盤を含めて4枚目ということで、活動歴は長いようです。大変面白いグループの作品に巡り会えたなーというのが正直な感想であります。(プロモ盤Review)

Back to [T] Section
Back to Review Index

Go to Top Page