WHITE LION
country: United States, Denmark, etc.
style/genre: Hard Rock/Heavy Metal
website: http://www.trampswhitelion.com/
related bands/artists: Mike Tramp, Freak of Nature, The Hideous Sun Demons, Fiona, C.P.R., Pride & Glory, Megadeth, etc.
similar bands/artists: Tyketto, Y&T, Freak of Nature, Earthshaker, Bad Moon Rising, Famme Fatal, etc.
artist info: 1980年代にBillboardチャートでも大活躍したAmerican Hard Rockグループ。



White Lion - Pride
Atlantic Records
(1987)

1980年代を代表するアメリカンHard Rockグループの一つである、White Lion。プロデューサーのMichael Wargnerとタッグを組んでリリースしたセカンドアルバムにして、大ヒットした作品。いやー遂にWhite Lionのレヴューを入れることになりまして、個人的には大変嬉しいです(笑)。日本でも絶大な人気を誇っておりましたが、2ndであるPrideによってアメリカでは爆発的な人気を得ることになったと記憶しています。学生の頃は、White LionのPrideは気に入ってよく聴いていました。現在の若いリスナーにどれぐらいアピールできるのか皆目検討がつきませんが、今でも好きなアルバムです。個人的な感想だと、やはり楽曲単体で言うと"Wait"が、ずば抜けて素晴らしくキャッチーです。センチメンタルな気分にさせられる哀愁を帯びたメロディアスHard Rockの名曲、と言いたくなるところです。リリースされたのは、1987年でしたがこの当時はWhitesnakeBon JoviAerosmithなど錚々たる面子がヒットチャートでしのぎを削っていた頃でした。ところが、このアルバムがチャートでグングンと伸びてきたのは、1988年頃でありました。アルバムからは上記で挙げたWaitを始め、スマッシュヒットを飛ばし、極めつけは児童虐待への警鐘をテーマにしたバラードの"When The Children Cry"でポピュラーチャートでもWhite Lionの存在を輝かせることになります。メジャーのレコード会社からリリースしたアルバムですが、意図的なのかあえて生々しいプロダクションにしており、当時流行っていた磨きあげられたプロデュースへの彼らならではのアンチテーゼだったのでしょうか?。個人的には、これぐらいのRawなテイストを前面に出した荒削り風なハードロック・サウンドは、臨むところであります。しかし、決して雑というのではなくロックのスピリッツを感じさせつつもY&Tやそれこそ後のTykettoや、果ては我が日本のグループEarthshaker辺りにも通じる哀愁とセンチメンタルな側面を大事にしている楽曲が用意されているのが、心憎い。自分が言うまでも無いことでありますが、Vito Brattaの流麗且つ皇かなギターワークが秀逸で、彼がシーンから姿を消したのが非常に勿体無いと、今でも思うほどです。決して凄腕のシンガーという評価を受けてはいませんが、デンマーク人シンガーMike Trampが担当するリードボーカルと歌メロはWhite Lionにとっては、メローで刹那さを表現する上で、重要な位置をしめています。リズムセクションも堅実ながらもいい働きをしていて、特にJames Romenzoのプレーには派手さはないものの、立ち振舞いを含めてプレーが中々に渋くて、かっこいい実力派ベーシストだと思います(蛇足ですが、JamesはPride & Glory辺りでの働きの方が、プレー的にはWhite Lionよりもテクニカルかもしれません)。アルバムは、オープニングのハード路線のHungryから、終盤のWhen The Children Cryにいたるまで構成もしっかり考えられており、ハードロックの躍動感からバラードに至るまで、総合的によく作られています。80'sのメロディックHard Rockが楽しめれば、充分現在でも素晴らしい作品だと胸を張ってお薦めしたい作品です。(購入盤Review)

Back to [W] Section
Back to Review Index

Go to Top Page