PILGRIM WORLD過去ニュースvol.1
(since Dec.29, 1999 till Nov. 29, 2003)

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2003/11/29

Aghora
一時は参加を表明していなかったSean Reinertが、Aghoraに再び参加することが決定した。今年の秋頃からLAでニューアルバム「Formless」のレコーディングに入っている模様です。今回の作品には、ニューシンガーとしてSusie Greenが正式加盟。前作でリードボーカルをとっていたDanishta Riveroは、2曲ほど歌う予定。殆どのトラックは、Susie Greenが担当する。気になるニューアルバムは、2004年の上半期にCode666よりワールドワイドでリリース予定。
The Alex Skolnick Trio
今年9月から開催されたGuitar Evolutionと題したツアーにMarty FriedmanやOhmらと共に参加しました。このツアーは主に北米地域を中心に回っていたようです。
Arabesque
オランダの技巧派Prog MetalバンドArabesqueは、今年の8月頃から新作のレコーディングに入っています。
Ashent
テクニカル、メロディック、アグレッシブな要素を持つAshentのdemo cdが早くも好評を呼んでいるとのこと。オリジナル性を追求しているようで、識者によるとスラッシーになったDream Theaterとか、シアトルのChiaroscuroにも通じるものがあるという方向性だ。今後の展開に注目したい。
AtmOsfear
97年にE.P.をリリースして以来、約6年間ほど音沙汰の無かったドイツのProg Metalバンドがシーンに戻ってきました。ニューアルバムInside The Atmosphereをついにリリースし、ドイツ方面を中心に欧州のProg Metalファンの間で話題になっています。
Ayreon
次のAyreonプロジェクトがすでに始動しているようです。今度のニューアルバムはThe Human Equationというタイトルになっており、早くも豪華なゲスト参加が決定しています。現在のところ、主に参加するシンガーは以下のようになっています。Devon Graves (Dead Soul Tribe), Mike Baker (Shadow Gallery), Eric Clayton, Magnus Ekwall, Heather Findlay, James LaBrie (Dream Theater), Marcela Bovio, Mikael Akerfeldt (Opeth), Devin Townsend, Irene Jansen, そしてArjen Lucassenとなっております。
Balance of Power
脱退したシンガーLance Kingの後任者として、BiomechanicalでリードボーカルをとっているJohn Kayがシンガーとして後任者となりました。かなり広いレンジを持つ力量のあるシンガーを新しく擁するBalance of Powerは、今年すでにHeathen Machineをリリースしています。国内盤は、また後ほどリリース予定だそうです。
Chiaroscuro
Brilliant Pool of Darknessをリリースして以来、色々なライブギグや活動を展開していたChiaroscuroは、待望の2枚目のアルバムを製作中とのことだ。昨年辺りは、Magna Carta/Shrapnel Recordsで有名なあのMike Varneyとも契約交渉や会談を行ったという話があったようだが、現在はその辺りの状況は余り伝わってきていない。また2枚目のリリースに関しての詳しい状況が分かり次第引き続きお伝えしたいと思います。
Dark Fire
Time MachineのシンガーPino Tozziのサイドプロジェクトとして、今年好調な活動を行っているようです。音楽性はイタリアンMelodic Metalを標榜しており、日本国内でもアルバムがリリースされています。
Descent Into Nothingness
カナダからは、有望なテクニカル路線のメタルバンドが近年登場しています。Descent Into Nothingnessは、カナダはQuebec出身のバンドで音楽性はテクニカルなProg Death系だとのことです。Martyrなどが好きなファンは要チェックでありましょう。
Dimension Infinite
EidolonのメンバーとPagan's Mindのメンバー達を擁したプロジェクトが現在曲作りに入っています。音楽内容的には、割とダーク且つパワフルな要素を持ったProgPowerタイプのアルバムになりそうだと、評判になっています。
Evergrey
スウェーデンのProgPower系メタルバンドのEvergreyは、今年参加したBrave Words & Bloody Knucleが主催フェストでのライブ演奏の模様をシューティングした。この模様はLive DVD用に録画されたということだ。またDVDのニュースが届きしだいお伝えしたいと思います。
F5
Chris LifkinのプロジェクトF5は、6月19日〜22日頃にニューアルバムのレコーディングをほぼ完成させた。11曲オリジナルで、2曲がカバーの内容となっている。音楽的にはよりヴァイオレントな側面を強め、さらにアンビエント且つトランス的テクスチャーを導入している。その一方で演奏面をよりテクニカルな仕上がりにしているそうで、楽しみに待っていたい。
Faro
元Avalon〜Ivanhoe(一時的に在籍)で活躍をしていたChity Lanka Somapalaが参加しているメロディアスハードロックバンド、FaroのCDリリースに関してのイベントがドイツで催された。ドラマーとして参加したMind's EyeのDaniel Floresもスウェーデンからギグに参加し、大活躍。ギターリストのFrank (Innuendo)は、その流麗なギタープレーを披露。ベーシストのPeterも堅実なプレーをさらりとこなす。Chityのステージ・プレゼンテーションの高さも注目に値するものだったそうで、彼の人気がとても高いことを証明することとなった。FaroのCDも好調な滑り出しを見せている。
Jorn Lande
ノルウェーの実力派シンガーJorn Landeは、今年の6月ごろにAFM Recordsからソロアルバムをリリースする契約を結んだ。今度の彼のソロアルバムでバッキングをつとめるのは、同じノルウェー出身のProg MetalバンドPagan's Mindと決定しています。
Magellan
Magna CartaからInsideOutに移籍したMagellanは、11月3日付けでImpossible Figuresをリリースしました。以前は、Hour of Restorationを出した頃にいくつかのクラブでLive gigなどを重ねて行ったことがあるそうです。その後レコーディングを重ねていくうちに、忙しさの余りライブ活動を思うようにすることができなくなったことにジレンマを感じていたようだ。また今回の移籍に関してもMagna Cartaとの間で問題が発生したそうだが、今後InsideOutでの新たな活動に期待がかかる。
Mindfeed
Conception, Psychotic Waltz, Dream Theaterなどともツアーを行ったことのあるThresholdから脱退したGlynn Morgan(vocal/guitar)とJay Micciche(drums)の2人を中心に1996年に結成したProgPower系メタルバンド。脱退した経緯は、Threshold間との複雑な人間関係にも波及したが、現在までのところ2枚アルバムをリリースしている。その後、彼らからニューアルバムのリリース予定の話が余り伝わってきていない。活動が停滞している可能性もあるが、今後の状況がわかり次第お伝えしたい。
Mindsink
新しいタイプのProg Metalバンドが2000年代から登場をしていますが、彼らもそのうちの一つでしょう。Synth, New Ageタイプの音楽性とProg Metal風味の音楽性をブレンドしており、Scott MosherのVirtualityに通じる内容だそうです。Alghorismという作品をどうやら完成させているようなので、Programmingが施されたNew Age風味の入った路線が好きなProg Metalリスナーにもアピールしそうな作品になっているとか。詳しくは、http://www.mindsink.net/
Minnemann
現在Orchidsを完成させたMinnemanはマルチインストを得意としているユニットだそうだ。サウンド的には、Prog RockとFusionの中間を行く方向性を取っておりメロウ且つイントリケイトな内容ということです。またこのユニットではボーカリストを複数起用している。音楽性は、あのMind's Eyeの新作に近いということなので、個人的には楽しみな存在です。
Mnemic
Meshuggah, Fear Factory, Soilworkなどに通じる音楽性を持つMnemicは、Mechanical Spin Phenomenaを欧州方面では7月28日付で、そして北米方面では9月付でリリースしております。http://www.mnemic.info/
Moonlight Agnony
Evergreyの中心人物Tom Englundがプロデュースのバンド、Moonlight Agnonyの活動が楽しみなところであります。詳しくは、http://www.moonlightagony.com/
Nemesis
ハンガリー出身のProg Metalバンド、Nemesisはすでにハンガリー本国では渾身のニューアルバムTerra Incognitaをリリースしております。この作品は彼らにとって、ハンガリー語で歌われている通産3枚目のフルレングスアルバムになります。Terra Incognitaは、彼らの中ではベストの作品になっている様子が伺えます。英語版のアルバムPsychogeistがリリースされる予定があったようですが、どうやら彼らは今年限りでSensoryから離脱をしており、Psychogeistがリリースされるかどうかは現在未定となっています。
Opeth
北欧の雄、OpethはライブDVDLamentationsをリリース予定となっています。このライブは、9月25日にロンドンはThe Shepherd's Bush Empireで行われた公演を収録した内容となっております。
Power of Omens
超絶技巧Prog Metalバンド、Power of Omensで長い間主要メンバーとされてきたドラマーのAlex ArellanoとシンガーのChris Salinasが脱退しました。David GallegosとChris Herringは続けて活動をする意思を持っており、後任者のオーディションを行っているようです。
Rush
Vapor Trailsの最終公演日のリオデジャネイロで行われたライブを収録したDVD、トリプルCDが予定より大幅に遅れたものの無事リリースされております。2002年11月23日に、熱狂的な6万人の前で行われた公演の模様をお楽しみいただける内容となっているそうです。
Saga
オリジナルメンバーでもあるドラマーのSteve Negusが正式に離脱しました。今年の6/12にHamiltonで行われたギグが彼にとって最後のステージングとなってしまいました。
Scariot
Power, Prog, Thrashy, Heavyな要素を取り入れた作風を目標にしているメタルバンド。完成しているStrange to Numbersでは、Nevermore, Testament, Crimson Gloryに通じるタイプということだそうです。
Secular Trend
Zero Hourに参加する前のEric Rosvoldが意外にも、すでに1989年頃からバンド活動をしていたのがSecular Trendです。メンバーとしては、かつてZero Hourにも参加していた凄腕キーボードプレーヤー、Mike Connorも名を連ねているところが印象的です(個人的には、Mike Connorは若手Prog Metalプレーヤーの中でも、特に気に入っているキーボードプレーヤーなのでこういう形で再び彼のプレーを聴く事ができるのは嬉しいですね)。Ericは、歌のみならずベースも担当。他には、Carlo Dominguezがドラムとして参加。Ray Granlundがギターをプレーしている。CDは、Marble Musicよりリリースされているようであります(http://www.marblemusic.com/)。MP3.comでも音源が結構アップしているようであります。詳しくは、http://artists.mp3.com/artists/595/secular_trend.html
Sigma5
ブラジル出身のProg Metalバンドが根強く、マニアの間では大変好評のようであります。かつては、melodicrock.comにもMP3が掲載されました。また彼らの詳細などが分かり次第、情報をお届けしたいと思います。詳しくは、http://www.sigma5.com/ あるいは、http://www.helionrecords.com/まで
Silent Edge
オランダ出身のProg MetalバンドのSilent Edgeは、ニューアルバムを今年欧州方面を中心にDVS Recordsからリリースしました。シンガーの声質はIce AgeのJosh PincusやSection AのAndy Engberg達を彷彿させるスタイルとなっています。
Silent Force
D.C. Cooperのコメントによると、今年の終わりごろ辺りにLine of Attackをリリース予定だそうです。
Spastic Ink
アメリカの技巧派テクニカルメタラー、Spastic Inkは、近々Ink Compatibleをリリースする意向を示している。日程が詳しく伝わってき次第、続報を入れたいと思います。
Leslie Spring
Chaos Theory時代(現在はDali's Dilemmaとして知られているバンド)に活躍をしていたシンガー兼ギターリストのLeslie Springが、すでに秋頃にソロアルバムをリリースしております。
Stone Ambition
8年前当時(1995年)は、殆ど無名の存在であったStone Ambitionが注目を集めつつあるようだ。インディーズよりThe Cloning Skyをリリースしたが、現在は残念ながら既に解散している。シンガーは、Damian WilsonやGlynn Morgan似であり音楽性はThresholdのCritical MassやHypotheticalなどを彷彿させるサウンドで音楽性やプロダクションもすこぶる良好で楽曲も良いようだ。メンバー自体は、現在も自分達の音楽を注目してくれている人達がいることをとても感謝している。詳しくは、http://artists.mp3s.com/artists/409/stone_ambition.html
Swan Christy
ギリシャ出身のSwan Christyは、Today Died Youngを完成させています。音楽的には、A.C.T.が目指している方向性やゴールに近いサウンドという形容のされかたをしているが、どちらかというとシアトリカルでゴシックな要素も強いということだ。余りヘヴィーさを追及していないProg Metalサウンドとでもいうべきか。また同時にSavatage的なものも想起させるということで、proggy, gothic, theatricalという言葉にピンと来る人にアピールする内容となっている。
Template
オーストラリア出身の新人Templateは、すでにCDを制作完了しており10$で発売している。音楽性は、往年のProg Rockから影響を受けているサウンドを武器にしている。
Theocracy
Matt Smithのソロプロジェクト、Theocracyが今年の秋にアルバムをMetal Agesよりリリースしました。
Threshold
長い間入手が難しかったファンクラブからのリリースDecadentの再リリースが決定いたしました。アコースティックアルバムのWirelessも大変評判でソールドアウトを記録する時期もあったほどの人気ぶりです。また彼らは来年の初頭にCritical Energyと題したDVDもInsideOutよりリリース予定となっております。
Tiles
Chris Herin自身の正式なコメントによると、5年ぶりにニューアルバム「Windows Pressing」を来年の2月ごろにリリースする予定です。11月には、ミキシング作業を終了する手はずとなっています。
Tomorrow's Eve
ドイツ出身のメロディアスProg MetalバンドTomorrow's Eveは通産2枚目となるMirror of Creationを今年の秋にリリースしました。素晴らしいプロダクションと楽曲の仕上がりとなっております。Vanden Plas, Dreamscape, Supeior, Hubi Meiselなどの音楽性が好きな人達には大変アピールする内容となっております。
Twisted Motivations
昨年アルバムをリリースした、Twisted Motivationsは早くも2枚目の制作に入っています。以前よりもさらに強固にタイトに仕上げたメタル作品を作りたいとコメントしておりました。
Val'Paraiso
Sieges Even/Looking Glass Selfなどで活躍していたHolzworth兄弟が中心になって、活動をしているProgressive RockバンドVal's Paraisoは、現在フルレングスアルバムの制作に入っています。音楽的には、Sieges Evenほどテクニカル且つProg Metal的なサウンドからはちょっと違った方向を見つめており、少しRushにも通じる内容に欧州的なサウンドを加えた素晴らしい内容であり、個人的にも楽しみな存在です。
Damian Wilson
ThresholdやLandmarqなどで活躍していたシンガーのDamian Wilsonは、Rick WakemanのバンドThe English Rock Ensembleに参加しました。どうやら音楽的には70年代的なシンフォニック・ロック作品Out Thereアルバムを最新作としてリリース。またリリースされるRick WakemanのEnglish Rock EnsembleのDVDにも参加しているそうです。
Xerxes
知るひとぞ知るスイス出身のProg MetalバンドのXerxesは、1993年にBeyond Imaginationをリリース。そして1997年にFalling Leaves(e.p.)をリリースした経緯を持つバンドとして、アンダーグラウンドでは知られている存在でした。ところが、最近分かった情報によると彼らは2,3年ほど前にバンドを解散させていたようです。
Zero Hour/Jasun Tipton/Death Machine
今年MetamorphosisをリリースしたZero Hourは、ニューアルバムDe-Evolutionの制作を急ピッチで進めているそうです。De-Evolutionは、来年の中ごろ辺りになる予定だそうです。またJasun TiptonとTroy Tipton兄弟が参加しているモダンメタルバンド、Death MachineもThe Laser's Edge傘下のSensory Darkより現在リリースされています。そして、さらにZero HourのリードギターリストJasun Tiptonは、Night's Pulseに続くニューソロアルバムをリリース予定だそうです。このアルバムにはゲスト参加として、The Laser's Edgeレーベルに所属するScott McGillが参加予定となっています。彼らの今後の活躍に、私は非常に大きな期待を注いでおります。

2003/11/28

After@All
ハンガリー出身の新世代Prog Metal/Rockバンド、After@Allが静かに注目を集めている。既に欧州方面などのファンを中心に彼らの今後の活動に期待がかけられている。個人的にも、彼らの活動やニューアルバム・リリースを楽しみにしたいアクトの一つだ。
Anguish
コンテンポラリーな要素を持つ、ドイツ出身のMelodic MetalバンドAnguishは、ニューアルバム「Lost Days of Infancy」を完成させているようです。前作Symmetryとは異なり、クランチー度はかなり減退しており、Prog Metal性も殆ど失われた内容となっている。スタイル的には、ベーシックなMelodic Metalサウンドでアップテンポ且つパワー感を強調した内容に変貌を遂げている。
Delian League
パワー寄りProg MetalバンドのDelian Leagueは、7月頃にデモを完成させた。内容的には、スラッシュ、メロディックメタル的なものを強く感じさせるProg/Power Metalタイプを標榜している。今後の展開に注目したい新人と呼ぶ声もあがっている。
Eldritch
キーボーディストのSeanがバンドメンバーとの意見や見解の相違を理由に脱退しました。今後は、キーボード抜きでバンド活動を行う事になりそうです。すでに次のアルバム用に数曲ほどマテリアルを暖めているそうです。新作は彼ららしいStop&Goを繰り返すリフレインやテクニカル且つパワフルなサウンドを引っさげてシーンに戻ってきてくることでしょう。新作CDのレコーディングは今年の11月から1月を予定しています。ニューアルバムのリリースは、2004年の3月頃になりそうです。
Empty Tremor
イタリアの若きProg MetalバンドEmpty Tremorは、2004年の初頭にFrontiers Recordsより通産3枚目になる待望のニューアルバム「The Alien Inside」をリリース予定です。残念ながら、既にリードシンガーのGiovanni De Luigiがバンドを離脱。後任者として、あのAt Vanceで凄い歌を披露していたOliver Hartmannが加入しています。The Alien Insideに収録されるのは、全部で8曲となっています。収録タイトルは、
1. The Alien Inside
2. I Found You
3. A New World
4. Who Really You Are
5. Don't Stop Me
6. Stay
7. The Love I've Never Had
8. The Alien Outside
詳しくは彼らのオフィシャルサイトをどうぞ。
http://www.emptytremor.com/
Event
Dream TheaterとUKを彷彿させるスタイルとして、デビューを飾ったアメリカ出身の技巧派Prog MetalバンドのEventが残念ながら解散してしまいました。9月19日にEventのメンバーMatt Scurfieldからの正式コメントが発表され、苦渋の選択の末にバンドを解散させる決意を下しました。バークリー音楽院時代にMystic Fishookとしてキャリアをスタート。EventになってからはProg Metal/Hard Rock〜モダンなサウンドを交配させたスタイルを築くことに成功。彼らの音楽は、アルバムごとに常に変化し続けて行ったが、そのことにファンやリスナーがついていけなくなったことを痛感したという。しかしながら、彼らは自分達のやることに妥協をせずに邁進し、3枚目で自分達がやりたいことを達成したと述べている。Matt Scurfiled自身は、確固たるビジョンを持ってバンド活動を専念していた訳だが、次第にバンド内部では自分達のスタイルやサウンドが変貌していく事に疑問を持つようになるメンバーもいたようだ。そういった原因も含めて、バンドとして活動をしていく上で難しい障害が出てきたことを理由にそれぞれの道を歩むとのことだ。すでにバンドメンバーは機材をe-bayを通して売り出ししているそうだ。個人的なEventに関してのご意見やご感想などは、Matt Scurfieldのメールアドレス、eventdrums@aol.comにどうぞ。
Farmakon
MP3.comでも話題を呼んでいるOpethに近いタイプのようです。Opethをお手本にしたスタイルで、ボーカルのアプローチやギターリフの組み立て方も非常によく似ているという点が興味深い。他にはMr.Bangleからの影響もあるそうで、今後の展開次第では化ける可能性もあるバンドかもしれない。
Heaven's Cry
DVS Recordsに移籍後、順調な活動を続けているカナダ出身のHeaven's Cryは、3枚目の制作に取り掛かっている。Pierre St-Jean (singer/guitar)は、自分のお楽しみプロジェクトとしてMetallicaのトリビュートバンド、Alcoholicaでプレーもしているそうな。ニューアルバムをリリースした後には、積極的にライブショーをもっとこなして行きたいと抱負を語った。11月に行われたカナダのArenaのギグではサポーティング・アクトを務めたということだ。
Into Eternity
通産3枚目となるBuried In Oblivionのレコーディングを完成させた。現在はMixing/Mastering作業の方も大詰めに入っている頃だろう。移籍したCentury Mediaから来年の1月か2月ごろにリリース予定となっています。
Ivanhoe
次のアルバムリリースが待ち遠しいIvanhoeだが、Achim Welshのコメントによると本来予定されていたニューアルバムのリリース日程がかなりプッシュバックしている。シンガーとしてChity Lanka Somapalaが参加する予定であったが、これも流れてしまったし、ニューシンガーも決定している筈なのだが、ニューアルバムのリリースが決定していないだけに彼らの動向に不安を持っているファンも多いことであろう。とにかく、彼らの再起に期待をかけていきたいものだ。
Kharma Cosmic
今年からネット上で話題になっているニューカマーが、Kharma Cosmicです。スタイル的には、Prog Rock/Metal指向のようであります。詳しい情報は、まだ余り入ってきておりませんがProg Metalファンを中心に次第に注目を集めています。
James LaBrie
Dream Theaterのシンガー、James LaBrieは今年の8月11日にNew York City、Lamb's Theaterで開演されたNeil Berg氏のトリビュートイベントBerg Off-Broadwayにブロードウェイのプロ歌手達と共に参加した。Neil Berg氏は、作曲家・ディレクターとして著名な人だそうです。この収益の100%は、Broadway CaresやAIDS対策機関Equity Fights Aidsに寄付されたそうです。またこのイベントには、バックバンドのメンバーとしてAttension Deficit/ex.Testamentでお馴染みのAlex Skolnickも参加。ちなみに、このイベントのチケット代はお一人様40ドルだそうです。
Machine Called Man
カリフォルニア州を拠点に活動しているProgPower系バンドが登場しました。ツインギターにキーボードを擁すスタイルを取っている。ボーカリストは、Ion VeinのRussに近いハイトーン系である。QueensrycheやPsychotic Waltz風味の入ったサウンドとのことだ。現在は8曲入りのフルレングス・デモ作品を完成させており、生々しいギタートーンなどが目立つ特徴を持つ。
http://www.machinecalledman.com/
Hubi Meisel
本来の予定からは、数ヶ月ずれたものの待望のソロ作2段目EmOceanがLion Musicよりリリースされました。前作は全曲カバーのアルバムとなりましたが、今回の作品はDreamscape時代をも彷彿させる充実したメロディアス寄りのProg Metalサウンドが楽しめるコンセプトアルバムとなっています。Keyboardistとして、ShadraneのVivien Laluを始めとして、Sun CagedのMarcel Coenen (guitar)、Mind's EyeからはDaniel Flores (drum)、そしてAbsoluteのJean B. Affon (bass)が今回のEmOceanの引き立て役としてHubi Meiselを完全サポートしています。日本でも来年の3月頃に国内盤がリリース予定となっております。(近々Hubi MeiselのEmOceanレヴューをPILGRIM WORLDでも掲載予定です。お楽しみに!)
Neue Regel
オーストラリアから新しいQueensryche系のProg Metalバンドが登場しました。Queenrycheの"NM156"や"Screaming in Digital"の手法をさらに追及したかのようなサウンドを武器にしているようです。濃密なアンサンブルスタイルは、アメリカのPower of OmensやMystic Force的でもあるようです。このバンドに所属しているDavid Bellionは、オーストラリアの実力派Prog Metalバンド、Vauxdvihlにも在籍していた経験を持っています。音源を聴いた方によると、今後出るであろうフルレングス・アルバムに大いなる期待が持てるとのことであります。
Symphorce
Ivanhoeに在籍していたAndy B. Franckを擁するドイツのPower MetalバンドSymphorceは、通産4枚目のアルバムTwice Secondを9月頃からレコーディングを開始。バンドメンバーは、ドイツはWinterbachにあるHouse of Music Studeでスタジオ入りしておりました。どうやら今回のアルバムは、正統派メタルと現代風メタルサウンドの両方が楽しめる作りを心がけているようです。Twice Secondは、Metal Bladeより2004年にリリース予定です。
Textures
どうやら変り種のProg Metalバンドが登場した。サウンドは、なんと驚く事にDream Theaterスタイルとグラインドコア(?)をドッキングさせたらしい方向性だそうだ(マジか?)。グラインド・コア系の激しいサウンドの嵐が吹き荒れる中で、突如としてDream Theater的なサウンドが飛び出すらしい(ほんまに??)。興味がある方は、URLをクリック&ゴー!
http://www.textures.nl/
Thrawn
Theory In Practiceのギターリストにより結成されたProgressive Doomy Thrashバンドが始動いたしました。早くも出来は上々ということだそうです。ボーカリストは、Borknagerのシンガーによく似たスタイルだそうです。

2003/05/23

Adagio
今年の9月ごろにニューアルバムUnderworldをリリース予定です。このアルバムにあわせてUnderworldツアーにも出るそうです。今回もプロデューサーにDennis Wardを迎えてレコーディング中のようです。また日本盤にはボーナストラックが収録される予定です。詳しくは、http://www.adagio.fr.st/
Arabesque
昨年リリースしたアルバムが各方面で話題を呼んだオランダ出身のテクニカルProgMetalバンドのArabesqueは、新作のレコーディングに入っています。作業も順調に進んでいるようで、早ければ今年アルバムをリリースしたいとのことです。ちなみに彼らは、1995年にShark Records(http://www.sharkrecords.de/)より最初のインストアルバムBeyond The Veilをリリースしていたことがあります(当時のArabesqueメンバーは、Joop wolters, Markそして後年Lemur  Voiceにも参加していたBarend Trompのインストトリオ編成だったそうです)。現在はBeyond The Veilアルバムに関しての入手は困難になりつつあるようです。
Brazen Abbot
Nikolo Kotzev率いる、Brazen Abbotは、遂にニューアルバムGuilty As Sinを完成させた。全12曲収録された、このアルバムはSPVより5月23日に欧州方面を中心にリリースされます。現在のところ、Live And Learn, Eye of The Storm, Bad Religionは、Nikoloが所属していたレコードカンパニーが倒産したことにより一時的にアウト・オブ・プリント状態になっている。しかし、朗報は、SPVが2003年の秋頃を目処として再リリースをする予定です。今までと同様、Nikolo Kotzevが殆ど全ての楽器を担当するが参加ラインナップは、Joe Lynn Turner, Jorn Lande, Goran Edman, John Levin, Mic Michaeli, Ian Hauglandなどがクレジットされています。
Canvas Solaris
Tribunal Recordsと契約を交わしたインスト系テクニカルメタルバンドのCanvas Solarisは、6月3日に4曲入りMCDのSpatial/Designをアメリカでリリースします。音楽の方向性としては、Cynic, Spiaral Architect, Death, Anacrusi, King Crimsonなどを好むファン層にアピールする内容とのことです。
Carisma
現在は完全に音楽性を変化させている彼らだが、どうやら1825アルバム以前に6曲入りのEPをリリースしていたようだ。音楽性は、どちらかというとProg Metalではなくソフトよりのメロディックロック的なものを標榜していたそうだ。
Chiaroscuro
アメリカはシアトルで活動をしているモダン派Prog MetalバンドのChiaroscuroは、ニューアルバムを6月頃までには新作を完成させる予定だ。彼らは現在もライセンス・ディールを探している最中のようです。
Chrome Shift
デンマーク出身メロディックProg Metalバンドの新人Chrome Shiftが、遂にデビューアルバムRipples In TimeをDVS Recordsより今年の春にリリースしました。完成度も中々に高く、すでに各方面で話題を呼んでいます。
Cloud Scape
スウェーデン出身のMelodic MetalバンドCloud Scapeが、静かな注目を集めつつあるようです。音楽性は、Mayadome, Atmosphere, Centaurなどの音楽性をブレンドしたスタイルでメロディックかつクランチーなギターやキーボードをふんだんに取り入れた内容だそうです。すでにデモレコーディングは終了しており、今後完成されるであろうアルバムのリリースが楽しみな存在でありましょう。http://www.cloudscape.just.nu
Complex 7
ドイツを拠点として活動をしているProg MetalバンドComplex 7は、Waterに続くニューアルバムの制作を着々と進めている。Waterに関しての内容でみていくと、Sieges EvenのSophisticated期や、Garden WallのForget The Colorsなどのスタイルに近いということだ。http://www.complex7.de/
Core Device
現在海外で人気が急上昇中のメタル誌Brave Words & Bloddy Knuckleで話題を呼んでいるのが、Core Deviceです。彼らはProgPower系に通じるサウンドにプラスDeath Metalをブレンドしており、海外のメタルファンの間で大きな期待がよせられているようです。ニューアルバムOut Eternal Fellowshipは今年じゅうにはリリースされる予定です。
Cydonia
イタリア産Powerful MetalバンドのCydoniaが、2枚目のアルバムDark Flowerを海外でリリースしました。前作ではLabyrinthに通じるサウンドを展開していましたが、2作目では音楽性がかなり変貌しているようで近年のEldritchやNevermoreに近い硬派寄りの現代風メタルに近い方向性だそうです。
Damian Wilson (ex. Threshold)
Thresholdを脱退後、最近ではStar OneやAyreonのゲスト参加等で活躍をしていた英国のシンガー、Damian Wilsonは次のRick Wakemanのニューアルバム「Out There」で歌を披露しているとのことだ。しかしながら、どうやらRick Wakemanのツアーには参加しないそうです。
David Lee Roth
ハードロックバンドVan Halenのシンガーとして一世を風靡したDavid Lee Rothは、ニューアルバムDiamond DaveをなんとMagna Cartaの新しい部門であるMagnatude Recordsより7月8日にリリースするようだ。気になるトラックリストは以下のようになっており大半がカバー曲でいくつかオリジナル曲も収録されているようだ。Medicine Man (DLR) [Original] . Thug Pop (DLR/John Lowery) [Original] . Act One (DLR) [Original] . Slip Away (DLR) [Original] . Bold As Love (Hendrix) . Soul Kitchen (The Doors) . Tomorrow Never Knows (The Beatles) . Shu ba da du ma ma ma (Steve Miller Band) . Let It All Hang Out (Hombres) . You Got The Blues, Not Me (Savoy Brown) . Stay While The Night Is Young (Savoy Brown) . Made Up My Mind (Savoy Brown) . Ice Cream Man [with Edgar Winter on Sax & Nile Rogers on Guitar] . Bad Habits [with Edgar Winter on Sax] . If 6 Was 9 (Hendrix)。
Death Machine
Zero Hourの別プロジェクトでJasun TiptonとTroy Tipton兄弟のNu Metal/Heavy Rock・プロジェクト、Death Machineが活発に活動をしているようです。Zero Hourとは違ったかなりワイルドなライブを西海岸方面で行っているようです。今年Sensoryとレコードと契約を交わした彼らは、気になるDeath Machineのアルバムを、7月頃アメリカでリリースをされるそうです。詳しくは、www.deathmachine.net
Detachment
将来有望だったテクニカルデス系メタルバンドのDetachmentは既に活動を停止しているようです。音楽性は、Nocturnus, Psypheria, Carcass, Athiest, Cynicなどの要素を上手く取り入れた激しいサウンドを展開していたようであります。現在はオフィシャルサイトも接続が難しくなっているようですが、現在も彼らのCDは割合入手が可能のようであります。http://artists.mp3s.com/artists/222/detachment.htmlなどのURLでも彼らの情報がありますよ。
Divided Multitude
北欧はノルウェー出身のProg MetalバンドDivided Multitudeは、今年の3月にJorn LandeやPagan’s Mind等と共にノルウェーのTrondheimでライブを行ったそうです。現在彼らのニューアルバムは海外で発売中です(うちのサイトでもレヴュー入れております)。
Dreamscape
ドイツ出身のメロディックProg MetalバンドのDreamscapeは、通産3枚目にあたる新作End of Silenceアルバム用のレコーディングを終えたようです。現在彼らは新しいレコード契約を模索中のようであります。今度のアルバムに収められるであろう音源を聞いた限りでは、2枚目に負けない素晴らしい内容になっているので、リリースが楽しみでなりません。また現在は脱退したHubi Meisel氏の後任者として、Roland Stollがリードボーカリストとして加入しております。Keep up a good work!!
Dream Theater
3月以降スタジオ入りして、次のアルバムの制作に入っています。なお、気になるJohn Petrucciのソロアルバムは、夏に行われるG3ツアーがスタートする前までには完成させるように努力をしているようです。
DVS Recordsニュース
 オランダを拠点としている新進気鋭のProg Metal系から新世代のメロディアスメタル系などを輩出しているDVS Recordsが新しく3つのバンドと契約を交わしました。Despairationは、アンビエントでゴシックなサウンドを標榜しておりフルレングスアルバムが今年の11月頃にリリースされます。Dynamic Lightsは、イタリア出身のProg Metalバンドとして若手有望株に挙げられています。来年の春にフルレングスアルバムがリリースされるそうです。Ascension Theoryは、Aztec Jadeの鍵盤奏者Tim Beckerのプロジェクトで新しいアルバムを来年に発表します。また彼らは新しい配給先としてブラジルのHellion Recordsとライセンス契約を交わしました。4月の下旬以降、南アメリカ方面でもHeaven’s CryのニューアルバムPrimal Power AddictionとAshes To AshesのCardinal IVが配給開始になりました。
 6・7月にはオランダのバンドSilent EdgeのニューアルバムThe Eyes of The Shadowがオランダや欧州方面でリリース予定です。今年の後半には、Heaven’s CryのファーストアルバムFood For Thought Substituteの再リリースや、Alias Eyeのニューアルバムが登場予定です。この2年間で特に欧州方面ではめきめき頭角を表しているこのProg Metal専門レーベルの活躍が業界では高く評価されているようです。彼らの今後の展開と新しいProgMetal系の人材発掘に期待していきたいです。
Eldritch
イタリアの中堅ProgMetalバンドEldritchは、新作Drowningのレコーディングに先月から入っています。2003年にリリースされたDemo作品が好評だったことから、今後のアルバムの完成度にも期待がかかっています。詳しくは、www.eldritch.it
EmOcean (Hubi Meisel’s project)
Dreamscapeを脱退後も非常に活発に活動をしているHubi Meiselは、ニュープロジェクトEmOceanを始動させている。メンバーは、Hubi Meisel (Ex-Dreamscape)、Vivien Lalu (Shadrane, Paris/F) ? keys、Marcel Coenen (Ex-Lemur Voice, Sun Caged, NL) ? guitars、Daniel Flores (Mind's Eye, SE) ? drums、Bamby (Absolute, F) ? bass達が参加している。欧州でのリリース予定は、今年の6月16日となっています。
Empyrios
イタリア出身のProgressive MetalバンドEmpyriosは、3曲入りのデモThe EverSinnerを今年完成させました。スタイル的には、Michael Romeの影響を感じさせるギターサウンド、フュージョン、ジャズ、実験的な技巧技などを加味したものを特徴としているようです。ただ、現在のところシンガーの力量が若干弱い点が見られます。どちらかというと典型的なプログレメタル的もの以上のものを目指しているようです。今後フルレングスが出る頃には、進展が見られそうなアクトでありましょう。www.empyrios.it
Enertia
現在ニューアルバム用のレコーディングやプロダクション制作も終盤にさしかかっているようであります。今回はNeil Kernonがプロデュースに携わっているようです。
Enchant
現在彼らはニューアルバムTug of Warの制作に入っています。今回もアートワークを担当するのは、Thomas Ewerhardです。
Event
4月1日に3枚目のアルバム「Scratching at the Surface」をInsideOutよりリリースした、Eventは今年の夏に東海岸からイリノイ州などを中心にアメリカツアーを行う予定だ。以下が日程と会場などの情報です。
Friday, May 23 - The Compound - Fitchburg MA
- www.thecompoundrocks.com (Dave's Birthday)
Thursday, May 29 - Jaxx - W. Springfield VA- www.jaxxroxx.com
Friday, May 30 - Monkey Bar - Huntington, W. Virginia- www.monkeybarlive.com
Saturday, May 31 - Pirates Cove - Cleveland, Ohio-(the reopening of the original Peabodys)
Monday, June 2 - Vnuks Lounge - Cudahy, Wisconsin- www.vnuks.com (w/ Strange Land and Battlestar Cadillactica)
Tuesday, June 3 - Abbey Pub - Chicago, IL- www.abbeypub.com
Wednesday, June 4 - Blind Pig - Ann Arbor, Michigan- www.blindpigmusic.comThursday, June 5 - Rex Theater - Pittsburgh, Pennsylvania(w/ Liqufly)Friday, June 6 - Broadway Joes - Buffalo, NY
Evergrey
 既に最新作Recreation Dayがリリースされ、各方面で賞賛を浴びています。なお本国スウェーデンのレコードストアで彼らは200人を前に5曲ほど本格的なライブ演奏を行い、アルバムリリースの日には大きな盛り上がりを見せたようです。どうやらこのライブ演奏の模様はビデオで録画されたようです。
 また彼らは6月にクリーブランドで行われるBWBK 6-Pack Weekend Festivalに参加予定です。共演するバンドはCandlemass , Trouble, やNevermoreとなっています。今年の秋にはProgPower USAにも久しぶりに参戦します。北米ツアーも予定されているとか・・・。
Exhibition
活動が完全に停止してしまったことが、今だに惜しまれているシンフォProg MetalバンドEtenity Xのメンバー数名によって結成されたExhibitionのニューアルバムSign of Tomorrowが、すでにLMPを通してリリースされています。
Feinstein
ハードロック・メタル系列の音楽を長く愛しているリスナーにとっては、懐かしくも嬉しい話になるであろう。あのRonnie James Dioの従兄弟としてELFのギターリストとしても有名だが、80年代にはThe Rodsで活躍をしていたFeinstein氏がニューアルバム、FEINSTEIN-Third Wish albumをまもなくリリースするようです。
Forever Times
 またひとつ貴重なProgMetalバンドが活動を停止してしまいました。オランダ出身のProgMetal系バンドとしてForever Timesは、ProgPower Europeの第1回に参加するなど活発な活動をしていました。リードボーカリストのLauraが音楽性の相違が原因で脱退したことが原因の発端となったようです。今後の活動選択についてバンドメンバー達は苦悩していたようですが、結局活動を停止しForever Timesは解散してしまいました。
 現在彼らはForever Timesとは完全に違うバンドを結成しつつあるようです。中心人物だったMartijn Balstersを通してニュープロジェクトを開始しています。今後Martijn達の新しいバンドによる音楽がどういうものになるのか楽しみにしたいと思います。
Fragile Vastness
ギリシャ出身のProgressive Metalバンド、Fragile VastnessはデビューアルバムExcerptsを完成させました。音楽的には、割と新しいものを目指しているようです。シンガーはギリシャでも人気のFates WarningのRay Alderを彷彿させる歌声の持ち主とのことです。http://www.fragilevastness.com/main.html
Gracepoint
Prog ThrashバンドGracepointは、ニューアルバムの制作に入っています。タイトルは、現在のところSomeplace Darkerと名づけられています。
Heir Apparent
アメリカの中堅Metalバンド、Heir Apparentにニューシンガーとして元Etheriaで活動をしていたMike Blairが加入いたしました。現在彼らはドラマーを募集中だとか。欧州ツアーなども予定しているとのことだ。
Hourglass
アメリカはUtah州を拠点に活動をしているNeo-ProgMetalバンドHourglassから、バンドのメンバーが2名ほど脱退したという噂が上がっているようだ。
Ice Age
現在彼らは、Liberationに続く次のアルバム制作に向けて忙しくセッションなどを重ねている模様。現在は新しいドラマーも加入しているようです。
Innerwise
ギリシャ出身のProg MetalバンドInnerwiseは、Waiting for the Dawnをリリースしています。内容的にはメロディックな方向性を重視したスタイルだそうです。
Into Eternity
カナダ出身の新世代ProgPower ThrashバンドInto EternityはニューアルバムBuried In Oblivionの制作に入っています。今回のアートワークもProgArtのMattias Norenが担当しています。
Ion Vein
アメリカは東海岸等を中心に活動をしているProgPower系バンドのIon Veinは、待望の2枚目のアルバムとなる新作Reigning Memoriesを完成させた。Evergreyへのアメリカからの解答といった音楽性はデビューアルバムよりも飛躍的に向上した完成度をほこっているようで非常に楽しみな存在だ。プロデュースはNeil Kernon氏が担当しています。
Isis
L'Evoluzioneなどで活躍されている鍵盤奏者の片岡様よりニュースが届きましたので、お伝えいたしたいと思います。
国内で活躍しているテクニカル系Japanese Progressive MetalバンドLEVOLUZIONEの前身バンドとして知られているISIS(アイシス)のアルバムがリリースされました。 POPな女性Voをフューチャーしたプログレハード&叙情派バラード集ということです。
(以下は、推薦文章です。・・・・笑)
是非一家に一枚。花嫁道具にも。ダイエット効果もあります。
「いや〜ISISの御陰であきらめてた、頑固な汚れも新品のように綺麗になったわ。信 じられない。」(主婦Aさん)
「ISISを聞きながら勉強すると、スラスラ暗記できて、有名一流大学に受かりました (学生B君)
「彼氏いない歴28年の私。でもISISの御陰でブラットビットのような今の彼と出会えました。」(OL, C子さん)
お求めは、MusicTermさんのURLへどうぞ!
http://www.musicterm.jp/
Ivanhoe
Ivanhoe/CharismaのAchim Welshによると、Ivanhoeの新作にCharismaの女性ボーカリストAnnette Kienzleがゲスト参加するであろうと言及している。新作のリリース予定ははっきりしていないが、メンバーは今年の下半期には新作を出したいらしい。
Jordan Rudess/Rod Morgenstein
彼らは4月の始めごろにBerklee音楽院にあるDavid Friend Recital Hallでフリーセットのライブを行いました。これはRod Morgensteinのドラムクリニックの一環として4曲から5曲ほど演奏されました。特にこのライブを通してロッドによる変拍子を交えてのプレーなどのレクチャーが登場、さらにはJordan Rudessによる鍵盤楽器などのコメントも挟まれるという内容だったそうです。
Laryrinth
彼らにとって通産4枚目のアルバムLabyrinthを6月30日にCentury Media Recordsよりリリース予定であります。収録されるトラックリスティングは01. The Prophet (4:46) 02. Livin' In A Maze (4:37) 03. This World (4:55) 04. Just Soldier [Stay Down] (5:26) 05. Neverending Rest (4:54) 06. Terzinato (5:49) 07. Slave To The Night (6:06) 08. Synthetic Paradise (5:48) 09. Hand In Hand (4:26) 10. When I Will Fly Far (5:16)
Lasher
ノルウェー出身のテクニカルメタルバンド、Lasherは現在のところ4曲から5曲ほどデモ制作をすませております。今後さらにデモ作品を作り上げていくようです。気になるメンバーはErik Aadland, David Husvik (Extol) そしてKaj Gornitzka (Ex-Spiral Architect)達で構成されています。
Manigance
今年のProgPower Europeに参加することを表明しています。
Nevermore
現在彼らは今年の初めから、ニューアルバムのレコーディング制作に入っているようであります。アルバムのタイトルは、Enemies Of Realityとなっています。6月17日にリリース予定だそうです。
On The Virg
Virgil DonatisのバンドOn The Virgは、今年の2月にLAでライブを行いました。このライブではギターリストとしてTony MacAlpineが参加しての非常にホットなライブ演奏だったそうです。
Persephone’s Dream
アトモスフェリックHeavy RockバンドのPersephone’s Dreamは、現在ニューアルバムSynesthesiaを制作中のようであります。どうやら今回はかなりNeo-Prog/ProgMetalサウンドを抽入した楽曲を展開したいとコメントしていました。
Power of Omens
アメリカ出身のテクニカルProg Metalバンド、Power of OmensはSan Antonioで行われたショウケースでは見事にヘッドライナーを務めた。非常に素晴らしい演奏パフォーマンス、ステージプレゼンス、サウンドなどを披露し観衆からのリアクションもすこぶる良い内容でありました。 気になるセットリストは以下のようになっております。
1. With These Words
2. A Toast to Mankind
3. Alone I Stand
4. As Winter Falls
5. In The End (~ halfway through)
6. Test of Wills (計20分)
ProgPower USA IVニュース
今回で第4回目になるProgPower USAのラインナップが発表されています。アメリカはAtlantaで開催される恒例のMelodic Metal/Progressive Metalフェスティバルでありますが、今回はNightwishRageがヘッドライナーを務めます。その他に参加するバンドは、Symphony X, Evergrey, Circle II Circle, Vanden Plas, Secret Sphere, Mercenary, Pagan’s Mind, Redemptionなどです。すでにチケットはほぼ完売状態だそうです。ちなみにこのProgPower USAのPre-Partyのショーでは、ロスアンジェルスを拠点として活動しているProgressive MetalバンドのPrymaryや、ヒューストン出身の技巧派テクニカルProgMetalバンドのStride 、ソルトレイク市出身のパワーメタラーKatagory VがRiviera Clubで演奏を披露します。
Q
どうやら7月・8月の時期にDREAM THEATERとQUEENSRYCHEは、USツアーを行う予定です。どちらのバンドも、ヘッドライナーという同等の立場を取るようです。演奏時間の長さもほぼ同等ということになるでしょう(昔のMETALLICA/GUNS N'ROSESのパッケージに近いのかなーとか想像しています)。このツアーでは、スペシャルゲストとして、FATES WARNINGも参加するらしいです。うぉー凄い美味しいパッケージツアーになりそうです
Section A
Lion MusicのアーティストTorben Enevoldsenが中心となったProgMetalバンドプロジェクト、Section AのアルバムThe Seventh Signが6月21日にフィンランド方面を中心にリリース予定です。気になるメンバーは以前のニュース覧にもお伝えいたしたように、Torben Enevoldsen, Andy Engberg (Lion's Share), Andreas Lill(Vanden Plas), Derek Sherinian and Gunter Werno(Vanden Plas)といった錚々たるメンバーが参加しております。
Shaman
先頃、ブラジルはSao Pauloで行われたShamanのライブはどうやらDVD用に録画されたようであります。Angraの人気曲などや豪華なミュージシャンの参加してのライブでかなり盛り上がったそうです。またDVDの詳細などが分かり次第お伝えいたしたいと思います。
Sinphonia
女性ボーカリストMonicaを擁するアトモスフェリックMetalバンドのSinphoniaは、2枚目のニューアルバムThe Divine Disharmonyを完成させました。既にニューアルバムは欧米方面ではリリースされています。日本でのリリースは未定。
Spastic Ink
待望のセカンドアルバム「Ink Compatible」がいよいよ今年の終わりごろにリリースされるというニュースが舞い込んで来ました。注目すべきはPain of SalvationのDaniel Gildenlowが1曲ゲスト参加をするとのことです。参加ミュージシャンも超豪華!、以下のようになっています。
 Jason McMaster (WATCHTOWER) - vocals
 Daniel Gildenlow (PAIN OF SALVATION) - vocals
 Ron Jarzombek - guitars
 Pete Perez (RIOT) - bass
 Michael Manring - bass
 Doug Keyser (WATCHTOWER) - bass
 Ray Riendeau (ex-HALFORD) - bass
 Bobby Jarzombek (HALFORD, RIOT) - drums
 David Penna - drums
 Jeff Eber (DYSRHYTHMIA) - drums
 Jens Johansson (STRATOVARIUS, YNGWIE MALMSTEEN) - keyboards
 Jimmy Pitts (SCHOLOMANCE) - keyboards
 David Bagsby ? keyboards
収録されるトラックは以下のようになっています。
 01.  Just A Little Bit (4:45)
 02. AquaNet (8:10)
 03. Words For Nerds (5:20)
 04. Melissa's Friend (6:55)
 05. Multi-Masking (8:15)
 06. Read Me (5:00)
 07. In Memory Of... (6:30)
 08. A Chaotic Realization Of Nothing Yet Misunderstood (11:55)
 09. The Cereal Mouse (1:30)
Steve Hackett
ニューアルバムTo Watch The Stormを5月26日頃にリリース予定だ。
Sun Caged
オランダ出身のProgMetalバンド、Sun Cagedにとって初のフルレングスアルバムの公式リリースが今年の10月23日に延期になったことが判明いたしました。プロデュースやミキシングにはAyreon, Star Oneなどのプロジェクトでお馴染みArjen Anthony Lucassen氏が携わっています。これは、Star OneのライブツアーにKeyboardistのJoost van den Broekが関わっていた事や、Arjen自身がSun Cagedのライブショーや音楽に触れて彼らのことを大いに気に入ってくれたことが事の始まりだったようであります(本来Arjenは、ミキシングやプロデュースの依頼があっても殆ど断っているということから、今回のSun Cagedの件は異例中の異例になります)。本来彼らのアルバムは、6月最初の週に欧州方面でLion Musicよりリリース予定でしたが、驚く事に日本でもAvalon/Marqueeからリリースされるということで予定日が大幅に調整される方向性になっているそうです(日本盤にはボーナストラックが収録予定)。なにはともあれ、これまでリリースされたミニアルバムでの完成度の高いProgMetalサウンドを追及していた彼らですから今度の初のフルレングスはとてつもなく凄い作品になりそうで、今年最も大きなProgMetalのリリースの一つとして大注目です。
Taboo Voodoo
インスト系音楽が好きなファンには朗報です。あのCyril AchardとMike Terranaが、技巧派バンドZe Morgbl Trioに在籍していたベーシストと組んで作ったアルバムTaboo VoodooのSomethins Cookinが注目されつつあります。ソングライティングに関しては賛否分かれるところかもしれませんが、演奏面ではかなりのグレードの高さということだそうですよ。
Tempest
ニューアルバムShapeshifterを今年のうちにMagna Cartaからリリースする予定のようです。
Teramize
オーストラリア出身のクリスチャン系ProgMetalバンドのTeramizeは、Tears to Dustを完成させました。音楽的には、Dream Theater, Divine Regale, Without Warningなどに通じる方向性を強く感じさせるそうです。
Theocracy
近い将来Metal AgesよりTheocracyはニューアルバムをリリース予定です。彼らはProgMetalサウンドを展開しており、音楽性はSavatageやZero Hourに通じる内容ということで今後が楽しみな存在です。
Val’Paraiso(a.k.a. Sieges Even/Looking-Glass-Self)
ドイツ出身のProgMetalバンドVal’Paraisoは、プロモ用CDとしてFootprints of Angelsを完成させています。
Wolverine
Wolverineは、ニューアルバムCold Light of Mondayを完成させた。Elitist Recordsより今年の6月にニューアルバムがリリースされるとのことだ。

Xang
現在ニューアルバムの制作に入っています。タイトルはLast of the Lastsに決定しているようで内容は世界大戦に関するコンセプトストーリーとなっています。

Xsavior
Mind’s EyeのDaniel FloresやGoran Edmanが関わっているサイドプロジェクトXsaviorはニューアルバムの制作に入っています。

Zero Hour
Headway Festivalに参加して成功を収めた彼らは、SensoryレーベルよりMetamorphosisのEP盤を出す予定です。

2003/01/24

Adagio
フランス出身のメロディアス系Prog Metal寄り様式美メタルバンド、Adagioはニューアルバムを今年の4月辺りにNTS Recrodsよりリリース予定であります。
Anthelion
欧州からは、様々なバンドが出てきていますが、Anthelionはイタリア出身のProg Metalバンドです。サウンドはDream Theater/Dreamscape直系のタイプのようです。シンガーは、どちらかというとBlack Jester, Skylark, Last Wall寄りのタイプが、好悪を分けそうだ。音楽的にはDreamscapeを強く彷彿させるタイプなので、今後シーンに出てくれることを期待したバンドだ。www.anthelion.it
Brett Garsed
オーストラリア出身の技巧派ギターリスト、Brett Garsedのニューアルバム「Big Sky」を2月ごろにリリース予定だ。ベーシストにRic Fierabracciを迎えて、メロディックロックとフュージョンをあわせたスタイルということだ。
Carisma
デンマーク出身の内省的で、シリアスな側面から独特の音楽を展開していた、Prog Metal系バンドのCarismaだが、名作1825をリリースして以来、音沙汰が全くなかった。だが、最近発覚したニュースによると、どうやら彼らは、完全にメタル的要素のある音楽をやっていないようだ。CarismaのメンバーであったJonとJanは、現在はダンス・トランス系等の音楽シーンに身を投じている。またCarismaの1825に関しての再リリース予定は、今のところ立っていない。
Cymoryl
フランスからは、近年プログレ系からメタル系まで隠れた逸材が次々と登場していますが、このCymorylも興味深そうなバンドだ。音楽性は、Prog Metal系のサウンドにNeo-Progタイプの要素を抽入した感じであります。楽曲によっては、Shadow Gallery〜A.C.T.〜Forgotten Suns〜Jadisなどにも通じるファンタジックな要素も顔を出しているようです。歌は主にフランス語で歌われているようであります。www.cymoryl.fr
D.C. Cooper/Silent Force
昨年行われたProgPower USAにも参戦した、Silent ForceのD.C.Cooperは、現在Silent Forceの次のアルバム制作に向けて忙しくしているようです。また今度リリースされるEdenbridgeのニューアルバムでは、D.C. Cooperはゲスト参加を果たしている。気になるD.C.Cooperのニューソロアルバムの方も、近いうちに陽の目を見ることになりそうです。
Dali's Dilemma/Matt Guillory
現在Dali's Dilemmaは、次のニューアルバムに向けての制作に忙しくしている。リリース日程は、まだ未定でありますが、Dali's Dilemmaは現在も音楽活動からレコーディングなどの活動を活発に行っているということのようです。それと並行して、中心人物のMatt Guilloryは彼個人のソロプロジェクトに向けても活動をしていきたい意思を持っている。さらにMatt Guilloryは、Dream Theaterのリードボーカリスト、James LaBrieともコラボレート作品を制作中です。これがMullmuzler3になるのか、定かではないがサポートボーカルとしてMatt Guilloryのボーカルも収録される可能性も示唆している。Dali's Dilemma自身がMagna Cartaとの契約を更新しているのか、契約を継続するのかまだ判明していないが、楽しみに待っていきたいものであります。
Decode
Spiral ArchitectやBorknagerなどで活躍をしているAsgeir Mickelsonは、ニューバンドのDecodeを結成した。メンバーとしてはAsgeir, Tyr, Steinarを擁しており、音楽的にはDeathやCynic的なテクニカル方面を意識したデス・ブラックメタル系統の音楽になるようだ。Tyrが主に音楽面を担当し、歌詞の担当はAsgeirのようだ。すでに3曲ほどMIDIで録音しており、今後は新しいシンガーやギターリストを探す予定だ。
Defyance
アメリカ出身のパワーメタルバンド、DefyanceはBalance of Power/Empireなどでリードボーカリストを前面にフューチャーした最新作Transitional Formsを昨年リリースしました。内容的には、パワーメタルというよりも、近年のFates WarningやThe Quiet Roomにも近いややProg Metal風味のあるメタルサウンドを展開しており、ツインギターやBalance of Powerでも聴かれるような方向性に少しばかりシフトチェンジしています。
Dramatic Irony
ドイツ方面を拠点としている、Dramatic Ironyは3曲収録したCDをリリースしているようです。サウンド的には、プログレメタル的サウンドなんですが、そこはかとなく、プログレの影響も感じられる内容だそうです。全体的に割とレイドバックした感じで、余りヘヴィーではないのですが割とメタリックなギターも活躍しているタイプです。方向性としては、StonehengeやNemesisといった東欧のプログレメタル系にも通じるようです。www.dramaticirony.de
Entropy
オランダ出身のEntropyは、Echoes from the Pastをリリースしました。内容的には、2人の女性シンガーをフューチャーした、割とスローでアトモスフェリック且つ、美しい情景を描いたタイプのProg RockとAtsmospheric Rockをあわせたタイプのもだ。プロダクションは大変良好で、White Willowのようなタイプが好きなら楽しめるようです。www.surrealm.net/entropy
Eyekon
北欧のニューカマーEyekonが、2曲入りのデモHearsayをリリースしました。サウンド的にはハンガリー出身のStonehengeからスウェーデン・オランダのプログレッシブ系バンドなどを彷彿させる、ドリーミーでヘヴィーさを抑えたタイプであります。www.eyekon.nu
Gratto
アメリカは東海岸を拠点とする、Progressive Music Managementから昨年リリースされたのが、このGrattoです。サウンド的には70年代よりのプログレをよりメキャニカルで忙しくしたタイプの音楽であり、EcholynやLeger De Mainなどがお好きな人にはアピールする内容です。昨年は少し入手困難でしたが、今年辺りから輸入盤市場をあたれば割と手に入りやすくなっていると思います。
Headway Festival
今年の4月4日から5日にかけて、オランダでProgMetal系フェスティバルのHeadway Festivalが行われます。同じオランダではProgPower Europeが毎年行われていますが、それに負けない強力なラインナップが登場予定です(以下を参照)。参加を表明しているバンドは、Freak Kitchen, Elegy, Forever Times, Zero Hour, Prototype, Sun Caged, Bumblefoot, Sahara Dust, Miscellane, Loch Vostok, Atmosfear, Carthago, Day Sixと興味深い。またフェスティバルではクリニックも設けられており、Freak KitchtenのMattias Ia Eklund (guitar)とSun CagedのRob van der Loo (7-string bass)が担当予定です。会場はP60/Amstelveenで、アムステルダム中央駅から20分ほどの距離だ。またアムステルデム空港からもそう離れていないようだ。またバス停も会場前にあり、バスシステムは24時間フルで稼動しているそうだ。現在はヘッドライナーはまだ未定だが、後ほど詳細がわかり次第お伝えしたいと思います。
Heaven's Cry
カナダ出身のテクニカル寄りProg Metalバンド、Heaven's Cryは待望の2枚目のアルバム「Primal Power Addiction」を欧州方面を中心にリリースしています。1枚目と比べるとかなり違ったタイプのプログレッシブサウンドを標榜していて、Prog Metal的な要素は割と減退しつつある。しかしインストの内容は充実している。1枚目とかなりタイプが違うので、前作の路線を期待しすぎると好悪がわかれそうだ。何はともあれ彼らが健在だということは、嬉しいニュースだ。
Hollow
QueensrycheやCrimson Gloryなどのバンドから影響を受けたPowerful MetalバンドのHollowは、現在のところ次のレコードディールを物色中だ。次のレコーディングと新作のリリースは、まだまだ時間がかかるようだ。
Hourglass
アメリカ出身の若手Prog Rock/Metalバンド、HourglassがThe Journey Intoを昨年の暮れにリリースしました。サウンド的には、かなりいろんな要素が入ったシンフォニックでソフトよりのProg Metalから、凝ったタイプのアンサンブルまでをフューチャーしています。ただサウンドプロダクションや演奏能力をさらに向上させる努力は必要ですが、今後が楽しみな若手バンドです。
www.hourglassband.com
Hubi Meisel (ex.Dreamscape〜Scenes)
昨年カバーアルバムをリリースした、元DreamscapeのHubi Meiselは、新しいマテリアルを用意しているようだ。今度の彼のソロプロジェクトは、Dreamscape/Scenesを彷彿させるタイプになりそうだ。またそれと並行して、様々なミュージシャンとセッションを行ったり、音楽活動に忙しくしているようだ。現在のところ、Hubi Meiselのソロプロジェクトは、EmOceanと名前がついている。楽しみだ。
Infinity Minus One
ボストン出身のInfinity Minus Oneは、4曲入りのデモ「Tales from the Mobius Strip」をリリースしています。いくつかの楽曲は、mp3.comでも聴く事ができるようです。彼らの音楽性は、Prog Metal, Modern Rock, Prog Rockなどなどを根幹として、いろんな要素を散りばめたハイブリッド系バンドです。なかなか個性的なサウンドで、個人的には今後に期待です。なお、バンドのメンバーはSavatageのオーディションに参加した経験もあるようです。
Ion Vein
シカゴ出身のProgPower系バンド、Ion Veinは待望のニューアルバムを完成させたようです。現在はミックスも終了しており、今月じゅうにはマスタリング作業も終了した様子です。まだリリースの日程は、はっきりしていないが
Jens Johansson
Jens Johanssonは、昨年リリースされた北欧の名手Benny Janssonのインストアルバムや、同じく昨年リリースされたAndy West with Ramaにゲスト参加を果たしました。今度リリースされる新しいSonata Arcticaのニューアルバムに、4曲ほどゲスト参加するようだ。また彼がメインで参加しているStratovariusは、今年ツアーを予定している。
Jorn Lande/Ark
Jorn Landeは、昨年の11月ごろにArkから脱退した。どうやらスタジオでの音楽を制作する見地が、Jorn側とTore Ostby/John Macalusoと著しく違っていることが事の発端となったようだ。しかし、お互いが喧嘩別れをした、というようなモノではないらしい。今年は、主にメロディックハード・メタル系バンドMasterplanでの活動を中心とするようだ。今年行われるHammerfallのツアーにMasterplanは、サポート参加するらしい。現在判明しているところによると、Masterplanは、2月25日に行われるオスロでのギグに参戦する予定だ。果たしてJornの抜けた後釜を誰が受け継ぐのか、Arkのファンは不安を隠せないところだ。
Kamelot
アメリカのメロディックメタルバンド、Kamelotは最新作Epicaを海外で既にリリースしています。今回のEpicaは通常盤と限定盤の両方がリリースされているようです。前作同様、マジェスティックで壮大な方向性を受け継いだ作品となっています。RhapsodyのLuca Turilli, Ian Parry, Robert Hunecke-Rizzoなどがゲスト参加しています。今年もツアーや様々なフェスティバルに参加を予定しています。気になるEpicaのトラックリストは、以下のようになっています。
1. Prologue 9. Interlude III (At the Banquet)
2. Center of the Universe 10. A Feast for the Vain
3. Farewell 11. On the Coldest Winter Night
4. Interlude I (Opiate Soul) 12. Lost & Damned
5. The Edge of Paradise 13. Helena's Theme
6. Wander 14. Interlude IV (Dawn)
7. Interlude II (Omen) 15. The Mourning After
8. Descent of the Archangel 16. III Ways to Epica
Lanfear
北欧出身のProgPowerメタル系バンドのLanfearは、待望のサードアルバム「The Art Effect」を完成させたようです。ニューアルバムは、今年の2月22日よりMassacre Recordsよりリリース予定です。新しいシンガーに交代しており、Zero Poemよりもヘヴィーになっています。前作Zero Poemのようなプログレメタル系サウンドとは、若干異なっているようです。プログレ性は減退しており、よりメタル的な要素を前面に出した内容になりそうです。
Lunaris
Spiral Architec, Borknagar, Satyriconなどのテクニカル系から、ブラックメタル方面のバンドメンバーが結集したバンドLunarisが、注目を次第に集めつつある。このバンドはクリーンボーカルとブラックメタルタイプのボーカルを使い分けている。クリーンボーカルは、Spiral Architectのメンバーであるオイヴィンドが担当している。割とテクニカルな要素を重点と置いているようだが、ファンの間ではSpiral Architectほどはテクニカルではないというコメントも出ている。
Magnitude 9
昨年は目立った動きのなかったMagnitude 9であったが、どうやらメンバーの何人かは結婚をしたり、奥さんが子どもを出産したりと家族と過ごす時間が結構多かったようだ。気になる新作についても順調に進んでいるようで、サードアルバムに向けてデモ制作から楽曲作りにいそしんでいるようだ。ニューアルバムのリリースは今年の後半に向けて計画している。日本のレーベルからは、9月ごろにリリースされる予定だ。
Manigance
昨年リリースされたアルバムが、好調な滑り出しを見せているメロディアス・メタルバンドのManiganceは、以前リリースされた「Signe de Vie」のリマスター盤を今年の3月ごろにNTS Recordsより出す予定だ。
Martone
Lion MusicからリリースされたMartoneのアルバム「A Demon's Dream」はインスト志向のサウンドを標榜したテクニカルでイントリケイトなギターをフューチャーしている。Lion Musicは、昨年だけでもCyril Achard's Morbid Feeling, Chris PolandのMetalopolisの再リリース、Benny Jansson, Arabesque, Mister Kiteと良質なアルバムを数多くリリースしているレーベルだけに、Martoneのテクニカル志向のインスト音楽は注目したいところだ。
Maudlin of the Well
アメリカ出身のハイブリッド系ヘヴィーバンドのニューアルバムはどうやら、今年の夏ごろにリリースを予定している。昨年はProgwest Festivalにも参加している、個性派であります。
Mind Colour
イタリア出身のProg Metalバンドが、セルフタイトルのアルバムを昨年リリースしました。内容的には標準的なイタリア産Prog Metalサウンドを武器にしており、音楽は全体的に見るとメロディックメタルにプログレの要素をまぶした感じです。ただサウンドプロダクションは、若干弱いところは否めないらしいですが、ボーカルが時折Geoff Tateに似た感じです。www.mindcolour.it
Oleg Smirnof (ex. Eldritch)
元Eldritchのキーボーディスト、Olef Smirnofはイタリアのシンフォメタルバンド、Vision Divineに参加している。Vision Divineのニューアルバムは、すでに完成しているようだが、リリース予定は今のところ未定だ。またOlefは、Death SSとも活動をしていたらしい。
Pagan's Mind
北欧ProgPower Metalバンドの至宝、Pagan's Mindは昨年の暮れにCelestial EntranceをLimb Musicよりリリースした。前作の路線を受け継ぎながら、より欧州のメロディックパワーとプログレメタル系の融合という意識を強めた作品となっている。
Progressive Arts Music
日本のメタルレーベルSoundholic Recordsが、PAMのディストリビューターとして仲間入りを果たしたようです。P.A.M.は、日本でもいくつかのタイトルを今後リリースする方向であります。今年は、Jeff BeckトリビュートアルバムやHellwitch「Final Approach」などを日本市場にもリリースする予定になっています。
Power of Omens
テクニカルProg Metalバンド、Power of Omensの最新作「Rooms of Anguish」が、Elevate Recordsより昨年の10月にリリース予定だったが、ビジネス上のトラブルなどもあり発売が延期になったようだ。しかし、作品のクオリティは前作と比べてかなり向上が見られているようなので、楽しみなリリースの一つになりそうです。
Queensryche
シアトル出身の重鎮Prog Metalバンド、Queensrycheはニューアルバム「Tribe」を今年の2月ごろにリリース予定だ。アルバムは、Sanctuary Recordsよりリリースされる手はずとなっている。また
昨年は、ニューイヤーズ・パーティーがアラスカでおこなわれたが、そこでQueensrycheは演奏を披露したようです。
Redemption
今年リリースされる新人Prog Metalバンド・ユニットの中でも、最も注目されているプロジェクトの一つがRedemptionでありましょう。彼らは昨年Prog Metal系レーベルの名門The Laser's Edge/Sensoryと契約を果たした。今年の春頃にアルバムをリリース予定であります。ゲスト参加するメンバーは、Fates WarningのRay Alder, Mark Zonderから、Symphony XのMichael Romeo, Steel ProphetのRick Mythiasin。バンドの中心人物は北カリフォルニア出身ギターリストのNick Van Dykeで、楽曲の殆どは彼が作曲している。
Re-Fuse This! - 21st Century Schizoid Night
Cosmosquad/OHM/Scott McGill

アメリカを拠点として活躍しているプログレッシブな感性を持った、ジャズ・フュージョン系ロックを展開しているCosmosquad, OHM, Scott McGill達は、1月16日にカリフォルニア州のハリウッドでライブギグを行ったようです。
Rough Silk
ドイツ出身のSavatageタイプ型バンド、Roush Silkのニューアルバムは今年の春頃にリリース予定です。ボーカリストのThomas Ludophyは、すでにバンドを脱退している。残りのメンバー達がボーカルを分担するようです。熱心なファン層は、Jan Barnettが復帰していることを願っているようです。
Secret Sphere
イタリアのSecret Sphereは、現在次のニューアルバムのために作業を順調に進めているようだ。リリースの日程はまだ未定だが、おそらく今年の上半期に陽の目をみそうだ。
Sence of Dreams
ギリシャ出身のSence of Dreamsのアルバム、Love Cries Desperatelyが欧州方面を中心に密かに話題に上がっている。サウンド的にはダークなProgressive Metalサウンドにゴシックメタル要素を取り入れてギリシャ系メタルを強く感じさせる内容だ。Type of Negative, On THorns I Lay, Fates Warningなどのタイプが好きな人たちにはアピールする大作志向のようです。
Shadow Gallery
Prog Metalファンの間で根強い人気のShadow Galleryは、次に向けてニューアルバムを制作中のようです。リリース日程は、詳細が分かり次第発表する予定です。
Siam
イギリス出身のメロディックHR/HMバンド、Siamは今年3枚目のアルバムをリリース予定であります。彼らの最新作は、どうやらイギリスではPhoenix Recordsよりリリースされるらしい。またSiamは、未発表曲やビデオ・マテリアルなどもも、何らかの形で公表したい意向のようです。
Sonata Arctica
ニューキーボーディストとしてSilent VoicesやRequiemなどで活動していたHenrik Klingenbergが、選出されたようです。今後HenrikがSilent Voicesなどの活動も並行してやっていくのか、注目です。
Spiral Architect
北欧が生んだテクニカルメタラー、Spiral Architectは、現代のところ主だった動きを余り見せていないらしい。ドラマーのAsgeir Mickelsonは、暫くBorknagerやSatyriconなどのツアーで、昨年は忙しく活動をしていたようだ。次のアルバムのレコーディングは、予定では2004年頃になるということです。Spiral Architectに関しては、気を長くして待たねばならないようだ。
Star One
昨年行われたArjen Lucassen's Star Oneのツアーは、成功を収めたようで、Arjen本人も観衆のフィードバックやコンサートの出来が、「今まででベストだった」とご満悦のようです。思った以上にツアーでのバンドの出来も非常にタイトで素晴らしかったようで、Rijssenでのショーを録画していたようです。ライブのサウンドもStar Oneのアルバムを上回る内容だと、Arjenもほのめかしている。またこの結果に満足したArjen Lucassenは、ダブルLiveCDをリリースすることを決定したようです。またそのときの模様を収めたDVDもリリースする意向があるらしい。
Stride
テキサス出身のProg MetalインストゥルメンタルグループのStrideは、Music Machineをすでにリリースしているようです。このバンドには、元HelstarでプレーしていたギターリストのJoel Gregoireをフューチャーしている。内容的にはSymphony X, Dream Theater, Planet X, Anomaly, Chris Brooksなどの音楽を好みにしている人たちにアピールする内容となっています。
Superior
Superiorは、昨年の12月21日付けでライブアルバムをレコーディングしたようです。ライブアルバムのリリース日程が、分かり次第お伝えする予定です。
The Stone
ハンガリー出身のメロディックProg MetalバンドのThe Stoneは、Visitor in the Paradiseをリリースしています。内容的には、割とソフトよりのProg Metalサウンドを展開しており、MorriganやTomorrow's Eveを彷彿させる内容となっています。プロダクションは若干向上の必要がありそうですが、NemesisやStonehengeに追いつき追い越せと頑張っているアクトです。
Transcendence
アメリカ出身のProg Metalバンド、TranscendenceはThe Meridian ProjectをLion Musicよりリリースしています。フックやハーモニーなどに気を遣ったタイプのもので、意外と興味深いProg Metalサウンドらしい。
Trinity
ネオ・プログレッシブロックバンドのTrinityは、The Cold Light of Darknessをリリースいたしました。サウンド的には、かなりソフトなNeo-Prog型でありますが、エモーショナルで感傷的なタイプの音楽が展開されていて、プロダクションも良好です。
Tunnelvision
フィンランド出身のメロディックProg Metalバンド、TunnelvisionはニューアルバムTomorrowをリリースしています。前作と比べて練られた楽曲とキャッチーなプレーが目白押しです(PILGRIM WORLDでもレヴューしております)。
Twisted Motivations
昨年の暮れにアメリカ出身のProg Metal系プロジェクト、Twisted MotivationsがRed Shiftをリリースしました。音楽的にはFates Warning的なタイプのようです。特にこのバンドは、ギターのアプローチが大変興味深く、エレクトリックからアコースティックギターなどを効果的に使っているみたいです。インディーズからのリリースですが、評判はまずます良好なようです。
Vanden Plas
欧州を中心に活躍しているドラマティックProg Metalバンド、Vanden Plasは昨年のツアーを大成功に導いた。セットリストは、最新アルバムから今までリリースされたアルバムを、上手くミックスさせた素晴らしい内容だったようです。特にフランスのパリ公演ではベストなパフォーマンスを果たしました。今年はAndy Kuntzの父親が春に他界したりと大変な時期も通ったようだ(4月に行われるはずだった、フェスティバルのヘッドラインもキャンセルした)。Vanden Plas自体は、結束も強固であり熟練した技に磨きがかかっている。気になるニューアルバムの制作にも入っている。どうやら次のアルバムでは、2枚組のコンセプトアルバムになる予定。内容的には短いロックオペラ作品になるようで、ベースとなっているのは「The Count of Monte Cristo」という作品だそうです。またVanden Plasの各メンバーも個人のソロプロジェクトや他のバンドプロジェクトにもゲスト参加予定であります。Andy Kuntzは、ソロアルバムを制作する意欲もあるようです。またVanden Plasは欧州ツアーの模様を収めたDVDのリリースも検討中ということで、ワクワクしますねー。

2002/12/17

Sun Caged
Lemur Voiceの超絶技巧派ギタープレーヤーMarcel Coenenとまるでサイモン・フリップスがProg Metalバンドで叩いているかのような・・・という比喩も飛び出したことがあるWithin TemptationDennis Leeflangが中心のオランダ期待のモダンなエッセンスを導入したProg MetalバンドのSun Cagedはこの度新しいE.P.盤のDominionをネット上で先月から発売を開始いたしたそうであります。現在はパーマネントなバンドメンバーも大分揃いRob van der Looのテクニカルなベースプレーや弱冠19歳の若き鍵盤奏者のJoost van den Broekも非常に卓越したパフォーマンス能力を持つとかで、ライブ活動もスローではあるが順調にこなしつつあるようでなんとZero HourArabesqueと共にプレーしたライブではDream TheaterCaught In A Webをカバーするなどというハプニングもあったようだ。今後の彼等の活動に大きな期待がかけられています。
Zero Hour
アメリカでは幾度となくライブ活動を重ねて今年はモンスターアルバムのThe Towers Of Avariceが世界各地で賞賛を浴びているアメリカ屈指のProg Metalバンド:Zero Hourでありますが、今年は初のProgPower Europeにも参加するだけでなく、オランダやドイツでのライブもこなしヨーロッパ方面でも大きな反響を与えることに成功したようだ。さらにフランスのProg Metalメディアからもインタヴューの申し込みがあるなど彼等をとりまく状況は少しづつ少しづつ変わってきているようであります。そして彼等はすでに3枚目のアルバム製作に向けてマテリアルなどをまとめ始めている様ですが、3枚目のアルバムは2003年の初頭にリリースされる予定らしい。また、つい最近入った情報によるとSymphony Xともライブギグを行ったようでかなりの反響を得ることができたようだ。Conglats!
Timeshpere
Tranquility To Tempestをリリースし、Prog Metalの熱心なファンにとっては注目されているTimesphereは次のアルバム製作にとりかかっている。一度抜けたシンガーもカンバックしているようでリリースを楽しみに待ちたいところだ。
Stramonio
イタリアのProg Metal系バンドのStramonioは、新作をすでに今年の夏にリリースしております。
Time Machine
イタリア出身の中堅Prog MetalバンドのTime Machineは、今年の6月に行われたGods of Metalフェスティバルなどでライブをいくつか行ったようだ。昨年リリースされた最新作Evilは好調な売れ行きのようだ。
Threshold
Thresholdの新しいライブアルバム「Live In Paris」は現在彼等の公式ウェブサイトより主に発売中のようです。Hypotheticalのライブツアーから8曲ほど収録されており、ツアーダイアリーやスクリーンセイバーを含むマルチメディアのボーナス付です。
The Gathering
Century Mediaを今年の初頭に離脱したオランダのゴシック・アトモスフェリックバンドThe Gatheringは、今年の5月にif_then_elseに続くニューアルバムのレコーディングを終了させて、6月にはミキシングも施したようです。またニューアルバムには、UlverTrickstar Gとコラボレートしたものも含まれる可能性が高いようです。
The Stine Brothers (Haji's Kitchen/Eniac Requiem)
現在Scott Stineはメインに某プロのバンドで活動をしているようだが、一方でテクニカルな速弾きをフューチャーしたCD-ROMChops From Hell.comからリリースしています。驚くことにBrett Stineは、サクソフォンの演奏をマスターすることを真剣に考えており現在はギターを弾くことを完全にストップしているようだ(本当??)。
The Silhouette
AvalonChity Lanka Somapalaを中心としたThe Silhouetteは、レーベルからの協力を得ることが結局できなかったようで、活動を停止してしまったようだ。
Talamasca
HelstarFates Warningの初期を彷彿させるメタルを展開していたTalamascaは、デヴューアルバム「Projection」に続くアルバム「Ascension」をDCA Recordingsより今年の5月にアメリカ方面でリリースされたようです。
Evergrey
In Search of Truthに続く次のニューアルバム「Recreation Day」の製作をこのほど完成させた。レコーディングの責任者として著名なNeil Kernon氏が今回関わっております。。今年の冬にかけて行われるヨーロピアンツアーでは、Sun Cagedがスペシャル・サポーティングアクトとして選出されています。
Stygma IV
オーストリア出身のパワーメタルバンドのStygma IVは、ニューアルバムThe Human Twilight Zoneを今年の初頭に海外でリリースしております。AngraSilent Forceのフランス公演では見事サポートアクトにも選出されました。
Spirit Web
アメリカのパワーメタルバンドのSpirit Webは、ニューアルバムをMausoleum Labelより今年の初頭にリリース済みです。彼等はすでに次のアルバムに向けて作業を開始しており、2003年の2月にリリースを予定しております。
Looking-Glass-Self
現在彼等は新しいリードシンガーを物色中のようだ。本来は、Andre Matosを迎えてレコーディングを考えていたようだが、このプロジェクトからAndreが離脱したことにより彼等はシンガーを見出す必要が出てきた。現在シンガーなしのマテリアルはいくつか揃っているようだ。彼等のニューアルバムがシーンに登場することを期待したい。
Seventh Sign
プログレッシブ・パワー系メタルバンドとして、注目を集めていたアメリカ出身のバンドSeventh Signだが、現在メンバーのGreg AnallaTribe of Gypciesで活動をしている。実際のところ彼等はバンドとしての活動は行っておらず実質は解散状態ということだ。
Section A
現在興味深いバンドやプロジェクトが少しづつLion Musicからリリースされているが、Section Aもその一つであろう。バンドには、Torben Enevoldsen, Derek Sherinian, Andy Engberg (ex Lion's Share) Andreas Lill (Vanden Plas) などが参加しており、音楽性としてはProgressive Metalの方向性で固めているようです。
Savatage
ニューギターリストとして活動をしていたJack Frostが、突如のバンド側から解雇をいい渡されてしまった。後任のギターリストは、以前Savatageとも活動をしていたAl Pitrelliが再び加入した。
Queensryche
噂で流れていたChris DeGarmoの復帰話だったが、バンドのScott Rockenfieldのコメントによるとクリスの復帰は今の時点ではありえないと婉曲的に否定をした。すでに彼等は次のアルバムに向けてレコーディング・スタジオで作業を開始している。
Divided Multitude
ノルウェー出身のProg Metal系バンドのDivided Multitudeは、Inner Selfに続くニューアルバム「Falling To Pieces」を欧州方面ですでにリリースしております。
Nevermore
現在彼等は、次にリリースされる新作「Enemies of Reality」を製作中であります。
Vernissage
NevermorePsychotic Waltzなどを彷彿させる音楽性のVernissageは、Intensivに続くセカンドアルバム、Exterimのリリースが期待されている。
John Petrucci(Dream Theater)
彼にとって初のソロアルバムのレコーディングが着々と進んでいるようであります。アルバムには、9曲収録予定で、"Jaws of Life" (fomerly "I.B.S."), "Damage Control" and "Glasgow Kiss"などが挙げられている。アルバムには、Dave LaRue (Dixie Dregs, Planet X) on bass, Dave DiCensoが7曲でドラム担当、Tony Verderosaが1曲ドラムを担当している。なお、アルバムのエンジニアリングは、ニューヨーク州SuffernにあるDoug Oberkircherのスタジオで行われたようです。
Alchemy X
ソリッドでナイスなギタープレイをフューチャーしたProg Metal系バンドのAlchemy Xは、どうやら新しいメンバーで再結成をして次のアルバムのリリースを考慮中。
Derryl Gabel
テクニカルな技量を充分に発揮したギターインストを得意としているDerrt Gabelは、デビューアルバム「Visions & Dreams」をProgressive Arts Musicよりリリースする。Allan Holdsworth, Frank Gambale, Brett Garsed,Greg Howeが好きなファンには注目したいギターリストでありましょう。
Loch Vostok
Mayadomeのメンバーを中心に結成されたLOCH VOSTOKはあらゆるメタルの要素を散りばめているバンドのようだ。どうやらプリ・プロダクションのデモ作品でいくつかの楽曲は完成しており、Dark Logicというアルバムを近い将来にリリースしたいようです。メンバーの証言などから推察するに、MAYADOME的なカラーは余り濃くないようで、むしろメンバーのTEDDY MOLLERの好みとかも入ってデスメタルやブラックメタルの要素も導入されたり、かなり異色な要素も入っていて割ともっとハードでコアなメタルと新世代のヘヴィなロック要素が強いと思います。現在はレコード会社とのディールに奔走中
Ice Age
ファースト・セカンドと順調な活動を見せている東海岸出身のIce Ageだが、メンバーのJosh Pincusによると、すでに次のアルバムの制作に向けて頑張っているようだ。3枚目のアルバム用に様々なマテリアルを用意しているようだ。
Stride
テキサス州出身のStrideは、テクニカル性を重視したインストスタイルのメロディックなProg Metalバンドのようだ。ギターリストはTony MacAlpineを彷彿させる技量を持っているようで今後どのような作品をシーンに送り込んでくるか期待したいところだ。

2002/08/27

7for 4
Sieges Evenで活動していたことで知られているWolfgang Zenkだが、現在は7 for 4というバンドで活動を展開している。スタイル的には、かなりテンションの高いProg Metal寄りのフュージョンを目標に活動をしているようだ。
7 Months
Now And Thenと契約を結んだ7 Monthsは、デヴューアルバムを今年リリースした。音楽的には、JourneyAOR性とDream Theaterの要素をブレンドしたコマーシャル性の高い内容のようだ。特にシンガーの力量が素晴らしいと好評らしい。どちらかというとProg Metal系というよりもMelodic Hard Rock系路線を好むリスナーに受けるタイプという噂だ。
www.7months.com
Abighor
イタリアのProgressive Metalバンドとして一部の層に知られていたAbighorは、すでに何年か前に解散していたらしいことが判明した。現在、元Abighorのメンバーではシンガーが、Proloudと呼ばれるProg Metalバンドで活動は細々としていたようだ。またAtto IIと呼ばれるバンドでは、そのシンガーだけでなくほかの元Abighorのメンバーも参加しているようで、それなりの活動はしていたようだ。このAtto IIは、どちらかというとProg Rock寄りのスタンスを持ったバンドらしい。とりあえずAbighorのメンバーが、それぞれの活動をして健在であることは、確かなようだ。
Actual Time
クランチーでテクニカルなスタイルを標榜しているメタル系バンドのActual Timeが、ニューEP:「Time Frame」をリリースした。現在、Laser's Edge (www.lasercd.com)Wayside Musicより入手可能のようです。またバンドのウェブサイトからも、入手可能であります。http://www.his.com/sha3u/time/
Adagio
昨年、衝撃のデヴューを果したSymphonic Xを彷彿させるフランス出身のシンフォニックProg MetalバンドのAdagioだが、新しいラインナップが着々と進んでいるようだ。新しいパーマネントなメンバーとして、Kevin Codfertがキーボーディストとして加入が決定した。1枚目ではあのMajesticで御馴染みの鍵盤奏者Richard Anderssonがキーボードを担当していたが、彼自身のMajesticでのバンド活動を始めとして、両方のバンドに在籍することがスケジュール上、調整が不可能となったことが要因の一つといえよう。新しいADAGIOMAJESTIC、それぞれの活動に期待をかけてゆきたい。後任メンバーとして加入したKevin Codfertは、かなり卓越した腕前を持っている鍵盤奏者らしく、今後の展開には何の不安の要素は感じられない。現在、ADAGIO2枚目のアルバム製作に向けて、作業にとりかかっているようだ。詳細は、ステファン・フォルテとAdagioサイトへどうぞ .
http://www.stephanforte.com
http://www.adagio.fr.st
stephanforte@yahoogroups.com
Akashic
ブラジルを拠点として活動をしている、今後の展開が有望視されているのが、このAkashicであろう。彼等のデヴューアルバム「Timeless Realm」は、スタイル的にはSymphony X的なものを強く感じさせるが、彼等ならではのシンフォニックな要素やネオクラシカル様式美の要素なども感じさせるAdagio, DGMあたりにも通じる新世代のシンフォニックなProg Metal系といえよう。Symphony X, Adagio,そしてDGMに通じるサウンドを求めている人には、彼等の今後に注目していきたいところだ。
Amaran
フィメールボーカリストJohanna Depierreを擁したスウェーデン出身のアトモスフェリック系メタルバンドが登場した。Amaranは、Madder Mortemに近いサウンドを持ったスウェーデン出身のバンドようだが、少しドゥーム的要素を薄くした感じらしい。また彼等は独自の実験的な要素も加味しているようだ。サウンド彼等のアルバムAmaran - A World Depraved (Listenable Records) は、今年の4月に既にリリース済みであります。
Archetype
オハイオ州出身のテクニカル寄りPower Metalバンド:ArchetypeのニューアルバムDawningがついにリリースされた。これまでにHands Of Timeなどのソリッドな作品をリリースしていたが、今回のアルバムが初のフルレングスアルバムとなる。音楽的には、Iced EarthVicious Rumorsなどに通じる硬質さとパワフル感をそなえながら、イントリケイトで爆発的な勢いを持つところが特徴である。
Arcturus
Ulver, Mayhem, Kovenant, Borknagarなど、それぞれのバンドで活動をしていたテクニカルなSymphonic Black Metal系ミュージシャンの集合体:Arcturus2枚目The Sham Rocksがすでにリリースされているが、さまざまな雑誌では、好評を博しているようだ。近未来感覚のメタルのようで、サンプリングやドラムマシーンなども上手く取り入れており新しい世代のメタル音楽として評判は上々であります。
Frank Aresti
Fates Warningのメンバーとして活躍していたギターリストのFrank Arestiは、現在Dragonspoonなるプロジェクトを始動させているようだ。興味のある方は、下のURLをチェックしてみては如何であろうか。
http://www.dragonspoon.com/
http://artists.mp3s.com/artists/281/dragonspoon.html
Ars Nova
日本を代表するダブルキーボードを擁しているレディースProg Rockバンド、Ars Novaは来年の初頭にニューアルバムBiogenesisをリリースする予定だ。Biogenesisにはゲストミュージシャンとして、 Arjen A. Lucassen (Ayreon), Leo Nero (Il Balleto Di Bronzo), Takashi Kawaguchi (THE OUTER LIMITS), Claudio Simonetti (Goblin)Jun Hasegawa (Gerard)などが参加を表明している。詳細は、http://www.progconcepts.com/arsnova/index.html
Ascension Theory
Aztec Jadeのキーボーディスト、Tim BeckerProg Metalプロジェクト:Ascension Theoryが好調な滑り出しを見せている。シンセティックなキーボードをフューチャーしたサウンドで、シネマティックな要素を兼ね備えたメロディックなProg Metal系サウンドとしてAzted Jadeや、Queensryche, Dream Theater, Savatageなどのファンにもアピールする内容でありましょう。キーボードは殆どTim Beckerの手によるもので、ゲストミュージシャンとして古巣のAzted Jadeの実力派ボーカリストのLeon Ozugが全編でリードボーカルを聴かせてくれていて個人的にもなかなか素晴らしい出来に仕上がっていると思いますので、割とソフト寄りだが最近のKeyboardをフューチャーしたProg Metalサウンドが好みの層には、一押しです。
Brave
女性ボーカルMichelle Looseをフューチャーしたフィメール系アトモスフェリック・ロックバンド:Braveが、海外ではかなり好評を博しています。Braveは、かつてArise From Thornsという名義で活動していました。良質の女性ボーカル・ロックバンドとしての活動が米国東海岸のミュージックシーンなどで知られた存在のようだったみたいです。"Arise From Thorns"”Before an Audience of Stars"などをリリースしてアメリカ方面のロックシーンで名を馳せた後に、バンド名義をBraveと改名。E.P."Waist Deep In Dark Waters"”Searching For The Sun”などの力作をリリースしており、特に今年は注目株のアトモスフェリック系統よりのバンドとして人気が、向上してきています。
Caracta (Ivanhoe?)
昨年から今年の12月ぐらいの間まで、Prog Metal系の熱心なファンの間では話題となっていたAvalonChity Lanka Somapalaを迎えて、Charismaでも演奏をしていたメンバー達を含む新生IvanhoeCaracta名義として、プリ・プロダクション入りするところまで計画が行っていた様だ。本来ならば、Massacre RecordsよりCaractaのアルバムとして2003年ごろにリリースされる段取りまで考えていたようだが・・・・・・・・しかし、この話は結論から言うとポシャッってしまったらしい。Achim WelshIvanhoeのメンバーは、結局Chity Lanka Somapala抜きで本来のIvanhoeとしての活動に専念していくようだ。
Chris Brooks
今年の初頭から頭角を現し始めたテクニカル系技巧派ギターリストのChris Brooksでありますが、現在彼の最新アルバム「The Master Plan」が海外を中心に絶賛発売中とのことです。またネット上でも販売されているようで、guitar9.comからも直接オーダーが取れるようです。音楽的にはメロディックなギターロック系統のもので、楽曲によっては最近のMike FilliusJay Foucherなどにも通じるProg Metal系にも通じる充実感があるようですよ。Chris's site is http://www.chrisbrooks.net
Guitar 9 URL: http://www.guitar9.com/themasterplan.html
Condition Response
かつてPavlov’s Dogと名乗っていた、Queensryche寄りのメロディアスな正統派HR/HM音楽を展開していたConditioned Responseから、リードシンガーが脱退していたことが判明した。どうやら家族を音楽活動よりも最優先したいということが脱退の大きな理由となったようだ。
Cosmosquad
Edwin Dareで御馴染みのJeff Kollmanを擁するテクニカルなフュージョンサウンドを武器にしているバンドが、Cosmosquadです。Cosmosquadのニューアルバム:Squadropheniaが今年の春にリリースされて以来、通の間ではかなり好評のようだ。またCOSMOSQUADは、今回のニューアルバムをリリースするにあたってヨーロッパ方面ではMascot Recordsと契約を結んだ。またドイツ方面からもディストリヴューションが決まっておりアメリカやヨーロッパ方面でも彼等のアルバムが手に入りやすい環境が整ってきたようだ。jeffkollman.com
Crises
Angular Recordsに所属していたNeo-Prog系寄りのProgressive MetalバンドのCrisesはどうやら次のアルバムに収録される新しい楽曲を完成させたようだ。しかし、現在彼等は新しいレコード会社と契約を結ばない限り、ニューアルバムがリリースできない状況下にあるらしい。現在、そのニューアルバムに収録される予定の新しい曲を彼等の公式サイトでダウンロードできるようになっているのでチェックしてみて欲しい。
http://www.crises.de
Daily Reign
ドイツ出身のテクニカル派ロックバンド:Daily Reignが、Psychotic WaltzAghoraに通じるスタイルのテクニカル系音楽を展開しているようだ。デヴューCDRain」はどうやら現在はネット上で発売されているようだ。現在、彼等はレコードディールを物色中らしい。
http://www.dailyreign.de
Degree Absolute
Fates Warning系統のサウンドの流れを汲むテクニカルなProgressive Metalバンドとして知られつつあるDegree Absoluteだが、遂に今年アメリカのSensory/The Laser’s Edgeと契約を結んだ。待望のデヴューアルバムは、バンド名と同じタイトルとなるようだ。現在はレコーディング中のようで、ミックスはあの名プロデューサーNeil Kernonが担当する手筈となっている。アートワークはMattias Norenがてがけている。リリース予定としては、秋頃以降になりそうだ。
Divided Multitude
彼等にとって2枚目のアルバムは、イタリアのレーベル:Elevate Recordsより今年リリースされました。
www.dividedmultitude.com
Divine In Sight
現在Sorrow and Promiseを完成させたDivine In Sightは、活動の場を広げようと機会を狙っている。スタイル的には、Hemisphere時期のRushやコーラスの使い方はQueen,そしてボーカルスタイルとしてはStryperなどを彷彿させるらしいhttp://www.divineinsightmusic.net/
Dreadnaught
非常に変わった・・というか風変わりというか珍妙キテレツなProg Rock系バンドがアメリカに存在しているらしい。その名は、Dreadnaught。どうやら、このバンドは既にThe American Standardというアルバムをリリースしているが、そのサウンドがかなり奇妙キテレツらしい(文字どおり、プログレとカントリーの融合みたいだ)。ある人によると、「ウィリーネルソンとイエスが同居したようなサウンド」いう本当の嘘のような話であり、聞いてみないと本当に分からない。プログレの要素をかなりカントリー様式にアレンジしたような、かなり極端なサウンドというところが興味をひくところだろう。しかし、このバンドはジョークではなく音楽的にもプロダクション的にもプロフェッショナルなレベルには確かにあるらしいが、果たしてどういった層にこのバンドがアピールするのか?・・・といったことが取りざたされている。プログレ界隈では、かなりミステリアスな存在として注目を集めそうだ(え、嫌がられそう??)。怖いもの知らずは、下のウェブサイトにGoGoGo!!
www.dreadnaughtrock.com.
Dreamscape
3枚目のアルバムが待ち遠しいドイツ出身のProg Metal系バンドDreamscapeでありますが、どうやら新しいシンガーRoland Stollを迎えて心機一転を計っているようだ。公式サイト上では、新曲もいくつかダウンロードできるようになっている。また英語ページの方も充実した内容で情報を掲載している
Dryade
昨年アルバムをリリースした、フランス出身のドラマティックメタル系バンド:Dryadが、少しづつ注目を集めつつあるようだ。現在、フランスは新興勢力のメタル系バンドが頭角を現しつつあるが、Dryadもその一つといって過言ではないだろう。全体的にはパワーメタル系だが、ややリズムのアプローチがProg Metal的な要素を好むファンにアピールする内容であり、Elegyの名作State of Mindに匹敵する出来の楽曲もいくつかあるようだ。このバンドのこれからの活動に注目していきたいところだ。
Andy Engberg (ex.Lion's Share)
Lions Shareで活躍していたことで知られているAndy Engbergはこの度、ドラマーのAndreas Lill (Vanden Plas) と注目のギターリストTorben Envoldsen達を迎えて、プログレッシブなエレメントを取り入れたMelodic Hard Rockバンドを始動させたようだ。
Engine
Fates Warningのリードボーカリスト:Ray Alderが率いるEngineのニューアルバム「Superholic」が、既にリリースされています。現在は西海岸を中心にライブギグを行っているようであります。Engineの音楽はFates Warningとはかなり違ったアグレッシブなアプローチをとった現代風のメタルを展開している。
Etenity X
以前カセット版E.P.としてリリースされた2枚のe.p.EternityThe Never Ending DreamEternity - After the Silenceをバンド側は再レコーディングして、それらを一枚のスタジオCDOnce Upon A Dream:としてリリースする計画を持っていたようだ。ところが残念なことに、その話は立ち消えになったようだ。このe.p.に収録されている曲の一部は、ZodiacMind Gamesなどにも迫るクオリティーの高さだったようで(特にOne of Us Has To LoseSwitchbladeなどは秀逸らしい)、もしチャンスがあれたぜひ彼等の幻となりつつあるそのe.p.版をぜひ聞いていただきたい。The Edge以降、本来リリースされるべきだった最新作のFrom The AshesOnce Upon A Dreamなどがお蔵入りになったのは、非常にETERNITY Xのダイハードなファンにとっては悲しい出来事である。いつの日かKeith Sudanoが率いるEternity Xの復活を期待したい。
Evergrey/Andromeda
今年の2月にフランスで行われたEvergreyとAndromedaのカップリングギグは、かなりいい結果を残すことができたようだ。今回のこのカップリング・ギグは、フランス支部Rock Hard誌が音頭をとり、パリのDunoisとLyonのRail Theatreでそれぞれ行われたようだ。
Andromedaに関しては、今年の初頭からすでに新ボーカリストが加入したライブパフォーマンスとなっており、非常にタイトなステージングとなったようで、主にExtension of a Wishの楽曲から演奏されたが、新曲として次のアルバムに収録されるタイトルトラック:Two Is Oneも演奏された模様。Andromedaの演奏された曲目は以下のようになっています。

Andromeda:
- The Words Unspoken
- In The Deepest of Waters
- 2 is 1 (new)
- Arch Angel
- Extension of the Wish
- Chameleon Carnival
- Eclipse
plus Start Shooter Supreme

一方のEvergreyは、Andromedaが演奏して大分後で登場した。演奏された曲目としては、主に昔の楽曲から現代に至るものまでバランスよく配分した内容だったらしい。ただこのギグでは、機材にトラブルをかかえていたようだ。特にTomがエンドースしている日本のギターメーカー(キャパリソン?)の調子が悪く、かなりトムの機嫌が悪くなるときもあったようだ。最初はEvergreyのトムによる煽りに対して反応が遅かった観衆も次第にEvergreyによるボルテージの高いステージングに魅了されていったようだ。またフランスでのライブギグなどが影響したのか、イギリスのロックラジオステーションでもEvergreyの曲がオンエアされたようで、欧州でのEvergreyAndromedaの存在も少しづつ知られてきている出来事の一つではなかろうか。ちなみにEvergreyのセットリストは以下のようだったみたいです。

Evergrey:

- The Encounter
- Rulers of the Mind
- She Speaks To The Dead
- Watching the Skies
- When the River Calls
- Dark Waters
- Mark of the Triangle
- State of Paralysis
アンコール:
- Solitude Within
- Nosferatu
--- The Masterplan
Event
Human Conditionに続くニューアルバムが待ち遠しい、アメリカは東海岸出身の新世代Prog Metal系バンドのEventは、コンスタントにライブギグなどを行っているようだ。まだ、はっきりとしたニューアルバムのリリース日程は明らかにされてはいないが、これからも彼等の信念でニューアルバムをクリエイトしたい意向を示している。
Exises
オランダ出身のテクニカル寄りProg RockバンドのExisesは、今年の終わりごろにニューアルバムをリリースする予定だそうです。
Fatima Hill
日本を代表するダークな正統派HMバンドとして注目を集めているFatima Hillだが、彼等の最新作Aionが海外でも正統派メタル系を愛するファン層からの熱い支持を得ているみたいだ。現在、いくつかの大手のメタルウェブジンなどでも紹介されており、これを機に現代に生きるJAPANESE METAL勢が世界的に注目を集めることを期待したいところであります
Green Carnation
現在海外で注目株となっているアトモスフェリック系ヘヴィーロックバンド:GREEN CARNATIONのニューアルバムが大変好評のようだ。今回のニューアルバムにはAnathema, Opeth, My Dying Bride, Pink FloydNovembers Doomに通じるエナジーとエモーションを兼ね備えているようだ。サウンド的には、ややプログレッシブな要素やクラシカルなエッセンスも含まれているようだ。
Headline
本来4月にリリースされる筈だった待望のニューアルバムは、今年の秋以降にリリースが延期になったようだ。プロダクションに関しての責任者は、あらゆるバンドのプロデュースを担当した経験のあるTommy Newtonとバンドの中心人物D.Chesneauだ。現在の段階では、ニューアルバムのタイトルは未定のようだ。収録される曲は、"Exorcise me", "For those who die", "Replay", "Farewell"など。 "Exorcise me"のビデオクリップも製作される予定で、ダイレクションは、Stephane Rolandが担当する。また本格的なバンドのツアーが行われる前にアコースティックセットでのショウケースをアルバムリリースごろに予定している。今回から、D.Chesneauは契約を結んでいるLAGが開発した新しいシグネイチャー・アコースティック・モデルのギターを使用していくようだ。おそらくEddie Van Halenが使っていたMusic Manモデルのように、ヘヴィーな曲の中でも臨機応変にアコースティックギターのサウンドとエレクトリックのサウンドを切り替えることができる装置がついているもののようだ。www.headline.fr.fm
HEADLINE
c/o On Stage
7, rue de la Grande Falaise
F-28100 Dreux (France)
Haji’s Kitchen
シュラプネルレコードから出したデヴューアルバムが、テクニカル技巧派ギターリスト系音楽のファンに大変熱烈な歓迎を受けたHaji’s Kitchenだが、どうやら噂によると、ニューアルバムが殆ど完成しているらしい。ウェブサイトにも新しい曲が何曲かアップデートされているようだが、デヴューアルバムに通じるサウンドとテクニカルなリズムセクションが注目といったところらしい。ただ楽曲の大半はデヴューアルバムとは異なりかなりNu Metal的なモダンメタル風味の強いスタイルを展開しているようだが、彼等の得意とする変拍子を取り入れたリズムパターンやクランチーな7弦ギターによる攻撃的サウンドなども健在であるようだ
Heaven’s Cry
ニューアルバムのリリースがいよいよ、間近に迫りつつあるカナダ出身のProg Metalバンド:Heaven’s Cryだが、10月5日に行われるProgPowerのイベントを皮切りにベルギー、フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、スウェーデンとツアーを予定しています。また今年の上半期も彼等は、本国でライブギグを地道に行っており、ヨーロッパでのツアーにも力を入れる意気込みがひしひしと感じられる
Hybrian
まだシーンには頭角を現す兆しはないものの、一部のProg Metal系リスナーによると、Hybrianというバンドが注目のバンドらしい。彼等はとても興味深いProgressive Metal的アプローチを持ったバンドのようで、今後の展開次第ではステップアップが見込めるバンドという噂もあるようだ。楽しみにしたいアクトのひとつにしたい。
www.hybrian.com
hybrian@aol.com
In The Name
硬質で独特のKing’s XSeventh Sign辺りに通じるサウンドを展開していたコンプレックス系ハード・メタルバンドのIn The Nameだが、どうやら一枚のCDを残して既に解散していたようだ。彼等はかつてKingsbaneと名乗って活動をしており、In The Name以前にも16トラックのデモ作品Kingsbane5曲入りデモ・マテリアルをリリースしたことで知られている存在であった。バンドが解散した後もシンガー、ベーシスト、ドラマーはDogfishというバンドを結成してグルーブを強調したバンドで活動をしている。Dogfishのデモ作品は、ヨーロッパではある程度のファン層にアピールしたようだが、今のところは鳴かず飛ばずといった状態のようでなんとも物悲しい。またIn The Nameの残りのメンバーであるメインギターリストのMarkと他のソングライターたちは、オルタナ・カントリー系統のバンドで活動をしているようだ。また有能な個性をもったバンドが消滅してしまった。
Ion Vein
アメリカ出身の硬質なProg Power系メタルバンドIon Veinから、ベーシストのJonathon Quigleyが脱退した。どうやら抜けたジョナサンは、かつて彼が率いていたバンドのFinal Nationを再結成してそちらの方の活動に専念するようだ。この時点で次のアルバムのベーストラックは、前任者であったBrian Gordonの手により全て録音しなおしすこととなった。しかし、彼等は後任のベーシストを新しく探す必要がでてきたみたいだ。次のニューアルバムのプロデュースは、あのニール・カーノン氏が担当している。現在までの時点ではギターセクションなどは、すでにレコーディングを終えている。
Ivanhoe
一時期は、元AvalonのChity Lanka SomapalaがIvanhoeの後任リードボーカリストとして参加することを見込み、新Ivanhoeのデモ作品も用意されていたようだ。しかしながら、どうやらこの話は振り出しにもう一度戻って(注:これに関してはIvanhoe側とAchim Welshの間でかなり意見の相違や食い違いがあった可能性は高いと推察します。結果的にはChityは、今回の件では自ら身を引いて次のバンド探しを開始したようだ。)、全く違った進展があったようだ。現在のIvanhoeの中心的メンバーの一人であるAchim Welshによると、新しい曲はすでにいくつか完成しているようで、次のアルバムをリリースするためにはレコード契約を新しく結ぶ必要があるとのこと。気になる現在の時点で決定しているラインナップは、Mischa Mang (Vocals), Achim Welsch (guitars), Giovanni Soulas (Bass), Richy SeibelとMarkus Britschを始め何人かのキーボーディストがサポートするようだ。またドラム担当は、CharismaのMarkus BlindとWolfswegのBrauchleになる予定だ。Achimによると、なるべく新しいIvanhoe名義のアルバムを今年じゅうには出したい目標を定めている。それと並行して、Achim Welshは、サイドプロジェクトとしてWolfswegの活動も行っており、現在の時点ではデモ作品としては完成しているようだ。www.wolfsweg.de
Jag Panzer
アメリカ最古参正統派メタルバンドとして知られているJag Panzerでありますが、ここ5年間のアルバムや音楽に関しての著作権に関してセキュアーに取り組んだ結果、彼等は結局正統派メタル系マニアにとっては名作とされている、「Ample Destruction」の再リリースを断念することに決定したようだ。熱心なファンやマニアは、再レコーディングをアピールしていたようだが、Jag Panzer本人達は、その気はないらしい。・・・しかし、彼等はCentury Mediaと契約する前までにリリースしていたアルバムの中から、ベストトラックを取り出してそれらを新曲のフォーマットとしてレコーディングをすることには意欲を燃やしているようだ。これあくまでもレコーディングであって、あくまでもリミックスにするという意味ではないそうだ。また彼等は限定版のDVDをリリースしているようで、ツアーに参加した人やウェブサイトでのみの販売となっているようだ。現在のところ、北米方面のみでのリリースとなっているようだが、ヨーロッパでのDVDのリリースもオプションとして考えているようだ。
Jeff Kollman/Edwin Dare
最近入手したニュースによると、長い間廃盤となっていたJeff Kollmanのデヴューソロアルバム「Schizoid」とEdwin Dareの「The Unthinkable Dead」が海外のレーベルMarmadukeより再リリースされるようだ。
www.cosmosquad.cjb.net
www.jeffkollman.com
Paul LaPlaca (ex. October Thorns)
ニューヨーク出身の技巧派Progressive Metal系バンド:October Thornsのメンバーとして活躍していたPaul LaPlacaだが、現在は新しいバンドでの活動を試みようとしている。PrototypeLeatherwolf, There4あたりの有望なバンドからのオファーがあったものの、現在はどのバンドに加入するという意志表示は明らかにしていないようだ。その一方で、自分のプロジェクトも始動させているようで、October Thornsで遣り残したことを具現化させていく一方で、方向性としてはヘヴィな内容を目指している。またOctober ThornsCDには収録できなかった割とプログレッシブロック寄りのスタイルの3曲を新しいCDとしてリリースする可能性もありうるとの見解を示してくれた。本人は自分のプロジェクトにこれからも集中していきたい様子だ。
Lanfear
変り種Prog MetalバンドのLanfear2枚目のアルバムの製作を地道に行っているようだ。プロモCD用に3曲レコーディングを済ませたようです。www.theLanfear.com
Loch Vostok
Mayadomeのメンバーによって構成されている、ニュージェネレーション系ハイブリッドProg MetalバンドのLoch Vostokは、9曲収録されるデモ作品を完成させつつあるようだ。出来上がったマテリアルは、自分達が納得のいくように場合によっては再構築しながら完成させていく方式をとっているようだ。また元Mayadomeのスポークスマン:Teddy MollerによるとMaydomeが解散した原因は、99%がビジネス上の問題であるとしている。音楽の方向性としては悪くなかったが、次第に自分達が追及したいものとは違う内容に満足できなくなったのも理由として挙げているようだ。Teddyによると、Maydomeが決して嫌になったのではなく、新しい変化を求めていく結果Loch Vostokが自分の音楽に対するヴィジョンとマッチした結果であるとコメントを残している。Loch Vostokが目指している音楽の要素として、アグレッシブさ、美しさ、技巧性、スピード、アトモスフィア、フィーリング、ハート、真実性、邪悪性、ダークさ、愛情、凶暴性、アティチュード、そして幅の広い表現力などを盛り込んでいると力強く語ってくれた。どんな音楽がシーンに登場するのか、楽しみにしたいプロジェクトだ。
Lux Eterna -
ロシア出身のLux Eternaはちょっと一風変わったハイブリッドなProg Rock/Prog Metal系のバンドで、近いスタイルとしてはAYREONThe Universal Migrator12のようなタイプのことをやっているらしい。まだ全く知られていない存在とは思うが、頭角を現してくれることを期待したいアクトのひとつだ。www.solarismusic.ru
Jim Mathoes (Fates Warning)
Fates Warningのリーダー、Jim Mathoesは今回のGordian Knotのニューアルバムにゲストミュージシャンとして参加しているようです。アルバムの中では、3曲ほどクレジットが記載されており、エレクトリックの楽曲に2曲、アコースティック系統の曲に1曲と参加しているようです。
Mind’s Eye
スウェーデン出身のメロディアスで緻密なサウンドアプローチを展開しているProg Metal系バンドのMind’s Eyeによる待望のニューアルバム「A Work of Art」が今年の初春にリリースされた。内容的には、新しいアイディアやフレッシュなサウンドが満載で、何回聞いてもあきることのない素晴らしい楽曲がたくさん収録されている。すでに新しく契約を結んだRising Sun Productionsより絶賛発売中。また限定盤ダブルCDには、すでにOut of Print状態のWaiting for the TideがまるごとボーナスCDとして入っている。
Mystic Force
アメリカ出身のTechnical Power Metalバンド:Mystic Forceは、Man vs. Machineに続く新しいアルバムへの作業を開始している。今回のアルバムも自主制作としてリリースされる。
Opeth
ここ数年Death Metal系統のスタイルを飛び越えて、Prog Metal系のファンにも強烈にアピールするなど幅広い層から好評のOpethであります。最近のライブセットリストが判明しました。主に最近のアルバムが中心となっているようだが、The Leppar Affinity, White Cluster, Forest of October, Credence-Bleak, When, The Drapery Falls, Advent, Demon of the Fallが演奏されているようだ。
Power of Omens
アメリカ出身の技巧派Prog Metal系バンドのPower of Omensは、ニューアルバムRooms of AnguishElevate Recordsより今年の後半までにリリースする予定。Eye of the Oracleで充分その高い演奏力とスリリングな楽曲で定評のある彼等だが、今回のニューアルバムは力作ということでProg Metal系ファンにとっては注目したいところであります。
Prymary
アメリカは西海岸出身のProg Metal系バンドとして、一部の層からPRYMARYの活躍が期待されている。サウンド的には、彼等はDream Theater, Yes, Pink Floyd, Rushなどの要素をブレンドさせたユニークなサウンドを武器としているようだ。
The Quiet Room
Reconceiveを発表をして以来あまり音沙汰のなかったアメリカはコロラド州出身のProg Metalバンド:The Quiet Roomだが、後任ベーシストとしてJohn Jeffersを新しいメンバーとして迎えたようだ。現在は新しいレコーディング作業にとりかかっています。次のアルバムも割りとスタイル的にはReconceiveに近い形となりそうだ。www.thequietroom.com
Sacred Rite
ハワイ出身のプレミア正統派メタルバンド:Sacred Riteのニューアルバム「Rites of Passage? vol.1&2」が名門Sentinel Steel Recordsよりリリースされた。CDはsacredrite.comからも入手可能です。
Scott Rockenfield (Slave To The System)
Queensrycheのドラマー、Scott RockenfieldKelly Grayと中心となってSlave To The Systemというプロジェクトを始動したようです。メンバーとしてBrother CaneからRoman GlickDamon Johnsonが参加しています。
Jeff Scott Soto
Z Recordsとの契約が終了した、Jeff Scott Sotoは新しいレーベルのFrontiers Records/Now&Then Productionsに暖かく迎えられたようだ。アルバムをワールドワイドでリリースする契約を交わしたジェフは、今年の後半ごろにTALISMANのスタイルを彷彿させるMelodic Hard Rock的なソロアルバムをリリースする予定。
Sunblaze
2000年にシンガーが脱退して以降、バンド全体の活動があまり芳しくなかったアトモスフェリックな要素を重視したスタイルのProgressive Metal系バンドのSunblazeだったが、2001年以降、調子を戻し始めてきたようだ。次のアルバム製作にもとりかかっていたらしいのだが、ある1曲がどうしても完成をみることができず作業が難航していたらしい。しばらくの休暇期間を経て、活動を再開し、2002年に入り14分に渡る曲を再度書き直す作業にも取り組んだりと相当大変だったらしく、その曲は結果的に10分に縮めた内容に落ち着いたみたいであります。またこのバンドの中心人物であるベーシストが殆どの音やメロディーラインの作業を担当していることも製作が完成するまでに時間がかかった原因の一つであったようだ(バンドのほかのメンバーは彼が作ったものを中心に作業にとりかかる方法を取っているらしい)。曲調としては、トリッキーでテクニカルな内容だという。この10分に渡るトリッキーな曲が完成次第、次のCDに収録されるマテリアルもまとまりを見せていくようだ。彼等の場合、創作とレコーディングにかなり時間をかけてしっかりしたものを作りたいスタンスをとっているようなので、次のアルバムが完成するのは、どうやら今年の終わりごろになる筈だということだ。
Third Voice
現在アンダーグラウンドシーンで、頭角を現しつつあるのが、アメリカはピッツバーグ出身のProg Metal系バンド:Third Voiceだ。スタイル的には、The Quiet RoomDivine RegaleFates Warningの影響下にあるバンドということだ。すでにヨーロッパ地域では、彼等の注目のアルバム「Moments Like These」が販売中ということです。www.thirdvoicemusic.com
Winds
ノルウェー出身の変り種シンフォニックでダークな色合いを持ったメタル系バンドとして、WINDSが次第にシーンで注目を集めている。クラシカルなサウンドをメタルとブレンドしているが、所謂ネオクラシカルとも違うエッセンスも兼ね備えていながら・・その一方でプログレッシブでシンセを使用しているが巷のProgressive Metal系とも違うフレッシュなサウンドを標榜していてなかなかユニークな存在のようだ。
Without Warning
アメリカは東海岸を拠点として活動していたProg MetalバンドのWithout Warningだが、ベーシストが脱退して以来、後任メンバー探しがかなり難航していたようだ。結局、彼等はバンド活動を停止しており、解散状態ということだ。誠にもって残念な限りだ。彼等の復活を切に祈るのみです。
Wolverine
有望なニューカマーとして注目を集めていたスウェーデン出身のProg MetalバンドのWolverineのセカンドアルバム「The Window Purpose」が各方面で話題となっている。2作目のスランプも跳ね除けて、楽曲的にも演奏的にも充実した作品をリリースすることができたWolverineに高い評価が集まってきているようだ。またオランダのメタル雑誌Aardschok誌の今月のアルバムとして、評価されるなど2002年は彼らにとって忘れられないよき思い出となりそうだ。

2002/03/27

PROGWEST
現在アメリカ各地で様々なProg RockやProg Metal関連のフェスティバル形式のショーが少しづつ増えてきているようだが、今回紹介するPROGWESTもその一つで西海岸におけるProg Rockの祭典として頑張っているようだ。ProgWestは南カリフォルニアにおけるプログレッシブロック系のフェスティバルであります。昨年の11月10日にカリフォルニア州はクレアモント市のピッツァー大学:アヴェリーホールで行われました。本編の前の9日にはAzigzaが出演して盛り上がったようです。また10日にはスペシャルゲストとして、AyreonやLana Laneなどの作品にも関わっているErik Norlanderのパフォーマンスが圧巻だったようであります。他にもDjam Karet, Deadwood Forest, Glass, Maximum IndifferenceといったProg Rockマニアにはたまらないラインナップが勢ぞろいし盛り上がったようであります。詳細はwww.progwest.comをご覧下さい。

PROTOTYPE
アメリカ産Power Metal系バンドのPrototypeはニューアルバム:TRINITYを無事リリースすることができたようだ。本来は昨年の10月23日にリリースされる筈であったが、延期になったものの今年リリースされたことにより、何はともあれインディーズ系メタルファンには喜ばしい出来事となったようです。PROTOTYPE自身は南米のToxic Recordsに所属しているが北米でもアルバムがレコード店で輸入盤として簡単に取り寄せることができるような体制も整えているようだ。昨年は残念ながらRacer X復活ライブの前座として選ばれていたものの出演することができない苦汁を舐めたようだが、今後は大物バンドとのツアーも予定されており、NEVERMOREやSAVATAGE達とのツアーにも誘われた経験がある。VICIOUS RUMORS, BRAINSTORM, SYMPHORCE, ANTITHESIS, ARCHETYPEなどにも通じるパワーメタル系路線が好きな人にはちょっと注目したいバンドでありましょう。また噂によると彼等はすでに重鎮パワーメタルバンドのAGENT STEEL達ともライブギグを行ったようだ。

QUEENSRYCHE
アメリカはシアトル出身のProg Metal系バンドの始祖のひとつとして、世界中でこれまでに2千万枚以上のアルバムセールスを誇るQUEENSRYCHEは昨年ついにSanctuary Records Groupとワールドワイド契約を結んだ。Sanctuary Groupのチーフ・エグゼクティブオフィサーであるMerck Mercuriadis氏のコメントによると「約1年以上前にレーベルをスタートさせたときに我々側にぜひ欲しいと思ったリストに上がったトップ2のアーティストが、MegadethとQueensrycheだった。勿論Megadethはこれまで活躍をしてくれているし、Queensrycheのように世界のプレミアProgressive Hard Rockバンドが我々Sanctuary Famillyの一員となったことが大変喜ばしいよ。我々は彼等が活動しやすいようにできる限りの努力は惜しまないよ」とポジティブに語っている。またQueensrycheのボーカリストGeoff Tateも「Sanctuaryとサインできたことは我々にとっても素晴らしく異なる経験になるだろう」とコメントを残している。その契約したSanctuary Recordsよりすでに昨年Live EvolusionがDVDとCDフォーマットとして絶賛発売されている。また最近のツアーで頻繁に演奏されている曲目は以下のようになっているようだ
NM156
Walk in the Shadows
Roads to Madness
Lady Wore Black
Screaming in Digital
Silent Lucidity
Jet City Woman
Empire
Falling Down
Liquid Sky
Hit the Black
I Am I
I Remember Now
Revolution Calling
Spreading the Disease
Requiem
The Mission
My Empty Room
Eyes of a Stranger
<encore>
Queen of the Ryche
Take Hold of The Flame
他にもQueensryche関連の情報を知りたい方は↓のURLをどうぞ
www.queensryche.com
www.sanctuaryrecordsgroup.com

THE QUIET ROOM
1枚目、2枚目のリリース毎に新しいシンガー探しが難航している、
アメリカはコロラド出身Prog MetalバンドのTHE QUIET ROOMだが、前任シンガーが脱退してしばらく期間があいていたようだ。だが、数ヶ月にもわたるシンガー探しと、多くのオーディションと通してようやく新任シンガーを見つけることができたようだ。新任シンガーはTerry Rogersという男で、THE QUIET ROOMと同じColorado Springsに在住している人物で、Theoryというバンドで活動をしていたことで地元では知られていた存在のようだ。バンド側によっても、Terry Rogersを探すのに大変困難を擁したようであり、後任シンガーを探すことは不可能ではないか?という雰囲気も一時期は流れていたようだ。やっと後任者も決まり、彼等は昨年よりニューマテリアルを書き上げつつあるようだ。また新しいレコードとのディールに向けても動きを見せているようで、さっそく彼等が送っているデモに興味を示しているレ−ベルもあるらしい。しかし、彼等は他にも後任のベーシスト探しは継続して続けていきながらニューアルバムの為の製作をおこなっていく模様だ。

RAISMES FESTIVAL
フランス北部で行われていることで知られている野外フェスティバルRaismes Festivalは昨年も大変好評だったようだ。ワールドクラスのメタル系バンドのみならず、地元フランスのProg Metalバンドなども出演したようだ。それでは下でダイジェスト的にそれぞれのバンドのレポートをお届けしたいと思います。

Syrens Call
彼等は仏Lille出身のProg Metalバンドで彼等のデビューアルバムより、Bravehearts, Storm, Aquatic Coma, Far Awayなどをプレーした。ステージ上ではしっかりしたパフォーマンスでまとめあげたようで、特にリードギターリストが素晴らしい働きをしたことで注目されたようだ。

Mennen
オランダのハードロックファンには御馴染みのMennenでありますが、彼等の場合はリードボーカリストがよい働きをしていたようだが、観衆からのレスポンスはまずまずといったところで観衆をエキサイトさせる曲を主にフューチャーすればもっと違った内容を提供することができたかもしれないという声もあがっていたようだ。

Blackstone
どうやら彼等は地元フランス出身のStoner系バンドらしい。サウンド的にはまずまずといった感じでライブで聴くには問題はないが、家でじっくり落ち着いて聞くタイプとはまた違うような印象のようだ。

Threshold
イギリス出身の重鎮Prog MetalバンドのThresholdはさすが欧州のProg Metalファン達にとっては人気が大変高いようであった。彼等がステージ上に現れたときにはすでに外も暗くなっており、ギグのムードを高めるにはおあつらえ向きとなり、バンド全体のパフォーマンスももちろん完成度の高い素晴らしいものとなった。ステージ上ではKarl Groomも絶好調で轟きわたる素晴らしいギターソロを展開した。一方でJohn Jeary, Nick Midsonとドラマーたちも大変ソリッドな演奏で固めていた。Richard Westのキーボードサウンドも大変煌びやかであったが、ステージに積み重なった多くのキーボードにより観衆側が見ていた位置によってはよくRichardの姿が見えない人たちもいたようだが、ステージングには問題なかった。この夜のパフォーマンスは主に最近のマテリアルから固められていたようで、シンガーのMacも全ての歌詞を入念に情感を入れながらパフォームしており、全ての観衆が酔いしれているかのようだった。熱心なTHRESHOLDのファンによるとこれまでに彼等のステージの中でも最高だったという声もあがったほどであります。Setlistは以下のようになっているようです。
- turn on tune in
- oceanborn
- change
- long way home
- devoted
- ravages of time
- paradox
特にOceanbornとRavages Of Timeは大変感動的だったようであります。


Freak Kitchen
どうやらフランスでは人気の高いスウェーデン産のFreak Kitchenでありますが、彼等のステージングは他のどのバンドとも異なりいい意味で「変」であり「変わった」内容だったようです。ミュージシャン達は大変技巧派のようであったみたいですが、彼等の音楽に初めて触れる人たちにとってはなんとものめり込みにくいタイプだったらしいです。しかし次第にFreak Kitchenは観衆を自分側のペースに引き込んでいったようで彼等独自のエンターテイメント性で魅了していったようです。特にFreak Kitchenの目玉といえるMattias IA Ekulendのテクニカルなギタープレーが注目と言えるでしょう。
しかしMattiasは普通のギタープレーのみならずおもちゃの携帯電話や振動機(?)を使ってトリック的なギター奏法も飛び出したりと見た観衆にとっては訳わからないけど、そこが面白いと思った人たちもいたようです。


Ark
トリを務めたのはNorway, Sweden, USA出身のコングロマリットな様相を呈していると言ってもよい、Prog MetalバンドのARKでした。登場した時は、夜の10:30を回っておりフランス北部はこのフェスティバルが行われる時期は寒い時期に入っており観衆側もある意味大変だったようですが、この夜のARKはかなり熱っぽいライブステージをこなし、サウンドも大変ヘヴィーであったものの彼等が本来持っている音の暖かみを武器にしているところが100%発揮されてはいなかったようです。このステージでもやはりリードボーカリストのJorn Landeはブラックメタルバンドのシンガーのごとく白塗りコープスペイントを施していたようです。またPAやサウンドの関係からかCDで聞かれたTore Ostobyのエモーショナルなギタープレイがいかんなく発揮されたとは言いがたい部分もあったようだ。この夜のRandy Covenのベースプレーは絶好調だったようだが、この夜着ていた彼のアウトフィットはかなり変だったらしい(笑)。特にランディのフレットレスベースのプレーはなかなかに素晴らしかったようだ。John MacalusoやMatts Olaussonもそれぞれの仕事を適確にこなしていたが、ステージやテントの影となって観る側にとって見えにくい位置にポジションをとっていた。驚くべきことに彼等が今回披露した曲の殆どは、1stアルバムからの内容を中心に据えたセットリストだった。全体的には、素晴らしいライブパフォーマンスだったのは言うまでもないが、彼等が本来持っているスパークが迸るような内容でなかったのが残念だった。セットは以下のようでした。
- Heal the Waters
- Singer at the Worlds's Dawn
- Torn
- Resurrection
- Hunchback of Notre Dame
- Where the Wind Blows
- Noose
- randy bass solo with bit of star-spangled banner
- Just a Little
- something from first album
Encores
- Absolute Zero
- Burn the Sun

驚くべきことにこれだけたくさんの充実したバンドのパフォーマンスを全部見て、チケットの値段が日本円で1500円ぐらいなのだから欧州やアメリカの人たちは本当にお得ですね。



REGENCY
現在フランスのProg Metalバンドが少しづつシーンに台頭しつつあるが、REGENCYもその一つのバンドであります。今回インディーズからリリースしたRegency - Awakeningは、スタイル的にはLiquid Tension Experimentなどにも通じる素晴らしい内容となっており、全10トラックで63分収録の全インストとなっている。また楽曲はかなり長いフォーマットのものが多いようで、たくさんのバラエティーやテンポチェンジや展開なども見受けられるProg Metalスタイルのようだ。Liquid Tension ExperimentやDream Theaterのファンには注目したいバンドがまたフランスから登場した。

ROB ROCK/SAVATAGE
昨年行われたTampa Bayでのメタルショーで登場したRob RockやSavatageなどのライブショーが大変注目を集めた。前座として出たSmackheadに関して言えば、そんなに悪くはなかったようだが、彼等のスラッジ−でグランジ系サウンドは主にRob RockやSavatageを目当てに来た人には殆どアピールすることなく終わったようだ。

Rob Rockはベストライブボーカリストの一人として目されている人だが、今回のタンパベイでのコンサートでも非常に強力なパフォーマンスを披露してくれたようだ。主に彼の新作Rage Of Creationからのマテリアルでセットリストは固められていたようで一部Impellitteri時代のものからM.A.R.S.Project Driverといった辺りの曲目もプレーされた。またこのときRobのバンドでベースを弾いていたSteen Elderがステージ上で大変素晴らしいパフォーマンスを展開しボーカルも取るなどミュージシャンのレベルも高い男のようだ。またRob Rockは新作をアメリカで今年リリースしたいようだ。おそらくこの新作は日本ですでにリリースされているRage Of Creationのことを指していると思われる。

Savatage
この夜のSavatageは、80年代を意識した内容も織り交ぜていたようで、大変バランスの取れたセットリストでギグを展開したようだ。ライブギグも堂々としたものであったのは言うまでもないが、新しく加入したDamondは前任のシンガー達にまだもう一歩惜しいところまで届いていないような感があるので成長の余地は残されているという印象をレポーターは持っているようだ。現在はライブでJon Olivaに迫るほどの勢いを見せる必要があるということだろう。なおセットリストは下のようになっている。
Commisar
Surrender
Rage and War
City Beneath the Surface
Strange Wings
Sirens
She's Unusual
Grace of the Witch
Handful of Rain
Wake of Magellen
Dead Winter Dead
Edge of Thorns
All That I Bleed
Morphine Child
He Carves His Stone
Chance
Believe
Gutter Ballet
Hall of the Mountain King


ROYAL HUNT
日本でも人気の高いデンマーク出身のバンド:ROYAL HUNTだが、この度Now & Then/Frontiersとヨーロッパでのディールを結んだ。ヨーロッパでもニューアルバムThe Missionが絶賛発売中のようだ。彼等にとって通算6枚目のアルバムになるThe Missionは、シンフォニックなMelodic Metal的作品となっており、Ray Bradbury作の名サイファイ小説Martian Chroniclesをベースにしたコンセプトアルバムである。サウンド的にもRoyal Huntが標榜しているパワフルでマジェスティックでメロディック且つエレガントなサウンドが楽しめる内容となっている。これまでにリリースされたアルバムのセールスはすでに100万枚を超えているようだ。また予定されていた同郷のManticora
とのコペンハーグでの10月のライブは昨年のテロ事件のあおりを受けてキャンセルとなってしまった。また新しいEPとしてThe Watchersがリリースされた。この作品は3部作の完結編を意味しているようだ。Intervention, The Missionと続いて最後の作品がこのThe Watcherとなっている。収録される曲は次のようになっている。Intervention, Lies (live), Flight (live),
Message to God (live), Epilogue (live), One by One (new recording), Clown in the Mirror (new recording), Day in Day Out (new recording), Legion of the Damned (new recording),
Intervention (radio edit)となっており、全てのトラックはJohn Westのボーカルがフューチャーされている。

SAVATAGE (CRISS OLIVA)
昨年の10月17日に、Savatageのオリジナル・リードギタープレヤー:Criss Olivaの8周年をファン達は迎えることとなった。新しくOld Criss OlivaのイメージギャラリーとしてLee Gibson氏によって撮影された写真が新しくウェブサイトに追加されることなった。またインタヴューセクションのページには、1993年にイタリアで行われたEdge Of Thornsツアーの時の、インタビュー内容が掲載されることとなったようだ。
http://www.savintage.com
http://www.savintage.com/criss
R.I.P CRISS,

SANVOISEN
ドイツのProg MetalバンドSanvoisenはどうやらすでに活動を停止、バンドは解散状態という噂が流れている。

SCHOLOMANCE
アバンギャルドでエクストリーム性を重視していることで知られている、暴虐系プログレッシブ・テクニカル・デスメタルバンドのScholomanceは、昨年ついに2枚目の新作The Immortality Murderをリリースした。非常にテクニカルでハイパーなサウンドが支配しているタイプのようで、曲のパートによっては全く音の隙間がないほど埋め尽くされており、普通の曲の構成とは違う混沌とした内容のようだ。かなり挑戦的な音楽なので、普通の音楽とは違ってかなりアドヴェンチャラスでチャレンジングなスタイルのものやテクニカルなデスメタル・ブラックメタル系なども、なんなく聴けるというリスナー向けかもしれない。しかしながら、変わった音楽に興味のあるリスナーにもチェックをしてみる価値はありそうだ。またScholomanceのキーボーディストのJimmy Pittsは、Spastic Inkの次作に参加予定のようだ。
CDに収められる曲目は以下のようになっている。
THE IMMORTALITY MURDER
Part I : Absence/Contorted Porcelain-faced bitch
Part II : Childless one.../The Body As Sulphur Stench
Part III : Matriarch
Part IV : Her Iniquity Uncovered/The Eastern Trinity Unexplained
Virus (The Theft of Knowledge)
Companionship and Philosophical Fire (Point of...)
Bedevilment and Bewilderment (Reality Greets the Moral Whore)
The Next Step (For the Sake of the Greater Whole)
またインストCDも入っているがこちらは暴虐デス声は入っていないので、インスト志向の人にも楽しめるのではなかろうか?
Instrumental CD
Piano intro
The Next Step (For the Sake of the Greater Whole)
Interlude #1
THE IMMORTALITY MURDER:
Part I : Absence/Contorted Porcelain-faced bitch
Interlude #2
Part II : Childless one.../The Body As Sulphur Stench
Interlude #3
Part III : Matriarch
Interlude #5
Part IV : Her Iniquity Uncovered/The Eastern Trinity Unexplained
Piano Outro
詳細は下のオフィシャルサイトをどうぞ。
Official site is http://www.angelfire.com/sc/scholomance/main.html


SCOTT MOSHER - VIRTUALITY
新しいタイプのスタイル、アンビエント・ネオプログレッシブ・サイバーロックを標榜しているScott Mosherのニューアルバム: Virtualityが現在アメリカを中心にインディーズから発売されている。Scottにとっての最新作となるVirtualityは、Rushなどからも影響を受けているアンビエントで、トランスなサウンドを導入したNeo-Prog Rock、と言ってもよいだろう。Virtualityには、主にインストが収められているが、Geddy Lee似の声のリードボーカルによる、楽曲もありフレッシュなサウンドとなっている。様々なプロジェクトや、イラストレーションなどもこなしたりと、マルチタレント性も持っている男のようだ。
詳しくは↓のリンクをどうぞ
Scott Mosher
(Musician/Graphic Artist/Activist, Dr. Pepper Aficianado, Neurosurgeon, Allroundniceguy)
http://www.theambientmind.com/virtuality/
http://www.cdbaby.com/cd/mosher

SCROM
アルゼンチンより新しいProg Metalバンドが登場した、その名もSCROM。SCROMは影響としてシンフォニックロックやジャズ、クラシカル、タンゴといった要素を導入したProg Metalバンドのようで音のベースとしてはDream Theater/Shadow Galleryなどの王道路線をルーツに持っているようで、メロディックな要素がたくさん入ったProg Metalバンドを好む人には、お薦めのバンドと言えるであろう。もしAtmosfearやTomorrow's Eveといったバンドにピンと来る人でキーボードが活躍するタイプが好きな人にはチェックを入れておきたいバンドといえよう。ただインディーズ出身のバンドなのでサウンド・プロダクションが弱い部分もあることと、ボーカリストは中低音域を中心として、どちらかといえばモノトーンな感じのシンガーだということも、強調しておきたい。詳細は下記のURLをどうぞ
www.scrom.com.ar

SUNSETH SPHERE
ハンガリー出身のAtmopsheric系Melodic Avandt Gardt Metalバンド、Sunseth Sphereの新作Storm Before Silenceが海外では絶賛発売中のようだ。The GatheringやLacuna Coilのファンに、大変アピールするバンドのようであります。女性シンガーをフューチャーしており、どうやらKate BushやThe GatheringのAnneke van Girsbergen達の中間の声質を持っているようだ。Sunseth Sphere自体はLacuna Coil達のようなバンドと比べると寄り音楽的にもチャレンジ性の高いものを標榜しているようで、歌詞の内容もエジプトなどをテーマに据えており、キーボードサウンドが空間を支配したようになっているみたいだ。プロダクションも大変しっかりとしており、クリアー且つパワーを充分表現できているのが素晴らしい。現在名門Dark Symphoniesより絶賛発売中で1枚12ドルとなっている。

SEVENTH OMEN
アメリカ産Powerful MetalバンドのSeventh Omenは、地道に活動を続けているようです。新作Abstract Destinyを彼等のサイトから直接購入できるようになっています。

SILENT SHADOWS
アメリカのPower Metalバンド:Silent Shadowsから、どうやらドラマーのBill DiCaprioがすでに脱退しているようです。家族やバンド以外に優先したい事情ができたことによるようです。ドラマーは脱退したものの、彼等は新しいマテリアルを完成させつつあるようで、キーボーディストをフューチャーした内容になるようです。またすでに抜けているボーカリスト同様、ドラマーも探す必要があるようでオーディションでの審査を通してニューメンバーを求めている。

SINGLE BULLET THEORY
アメリカのメタルバンド、Single Bullet Theoryは昨年の10月にアメリカ西部や東部を中心とした精力的なツアーを無事成功させたようだ。

SKIN TAG
元Shotgun SymphonyのCharlie CalvとRon Sivulich Jr.をメンバーに含むSkin Tagが昨年の末ごろBeauty Marxというアルバムをリリースした。Beauty MarxにはAOR系のサウンドが10曲ほど収められており、サウンド的にはNight Ranger, Survivor, Jorney, そしてShotgun Sympphonyに通じる内容となっている。

SOUNDSCAPE
現在は活動を休止しているProg Metal系バンドのSOUNDSCAPEだが、どうやらギターリストのTodd Roseは活動を地道に行っているらしい。Soundscapeのファンにとって興味深いことは、これまでにリリースされることのなかったGrave New Worldが新しく編集され、リミックされているようだ。このアルバムを通して、いずれレーベルとも契約を結びたいと願っているようだ。Todd Roseの近況については、彼のサイトを参考にどうぞ。
http://www.toddroseonline.com

STRAMONIO
イタリアのProg Metal系バンドとして、熱狂的なProg Metalファンの間で人気の高いSTRAMONIOはどうやら、新しいアルバムの製作に向けて活発に活動をしている。早ければ今年中に新作がリリースされる予定だ。

STRANGE LAND
ミルウォーキー出身の期待のProg Metal系バンド:Strange Landがフルレングスアルバムを完成させた。すでに耳の早いリスナーは3曲入りサンプラーで彼等の実力を知っている人もいることと思われるが、ようやく彼等の新作がリリースされる運びとなった。

STONEHENGE
昨年はProg Metal期待の新星の一つとして、Pain Of Salvationを中心に聞いているProg Metal系リスナーの中で、大きな話題をさらったハンガリー出身Stonehengeの新作Angelo Salutanteが大変好調な滑り出しを見せている。またStonehengeは夏にハンガリーを訪問していたPain Of SalvationのDaniel Gildenlow達とも親交を暖めることができたようだ。またこの訪問を機会にStonehengeは、Daniel Gildenlowのボーカルをフューチャーした曲Unityをレコーディングした。これはAngelo Salutanteには収録されていないので、MP3.comから合法的にダウンロードして、音源を楽しむことができるようになっている(http://www.mp3.com/stonehenge_hu)。またハンガリーで行われたフェスティバルにも参加したStonehengeとDaniel Gildenlowとのステージパフォーマンスもライブビデオに収めたようだ。詳しくは、Stonehengeのサイトを参考にしていただきたい。http://go.to/stonehengeのビデオセクションのMorning On Earthを見て欲しい。余談になるが、昨年の夏にPain Of Salvationはハンガリーで行われたサマーロックフェスティバルに参加し、地元のバンドたちとも共演をしたようで、そういった経緯をきっかけにPain Of SalvationとStonehengeの邂逅が実現したようだ。またこのフェスティバルでは、Stonehengeの曲AngelsをDaniel Gildenlowとともに歌ったようだ。さらに余談になるが、StonehengeのアルバムAngelo SalutanteはMetal Hammerハンガリーで高得点をマークしている。
また下のURLでも映像を見ることができるようだ。
http://hyperion.spaceports.com/~darkside/angelssziget.avi
(ただしこれは20MBも容量をとるので使用しているパソコンによっては、注意が必要みたいです)
現在彼等はインターナショナルで新作を配布するディストリビューターやレーベル探しを必要としているようだ。

SUN CAGED
オランダの期待のProg MetalバンドのSun Cagedだが、ニューシンガーとしてSasha Burchardtを迎えて、現在は新しいE.P.のDominionをリリースしており、絶賛発売中のようであります。また昨年はZero Hourや地元のArabesqueといったバンドとも欧州で昨年は9月、10月、11月とライブギグを行い活発に行い、今年も1月、2月と精力的にライブ活動を展開している。彼等の今後に注目をかけていきたい。
http://www.suncaged.com
http://www.mp3.com/suncaged

SUPERIOR
ドイツのProg Metalバンド:Superiorは新作Ultima Ratioを完成させている。気になるUltima Ratioアルバムだが、一部の地域ではすでにプリオーダー中のようだ。噂によるとフランス地区を通してすでにSuperiorの新作を、ゲットしている関係者やファンも少なくないらしい。今年中には、この新作をワールドワイドで配布したいと考えている。気になる新作は、完全なコンセプトアルバムとなっているようで、ずばり現代のAIDSについてがテーマのようだ。聴いた関係者によると映画サントラにも近いエピックで壮大な内容となるようだ。新作の方向性としては以前のBehindの頃を彷彿させる内容だが、BehindのレプリカではないとメンバーのBerndは語っている。

SYMPHONY X
昨年は非常に活発な活動が注目を集めたSYMPHONY Xだが、昨年話題となったライブアルバムに続いてニューアルバムを今年2002にリリースしたいという意向のようだ。昨年は、テロの脅威といった煽りを受けて、本来予定されていたSavatage/Symphony X/Vicious Rumorsによるヨーロピアンツアーは完全に延期されてしまったようだ。バンド側は新しい日程が決まればツアー行いたいと考えているようだ。どうやら日本では、このライブアルバムは未だに発売されていないようだが、すでに海外ではLive On The Edge Of Foreverというタイトルで2枚組ライブCDとしてリリースされている。気になる収録曲は以下のようになっている。

CD1
1. Intro
2. Evolution (the grand design)
3. Fallen
4. Transcendence
5. Communion & The Oracle
6. The Bird-Serpent War/Cataclysm
7. On The Breath Of Poseidon
8. Egypt
9. The Death Of Balance/Candlelight Fantasia
10. The Eyes Of Medusa

CD2
1. Smoke And Mirrors
2. Church Of The Machine
3. Through The Looking Glass
4. Of Sins And Shadows
5. Sea Of Lies
6. The Divine Wings Of Tragedy

TESLA
アメリカン・ハードロッカーとして80年代後期を中心に活躍したTESLAだが、この度Sanctuary Recordsと契約を結んだ。Sanctuary RecordsからのニューCDは2枚組のライブアルバムReplugged Liveとなっており現在発売中のようです。このアルバムには約20曲収録されており、彼等の昨年行われた全米ツアーでの模様を収録している。TESLAは1996年に解散していたが、Replugged Liveアルバムは、以前出したアコースティカル・ライブアルバムとは正反対のエレクトリックなライブものとなっているようだ。もちろんこのアルバムには彼等のヒットナンバーや人気曲である
"Modern Day Cowboy," "Heaven's Trail (No Way Out)," "Love Song," "Edison's Medicine," "Song & Emotion"そしてFive Man Electrical Bandによる"Signs." などが収録されている。本来この作品はシングルCDとしてリリースされる予定だったが、他にもTESLAの素晴らしい曲を収めたいという形でダブルCDとしてリリースされることに決定したようだ。

FREDRIK THORDENDALS SPECIAL DEFECTS
Messhugahファンの間で、Fredrik ThordendalのアルバムSol Niger Within (ver. 3.33)が話題となっているこのアルバムは本来それぞれのパーツが全1曲だけというものだったのだが、それぞれのパートに分かれているので、好きなところから聴けるようになったみたいだ。またボーナストラックとして、Missing Timeが収録されており、この曲にはFreak KitchenでおなじみのMattias IA Eklundがゲスト参加しており、Messhugahファンにとっては朗報であろう。

THRESHOULD
昨年の後半を中心にライブツアーなどの活動で忙しくしていたTHRESHOLDは、昨年行われた最終日でのイギリス公演(Rotherham Rock Festival)でもよい結果を残すことができたようだ。10月23日土曜日のこのフェスティバルでは、PALLAS, SYLVAN, RICOCHETといったほかのネオプログレッシブ系のバンドと共に成功を収めることができたようだ。また彼等のツアーで売られていた、TシャツもTHRESHOLDのオフィシャルサイトより、購入することができるようです。また公式サイトでしか購入できないライブアルバムも、近々今月中に発売になるようです。
http://www.thresh.net/

TIME MACHINE
イタリア出身のProg Metal系バンドの中でも長いキャリアを誇るTIME MACHINEのニューアルバムEvilが昨年より発売され好調なセールスのようだ。これまでのアルバムと同様、プロダクションも楽曲も良好であり、イタリア系Prog Metal系が好きなリスナーには大変楽しめるメロディー性とドラマ性の高い内容となっております。また今回の作品にはゲストプレーヤーとしてSkylarkのEddie Antoniniが一部の曲でプレーしている。注目すべきは新任シンガーに交代しており、声質やスタイルとしては、Madsword - The Global Villageのシンガーに似たスタイルのようだ。歌詞の内容は現在の社会情勢や世界の動向に通じる内容になっており、

THE SINS OF THY BELOVED
ゴシックメタル系バンドのTHE SINS OF THY BELOVEDだが、彼等はすでにPerpetual Desolationの限定盤とレギュラー盤の両方をリリースしているとのことだ。

THERE4
October Thornsが現在活動を休止しているが、October Thornsのそれぞれのメンバーが個人のプロジェクトで活躍しているようだ。THERE4もその一つで、Daveによるプロジェクトのようでギグなどの活動を中心に行っているようだ。

TRANSATLANTIC
Dream Theater, Spock's Beard, Marillion, The Flower Kingsなどのバンドで名を馳せているメンバーが活躍しているTRANSATLANTICでありますが、すでに2枚目のアルバムBridge Across Foreverがリリースされています。また彼等は新しいライブCD/DVDをリリース予定のようで、オランダのTilburgで行われたTRANSATLANTICのライブが映像として収録されるようで、他にもBrusselsでの公演などなども収録される可能性があるようです。またイギリスでの公演は2時間半に渡って行われ、中でもビートルズの名作Abby Roadからも後半部分をまるまるフューチャーした内容をパフォーマンスしたようであります。イギリス公演は大変Prog Rockファンからも好評を集めたようです。
またツアーのサポートとしてあのPAIN OF SALVATIONのDaniel Gildenlowも活躍していたようでありますが、どうやらセンターステージから少し離れた後方において、自分の仕事をこなしていたようであります。イギリスでのセットリストは大体主に以下の様になっており、参加した観衆が大変満足できる内容だったようです。
- Duel with the Devil
- My new World
- We All Need Some Light
- Medley Transatlantic/Beatles incl 'Carry That Weight'
- Stranger in Your Sould
Encore:
- All of The Above

TRISTANIA
ゴシックメタルを好む層には、以前から話題騒然だったTRISTANIAだが、海外ではすでに名作Beyond The Veilに続く、新作World of Glassが、昨年の9月以降発売中のようだ。どうやら、この最新作では以前のようにゴシックなクワイヤーな音のみならず、弱冠インダストリアルなサウンドも加味されているようで、その辺りが前作を傑作とみなすファンの間で一部論点になっているようだ。しかし素晴らしい女性ボーカルは健在であるようで、また良質なGothic Metal/Female Voice系バンドの新作が話題となっている。

TRIVAL ACT
北欧のテクニカル系Prog MetalバンドのTrivial Actは、現在次のアルバムの製作に向けて準備を開始しており、マテリアルをまとめているようだ。またTrivial Actのメンバーは、同じ北欧出身のProg Power MetalバンドのPagan's Mindにも関わっているようだ。このPagan's Mindのアルバムは、すでに海外ではリリースされており、アルバムのプロデューサーはTNTのRonnie Le Tekroが担当している。

VANDEN PLAS
昨年はライブやツアーなどの活動に忙しくしていたVANDEN PLASだが、すでに欧米では最新作Beyond Daylightをリリースしている。Inside Outからの限定版には、豪華なブックレットやボーナストラックとして、KANSASのカバー曲「Point Of Know Return」が収められている。

VANISHING POINT
オーストラリアのMelodic Power/Prog MetalバンドのVanishing Pointは、昨年精力的なツアー活動を行った。またヨーロッパではGamma RayやSonata Arctica等とEuropeanツアーに同行し成功を収めたようだ。主に、ドイツ、ベルギー、イタリア、チェコスロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、ポルトガル、フランス、フィンランド、スウェーデンを周ったようだ。他にも同郷のProg Metalバンド、Modus Vivendiともプレーを果した (www.mvivendi.com)。また昨年の8月にはメタル系のフェスティバルとしても名の知れている、Wacken Open Airにもゲストとして招待されるなど、彼等はヨーロッパでは名前が次第に知られつつあるようだ。どうやらツアーのブレイク中に、新作のためのマテリアルをまとめたり、他にも雑誌やウェブサイトのインタヴューにも気さくに答えるなど忙しい活動を展開していて、今後の彼等の動向が気になる。早く日本でも、彼等の存在が注目を集めて欲しいと願いたいものだ。

VAUXDVIHL
知るひとぞ知るオーストラリアのFates Warning系Prog MetalバンドのVauxdvihlは、マニアの熱い要望が通じたのか、メンバーのFabによるとVauxdvihlのアルバム:To Dimension Logicを新しいアートワークに差し替えて再プレスをしているそうだ。また幻のミニLP「Vog」も同様に再プレスをしているようだ。そして3枚目のリリースとしてSiberian Church Recordingsも用意されているらしい。
またメンバーによると、悪質なブートレッグが市場に出回っていることをよく思っていないようで、
バーコードがついていないCDは違法コピーだと警告をしている。また彼等は自らのレーベルVorpt Recordsを立ち上げており、そこから本物の彼等のオリジナル作品として認証されているものをリリースしていく意向である。

VISION DIVINE
昨年技術的な関係によりリリースが延期されていた、彼等の最新作:Send Me An Angelが無事今年リリースされ、世界中のメタルを扱っている店頭で絶賛発売中のようであります。

WAKEMAN, WETTON, and WILLSON等 (CLASSIC ROCK SOCIETY 10th Anniversary)
現在のRick Wakemanは、イギリス国内で主にTVやRadio Showなどのショーや、シアター関連の仕事を勤めているようだ。一部のProg Rockファンは、Rick Wakemanはもうライブギグをやらないのであろうか?という疑問を持っていたようだ。しかし、Rotherhamを本拠に構えるClassic Rock Societyの10周年記念が催され、ショーの一環として、Rick WakemanがStrawbsのDave Cousinsと共にステージに現れショーを行った。他にもこのショーにはJohn WettonやArenaのメンバーも現れ、プログレッシブな音楽やアンダーグラウンドに甘んじている良質の音楽などを楽しむ人たちのひと時の祭典になったようだ。メインとして、Rick WakemanとEnglish Rock Ensemble(この中には息子のAdam Wakemanをはじめ、Lee Pomeroy, Tony Fernandes, Ant Glynne, そしてDamien Wilsonが名を連ねていた)によるビンテージ且つモダンなサウンドが融合したショーが展開された。
セットリストは以下のようになっている
- Journey to the Centre of the Earth (Medley): The Return Overture/ Tales From The Lidenbrook Sea/The Kill/Ride Of Your Life plus a few other excerpts
- Never is a Long, Long Time
- drum solo
- Arthur Medley: Arthur/Sir Lancelot and the Black Knight/The Last Battle
- The Visit from the Phantom
- Merlin the Magician.
- No Earthly Connection Medley:
- Catherine Parr
- Starship Trooper
Encores:
- Buried Alive
- Elanor Rigby

MIKE WEAD PROJECT/HEMISFEAR
主に良質な北欧Doom Metal系バンドや、プロジェクトなどに携わっているベテランミュージシャンのMike Weadだが、現在彼はソロアルバム製作にいそしんでいるようだ。どうやら彼のメインプロジェクトの一つと目されているHemisfearのプロジェクトは現在休止中らしい。他にもMike WeadはIntromental Managementに所属している、Neo-Classical Metalバンド:Meduzano
プロデュースにも携わっていたようだ。

WOLVERINE
昨年はProgPower Festivalを始め、精力的にライブ活動を行っていた北欧出身、期待のProg Metalバンド:WOLVERINEは最新作The Window Purposeを欧州とアメリカ方面ですでにリリースしており、今年リリースされるPROG METAL系のアルバムの中でも、最高の作品になるかもしれないと各雑誌やインターネット上で大きな話題をかっさらっている。昨年は主にINTO ETERNITYやLOW DOWNなどともライブを行い、次第に彼等の存在が大きくなろうとしている。

WUTHERING HEIGHTS
シンフォニック・パワーメタル系バンドのWuthering Heightsは、新作To Travel For Evermoreを予定としては、今年の夏までにはリリースしたいという意向のようだが、延期される可能性もあるようだ。詳細はまた後ほどお伝えしたい。

ZERO HOUR
昨年はProgPower USAやEuropeなどを中心に、大変活発にライブやツアー活動に邁進し、オランダ方面やカリフォルニア方面では特に大きな成果を上げたようだ。オランダでのライブでは主にSUN CAGED, ARABESQUEなどがサポートを見事に務めたようだ。最新作The Towers Of Avariceも好調なセールスを続けているZERO HOURは、どうやら今年からいよいよ最新作のマテリアルをまとめあげる作業を行う予定のようだ。(昨年掲示板でお伝えした、Symphony XとPain of Salvationと周る予定であった東海岸ツアーは、結局ブッキングエージェンシーやINSIDE OUT側とのコミュニケーションの不一致などの要素が複雑に絡み合い、東海岸でのショーは参加ができなかった・・ということを捕捉として、追記させていただきたいと思います。Zero Hour側のコメントによると、SYMPHONY XやPAIN OF SALVATIONとのライブショーを周ることができなかったことを残念に思っていたようです。)

2002/03/05


PROG POWER特集

99年よりオランダで始まった本格的なProg Metal系を中心にフューチャーした祭典ProgPower Festivalも順調に好評を博しているようで昨年で3回目のフェスティバルが行われたが、全体的にはどのバンドも集まった観衆を大いに魅了する内容だったようだ。本来はROYAL HUNTやAZTEC JADEなども参加する予定だったようだが、彼等は様々な理由などにより昨年は参加できなかったが、それを補うに足るSuperiorとPoverty's No Crimeのような有能なバンドがピンチヒッターとして大いに観衆の溜飲を下げてくれたようだ。それではダイジェスト的にDay1とDay2に分けてリポートしたいと思います。

Day One.

SILENT EDGE.
このバンドは今回初出場の地元オランダ出身のNeo-Classicalなタイプの要素を絡めたProg Power Metalバンドだったようです。余りテクニカルに推し進めるバンドというよりはキャッチーな楽曲を中心に攻めていくタイプのようだ。このバンドのシンガーWillem Vermoertは大変素晴らしいパフォーマンスを披露して注目を集めており、ネオクラシカル系特有のファストでスピーディーなギタープレーなどを前面に出しているところがこのバンドの武器といえよう。ただこの日の彼等のパフォーマンスのサウンドが大変大きくなりすぎたせいか細部に渡ってのプレーが聞き取りにくい部分もところどころであったようだ。また現在はレコードディールに向けて最終段階に入っているということで彼等のアルバムがシーンに登場する日もそんなに遠くはないであろう。MP3’s on www.silentedge.com

ZERO HOUR
今回ヨーロッパでのショーは初めてのアメリカ産テクニカルProg MetalバンドのZero Hourだがステージ上では見事なパフォーマンスを最新作The Towers Of Avariceからの楽曲を中心に繰り広げた(また他で周ったヨーロッパでのライブギグでは初期の作品からもプレーをしたようだ)。観衆からも熱烈的に迎えられ、バンド自体もかなりエネルギッシュでベストなパフォーマンスを展開していたようだ。ライブでも大変複雑でテクニカルな内容であり、それぞれの楽器サウンドも詳細に渡ってクリアーに配置されたサウンドで好調だったようだ。また彼等は大変フレンドリーなミュージシャン達としても知られており、Jasun/Troy Tiptonの兄弟は多くのファン達とも交流を深めたようでフォトやCDやシャツにサインをすることで大あらわだったようだ。本人達にとっても非常にエキサイティングな体験になったと述懐していた。

SUPERIOR
99年にも参加をしたことのある中堅Prog MetalバンドSuperiorだが、今回のライブでは残念ながらKeyboard PlayerのJanがアクシデントに見舞われたことが原因でキーボードレスとしてショーに参加を果した。ピアノパートはSuperiorにとって命ともいえる部分なので、このピアノのパートをどう補うのかというのがヨーロッパの観衆にとっては重要なポイントだったわけだが、楽曲やセットリストをかなりアレンジした、中でもMichael Mullerが見事にキーボードのパートを補うパフォーマンスを展開し観衆を満足させる内容となった。一時は2001年の参加をキャンセルすることも考えたぐらいだったようだが、参加した結果は彼等にとってプラスと働いた。もちろんこのバンドのもう一つの要であるシンガーのMichael Tangermannの声の調子も絶好調で素晴らしいパフォーマンスを披露した。またこのショーでは新曲が4曲披露されており、どうやら新作はYouniqueやBehindを彷彿させるヘヴィーな内容となっており今年の春にリリース予定のようだ。

PAIN OF SALVATION
この日のトリはスウェーデンが生んだ怪物バンドPain Of Salvationでした。PAIN OF SALVATIONを初めて見た観衆そして何回か彼らのショーを見たファンを含めて、観衆全てを飲み込むかのようなベストなライブショーを繰り広げたようでProgPower Europe全体に参加した人たちの中ではもっとも凄かったショーという形で選出される存在だといえるでしょう。ProgPower USAにも参加していますが、そのときよりもさらにパフォーマンスに磨きがかかっていたようでした。パフォーマンス自体は大変素晴らしかったもののPAなどの関係からか時にはサウンドが良好で伝わらない場面もあったとか・・だが彼等しか繰り出せない独特の世界観を込めたプレーやDaniel Gildenlowのシャウトやシュリークを兼ねたボーカルパフォーマンスは凄まじかったようです。Entropiaからは6曲演奏されており、!などが演奏された。また新曲としてUndertowも演奏されました。他にもUsed, In The Flesh, Ashes, Morning On The Earth, Winning A War, People Passing By, Ovlibion Ocean, Nightmist, Song For The Innocent, The Perfect Element, Inside, Revival, New Years EveなどなどPain Of Salvationにはおなじみの曲がオンパレードだったようです。どうやら彼等はこの時点ではまだ新作を製作途中だったようでライブショーが終わった次の日には本国に帰国していたようです。

Day Two

ANDROMEDA
スウェーデン出身の期待の新星Prog MetalバンドのANDROMEDAが初登場だった訳ですが、大変素晴らしいパフォーマンスをCD同様かそれ以上にライブでも展開されており、デビューアルバムに収められている全ての曲を披露し、その高いミュージシャンシップも評価されたようです。

ANOMALY
オランダ出身のテクニカルなフュージョンヘヴィーロックバンドだったようで、インストが中心のバンドだったために楽曲やシンガーを擁したバンドに興味がない観衆は一旦ブレイクに入った人もいたようであります。サウンドやスタイル的にはLIQUID TENSION EXPERIMENTを彷彿させるような内容だったようですが、観衆によっては彼等を高く見る人とそうでない人に分けられるようです。

POVERTY'S NO CRIME
99年に参加経験があるPoverty's No Crimeは前回のショーでサウンドが余り大きくなりすぎたことを反省したせいかサウンドもバランスも整った素晴らしいパフォーマンスを展開し、ギターやキーボードプレーなどを中心にメロディアスでハードなProg Metal的サウンドを内包した良質なMelodic Metalバンドとしてよいショーにすることができたようです。

WOLVERINE
参加した観衆の中には、彼等Wolverineから特に何かを大いに期待をしていた・・という人たちが少なかったようですが、どうやら彼等を初めて見た人たちはその彼等が持っているエッセンスに魅了をされた人たちが多かったようです。スウェーデン出身のProg MetalバンドWoverineはこのショーで多くのオーディエンスを捕らえるほどの成長を見せており、新しい曲もフレッシュなサウンドが満載で楽曲のフックも兼ね備えた作曲方法も身に付けており、スローなパートや興味深いパッセージそして素晴らしくヘヴィーなリフレインなどを盛り込んだ曲を演奏したりとダークホース的な存在として観衆に向かって彼等本来の持ち味と魅力をアピールすることに成功しました。

INTO ETERNITY
カナダ出身のProg Metal寄りThrash Power MetalバンドINTO ETERNITYはヘッドバンギングを伴うフューリアスで疾走感を満喫できるバンドだったようですが、割とメローなタイプのネオプログレ系やプログレハード寄りを好む人たちはこの間にディナー休憩などをしている人もいたようです。ヨーロッパでは次第に彼等の存在が浸透しつつあり、ヘヴィーでスラッシーなサウンドを伴う新しいタイプのProg Metal系バンドとして新しいもの好きから注目を集めつつあります。

VANDEN PLAS
実質的には2日目のヘッドライナー的な存在だったかも知れないドイツの中堅Prog MetalバンドのVanden Plasはこれまで同様ソリッドでクオリティーの高いショーを行ったようです。彼等の場合、音楽自体が大変魅力的なばかりでなく、それを隅から隅まで体感し楽しめることができるというのが参加したファンからの感想のようです。ショーではフロントマンのAndy Kuntzは熱心なパフォーマンスを繰り広げ観衆からもハンド・クラッピングと求めたりとショーマンシップを大いに発揮しており、歌も非常にベストなコンディションでこなしました。他にもStephan Lillのギタープレは大変ワイルドでファストでありながらもスローでメロディアスなパッセージではメロディックでエモーショナルなギタープレーをこなしバランスのとれた演奏を披露。演奏されたセットリストの中には、I Can See, Into The Sun, Inside Of YOur Head, Far Off Grace, You Fly, そして名曲Rainmakerが入っていたようだ。現時点でヨーロッパ方面では新作Beyond Daylightが絶賛発売中で好評を博しております。

ANATHEMA
このショーのトリは英国のAtomospheric Doom MetalバンドAnathemaがトリをつとめたようですが、観衆の反応としては残念なことに全てのオーディエンスからは思ったほど熱心には迎えられなかったようだ。しかしながら多くのファンにとっては楽しめる内容だったようだが、Prog Metal系オリエンテッドな音楽ファンにとっては彼等の音楽は家で聞くには素晴らしく充実した音楽だがライブショーではピンとこないという意見を持つ人も少なくなかったという面もあったらしい。

今年もバラエティーに富んだ様々なバンドが参加し、結果的には大変成功を収める内容となった。
また本編のProgPowerのステージの他にスモールステージが設けられており、夕方には2つのバンドが登場した。最初のスモールステージには、BEYOND THE LABYRINTHが出演し、Arabesqueのメンバーを含んだ興味を引く内容だったようだ。BEYOND THE LABYRINTHの中心人物Geertによると今後オールスタープロジェクトにとりかかって行きたいと意欲を燃やしている。また2番目にスモールステージに登場したのは、Up The Ironsというアイアンメイデンのカバーバンドが登場しゲストミュージシャンも参加したようだ。昨年このアイアンメイデンのカバーを演奏する際には地元のProg MetalバンドSun Cagedのメンバーも参加をしたようだ。

またこれは余談になるが、ProgPower Europe本編のフェスティバルが行われていた一方で10月7日の日曜日にはDortmundでDestructionやBrainstormをヘッドライナーに行われたWestfalenfestivalも開催され、そちらの方にもINTO ETERNITY, POVERTY'S NO CRIME, WOLVERINEが参加したようで、ProgPowerに参加した観衆の一部の熱心なオーディエンスはそちらの方にも合流し盛り上がったようだ。

PROG POWER USA

昨年の11月9日と10日の2日間に渡ってProgPower USAフェスティバルが開催され、参加した観衆にとって大変エキサイティングなショーが繰り広げられた。参加したバンドは、SYMPHONY X, KAMELOT, ARK, EVERGREY, ANGEL DUST, SPIRAL ARCHITECT, NIGHTINGALE, SUPERIOR, BALANCE OF POWER等だ。残念ながら参加バンドリストに入っていたVANDEN PLASはこの度突然のキャンセルとなりGUNTER VERNOを除くメンバーはアメリカの地を踏むことはなかったようだ。それでは参加したバンドに関してのダイジェストレポートをそれぞれお届けしたいと思います。

Day One (金曜の部)

BALANCE OF POWER
全体的にとても楽しめるショーを展開した。特にキーボードの活躍もあり、ミックスも大変良好でサウンドもクリアで前面にはっきりと押し出された内容だった。ステージ上のバンド自体もショー自体を楽しんでいたようだ。ギターリストのリードプレーも素晴らしかったようで、ストーレートなメロディアス系ハードロックからAOR系の音楽が好きな観衆には大きくアピールした。


NIGHTINGALE
顕著だったのはキーボードの演奏が良好であったようで、時に挟まれるキーボード・ギタープレーヤーのリードプレーが素晴らしく印象的だったようだ。しかしNightingaleの全体的なステージ運びは割りと淡白な傾向にあたようで観衆によってはステージプレゼンスを感じないという意見もあったようだ。ステージ上の彼等は黙々と演奏し、ファンとのアイコンタクトなども殆どなく観衆にたいして大きくアピールした内容とも言えない出来だったのでありましょう。バンドのリーダーであるDan Swanoは時には歌詞カードを読みながらステージパフォーマンスを行っていたようだがこれは何かの演出だったのであろう。


ANGEL DUST
ドイツから来た彼等のパフォーマンスはとてもヘヴィーでパワフルな内容だったようだ。ボーカリストは時にスクリーミングヴォイスを繰り出し、シンガー本人も楽しんでいたようだ。ステージで演奏された全ての曲に一連の緩急の流れもあり、正統派ユーロ・パワーメタルが好きな観衆にとってはとてもエナジェティックでスピーディーなステージ運びを楽しむことができたようだ。

ARK
この夜登場したARKのボーカリストJorn LandeはまるでKing Diamondのような白塗りコープスペイントで観衆達の度肝を一瞬抜いた。しかしARK独特のグルーブが始まるとその高いミュージシャンシップに次第にボルテージが高まる内容となる。特にギターのTore OstbyとドラマーのJohn Macalusoのパフォーマンスは評価が高かったようだ。ただアコースティックグターの演奏時に発覚したようだが、なんらかのミステイクによりアコギにセットされていたマイクの調子が不調のために音がはっきり聞き取りにくい一面もあったようだ。演奏された曲としてHunchback of Nortre Dameなどは好評だったようだ。もちろんベーシストのRandy Covenのプレーはとてもテクニカルな内容であり、ソロアーティストとしても充分な技量を発揮した。またキーボーディストのMats Olaussonもステージ上で観衆の為にプレーしていることをとても楽しんでいたかのようだ。やはり圧巻だったのはJorn Landeのパフォーマンスであり、アルバムと同様以上にライブでその凄まじい歌唱力を発揮し強力なボイスを持っていることをオーディエンスに知らしめることとなる。この日のARKのパフォーマンスはヨーロッパツアーなどで培われた高い演奏技術を大いに発揮する内容となった。

SYMPHONY X
金曜日のトリを務めたのは、Symphony Xだった。これまでに数々のライブギグを重ねてその彼等が持っているポテンシャルの高さを充分に発揮するものだった。CDに収められていた内容を彼等はライブでも軽くクリアーしていた。ラッセル・アレンの声はライブでも大変映えのあるものであり、マイケルロメオのギタープレーにおいても大変スムーズに展開されていた。またMike Pinnellaはその複雑なキーボードパートを何の苦もなくこなしており、Jason Rulloは大変忙しいタイムチェンジやトリッキーなベースドラミングも力強くこなしていたようだ。とてもシアトリカルでイントリケイトでかつ壮大な音楽が演出されていたことは言うまでもない。ステージ上でもっとも顕著だったのはRussel Allenの歌唱力だけでなくカリスマ性もあり、そのパフォーマンスが堂に入っていたことであろう。またこの日のショーにはRussel Allenの父親も見にきていたようで、Russelにとってもとても意味の深いショーとなったことでしょう。

Day Two (土曜の部)

SUPERIOR
ドイツの中堅Prog Metalバンドの彼等はここアメリカでのステージでも大変タイトなパフォーマンスを繰り広げた。参加した観衆も彼等のライブ運びに大変インパクトを受けた人が少なくなかったようだ。
大変ミュージシャンシップも高く、ステージ上での彼等は楽しんでいたようで余裕のある演奏を提供してくれました。また演奏された曲目の中には彼等の楽曲の中でも人気の高いWhyなどを中心に様々なベストトラックが演奏されました。あと面白いことにMetallicaのカバー曲としてSad But Trueも彼等の曲目Dial 911の中間で演奏されたようです。やはり注目すべきはシンガーのMichael Tangermannのボーカルパフォーマンスが素晴らしく、Jan-Marco BeckerとMichael Mullerによるキーボード演奏なども大変素晴らしく、MullerとBernd Basmerにおけるトレードソロもばっちり決まっておりヘヴィーでクランチーなリズム演奏も難もなくこなしておりました。Martin ReichhartのベースプレーとThomas Mayerの勢いのあるドラミングなどリズムセクションも大変良好でありボトムエンドをしっかり支えていたのは言うまでもありません。週末に参加したバンドの中でもベストの部類の一つであったというのも過言ではない堂に入った内容でした。

SPIRAL ARCHITECT
テクニカルメタルの究極的な内容をライブでも発揮したSpiral Architectでありますが、どうやら彼等のそのハイエナジーでテクニカル性を伴ったアンサンブルが全ての観衆を魅了した訳でもないようです。インストやハイテクなアンサンブルに拒否反応が出たリスナーはこの機会に休憩や食事などをとっている人たちも少なくなかったとか。しかし彼等のファンの大半は、ステージで展開されていた人間技とは思えないテクニカルメタルの究極の姿に度肝を抜かれていたようです。このバンドはどのミュージシャンも才能にあふれた存在でありますが、中でもドラマーのAsgeir Mickelsonのダイナミックでハイテクニカルな演奏が一番注目を集めていたようであります。

STEEL PROPHET
Vanden Plasの突然のキャンセルの為に急遽参加したSteel Prophetの音楽性は基本的にはストレードなパワーメタル的なサウンドを武器にしているバンドだったようです。ただ彼等のステージから流れてくる音がかなり大きめにセットされていたせいか、一部の観衆にとってはサウンドに関して言えば残念ながらマイナス面が目立った内容でした。しかしながら熱心に彼等をサポートするファンも少なくなかったようでステージでの彼等は演奏を楽しんでいるようでありました。サウンドに関して言えばなかなか思うように調整を取るのが大変だった一面もあったようですが、そういった状況下でもシンガーは特に頑張っていたようであります。

EVERGREY
昨年Inside Out Music Americaとも契約を交わし勢いに乗っているEvergreyでありますが、ライブでも正確で音楽的にも大変良好なパフォーマンスを発揮できたようであります。キーボードのサウンドも非常に効果的に使われており、ベース、ギター、ドラムなどのインタプレーも大変濃密度が高く、ヘヴィーでクランチーな要素も兼ね備えた内容に人気も集まったとか。Tom Englundのボーカルは大変好調だったわけだが、パフォーマンスの最中に時々マイクスタンドを勢いで振ったり動かしたりする癖があるようで、その際にマイクから彼の声が聞き取りにくくなったりすることもあったようです。
そういった細かいことを抜きにすればEvergrey全体のパフォーマンスは大変優れていたという意見が多かったということです。

KAMELOT
この日のトリはフロリダ産シンフォニックパワーメタルバンドのKAMELOTが飾りました。やはり注目すべきはRoy KhanのライブにおけるパフォーマンスでCDで表現されている以上のエモーショナルでソウルフルな歌唱力に魅了された観衆の溜飲を下げたことは言うまでもありません。ステージ上でも余裕のあるフロントマンぶりを発揮しカリスマ性も高く催眠術をかけられたが如く魅了をされたオーディエンスも少なくないようです。曲間では観衆とも会話を交わしたりもしたようです。非常にパワフルな曲からソフトな曲までその楽曲に合わせた歌の手法に定評が集まっています。また今回のコンサートでキーボードのパートを担当したのはVanden PlasのGunter Vernoで素晴らしい鍵盤演奏を展開しました。またKamelotのメンバーそれぞれもタイトにステージをこなしており、Thom Youngbloodによるイントリケイトなリフレインを始めGlenn BarryやCasey Grilloのリズム隊たちもイントリケイトなインタープレイをこなしたりと大忙しだったようでKamelotの圧巻なライブにオーディエンスは大満足だったことは言うまでもありません。

JAMES MURPHY
ブラバーマウスネットのメタル系Webページからの報告によるDeath/Obituary/Cancer/Testamentなどのバンドでギターリストを務めていたことで知られている仕事人ギターリストのJames Murphyがどうやら脳腫瘍にかかっているという診断結果が下されたようでメタル界に少なからず衝撃を与えている。現在はマーフィーはフロリダ州にある自宅でこれ以上症状が悪化しないようにと脳腫瘍を取るためのオペを昨年施されたようだ。ジェイムス・マーフィーにそういう診断が下されたその時期でも彼は非常に忙しくしており、今度リリースされる一風変わったDeath Metal Bandとして知られているDisincarnate用のフルレングスアルバムのマテリアルを元At The Gates/The CrownボーカリストのTomas Lindbergと共にまとめていたようだ。このDisincarnateのニューアルバムは今年Nuclear Blast Recordsよりリリースされることになっている。現在彼の病状がどれぐらい進行しているのかなど全く不明なわけだが彼のコンディションが待望とされているDisincarnateにとっての2枚目のアルバムのリリースにも長い目で見ると大きく響きそうであるという懸念がされている。またこの状況を深刻に受け止めたJames Murphyの友人ミュージシャンが集って行われたJames Murphyのベネフィットコンサートがカリフォルニア州サンフランシスコ市にあるThe Poundと呼ばれる場所で昨年の11月17日に行われた。参加したバンドはヘッドライナーとしてDragonlord(Testamentのメンバーをフューチャー)を筆頭に, Skinlab, Imagika, LD/50(Forbidden EvilやGeezerのメンバーによって主に構成されている), Technocracy(Vio-LenceのギターリストPhil Demmelを擁しているバンド), Impaledが集いスラッシュメタル系のフェストとしてはメタルヘッドにとっては大変好評だったらしい。

JORN LANDE
様々なバンドで活躍しているJorn Landeは彼にとってのニュースタジオソロアルバム:WorldchangerをFrontiers/Now & Then Labelより海外では10月よりリリース、そして日本でも好評発売となっています。またこのアルバムはMelodic Metal系音楽の中でも様々なJornの魅力や才能が詰まっておりストレートなハードロックからブルージーなDavid Coverdaleを彷彿させるバラードから数曲のProgressive Metal的スタイルを含めていろんな要素が織り込まれているマスターピースになるだろうとMelodic Rock Websiteでも高く評価されている。Ark/Beyond Twilightなどで昨年は大きく活躍したJorn Landeのファンにとっては注目のソロアルバムであろう。

LEFAY
パワーメタル系バンドを熱心に追いかけているマニアにはおなじみのかつてMorgana Lefayと呼ばれていたNoise Recordsを根城としてコンスタントに活動をしているLefayでありますが、昨年の10月にはスウェーデンでカンバックギグをおこなったようでスウェーデンのメタルファンにとっては喜ばしい内容だったようです。

DANIELE LIVERANI (EMPTY TREMOR)
イタリア出身の有望なDream Theaterスタイルを持ったMelodic Prog MetalバンドのEmptry Tremorの中心人物のひとりDaniele Liveraniのニューソロアルバム:Daily TraumaがいよいよVirtuoso/Elevate Recordsよりリリースされるようです。音楽性としてはSteve VaiやLiquid Tension Experimentを彷彿させる内容ということで楽しみであります。また現在Daniele LiveraniのホームページでDaily Traumaアルバムからのサンプルmp3ファイルを聞くことができるようです。Danieleのホームページはwww.danieleliverani.comです。


TONY MACALPINE//VINNIE MOORE
プログレハード系バンドPlanet XをはじめRing Of Fireなどのバンド活動でも大活躍をしているTony MacAlpineは昨年の11月・12月にSteve Vaiとツアーを周っていたようです。まだ確定したわけではないが、どうやらTony MacAlpineとVinnie Mooreは彼ら二人のギタープレーを大きくフューチャーしたアルバムを作りたいという意欲に燃えているようだ。ギターフリークにとってはこの凄腕ギターリストの共演に胸を躍らせながらどういう進展をしていくか楽しみにしたいというところでしょう。

MAGNITUDE 9
ネオクラシカルな様式美サウンドをモダンな解釈を使ってアプローチしているメロディックProg MetalバンドのMagnitude 9は3枚目のアルバム製作に向けて着々と進行しているようだ。すでにCorey Brownは3枚目のための歌詞を書き上げつつあるようで音楽的にも彼等が満足できる内容のものができつつあるようだ。Magnitude 9の活動と並行してCorey Brownは、自分が関わっているコロラド出身のバンドSection 16のニューアルバム製作にも着手している。

MASTERMIND
EL&PやMahavishunu Orchestraなどのエッセンスも感じられるアメリカの重鎮プログレッシブ・ロックバンドMastermindは現在ニューアルバムの製作を順調に進めているようだ。

MAUDLIN OF THE WELL
あらゆる音楽の要素を独自の解釈で飲み込みかなりオリジナリティーのあふれるデスメタル, プログレ、ジャズ、サイケデリックなどのサウンドをクロスオーバーさせたそのサウンドが海外の通で大きな反響を読んでいるMaudlin Of The WellのAnywhere But Homeツアーは順調にアメリカは東海岸地区を中心に行われたようだ。こういった様々なスタイルを折衷した一風変わったオリジナル音楽もプログレッシブだと強く感じるファンには注目のバンドが登場したといってもいいかもしれない。彼等についてもっと詳しく知りたいという人はwww.maudlinofthewell.comへどうぞ。

MAYADOME/LOCH VOSTOK
すでに報じたMayadome解散などに関しての補足ニュースをお届けしたいと思います。
スウェーデン出身のテクニカルなサウンドが定評のProg MetalバンドのMayadomeは次回作:Into The Great Big Nothingに向けてプリ・レコーディングなども済ませ、抜けたリードボーカリストBassel Elharbitiの後任を必死に探したりと、ファンやメディアなどからの大きな期待をプレッシャーと感じつつもなんとか成果をあげようとMayadomeサイドや彼等のマネージメント会社Intromental Managementもサポートを続けていたようです。が、結局彼等は解散を昨年決意することとなったようです(余談になりますが、どうやら最終的には後任ボーカリストとして3人まで選考に残ったようですが後任は結局決まらなかったのでありましょう)。MayadomeはこれまでにShrapnel/Roadrunne Recordsよりファーストアルバム: Paranormal Activityを1996年にリリースし、この手のProg Metal系バンドとしては少なくとも1万枚を超えるセールスを記録しました。またレーベルを移籍してインディーズ系レーベルのSiegen Recordsより完成度の高い作品Near Life Experienceをリリースし、Prog Metalファンの溜飲をさげる素晴らしい作品を提供し、後任シンガーとして入ったBassel Elharbitiの力量も素晴らしく今後の彼等の発展に期待がかかっていたもののBasselの身体的な頭部の怪我が影響を及ぼしていることなどが理由でBasselは脱退し、昨年の秋に入る前までは99年に行われたライブを収録したLive Album:A True Live ExperienceなどのリリースもSiegen Recordsから予定されていたが結局リリースされることはなかった。新作のリリースと並行してそういった彼等の活動がかなり忙しくなっていた時期もあったようですが、彼等の頑張りや期待はむなしく打ち砕かれた結果となった。バンドとマネージメント、レーベルなどのミーティングや話し合いの結論として彼等は最終的にはMayadomeを解散するというところに到達したようです。ただMayadomeのメンバー全員が音楽活動から一切足を洗うということでもないようで、Mayadomeの中心人物Teddy MollerはMayadomeの活動後半の時期にさしかかって新しいバンドLoch Vostokを結成し活動を開始したのはMayadomeのファンにとっては大きな希望のひとつとなりうることでしょう。音楽性はMayadomeとは違ってまた変わったタイプのいろんな要素が絡み合ったミックス・バッグ的なかれら独自のProg Metalサウンドらしい。またこのLoch Vostokはすでに昨年の11月3日にスウェーデンはUppsalaにあるFellini's Metal Barでテクニカルメタル系の権化であるSpiral Architectのオープニングアクトとしてすでにステージでも演奏をこなしている。ちなみにLoch Vostockのラインナップは、Teddy Moller - Guitar and lead vocals (Mayadome), Niklas Kupper - Guitar (El Presidente), Sebastian Okupski - Keys and vocals (Mayadome, Albion), Erik Grandin - Bass (Mayadome, Headcase), Alvaro Romero - Drums (Imperial Domain, El Presidente)となっている。現在Loch Vostockはスウェーデンを拠点とした活動に専念をしているようで今後のLoch Vostockの展開が楽しみである。このLoch Vostokは彼らを長い間サポートしてきているIntromental Managementと契約を交わし今後の活動に意欲を燃やしている。

MEZARKABUL
以前はPentagram名義で活動をしていたトルコ出身のバンドMezarkabulがニューアルバムUnspokenをリリースした。彼等はすでにCentury MediaからAnatoliaをリリースしていたりとその手のファンにとっては名の知られている存在である。しかし、Mezarkabulのニューアルバムに関しての権利はCentury Media側からNoise Recordsに移ったようだ。気になる彼等の音楽だが、ダークで分厚いパワー感のあるサウンドに中近東あたりの影響をたくさん取り入れたスタイルを標榜しているらしい。近いサウンドとしては北欧のTad MoroseとオーストリアのバンドStigmata IV、そしてHollenthon的なスタイルにひねりとねじれを加えプログレッシブなサウンドを体現しているようだ。非常にヘヴィーなサウンドながら、今までの中でもキャッチーなコーラスワークも含まれているようで昨年このCDをゲットしたファンにとっては非常に話題になった作品のようだ。

MIND'S EYE
日進月歩の進化を遂げているとさえ感じさせる北欧出身のNeo-Prog/Pomp Rock的な要素やモダンなフュージョンテクニカルサウンドもまぶした独自のメロディックで叙情的なProg Metalサウンドを追求している期待のバンドともいえるMind's Eyeだが、いよいよ彼等のニューアルバムのリリースも差し迫ってきているようで心強い限りだ。Round Record.comからの発表によるとすでに全ての曲も形を整えており、RISING SUNより新作A Work Of Artがリリースされる予定となっている。

MINDFRAME
東海岸出身のProg MetalバンドMindframeからすでにギターリストのScott HaggertyとキーボーディストのJohanna Baloghが脱退したもののどうやら残ったドラマーのDrew LyscikとボーカリストのJen Martire達残ったメンバーを中心として健在で地道な活動を行っているようだ。抜けたメンバーの後任を探したりする必要があるようでバンドの再建を目指しているようだ。一方ベーシストとボーカリストのJenそしてOrbital MotionのメンバーChris Lehmierはエピックメタルオペラのプロダクションに昨年すでにとりかかっていたようだがまだそのプロジェクトの進行状況がどのようになっているのかは定かではないが今年2002年にそのプロジェクトでの成果をリリースしたいという以降のようだ。

MONKEY FINGER-TOE
October Thornsでの活動を休止中のPaul LaPlacaは、現在自分のプロジェクトMonkey Finger-Toe用の曲を着々と完成させている。どうやらOctober Thorns時代のテクニカルでメロディアスなProg Metalとは異なるファニーなタイプの音楽になるようだ。サウンドファイルは次のURLでチェックしてみてほしい。
http://artists.mp3s.com/artists/300/monkey_finger-toes.html

MOONSPELL/LACUNA COIL
ゴシックメタル界の重鎮MoonspellはLacuna Coilをサポートにアメリカでのライブツアーを昨年の12月を中心に勢力的に行ったようだ。

NEIL KERNON
どうやら現在はProg Metal系バンドION VEINのプロジェクトでの仕事を進行中の名プロデューサーNeil Kernonは、忙しく様々なプロジェクトでのプロデュースに携わっているようだ。Ion Veinのプロジェクトに関しては全てのレコーディングを昨年の11月には終えるようにプランしていたようだ。他にもCannibal Corpseのマスタリングもこなしたようで、フロリダ産のデスメタル硬派にとっては待ちに待ったCannibal Corpseのニューアルバム:Gore ObsessedはMetal Blade Recordsより今年の初春にリリース予定です。 また昨年の11月よりDark Symphoniesレーベルに所属しているNovembers DoomのニューアルバムRed Harvestの製作にも関わっていたようです。そして今年の1月と2月にはEtheriaのニューアルバムの製作作業にも入っているようです。

NDV
Spock's Beardのドラマーとして知られているNick D.のソロアルバムNDV - Karmaがすでに昨年海外ではリリースされており、Spock's Beardファンのみならずプログレッシブ系アーティストとしてしられているKevin Gilvertの音楽が好きなファンにも大きくアピールした内容となっているようです。音楽的にはプログレッシブ・ロックにポップな要素を載せた内容で数年になくなったKevin Gilbertが生前にプロデュースに関わっており、音楽的にはSpock's Beardとも違った形をとっています。損ぐらい手リングもしっかりしており楽曲の内容はときにセンチメンタルでもありシニカルでもあるようです。

NEVERMORE
昨年の暮れに行われたシアトル出身のテクニカルな正統派メタルバンドNevermoreのJeff Loomisが語ったインタビューによるとバンドの次のスタジオアルバムのタイトルはPsychotic Intellectual Narcoticになるようだ。伝わっている現在の時点によるとライティングの初期の段階のようだが、今回の作品はこれまでの中でもっともヘヴィーな作品になるであろうとJeff Loomisは自信を持って語っていたようだ。Nevermoreはレコーディング作業においてソリッドな作品を作ることができるという理由によりこれからも4ピースのバンドでレコーディングしていきたいという意向を示しており、ツアーに出るときはセカンドギターリストとしてCurran Murphyの助けをかりて行くという意志も固めている。

NIGHTWISH
フィンランド出身のMelodic MetalバンドNightwishに関してのニュースです。Oceanbornのアルバム以来ベーシストとして活躍していたSamiがどうやら昨年脱退したようだ。バンド側は彼の今度の活動がベストであるようにと願っている。次回のアルバムとツアーではMarco Hietala(TarotやSinergyで活躍していることでおなじみ)がベースパートを担当することになっている。またバンドのリーダーTuomas Holopainenはこれまでのツアーが成果を収めている原因の一つとしてブッキングエージェンシーPiikkikasviによる働きが大きいと評価を高くしており、ベーシストは失ったもののこれまでの活動が全て上手くいっていることに満足を表している。現時点では、次のフルレングスアルバムに備えて曲のアレンジングやリハーサルを重ねて行っている。すでに次のレコーディングの為に今年の1月10日からスタジオ入りをしており、次のCDのリリースは今年の5月を予定としている。また現在ヨーロッパではドイツの名門AOR HEAVENよりモントリオールでのショーを含むPALフォーマットのNightwishのDVD(2時間30分収録)がリリースされているようだ(注:アメリカや日本ではNTSCフォーマットかどうかをチェックするか、もしくはリージョンコードが日本でも見れるものかを確かめる必要があるのでくれぐれも購入の際は気をつけてください・・・・これは余談になるがアメリカではCircut CityにあるAPEXプレーヤーの機種を使うとPALフォーマットのDVDで映像や音楽を聞けるということらしい・・・)

OCTOBER THORNS
今現在の時点では活動停止状態となっているProg MetalバンドのOctober Thornsは、それぞれのメンバーが現時点ではソロプロジェクトや他のバンドにも関わっているようだ。まずバンドの中心人物Paul LaPlacaは現在彼のプロジェクトMonkey Finger Toeでの曲作りを行っているようですでにいくつかの曲はMP3.comでも聞くことができるようだ。あとPaulからの報告によると現在October Thornsでかつてプレーしたことのなる未発表の3曲を自分のCDに収録するためにそのマスタリングを行っているようだ。その気になる3曲はTree, Air, Sounds of LifeとなっていてアメリカのPowerful Metal/Prog Metal系フェスティバルとしても知られているPowermadでもプレーされたもので彼等がすでにリリースしている6曲入りデモCDにも収録されていなかったものだ。その彼がリリースするCDにはOctober Thornsに傘下する以前のデモなどのコレクションが入るようだが、ほかにも新しいトラックが2つほど入る予定でそれはPaulがコンピューターを使ってとったインストやボーカルが入る。Monkey Finger ToeはOctober Thornsほどヘヴィーではないようだ。リードギターリストとして活躍していたJoe ChawkiはOctober Thornsとしての活動からは離れており(脱退?)、新しい他のバンドに加入したい意志を持っている。

OPETH
スウェーデン出身の叙情的でProg Metal系のエッセンスも加味したMelodic Death Metalを標榜しているサウンドとして昨年も大きく好評を博したOPETHだが、Blackwater Parkに続く次のアルバムはどうやら2枚組のアルバムとなるようだ。現在はそういったプロセスがとれるように自分達のレーベルMusic For Nationsと交渉中のようであります。どうやら1年以内にトータルで3枚のCDをリリースすることに関してはかなりレーベル側もリスキーだと見ているようだ。そのことに関しては、バンドのリーダーMikael Akerfeldtもいろいろと考えをもっており、1枚でリリースするか2枚組でリリースするかはそのときの状況にもよるということらしいが、彼自身はOPETHのニューアルバムが2枚組となった場合、1枚はヘヴィーでファストな曲を集めた濃密な内容のもので別のもう一枚はうって変わってメローな内容を収め、2つのCDをリンクのあるものにしたいようだ。現在の時点では次にリリースされる2枚セットのCDのタイトルは未定となっているが、このプロジェクトに関しては順調に進行をしているようだ。もしレーベル側との交渉は状況がうまく展開していくのならば今年の秋にはリリースされる可能性もあると報じられている。

MIKAEL AKERFELDT (OPETH)
Opethの新作に携わる一方でMikael Akerfeldtはトラディショナルな70年代的プログレッシブロックアルバムを作りたいようだ。このプロジェクトにはすでにSorkskogenという名前がついており、ドラムやキーボードを担当するのはあのEdge Of Sanityなどで活躍していることで知られているDan Swanoであり他のパートは主にMikaelが受け持っているようで、噂によるとこのアルバムにはプログレご用達のMellotron, Moog, Hammondなどのキーボードも使われるということだ。すでに何曲か製作作業も順調に進んでいるようだ。

PAIN OF SALVATION
昨年はProgDay2001やProgPower USAフェスティバルなどでもヘッドライナーを務め世界中で賞賛を浴びているProg MetalバンドPain Of Salvationは今年の1月後半にワールドワイドで最新作Remedy Laneをリリースし、Prog Metalファンの溜飲を下げる傑作を作ったといえよう。またDream Theaterと周ったヨーロピアンツアーのファーストレグでもオープニングアクトとして充実した働きを発揮したようである。余談だが、昨年の9月にアメリカで行われたProgDay Progressive Music Festivalでヘッドラインを務めたPain Of Salvationに参加したほかのバンドはSMOKIN GRANNY, MAN ON FIRE, UNCLE GUT, THE FLOWER KINGS, ARS NOVA, AZIGZA, THE MUFFINS, YETI, SIGMUND SNOPEK III and POLYDACTYLなどだったようでスタイル的にもProg Metal系から、シンフォニック・プログレ、はてはアヴァンギャルドでジャジーなスタイルをもったものまで幅広く参加した内容だったようだ。気になるそのProgDayでのPain Of Salvationのセットリストとしては主にPerfect Element Pt.1, Entropia, Concrete Lakeなどから主にプレーされた。Epilogue, Used, In The Flesh, Ashes, Welcome..., Winning A War, Oblivion Ocean, People Passing By, Spirit..., Inside, Song for the Innocent, Nightmist, Morning On The Earth, The Big Machine, New Year's Eve, The Perfect Element, そしてこの時点ではまだリリースされていなかったアルバムの中からUndertow, アンコールでは!などが演奏された。さらにもう一つオランダはBaarloで行われたProgPower Europeで演奏された曲目は、Epilogue, Used, In The Flesh, In The Flesh, Ashes
Morning On Earth, Welcome To Entropia, Winning A War, People Passing By, Oblivion Ocean, ! (foreword) , Song For The Innocent, Falling, The Perfect Element, Spirit Of The Land, Inside, New Year's Eve, Nightmist, Revival , Undertowなどだったようだ。

PARARELL MIND
また新しくインディーズシーンから将来成長が期待されるProg MetalバンドPararell Mindが登場した。現在彼等は4曲収録されているデモCDをすでに製作している。そのCDにはNewborn Day, Between Two Skies, Burst Asunder, Everything To Everyoneなどが入っている。音楽的にはDream TheaterやVanden Plas、Shadow Galleryからの影響を感じさせており、さらに21 Gunsの要素も入っているメロディックなProg Metalスタイルだといえよう。おそらく彼等の活動が順調であればフルレングスアルバムのリリースが期待できるであろう。

PERSEPHONE'S DREAM
ネオ・プログレ系のサウンドや欧州のThe GatheringそしてLacuna Coilなどにも通じる要素を持ったアメリカ出身のAtmopsheric系Heavy RockバンドのPersephone's Dreamは昨年暮れに待望のニューアルバムOppositionをリリースした。音楽的には前作Moonspellで感じられたスペーシーでネオプログレッシブロックなサウンドとはうってかわりヘヴィーでアートロック的な要素を感じさせるややストレートフォーワードなサウンドに転換しつつもキーボードやシンセ的サウンドも勿論前作同様重要なアトモスフェリックな役割を果している内容となっている。現在彼等の新作と昔リリースしたアルバムともどもSonic Cathedralオンラインショップより絶賛発売中 (www.soniccathedral.com). また彼等はライブも活発に行っており10月に行われたPittsuburghで行われたライブではスペシャルゲストとしてメロディック・アトモスフェリック系RockバンドのBraveとも2時間にわたるショーを行った。また来年の秋に行われるInterfestにも参加する予定だ。この他Interfestに参加するバンドとして興味深いものとしてはEveron, Grey Lady Down, Citizen Cain, The Red Masqueなど多数が参加をするようだ。

POWERMAD
毎年行われているアンダーグラウンドで活躍しているインディーズのProg MetalからPowerful MetalバンドをサポートしているPOWERMADフェスティバルが昨年の夏に行われた。キックオフショーではOctober ThornsのPaul LaPlacaがなかなか面白いショーとスピーチを行って好評だったようだ。さて今回は金曜の部にHelstar, Steel Prophet, Joe Stumpが率いるReign Of Terrorなどが参加し、土曜の部にはProg MetalバンドのAztec Jadeなどが参加しこの日はAztec Jadeが見事なパフォーマンスを展開した。また日曜日の部と3日間行われPower Metal系やProg Metal系が好きなマニア達を魅了した内容だったようだ。予定では今年2002年も同様に継続してライブを行っていく予定のようだから楽しみにしていたいものだ。

POVERTY'S NO CRIME
ドイツ出身のMelodic Metal/Prog Metal系バンドPoverty's No Crimeは昨年新作のOne in a Millionをリリースし現在海外では絶賛発売中であります。内容はもちろんヘヴィーでソリッドなギタープレー、そしてメロディックなキーボードプレーもフューチャーされており、前作Slave To The Mindがお気に入りの人にはぜひお薦めしたいサウンドとなっています。新作One In A MillionにはRushのカバー曲Distant Early Morningが収録されている。昨年はコンスタントな活動を行っており、あのProg Power Europeのフェスティバルにも参加し、主に新作からのレパートリーが多かったようだがこれまでのアルバムからの曲も一部披露され、Slave To The MindからはThe Distant Callなどがプレーされたりしたようで、99年の時に比べて大きな成長を遂げておりライブショーでもそれを発揮することができたようだ。

2002/02/06

HUMAN FORTRESS
おそらく昨年リリースされた中でも素晴らしいPower Metal系のデヴューアルバムをリリースしたと考えられているHUMAN FORTRESSがパワーメタルファンの間で静かに評価が高まっている。スタイル的には昨今のRHAPSODYのようなシンフォニックメタルというよりもEDGUY, LABYRINTH, そしてMAGNITUDE 9などいったバンドの要素をクロスオーヴァーさせたかのような内容らしい。また名プロデューサーのTommy Newtonによって手がられておりプロダクションもはっきりくっきりとした内容のようだ。またこのバンドのシンガーはかつてHydrotoxinでリードボーカリストのJioti Parcharidisが担当していることからHydrotoxin, Ocquintyn, Chateauなどの名前にピンとくるリスナーには要チェックのマイルドなファンタジー性を加味したMelodic Metalバンドといえよう。

INTO ETERNITY
昨年は欧州で行われたProgPower Europeフェスティバルでも熱いライブパフォーマンスを展開したのスラッシュメタルのエッセンスとスピード感などを武器として持つカナダ出身新世代Prog MetalバンドのInto Eternityは各地で次第に大きなリアクションを集めていることに興奮を隠せないようだ。昨年の10月にヨーロッパで行われたライブでは会場に集まったオーディエンスからよいフィードバックを受けた。主にオランダ、ドイツ、デンマーク、そしてスウェーデンを回ったようでSilent Edge, Woverine, Zero Hourといった新進気鋭のProg Metalバンドと周り彼ら自身にとってもよい刺激になったようだ。ZeroHourと行ったドイツでのライブショーでは彼ら自身もZero Hourの威風堂々としたパフォーマンスにも感心することこの上なかったようだ。また待望の彼等のニューアルバム:Dead Or Dreamingはアメリカでもリリースされることが正式に決定した。アメリカでのリリースは今年の春ぐらいになりそうだ。また契約にサイン後に詳細を正式に伝わってくることだろう。また彼等が所属しているDVS RecordsもWolverine同様Into Eternityのプロモーションに力を入れておりヨーロッパの各メタル雑誌やProg Metal雑誌でも高く評価されつつある。また昨年のNEVERMOREの西カナダツアーではサポートして周り、Regina, Edmonton, Calgary, Saskatoonと呼ばれる都市や町を回るギグに同行もしたようだ。

AURORA
プログレッシブでメロディックなエッジを持っているMelodic Death MetalバンドのAuroraは、新作のDead Electric Nightmaresを様々なProg Metal系バンドのアルバムをリリースしているLucretia Records Intlより今年の2月あたりにリリース予定だ。

ELSESPHERE
Progressive Melodic MetalバンドのElsesphereも同じくLucretia Recordsより2月あたりにBlind Leading The Blindをリリース予定。

MAYADOME
テクニカルなインストロメンタルアンサンブルを武器にしていたことでProg Metalファンの間で知られているMayadomeは新作Into The Great Big Nothingのリリースが期待されていたが彼等が解散してしまったことにより、お蔵してしまった(勿体なやぁー)

MEDUZA
Neo-Classical MetalバンドのMeduzaはニューアルバムNow And Foreverをリリース予定だがまだ
はっきりと決まった日程は分かっていない。

SINPHONIA
前作がProg Metalファンの間でも好評だったThe Gatheringのエッセンスも強く感じさせる女性シンガーをフューチャーしているSinphoniaだが彼等にとって2枚目になる新作The Divine Disharmonyが2月ごろにLucretia Records Intlよりリリース予定だ。

DEGREE ABSOLUTE
期待のテクニカル系Prog MetalバンドのDegree Absoluteはどうやらレコード契約に奔走しているようで近いうちに契約にこじつけてアルバムをリリースしたい意向のようです。

TIME MACHINE
イタリア出身のエピックでメロディックなサウンドを信条にしているProg MetalバンドのTime Machineの新作Evilがすでに発売されてシンフォニックなメタルリスナーにもアピールする素晴らしい内容です。Underground Symphonyより昨年の10月/11月の時期からリリースされています。

WUTHERING HEIGHTS
AngraやBlind GuardianよりのシンフォニックメタルバンドのWurthering Heightsは、新作To Travel For Evermoreをリリース予定ですが、後に詳細がLaser's Edge/Sensory Recordsよりニュースが入り次第お伝えいたしたいと思います。

ANTITHESIS
昨年リリースされた新作Dying For Lifeは大変ヨーロッパのメタル市場では好評のようであり、プロモーションも順調に進んでおりインタヴューも数多くこなしヨーロッパでの地固めも万全というところだろうか、VICIOUS RUMORSなどを彷彿させる本来の正統派米国パワーメタルに夢を馳せているリスナーには注目のこれからの期待の新人でありましょう。

BEYOND TWILIGHT
昨年リリースされたアルバムThe Devil's Hall Of Fameはどうやらメディアからも高い評価を受けて、Massacre Recordsからリリースされたこのアルバムのセールスもすこぶる好調のようだ。

BLAZING ETERNITY
どうやら彼等は2002年の夏までスタジオ入りはせずおのおのの活動に忙しいようだ。

CHIAROSCURO
アメリカはシアトル出身のNu Metalの要素も強く感じらる新世代モダンヘヴィーMelodic Prog MetalバンドのChiaroscuroはレコード契約を今探しているようだ。Brilliant Pools Of Darknessでも素晴らしい働きをしていただけに今後のレコード契約も時間の問題かとも目されている。

HATESPHERE
どうやら彼等は3月意向スタジオ入りする模様。

MANTICORA
Melodic Speed Metal期待の新星MANTICORAは3枚目のアルバムの製作の為に3月からスタジオ入りするようだ。
(以上、ニュースを提供してくれたIntromental Managementのマネージメント総責任者のクラウス・ジェンセン氏に感謝でございます。Special Thanks to Claus for your magnificent news!!)

ION VEIN
アメリカ出身のQueensryche/Fates Warning系Prog MetalバンドのION VEINはレコーディングを順調に進めているようで全てのリズムギター、クリーン・アコースティックギターパートに関するマテリアルに関してはすべて録音を終えたようだが、まだすこしアコースティックギターやボーカルパートなどの調整が2、3あるらしい。どうやらレコーディング経過はとてもよいようだ。なおベースやボーカルなどのレコーディングに関しても滞りなく進めていくようだ。今回の作品はプロデューサーのNeil Kernonが担当しているようでION VEIN自身にとってはかなり重要なアルバムになりそうだ。

IVANHOE
新星IVANHOEのレコーディングもデモサンプルに関しては完成したようでミックスやサウンドに関して言えば今までのIVANHOEというよりはCHARISMAの要素も入ったIVANHOEということだ。デモサンプルはそろそろオンラインでも聞けるのではなかろうか。また今回はシンガーとしてAndy B.Franckではなく新しい歌い手としてあのAVALONのChity Lanka Somapalaが担当していて今までとはサウンドも歌もリフレッシュした内容だ。しかし気になるところによると、このアルバムに関してはひょっとしたら陽の目をみずに終わるかもしれないというバンド関係者のちょっと不安な知らせもあるので詳細が分かり次第お伝えしたい。しかしデモサンプルは少なくとも大変将来有望なものができたというのは言うまでもない。

KING'S X
アメリカや日本でもすでに好評発売中のニューアルバムだが、今回は今までリリースされたアルバムとは少し異なった経緯があったようだ。今回も前作同様セルフプロデュースの形をとっているが、もっとも顕著なのはローファイなサウンドだが今までのようにKING'S Xサウンドが満載で、付け加えてだラムループをどの曲にも使用していることだろう。サウンド的にはファンク寄りの傾向であり、Doug Pinicckもよりスラップベースを使用している。再びリードボーカルの殆どをダグ・ピニックが担当していて、この作品ではTy Taborのボーカルはないので自分のようなタイ・テイバーのリードボーカルも聞きたい人間としてはちょっぴり残念かな。現在彼等のアルバムをプロデュースする後ろ盾のレーベルが以前のようにない訳だが、どうやらMetal Bladeも彼らの活動によりフリーダムを与えて規制のないものを作ることを許容しているように思われる。以前はAtlantic/Megaforceに在籍していた彼等だけに時代の流れの激しさと音楽業界の厳しい状況に翻弄されながらも彼等が不屈の闘志でアルバムをリリースしつづけているのは全くもって凄いことです。

2002/01/24

THE FINAL CHAPTER
Andreas Martin Wimmerの構成によるメタルオペラ作が静かな注目を集めようとしている。ストーリー的にはどんな内容になのか不明だが、このMetal Operaに参加するメンバーは、王の役にAvalon/IvanhoeのChity Lanka Somapla, 道化師の役にTobias Sammetが参加することが決まっている。音楽的な内容としてはRHAPSODY, GAMMA RAY, HELLOWEEN, EDGUYなどのファンにとっては大いにアピールする理想的なものになるようだ。どうやらこの作品はドイツのAngular Recordsより10月ごろ発売されているらしいがまだ日本ではこのアルバムがリリースされるかどうかは不明のようだ。

THE FLOWER KINGS
スウェーデンが世界に誇るプログレッシブ・ロックバンドのThe Flower Kingsでありますが、彼等にとっては通算6枚目のニュースタジオアルバム「The Rainmaker」が日本ではAvalon Marqueeよりそして海外からはInside Outより好調な滑り出しを見せているようでアメリカでのテロ事件の不安もファンの中にはあったと思いますが9月に行われたThe Flower Kingsのアメリカでのコンサートツアーは大変素晴らしく、ファンの溜飲を下げる内容の濃いものだったようです。気になるセットリストとして演奏された曲目としては、Last Minute On Earth, Sounds Of Violence, I Am The Sun, Rumblefish, Church Of Your Heart, Garden Of Dreams, Stardust We Areなどが披露されました。

FRANCESCO FARRERI
ネオクラシカルな要素とプログレッシブ性を感じさせる音楽を目標としているミュージシャンのFrancesco Farreriの初CDSuspensionが現在www.guitar9.comより入手できるようです。ギターインスト系のファンはチェックしてみてはいかがでしょうか?

HEAVENLY
フランス出身のMelodic MetalバンドのHEAVENLYの新作が割りと好調のようだ。日本でもメタル系を扱っている雑誌で紹介されているHEAVENLYだが、音楽性としてはGAMMA RAY, HELLOWEEN, ANGRA, PRETTY MAIDSなどの要素を抽出しシンフォニック的な面とキーボードをたくさんフューチャーしたスピーディーでパワーを強く感じる音楽をクリエイトしている感じが受け取れる。彼等のアルバムをプロデュースしているのはおなじみTommy Hansenによるもので上記で挙げたバンドのファンにお奨めでありましょう。

HEAVENS CRY
カナダ出身のProg Metalバンドとしてマニアの間で騒がれていたものの1枚目をリリースして以来消息がなかなか?みにくかったHEAVEN'S CRYでありますが、なんとHEAVEN'S CRYはちゃんと健在という嬉しいニュースが届けられました。また彼等は昨年の後半にオランダのProg Metal系レーベルDVS Recordsとも契約を交わし2枚目のアルバムのレコーディングを昨年の10月23日より開始しているようです。DVS Recordsによると彼等の最新作は今年の5月初頭にはリリースをしたいと計画してます。詳しいニュースは、DVS Recordsのページへどうぞ
http://www.dvsrecords.com

DVS Records News
欧州はオランダで毎年開催されているProg Metal系フェスティバルとして知られているProgPowerの影の立役者として知られているRene Jansen氏を中心に展開しているレーベルとしてSonic Debrisなどを輩出しているDVS Recordsはこの度Heaven's Cryの他にスウェーデン出身の期待の新人WOLVERINEと昨年の暮れに契約を交わした。ヨーロッパではすでに昨年の11月にFervent Dreamsのリマスター盤がリリース済だが、それに引き続いて彼等WolverineにとってはDVS Recordsからの初リリースとなるアルバムをリリースした。どうやら今年に入ってアメリカでもThe End Labelより最新作がリリースされることになった。残念ながら日本でのリリースは定かではない。またDVS Recordsが推薦するカナダ出身のスラッシーなProg Metalバンドとして業界関係者に知られているInto EternityのニューアルバムDead Or Dreamingのプロモーションも海外では順調に進められているようで、Prog Metal系の音楽が好きなファン層からも大変よいリアクションを受けているようでヨーロッパでもアルバムリリースに向けて順調な滑り出しを見せており、アメリカでも今年の初頭には彼等にとって2作目の最新作Dead Or Dreamingが発売されるようだ。また昨年の中ごろにドイツ方面でも話題になったプログレハード系バンドのAlias Eyesのプロモーションも良好であり、現在CDBaby.comよりもアルバムが入手可能のようです。ヨーロッパでは現在Prog Metal系、Powerul Metal系、Melodic Metal系からMelodic Hard Rock/AOR系の音楽がまた活発にシーンで活動を展開しているが、その中でもDVS Recordsの評判は好調で、これからのProg Metalシーンを担っていく大きな柱としてDVS Recordsの存在が新らしく注目を集めつつあるようで、我がPilgrim Worldサイトとしても彼等の活動やプロモーションなどを厚く見守って行きたいと思います。


DYSRHYTHMIA
アメリカ出身のインディーズ系変り種Progressive Heavy Rockバンドとして次第に注目を集めてきているDysrhythmiaだが、昨年はかなり精力的に東海岸活動をしたようでアルバムのリリースも少しづつ伸びてきているようだ。今年も1月の後半からギグを精力的に行っていくようだ。

EIDOLON
メタルブレードレコードに所属しているカナダはトロント出身のPowerful HMバンド:Eidolonは、ついに新しいシンガーPat Mulockを加入させたようだ。Patは同じくトロント出身者のようで彼等の共通の友人をとして紹介され、今回のバンド入りが決定したようです。彼等はレコーディングに昨年の11月から入っているようで、最新作となるComa Nationは彼等にとってのベストアルバムになるかもしれないとバンド側は意欲に燃えているようだ。

ELDRICH/VICIOUS MARY
イタリア出身の中堅Prog MetalバンドのEldrichは、現在までに順調な活動と成功を収めているようで、インターナショナルマーケットにおいても3枚のスタジオアルバムやAngraやThresholdとも周ったヨーロッパツアーも好調だったようであります。昨年は賛否両論が飛び交ったかなり大胆なモダン寄りの要素とThrash Metal的なサウンドを導入した最新作のReverseも発表し、段々Prog Metal系中堅バンドとしても貫禄が出つつあるようだ。Reverseで新しい方向性を示唆しだしたEldrichは、この勢いをそのままキープするかのようにFrontiers Recrods/Now And Then Productionの強力な後押しを受けてEldrichの2人のメンバーTerence Holler(vocals)とSean Henderson(keyboards)を中心とした新しいバンドVicious Maryとワールドワイドな契約を交わし、少なくともレーベルから何枚かのアルバムを今後リリースする予定のようだ。また噂によるとELDRICHと並行してこのVICIOUS MARYでは、Dokken, Whitesnake, Europe, Bon Joviなどのエッセンスを注入した音楽を制作していきたいという意志を持っているところが興味深いところだ。またこのVicious Maryによるデモ製作に興味を持ったFrontiers Recordsが応援しているようで、Vicious Maryには新しくMatt Ruaro (Maya), Nick Savio (White Skull)のほかにもSimon Dredo, Camy達といったメンバーが加わってヘルプするようだ。どうやらサウンドの方向性としては、Frontiers Recordsがプッシュするのも大きく頷けるようにHarem Scarem, Winger, Ten, Fair Warning達の音楽とも共通点があるようなメロディックな内容ということでEldrichとは違う展開の音楽を意識しているのがよく分かる内容らしい。
またVicious Maryのエグゼクティブ・プロデューサーにはイタリアメタルシーンではLabyrinth, Athena, Death SSなどの作品にも携わったPat Scalabrinoが担当をするようである。またVicious Maryの詳細についてはニュースが入り次第お届けしたい。

ETHERIA
昨年はSavatageやNevermore達の秋のライブショーでも前座を務めて認知が少しづつ上がってきたアメリカ出身Prog MetalバンドのEtheriaだが、リードシンガーのMike Blairはどうやら突然Etheriaを脱退していたことがこの度発覚した。どうやら昨年のツアーではJohn PineがリードシンガーとしてMikeの後釜としてショーを務めたようだ。どうやら11月の時点でミクシングやマスタリングを終えたようで、交渉の末、Mikeは残りのボーカルトラックを録音することに関しては同意したようでボーカルトラックはMike Blairのものが収録されているようだ。これからの彼等の活動が気になるところだが、アルバムが早いうちにリリースされることが期待されている

FLOTSAM AND JETSAM
スラッシュメタル系バンドの重鎮のひとつとして長い間活動をキープしているFLOTSAM AND JETSAMだが、どうやらバンドともに20年間活動を続けていたリードシンガーのEric AKが脱退したようだ。どうやら長年活動をしシンガーとしてもメタルバンドとしてもFlotsam And Jetsamで活動していたことに誇りを持っているエリックだが、メタル・インダストリーに対して疲れを覚えたことと脱退の理由としては家族を大事にしていきたいということが主な理由のようだ。これまでバンドや彼をサポートしアルバムを買ってくれたファンにはとても感謝を表すメッセージを残している。Flotsam And Jetsam側はこれを受け入れて、ツアーの為にシンガーとしてDestiny's Endで活躍しているJames Riveraを助っ人に迎え入れたようだ。

FOREVER TIMES
ProgPowerフェスティバルでも演奏を披露したオランダ出身の女性ボーカルをフューチャーしている珍しいタイプのMelodic Prog MetalバンドのForever Timesは昨年は活動がなかなか思うようにいかないこともあったようで昨年の11月に用意されていたSjiwaでのライブはSun Cagaed達とプレーすることができなかった。ライブが出来なかった理由としては、バンド側としてギグをできるほどの体制がまだ確実にとれていなかったということのようだ。現在バンドには新しいメンバーが2名加入して新しい体制を整えていきたいようで、今月あたりからライブ活動を展開したいとの吉報が入りました。

GIANT
日本でも最新作IIIがリリースされたアメリカの中堅Melodic Hard Rock/AOR系バンドのGIANTだが、この度Frontiers RecordよりGiantのEP:Dont't Leave Me In Loveが昨年の10月24日より絶賛発売中のようです。収録されている曲目はDon't Leave Me In Love, Chained (live), I'm A Believer (live), Stay (Unplugged), The Big PitchなどとGiantのファンにとってはおなじみのライブ曲や人気曲が収録されている。気になるライブトラックは主にデンマーク、ロスアンジェルス、ジャクソンビルなどで録音されたものが中心となっています。

GORDIAN KNOT
あのSean Maloneが中心となっているProgressive Rockバンドとして知られているGordian Knotでありますが、ニューアルバムのタイトルはEmergentに決定しているようです。コアになるトリオは、Sean Malone, Jason G, Bill Brufordで、サポートしてPaul Masvidal, Steve Hackett達が参加するようで非常に楽しみなところです、ミクシングは12月に行われたようで、日本版には2つのボーナストラックが収録されるようで、ワールドワイドに3月ごろに新作がリリースされる予定です。サウンドファイルやその他の情報はSean Maloneのページへどうぞ。www.seanmalone.net

HAJI'S KITCHEN
シュラプネルレーベルでもマニアの間で人気を集めていたHaji's Kitchenの待望の新作Sucker Punchが海外でリリース済のようです。どうやら今回の作品はモダンな要素をかなり大々的に取り入れているようでKORNなどの影響を感じさせるようで、1枚目が気に入っていたファン達の間では早くもいろいろな論議が交わされているようですが、彼等が頑張って活動をしているということが新たな希望でありましょう。

HELLOWEEN
少し古いニュースになって申し訳ございませんが、Blabbermouth.netによる報告によるとドイツのジャーマンメタルシーンの開拓者として認知されているHeloweenからリードギターリストのRoland GrapowとドラマーのUli Kuschがスペインでのフェスティバルショーを最後に脱退したことが判明した。またどうやらAndi Derisの去就も騒がれており、ニューシンガーにHeaven's Gateのトーマス・リトケが加わる可能性もあると示唆しており、この関連のニュースはまた詳細が分かり次第大きなメタルメディアも取り上げることでありましょうから、私自身は成り行きがどうなるのか見守っていきたい次第でございます。また脱退したグラポウとカッシュの2人は新しいフルタイムのプロジェクトを親交させているようで、シンガーとしてRussel Allenの助けを受けた内容の音楽を作りたいという意志を表明しており、ロスアンジェルスでRoy Zをプロデューサーに迎えてのデヴューアルバムの製作に入っているようだ。タイトルはまだ未定のようだが、Andy Sneapを迎えてBackstage Studioでレコーディングやミキシングを行い、ハンブルグにあるローランド・グラポウの所有しているスタジオでもミキシングを施す作業をするようだ。また詳細が分かり次第Blabbermouth.netなどで報告があることでしょう。

HELREIDH
イタリア出身のProgressive Power MetalバンドのHelreidhはUnderground Symphonyより彼等にとって2枚目のアルバムとなるFingerprints of the Godsをリリースしているようです。40分にわたって収録されている音楽の中にはIron MaidenのStranger In A Strange Landがカバー曲として収録されているようです。

2001/12/29

COURT JESTER
AvalonのChity Lanka Somapalaがヨーロッパで本格的なメタルバンドとしてのキャリアを開始したことでその筋のファンの間では幻のメタルバンドとして知られているCourt JesterのアルバムがDCA Recordingsより入手することができるようだ。詳しくはDCA recordingsのサイトへ問い合わせをしてみると入手可能のチャンスはありそうだ。 www.dcarecordings.com
Chity自身も自分にとってのキャリアの第一歩のバンドということで今回リリースできることに喜びを覚えているようだ。

DALI'S DILEMMA
待望の2ndアルバムのリリースがファンの間で期待されているメロディック系Prog MetalバンドのDali's Dilemmaだが現在は契約や条件などの交渉をMagna Cartaレーベル側と話し合いが暫く続いた状態となっている。その交渉や条件で折り合いがつかない限りレコーディングがさらに伸びてしまう可能性がある。また1枚目のアルバムでドラムを叩いていたJeremy Colsonはどうやらメジャーレーベルに所属しているバンドの正式ドラマーに決定しているようで、後任ドラマーは以前彼等がChaos Theory時代に共に活動していたドラマーを迎えているようだ。

DEGREE ABSOLUTE
オランダのProg Metalレーベルへまた新しい有望なバンドDegree Absoluteが迎えられたようだ。
関係者の間ではDEGREE ABSOLUTEは大変素晴らしい音楽性を持ったProg Metalバンドということらしく彼等の完成したアルバムが一日も早くワールドワイドでリリースされて欲しいと期待が寄せられている。また詳しいニュースが入り次第このバンドにフォーカスをあわせて行きたい次第です。


DREAM THEATER
世界のProg Metalバンドの頂点に君臨すると言っても過言ではないかもしれないDream Theaterでありますが、いよいよ来年の1月にはElektraより2枚組のニューアルバムSic Degrees Of Inner Turbulanceをワールドワイドでリリースします。またこのニューアルバムをサポートするツアーを1年近くに渡って行うようであります。今回のヨーロッパツアーのオープニングアクトは、新進気鋭のスウェーデン出身のProg MetalアクトであるPain Of Salvationが勤めます。また5月に行われるパリでのギグではゲスト参加ということでDream Theaterのほかにスウェーデンのポピュラー系ビートコンボの某が出演ということも大きな噂として伝わってきているようです。ライブの日程や会場は場合によって多少の変更は生じる可能性はあるようですが、1月の下旬からイギリスを皮切りにスタートするようです。また、4月に来日公演もあることが決定しました。

EDENBRIDGE
プログレロック寄りのシンフォニック・メタル系バンドとして知られているEdenbridegeの2枚目のアルバムArcanaはすでに日本では絶賛発売中。ヨーロッパ方面ではMassacre Recordsより今年の11月12日に発売されている。アメリカ国内では、Sensoryレーベルよりボーナストラック付で12月の半ば以降店頭で入荷されているようだ。気になるSensoryレーベルから発売される2枚目に収められるボーナストラックは、Velvet Eyes Of Dawn (6:17)とThe Whisper Of The Ages (6:07)になるようだ。

ELEGY
オランダ出身のMelodic Powerful Metalバンドとしてシーンで活躍しているELEGYだが、この度スペインのLocomotive Musicと契約を交わした。Locomotiveレーベルからリリースされる次回のアルバムのタイトルはPrinciples of Painに決定しているようだ。12月の時点で、彼等はドイツのRockoスタジオに入ってレコーディングを開始している模様だ。この最新作Principles of Painは2002年の春にはワールドワイドでリリースされる予定だ。

ELSEWHERE
スウェーデン出身のProgressive Powerful MetalバンドのELSEWHEREは、イタリアのLucretia Records Internationalとレコーディング契約を交わすこととなった。彼等のデビューアルバム、Blind Leading The Blineは10月にレコーディングされたようで、来年2002年2月にアルバムをリリースする予定だ。デンマークの有力Prog Metal/Melodic Metal系マネージメントとして知られているIntromental Managementが送り出すバンドだけに関係者の間で注目を集めている。

ENIAC REQUIEM
シュラプネルレコード系テクニカル・メロディックメタルバンドのEniac Requiemの1枚目が、Derek TaylorやHaji's Kitchenのファン層の間で静かに盛り上がりを見せたわけでありますが、次のアルバムがリリースされるかは、かなり不透明らしい。元々Derek Taylorのソロアルバムからマイクヴァーニーの助言を元にバンドの形らしきものに発展しただけに2枚目が出るかどうかはまだ分からないようだ。しかし一方でDerek Taylorは別バンドとしてStara Zarozaでなんらかの音楽をクリエイトしているらしく、方向性としてはサイケデリックな要素を含んだ内容のようだ。またこのStara ZarozaにはベーシストとしてHalfordでも活躍しているRay Riendeauが関わっているようだ。

EVERGREY
Inside Out Music Americaとも契約を交わし、今年最も活躍したProg Powerful Metalバンドの一つとして挙げられるかもしれないEVERGREYだが、11月9日、10日にジョージア州アトランタにあるEarthlink Liveで行われたProgPower USA(他にもKamelot, Angel Dust, Nightingale, ARK, Symphony Xなどが同じステージ上で白熱のライブを展開しました)での演奏は大変充実した内容となったようでファンやバンドにとっても忘れることのできないイベントとなったでありましょう。今年ProgPower USAで行われた彼等のライブ演奏曲は以下のようになっています。どうやら主に新作In Search For Truthからのものが演奏されたが、熱心なファンの為にThe Dark DiscoveryやSolitude*Dominance*Tragedyからの曲も演奏された内容の濃いものだったようだ。

1. The Encounter
2. The Masterplan
3. Rulers Of The Mind
4. She Speaks To The Dead
5. Watching The Skies
6. When The River Calls
7. Dark Waters
8. Mark Of The Triangle
9. State Of Paralyzis
10.Solitude Within
11.Nosferatu

またメンバーチェンジを何回か繰り返しているEvergreyだが、今回のメンバーチェンジでどうやら素晴らしいキーボードワークをプレーしていたあのSven KarlssonがEvergreyを去ることが決定した。
ご存知のとおり、Sven Karlssonの場合はEvergreyだけでなくてSoilworkでもキーボードを担当している訳だが、Evergreyとの真剣なミーティングや話し合いの結果SvenはSoilworkに100%専念したいということを主な理由として去ることとなったようだ。Sven Karlssonの後任としては、Moani MoanaのTommy Rehnの兄弟としても知られているChris Rehnが鍵盤奏者として後釜を務めることが決定した。Sven Karlssonがこれまでに貢献してくれたことに関してはEvergreyのバンド側も大変感謝しているようで、どうやらSven Karlssonは暖かく送り出されたようだ。

EXAWATT
イタリア出身の新星パワーメタル寄りProgressive MetalバンドのExawattは3曲入りの新しいプロモCDをリリースした
The tracklist is:
01. Power of fate (9:30) (with takes from Verdi's La Forza del destino)
02. My silver tears (7:28)
03. Dungeon Dance (6:18)
また彼等はこれまでにVision Divineなどといったイタリアを代表する素晴らしいPower Metal系バンドともライブやショーをこなしており、今年の夏にはイタリアのUmbertideにてイタリアのPower Metalバンド、Domineとも共演を果している。
詳しくは彼等のサイトをご覧下さい。
www.exawatt.it

EYEFEAR
オーストラリアはメルボルン出身のProgressive MetalバンドのEyefearは、ラインナップが流動的であったようだが、新しいラインナップが固まって以来精力的にライブギグを展開しているらしい。今回新しく加わったメンバーはキーボーディストとしてGary Ryan, シンガーは元Pegasuzで活躍していたDanny Cecatiだ。

FAITH AND MUSE
The Gatheringのファンにとっては、またしても注目すべき素晴らしいバンドが登場した。Faith And Museは、女性ボーカルをフューチャーしたアトモスフェリックでフォーク音楽の影響化にあるバンドで、そういった音楽性とヘヴィーロックのエッジを兼ね備えており今年話題になったフィーメール系アトモスフェリックGothic Rockバンドのひとつであろう。彼等のアルバムVera Causaは各方面で反響が素晴らしくすでに10月23日の時点で海外ではリリース済みであります。またこのアルバムにはダンス・理ミックスや未発表曲、カバー曲、レアな曲からいくつかのライブ曲までを収めている。彼等はどうやらサンフランシスコ周辺でコンサートも行ったようだ。

2001/12/22

ARK
今年は2枚目のアルバムBURN THE SUNをリリース各方面で注目を集めたProg MetalバンドのARKでありますが、ヨーロッパでのTHRESHOLDとのツアーやFREAK KITCHENともフランスの Raismes Festで共演し、各地で大変熱いパフォーマンスを繰り広げた。どうやら最近のライブやコンサートでは、リードボーカリストのJORN LANDEはブラックメタル風の白塗りコープスペイントで臨んでいるようだ。噂によるとシンフォニック・ブラックメタルバンドのDimmu Borgirでも歌を担当するようで、今年最も忙しくいろんなバンドで活躍したミュージシャンの一人でありましょう。またアメリカで行われたPROG POWER USAでも大変好評のようでいよいよアメリカでも彼等の2枚目のアルバムBURN THE SUNが正式にリリースされる予定です。

ARTENTION
マルチアルバム契約をヨーロッパで交わした様式美Progressive MetalバンドのArtensionは日本とは一足遅れてヨーロッパ方面では1月14日に5枚目のアルバムSacred Pathwaysをリリースすることが決定した。収録曲は以下のようになっています。

Voyage To Nasca (Instrumental)
Your Victory
Running Out Of Time
Sacred Pathways
Silent Temple (Instrumental)
The Emperor
Nightmare
The Killing
The Calm Before The Storm
March To Ruin (Instrumental)
Flower Of The Orient
Nightmare (Radio Edit)

ご存知のとおりこのアルバムはArtensionにとっては特別のアルバムとなるなぜなら以前1枚目と2枚目で共演していたミュージシャンが戻ってのARTENSION本来のラインナップに戻ったといえよう。改めてバンドのメンバーは以下のとおりです。
Vitalij Kuprij - Keyboards
John West - Vocals
Roger Staffelbach - Guitars
Mike Terrana - Drums
Kevin Chown - Bass

今回のアルバムジャケットを担当しているのは、Rhapsody, Riot, At Vance, Ring Of Fireを手がけたEric Philippeです。

AUDITORY IMAGERY
最近余り音沙汰を聞かなくなったFates Warning系Prog Metalとして一部のProg Metalファンからは人気があったAuditory Imageryでありますが、どうやら我々が知らない間にUn Exploed Bombと改名していくつかのギグをこなしていたようだ。しかし残念ながらまたしても将来が期待されていた一つの米産Prog Metalバンドは解散していたようだ。デモ作品も残っていたようだがいつかそのデモが陽の目を見ることをProg Metalマニアは祈っておきたいところでありましょう。

AVALON
Eurasiaをリリースした後、ツアーなども忙しくしていたAVALONだが、ツアーの後にいろいろとバンド内で変化があったようだ。まずEURASIAアルバムから加入していた新ドラマーのJackyがすでに脱退していたようだ。またリードボーカリストのChity Lanka SomapalaもAvalonでの去就をどうするか熟考をしているようだ。Chityによるとどうやら暫くの間AVALONでの活動を休養したあとバンドを去るかもしれないという意味深な発言をしているところからも彼が他の自分のプロジェクトやリードボーカリストとして参加するIVANHOEに思いを強く馳せているのかもしれない。
BASSEL (ex. MAYADOME lead vocalist)
Mayadomeのリードボーカリストとして活躍していたBasselは結局のところすでにMayadomeから完全に離別していたようだ。その脱退したBasselは彼にとっての新しい音楽に向けてのプロジェクトを始動させた。どうやら彼のプロジェクトは全くMayadomeとは違った内容のものになっているようだが、Mayadomeの2枚目Near Life Experienceで素晴らしい歌唱力をアピールしたBasselファンには見逃せない内容でありましょう。

BEHIND THE CURTAIN
待望の2枚目のアルバムが待ち遠しいPsychotic Waltz系のダークでエセリアルなサウンドを醸し出しているちょっと一味違うMelodicでDarkでDramaticな音世界を追求しているデンマーク出身のProg Metalバンドとして一部の層に知られているBehind The Curtainは、9月28日にコペンハーゲンでギグを行ったようです。またすでに次のアルバムに向けてのデモは完成しておりファンは楽しみに待っていたいところでありましょう。残念ながらIntromental Managementからは去っているようで新しいマネージメントを探す必要があるみたいだ。次のアルバムもおそらく名門The Laser's Edge
のSensoryレーベルから出る予定だと期待して待っていましょう。また彼等の近況が入れば、追加ニュースを入れたいと思います。

BLIND GUARDIAN
ドイツ出身のMelodic Power MetalバンドのBLIND GUARDIANは14分に及ぶ大作CDシングル"And Then There Was Silence"を海外ではすでに12月の時点でリリースしています。このシングルはどうやら来年の2月にリリースされるアルバムにも収録されることになっているが現時点ではまだアルバムのタイトルは発表されていない。またこのシングルにはNightfall In Middle Earthアルバムのセッション時にレコーディングされた"Harvest Of Sorrow"も収録される予定であります。どうやらこのHarvest Of Sorrowは当時のアルバムにはフィットしなかったものとして残されていた曲らしい。またこのシングルにはマルチメディア・トラックをファンの為に収録しています。

BRAINSTORM
かつてドイツのProg MetalバンドIVANHOEにも在籍していたAndy B Franckを擁するパワーメタルバンドのBrainstormは彼等にとっての3枚目のアルバムをリリースした。ソリッドでパワフルな展開のものが多く速い曲からミッドペースまで盛りだくさんでメロディーにも気を配った内容のようだ。前作のAmbiguityを気に入ったファンにはアピールする内容のようでありますし、Sinctuaryアルバムで展開されていたダークな要素も加味した内容のようです。また限定版には魅力的なミッドペースの歌が収録されていて、さらに隠されたボーナストラックもあるようだ。

CHARISMA
ドイツ出身の女性シンガーのAnnete KienzleとIvanhoeのメンバーを含むメロディック系Prog Metal系バンドとしてProg Metalファンの間では好評のCharismaだが、残念ながらどうやらレコード会社からのディールを現在は失っているようだ。現在はアネットはCharismaから離れた活動をしており、主にシュトゥッドガルト・シアターで歌の指導や歌を歌うことが主な活動となっているようだ。残りのCharisma組の何人かはAvalonのリードボーカリストであるChity Lanka Somapalaと共に新しいIvanhoeとしての音楽をクリエイトしていく意欲に盛り上がっているようだ。

CHRIS COLLINS (ex.DREAM THEATER)
元ドリームシアターの初期シンガーとして知られているChris Collinsは、元Virgin SteelのギターリストであるJack Starrが結成した新しいバンドのシンガーとして暫くの間活動していたようだが、数ヶ月前にバンドから離れ、現在はロングアイランドに居を構えており新しい彼自身のバンドも始めたようだ。

CONSORTIUM PROJECT2
現在Elegyのリードシンガーとして活躍しているIan Parryのメロディック・ドラマティックメタル系プロジェクトであるConsortium Projectは、スペインのLocomotive Musicと契約を交わした。現在2枚目のアルバムCotinuum In Extremisが10月にすでにリリースされており、世界のファンの間で順調な滑り出しを見せているが、今回の2枚目のアルバムは1枚目のアルバムと比べるとよりヘヴィーでプログレッシブな要素がありElegyのForbidden Fruit的なサウンドもあり、Elegyの最新作Forbidden Fruitに割りと近い内容ということだ。前作同様、今回もオールスターラインナップとなっており、Vanden PlasのGunter WernoとStephan LillやKamelotのメンバーであるThomas Youngbloodが参加、またElegyの戦友Patrick Rondattをはじめフランス出身の素晴らしいベースプレーやPatrice Guersなども参加している。ミキシングはドイツにあるArea 51スタジオでトミーニュートンの手によって行われた。すでに1枚目と同様2枚目も各雑誌やファンジンなどのレヴューでは好評を受けている。

2001/12/11

After Forever
予定のリリース日時よりも遅れたもののヨーロッパではついに待望のAtmospheric Gothic Metalバンド:After ForeverのニューアルバムDecipherがリリースされました。内容的にはPrison Of Desireの延長線上・発展形のようでさらにシンフォニック度やオペラティック度に磨きがかかり野獣咆哮系メールボーカルがやや減退した内容。プロダクションも素晴らしくヘヴィーなゴシックメロディがメインリードボーカリストであるFloorの歌により彩りが与えられている。とてもエピックなその内容はあたかもオーケストラルで壮大な映画サウンドトラックを彷彿させるというものであります。日本盤の発売は今の時点ではまだ未定ですが、前作のPrison Of DesireはAvalon/Marqueeレーベルより発売になっております。
Agent Steel
アメリカ出身のプレミアー的存在のパワフルMetalバンドとして知られているAgent Steelだが、どうやら元Agent SteelのリードボーカリストJohnと現在残っているメンバー達の間では我々の窺い知れぬ確執が存在しており溝が大きいらしい。どうやらバンドの名義についての訴訟や裁判沙汰をジョン・サイリースが起こした経緯もあったのか、その結果現在のAgent SteelはすでにAgent Steelから違う名前に変更を余儀なくされたらしい。また消息がなかなかつかめないという噂の元ボーカリストのジョン・サイリース氏でありますが、なんと本当か嘘か確認がなかなか取れていないのですが、ある筋の情報によると彼は日本に在住してカバーバンドをしながら生計をたてているというから驚きである。その(Formally known as) Agent Steelでありますが、現在はBruce Hallが立派に完璧な代役を務めておりPowerful Metalマニアの間では現時点での最新作Omega Conspiracyは好調のようであります。
Anathema
ニューアルバムを最近リリースしゴシック・ドゥーム系メタル・マニアの間で非常に熱心に受け入れられている、ややサイケデリア寄りのU.K.出身Gothic Doom Metalバンド:Anathemaでありますが、つい最近ではProgPower Europeに参加し、PAなどで苦戦したもののバンドの存在感のある独特の音楽観やパフォーマンスに感動を覚えたファンも少なくなかったとか。また最近ではイギリス国内において30分ほどのアコースティックショーとしてのライブを行い、そのときファンからの質疑応答などにも参加したようだ。主に演奏されたのは最新作のA Nice Day To Exitアルバムからの内容だったそうです。またこの演奏の模様は衛星を通じてイギリス本土でオンエア・放送されました。またこのときのショーは結局2セットのライブギグに発展し、セット2の部門では主にJudgementアルバム等からのヘヴィー寄りな楽曲が演奏される内容に終始した。またブッキングエージェントは12月は彼等がU.K.ツアーができるように手伝いたいという発言も飛び出した。
Andromeda
本国でもライグギグを重ねたりしていた今年最も注目を集めたスウェーデン出身のProg Metal界のルーキーAndromedaでありますが、ProgPower Europeでのステージ運びや演奏、そしてニューシンガーのパフォーマンスなどを含め大変素晴らしいものだったという声がProgPower Europeのオーディエンス側から殆どだったようでこのProgPower Europeの彼等の参戦は実りのあるものだったに違いないことでしょう。また彼等は新しいシンガーを含めたExtension Of The Wishアルバムに収められている曲を再録音したものと新曲を含む内容のアルバムをリリースする意向のようです。フランスではすでにExtension of The Wishの新しいミックスとボーナストラックが収録された異なるExtension Of The Wishがリリースされています。その異なるExtension of The Wishには古いバージョンと新しいヴァージョンの両方が2枚組CDとしてリリースされているようだ。
Anomaly (holland)
オランダ出身のAnomaly(注:あのアメリカのAnomalyとは違うバンドです)も今年のProgPower
Europeに地元オランダ代表として参戦いたしました。彼等独自の4人形体のインストグループでちょっとレイドバックした、シンフォニックでスペーシーなタイプを信条としているタイプのバンドで、彼等は全員卓越したミュージシャンということで関係者をあっと言わせたそうであります(ただし聞き手をかなり選ぶタイプのバンドという意見も出ていたようです)。
Arabesque
2人の女性リード・ボーカリストを含む6人組Prog MetalバンドとしてProgMetal関連のマニアにはよく知られているオランダ出身のArabesqueは、10月に行われたProgPower Europeに参加してその怒涛のライブ・パフォーマンスとハイテクニカルな演奏が好評だったアメリカProg Metal系バンドの至宝:Zero Hourやオランダ期待のProg MetalプロジェクトSun Caged達とライブ演奏を行った。同じステージの場所に立ったZero Hourのメンバーも彼等は将来性があると期待を寄せているようだ。

2001/08/15付

Prog Power Europe

いよいよ10月5・6日に迫ってきた今年で3回目になるオランダで開催されるProgPower Europeですが第1回目に負けず劣らず凄いラインナップが参加します。Andromeda, Vanden Plas, Zero Hour, Pain Of Salvaion, Silent Edge, Anomaly, Anathema, Royal Huntなどの良質のバンドが参加するということでこれはファンだけでなくてProg Metal関連の業界人も注目したい今年のフェスティバルとなりそうです。毎年オランダで行われるプログレメタル系のフェスティバルでありますが、今年のラインナップが以下のように決まりました。残念ながらアメリカ出身のAztec Jadeの参加は急遽キャンセルとなり、代わりのオランダのバンドを出演させる予定となっているようです。

Friday October 5, 2001:
Silent Edge
Zero Hour
Royal Hunt
PAIN OF SALVATION
Saturday October 6, 2001
Andromeda
Anomaly
Wolverine
Into Eternity
VandenPlas
ANATHEMA

ProgPower USAレポート
今年の上旬に行われた第1回のProgPower USAは、Symphony X, Pain Of Salvation, Zero Hour, Power Of Omenなどの参加バンドが白熱の演奏を繰り広げてProg Metalファンの間で大変好評でしたが、早くも第2段が今年の11月に行われるようです。参加バンドも第2段ということで様々なバンドが参加予定で、決定しているバンドはVanden Plas, Superior, Balance Of Power, Ark, Nightingaleなどが表明しており今年行われたアメリカのProgPowerでの成功に引き続いて、大きな成功を収めるのではないかと関係者の間で大変な話題となっております。

Hubi Meisel/Maeve Of Connacht (ex. Dreamscape)
残念ながらドイツ出身Prog MetalバンドのDreamscapeからは完全に離脱してしましまった名シンガーのHubi Meisel氏でありますが、離脱をしたHubiの方がDreamscapeと比べて動きがとりやすかったのかScenesを始め、元Black JesterのメンバーのプロジェクトMaeve of Connachtに参加したりと音楽活動も大変充実し実りも大きかったHubi Meiselですが、この度彼のソロ名義Hubi Meilsel - Cutが9月にリリースされることになりました(パチパチパチ・・拍手喝采!!)。今まで出した彼の音楽作品の中でも優れた作品になるというコメントを自らHubi Meilsel殿がE-mailでも語ってくれたのでこれはHubi Meiselファンを始めDreamscapeやScenesそしてMaeve Connacht, Black Jester(現在はMoonlight Circus)などのドイツやイタリアのProg Metal系が大好きなリスナーにとっては大変興味深いニュースと言えるでしょう。どうやらソロ活動を中心にこれからも素晴らしい音楽をこれからも提供してくれるHubi Meiselをぜひ応援サポートしていきたいところであります。もちろんソロ活動以外にもリクエストがあればフレキシブルに他のプロジェクトに参加したいという柔軟な姿勢を見せています。この音楽にひたむきで純粋なミュージシャンが作るHubi MeiselはProg Metal界にとって宝としてファンは大事にしていきたいと個人的にもそしてファンの皆様も胸がたかなる嬉しいニュースであります。Hubiは現在ロックオペラ的作品をリリースする目標も持っているそうです(これが今度出るソロアルバムの方向性かどうかはまだはっきりとは判別できないので申し訳ございませんが・・・)。現在歌詞や楽曲のコンセプトなどについての創作にとりかかっています。気になる参加するミュージシャンはShadow GalleryのGary Wehrkamp(keyboard/guitar)と元HelridhのYorickが予定されています。
(Special Thanks to Mr.Hubi Meisel, Keiko Kasuga-san, and Chity Lanka Somapala of Avalon/Ivanhoe for reliable information. All of you rule!!)

Madsword
イタリア出身のドラマティックで近未来感覚をたっぷり導入したメロディック系Prog MetalバンドのMadswordに関するニュースです。Madswordの中心人物の一人Gianni Guerraの発表によるとどうやらバンドでの活動を停止したということです。理由としてはセールス的な苦戦やライブなどでの観客動員の伸び悩みなどが原因となったようです。ですが活動停止の主な原因として考えられるのは、バンドのメンバーであるシンガーが他のメンバーと異なりかなり遠いところに住んでいて以前のように思うような活動がしづらくなったということのようです。なんとももどかしい話ですが、Eternity X, Lemur Voiceと大変良質なバンドがいったん活動を完全に停止してしまう例は少なくないですが、Gianniが新たなプロジェクトを始めたいという意思も強く持っているようなので、彼らの今後の活動状況がわかり次第、このサイトでもお伝えする予定です。

October Thorns
ニューヨーク出身のProg MetalバンドOctober Thonrnに関するニュースです。今年の1月以来オリジナルメンバーのJoe ChawkiやNorbert Satorなどもバンドに再び戻り、Symphony XなどといったProg Metal系のバンドなどともライブをこなし、あのTrans-Siberian Orchstraとも共演経験をしたベーシストのDave Zは彼らとのライブ演奏を大変満喫して、そういう成果をOctober Thornsに持ち込んで彼らの今年前半のライグギグなどで生かしたようです。さらに充実した展開になると予想されていましたが、残念ながらバンドの中心人物の一人Paul LaPlacaがLAでのオーディションに参加することが理由の一つとなって脱退したようです。どのレーベルとも契約をしていませんでしたが、インディペンデントなバンドながらサウンドもプレースタイルもプロフェッショナルな域に充分達している有能なバンドの展望としては明るかったわけですが、これで彼らはPaulの穴を埋めるシンガーを探す必要があります。今回のPaulの脱退は決してバンドのいざこざが原因ではなくて、彼が以前から持っていた念願の西海岸でのオーディションに参加したいということが主な理由のようです。彼自身は自分が西海岸に移動してもバンド活動は行いたかったみたいですが、残りのメンバーがニューヨークをベースにしているため距離的に活動が思うようにできないこともあって今回こうした決定が下ったようです。October Thornsにとっては今年の3月に行われたNYのL’Amourで行われたSymphony X等と行ったProgPower系が集うライブギグの大きな成功などがハイライトの一つとなっていますが、彼らの今後の活動の再開とニューアルバムなどのリリースをファンとして待ちたいと願っております。


Zero Hour

約3年前に衝撃のインディペンデントリリースでProg Metal業界の関係者達やファンを中心に震撼させたあのアメリカはSan Joseエリアを中心に活動しているテクニカルProg MetalバンドのZero Hourは、昨年の暮れから様々なショーやギグでそのバンドとしての一体感あるプレーやパフォーマンスでファン層を少しづつ広げている。特に今年の前半はProgPower USAでも大変大きな収穫を得ることができ、今年の10月にはProgPower Europeでも参加が決定しており、初のショートヨーロッパギグも用意しているということです。また今現在は交渉中ということですが、Inside OutレーベルのJim Pituluskiからのオファーでどうやらバンドの日程があえば、Inside OutレーベルアーティストのSymphony XとPain Of Salvationのカップリングツアーのオープニングアクトとして参加する可能性も浮上してきており、今年はZero Hourがさらに大きく羽ばたいていく重要な時期といえるかもしれません。また彼らは早くも2枚目のフルレングスに向けてマテリアルを少しづつマテリアルをまとめているとのことです。この恐るべき実力を持ったProg Metalバンドの発展に大きな大きな望みと期待をかけていきたいと思います。

Wolverine

約数年前からヨーロッパ地域を中心としてアルバムFervent Dreamが好評だったスウェーデン出身の新しいタイプのProg MetalバンドWolverineはニューアルバムThe Window Purposeを完成しておりヨーロッパProgPower系レーベルの業界人の間では大変好評を得ているようだ。また今回リリースされるこのアルバムにはドイツのプログレハード系バンドEveronのボーカリストOliver Phillipsが素晴らしいバッキングボーカル隊の一人として参加していることが判明しています。

Vanden Plas
ドイツが世界に誇るドラマティックな音楽性を信条にしているProg MetalバンドのVanden PlasについてのニュースがVanden Plas Mailing listから入りました。前作Far Off Graceに引き続いてのニューアルバムのリリースが待ち遠しい訳ですが、Vanden Plas側にとって以前も交通事故にあったりと散々な目にあったステファン・リル氏でありますが、どうやら彼にとってはまたしても悪いアクシデントが続いてしまいました。ギターリストのStefan Forteの演奏する腕の調子が芳しくないらしく、診断の結果Carpal Tunnel Syndrome (毛根管症候群)と判断されたようです。ギターリストやピアニストなどが陥る腕の故障の一種でこれはつまりこの状態がずっと続くと音楽活動に大変な支障をきたすという症候群なので現在はギターをプレーすることが許されない状態なので、これを機にしばらく休養にStefan Lillは入っていたようです。腕の調子が直り次第スタジオワークに残るようです。おそらく初夏までレコーディングセッションは延期となっているようですが、そろそろ他のVanden Plasのメンバー達はレコーディングに入ることになるでしょう。Vanden Plasでも重要なメンバーであるStefan Lillの腕の調子がフィジオ・セラピーを通して完全に回復してもらいたいと思います。今年の前半はVanden PlasはLloyd-Webberの名作「Evita」の公演でオーケストラと公演を行っておりました。そのEvitaのショーでは、シンガーのAndy KuntzはCheの役を演じたそうです。いくつかの次のアルバムに収録されるマテリアルはすでにまとめている段階のようでそこはさすがのVanden Plasなので大いに期待がかかります。

Ivanhoe
暫く殆ど音沙汰のなかったドイツ出身ドラマティックProg MetalバンドのIvanhoeでありますが、どうやら同じくドイツのProg Metal系バンドAvalonでリードボーカルを務めるChity Lanka Somapalaが次にリリースされるIvanhoeのシンガーとして参加することとなった。どうやらこの表明が示すように今までリードボーカルを務めていたAndy B. Franckの参加はこれでないことが判明した(おそらくAndyはSymphorce等での活動に専念するという意味であろう)。今回Chityが参加するきっかけになったのは、Ivanhoeのメンバーが3人関わっている女性ボーカリストのAnnete Kienzleを擁しているProg MetalのCharismaが2000年5月のAvalonのツアーでオープニングアクトを努めたことがきっかけになってChityがIvanhoeで歌を歌ってみないかという依頼があったので、それをChityが喜んで了承したというのが信頼できる経緯のようです。どうやらデモは今年の3月にはいくつか済ませているようで、新しいIvanhoeのリリースに大変大きな期待を寄せていきたいです。

Pain Of Salvation
今年のProgPower USAに参加した中で最も強力で素晴らしいライブショーをアメリカ本土でも展開することに成功を収めたPain Of Salvationにとって、北米地区でのライブはひとまず大きな成果をあげたことになる。日本でのライブギグの予定はいまのところ全くの未定でありますが、今年の夏に予定されていたPowermadフェスティバル参加の予定は急遽キャンセルとなったのが痛いところでしょう。しかし今年の10月にオランダで行われるProg Power Europeでは、ヘッドライナーとして参加する予定もたっています。現在Prog MetalやProg Rockの両サイドから最も尊敬を受けている数少ないバンドのPain Of Salvationにとって確かな手ごたえを得ていることは言うまでもないでしょう。また5月17日にフランスはパリで行われたDream Theater Fan Club Conventionでもヘッドラインを勤めるなど、ヘッドラインを勤めるライブものきなみ増えていてステータスをどんどん築き上げているようです。彼らはIcelandでもいくつかのライブギグを将来は行いたいと、非常に意欲的な活動を展開しています。素晴らしい名作The Perfect Element Pt.1に続く次のアルバムにも大きな期待を寄せられています。
Time Machine
イタリア系Prog Metalバンドとして人気のあるTime Machineでありますが、いよいよニューアルバムの「Evil」が近いうちにリリースされるようです。詳しいリリース日程は分かりませんが、すでにレコーディングは完成しているようです。どうやら今まで彼らがリリースしたアルバムの中でも最もサウンドプロダクションは良好のようなので、彼らが持っているドラマティックでメロディックなProg Metalワールドが展開されることを期待していきたいところですね。これまでリードボーカリストであったFolco Orlandiniは参加しておらず新任ボーカリストが大変良い働きをしているらしいです。また7月の下旬にはすでにデジパックE.P.「Aligier Dream」がリリース済という報告も入りました。現在Underground Symphony Recordsのウェブサイトで新曲MP3をダウンロードしてチェックすることもできるようであります。http://www.undergroundsymphony.com/mp3.htm
Trivial Act/Pagan’s Mind
数年前に素晴らしいアルバムMindscapeをリリースして以来、殆ど音沙汰がない北欧出身のテクニカルなProg MetalバンドのTrivial Actですが、どうやらバンドとしては今も存続しているようだが、内部でいろいろとメンバーチェンジなどや事情が重なっているようで次のアルバム用のマテリアルがどこまで準備されているのか、今だにこちらには掴みにくい状況が続いている。元々彼らはツインギターバンドであるが、片割れのギターリストはすでにTrivial Actから脱退している。一日も早い彼らのProg Metalシーンへの復帰が期待されております。またTrivial Actのうち2人のメンバーは新星Power ProgMetalバンドのPagan’s Mindのデビューアルバムに全面的に参加して現在彼らは、Pagan’s Mindのメンバーに落ち着いている。(おそらくStianとSteinar)ちなみにPagan’s Mindのサウンドは比較的Trivial Actに近い方向性を持っているということだ。
Dreams Of Sanity
どうやら以前からメンバーのマイナーチェンジがよくあったシンフォニックでゴシックな要素が大変強い音楽性を標榜しているProgressive Gothic MetalバンドのDreams Of Sanityでありますが、今回はかなりのバンド内での変動と変化があったようです。最新作The Gameのレコーディングが終了した後にドラマーのHaraldが脱退してしまいました。キーボーディストのFrederickはバンドに余りにもProgressiveな要素を入れてDreams Of Sanityのサウンドをガラリと変えてしまうことといったことが他のバンドメンバーとの意見の食い違いの主な原因として浮上してしまったがためにDreams Of Sanityから解雇されてしまったようです。おそらく最もショッキングなことはリードボーカリストのSandra Schleretの脱退でありましょう。脱退したSandoraはどうやらNapalm Recordsに所属するゴシックでドゥームな要素を持つパワーメタルバンドのSiegfriedに移籍することが決定しています。さらに悪いニュースは今まで彼らのアルバムを出していたHall Of Sermonレーベルは今度彼らが出す新しいアルバムThe Endのサポートをしないことを表明したため、Dreams Of Sanityはレーベルを離脱することと決定したそうで、今後の彼らの活動に暗雲が立ち込めているなんとも複雑なニュースでありますが、去ったメンバーの後任者はすでに決まっており、新しいシンガーは弱冠19歳のバーバラに決定して、2人目のシンガーも探している最中のようですし、新しいドラマーとキーボーディストも前任者に負けず劣らず大変優秀なミュージシャンなので今後への希望はまだ残されていることは間違いないでしょう。一日も早い彼らのシーン復帰とニューアルバムが陽の目に出て欲しいことを願うばかりです。

Threshold
Inside Outレーベルと契約も交わし、今年リリースされたニューアルバム「Hypothetical」の反応が世界的に大変好評であるイギリスで最もいきのいいProg MetalバンドのThresholdは今年は精力的にヨーロッパを廻るようです。7月の時点ですでにベルギーやオランダで行われたフェスティバルやライブギグでも活躍したようであります。9月には本格的なライブツアーを行うようで、ARKもいくつかのライブに同行するようです。Hypotheticalではヨーロッパの各有名ハードロック&メタル雑誌で評価が高くオランダのAardschokマガジンでは2位にランクインしましたし、ドイツのRock Hard誌においては今月のベストアルバムに選出され、順調な滑り出しを見せています。

Kamelot
昨年はThe Fourth Legacyで大変素晴らしいシンフォニック寄りなMelodic Power Metalアルバムをリリースして好評で人気はヨーロッパを中心に次第に高くなってきていますが、海外ではすでに彼らのニューアルバムKarmaが4月30日にNoiseレーベルよりリリース済です。日本でのリリースは今のところ未定ですが早期リリースをVictorにお願いいたします。6月2日に行われたTamba Bayでもコンサートでは新曲が2曲プレーされ、その他にもCrimson Gloryのメンバーを含むSector 9やあのImpellitteriでも有名なRob Rockも参加した豪華なものになったようです。他にもヨーロッパを中心に6月と7月下旬までの期間にイタリアのGods Of Metal, ドイツのBand Your Head、スペインのRock Machinaフェスティバルにも参加しかなり精力的なライブ活動を展開しています

Beyond Twilight
Intromanagement ManagementがプッシュしているProg MetalバンドのBeyond Twilight[The Devil’s Hall Of Fame]がヨーロッパではMassacreレコードより発売されました。Twilightが前身バンドですが、今年注目されているシネマティックでエピックな音楽性を持ったProg Metal系バンドということで海外のProg Metal音楽関係者を中心に今年の話題バンドの一つとなっています。

Jason Becker Tribute

ALSという難病で長年体に不自由を強いられている天才ギターリストのJason Beckerでありますが、そのJasonを励ますため彼のトリビュート作品Warmth In The WildernessがフィンランドのレーベルLion Musicからリリースされました。日本盤はライセンスの関係上まだリリースは未定ですが、2枚組で海外では発売されています。様々なアーティストとバンドがこのJason Beckerが関わったCacophonyや彼のソロワークスからDavid Lee Roth時代の曲に至るまでそれぞれの想いを込めてトリビュートに参加している。気になる参加者はMarty Friedman, Rob Johnson, Ron Thal, Mike Chlasciak, Vinnie Moore, Jeff Kollman Anders Johansson, Stormwind, Carina Alfie, Phantom Blue, Torben Enevoldsen, Phi Ansari Yaan-Zek, Rolf Munkes, Alex Masi, Lars Eric Mattsson, Kelly Keeling, Mark Boals, Sultan Of Swing, Patrick Rondat, Stuart Smith, Jesse Bradman, James Byrd, Tommy Denander, Chris Sterberl, Terry Syerk, Dave Martone, Jeff Scheetz, Slav Simanic, Mike Campese, Symphony X, Neil Zaza, Stephen Ross, Goran Edman, Tony Franklin, Paul Shortino, Freak Kitchen and Lance King など。このアルバムの収益は全てJason Backerの家族に送られることとなっています。このプロジェクトに関しては参加している全てのミュージシャンはギャラなしでこのプロジェクトに関わっている点が近年稀に見る出来事であります。
Ark
元ConceptionのTore OstobyやスーパーボーカリストのJorn Lande達を擁した新しいタイプのProg MetalバンドのArkは9月にThresholdと共にフランスなどのヨーロッパ地区を中心にライブツアーを行うことが決定している。また主なフランス公演ではスウェーデンのバンドFreak Kitchenもツアーサポートを行う予定であります。また気になるArkのツアーメンバーとしてベーシストはRandy Covenに決まっている。参加するキーボーディストとしてはおそらくMats Olaussonになるらしいが、詳細はまた追って発表する予定であります。アメリカでのツアーも考えているようだが、アメリカでのツアーにはこのツアーをサポートする会社との同意や約束事をまとめていく必要があるようで、同意を得ることがその方面で与えられればいつでもツアーをしたいということだ。フランスでのコンサートではヘッドラインとしてのギグも用意されているらしい。他の国でもライブツアーができるようにチェックをしている様子であります。
Arabesque
ProgPower Europeに出演経験のあるオランダ出身Prog MetalバンドのArabesqueは現在2枚目のアルバムに向けてレコーディング中です。次のアルバムに収録予定の新曲を彼らのウェブサイトにアップする予定ということで楽しみです。またex.Lemur Voice/Sun CageのMarcel Coenenともジャムセッションの経験のあるArabesqueのギターリストJoop Woltersは同時にソロプロジェクトに向けて作業中で彼の新曲TibetをMP3.comにアップデートしているようです。
Adagio
現在世界的に様式美シンフォ系メタルのファンの間では空前の話題となっている大型新人バンドのAdagioはプレスからも評判は上々でフランスが生んだバンドとしてはかなり大きな期待が寄せられている。どうやらSymphony Xの次回フランス公演ではサポートアクトに抜擢されていたようである。またバンドの中心人物で超絶技巧派ギターリストのStefan Forteは、豪華なバンドが参加したNTSフェスティバルで20分ほどのショーケースを行ったらしい(主に彼の過去のデモ作品から披露された)。Stefan ForteのソロアルバムThe Diskがフランスでのみ3月以降にリリースされています。これからのフランスを中心とした活動に業界では注目が集まっているようです。日本でも次第に認知されてきている存在なので、ひょっとしたら日本リリースがあるのではと期待してしまいますが、リリース日程などは全く未定です。
Andromeda
War Musicに所属している2001年今年最も注目を集めたスウェーデン出身Prog MetalバンドAndromedaはスウェーデン本国でもライブギグを行い大変好評だったようでありますが、ついに彼らも毎年恒例のProgPower Festivalに参加することが決定した。彼らのアルバム[Extension Of The Wish]が世界中のプログレメタルファンの間で大変人気が高くなっていますが、このProg Powerフェスティバルやライブギグを通じて今後の彼らの活動の発展に期待が寄せられています。これは蛇足でありますが、どうやらExtension Of The Wishで参加していた素晴らしい働きをしていたシンガーのLawrence Mackroryはあのテクニカルデスメタルバンドのシンガーと同一人物でありますが、デスメタルに偏見を持つ層に対しても大きなショックを与え、デスメタルに対する意識を大いにひるがえす効果もあったようであります。
Mayadome
スウェーデン出身のテクニカル系プログレメタルバンドのMayadomeの新しいアルバムのリリースが期待されていますが、残念なことに前作Near Life Experienceでリードボーカルを務めていた優秀なシンガーであったBasselが離脱したことにより、どうやら彼らは現在Basselに代わる新しいリードボーカリストとして後任者を探す必要が出てきたようです。いくつかの新曲のサウンドファイルは彼らの公式サイトでダウンロードして聞くことができます。新しいアルバムのタイトルはInto The Great Nothingになるようだ。
Avalon
ドイツ出身のメロディック系プログレメタルバンドのAvalonは秀作「Eurasia」に続く次のアルバム製作に入っているようです、リリース日程や完成のニュースが入りこちらでもExclusive Newsとして発表したい所存です。さてAvalonのシンガーChity Lanka Somapalaは新しいプロジェクトThe Silouetteに向けて始動しているようで、Ivanhoeにもリードシンガーとしてもレコーディングに参加するようで(あれ、AndyはやっぱりSymphorceでの活動に専念するのか?。ということはもうIvanhoeでは歌わないの??)、今最も意欲的に活躍しているProg Metalシンガーの一人としてChityの動向は注目したいところです。もうひとつAvalon絡みのニュースを一つ、元AvalonのドラマーであったPietro Ramagliaは初めてのソロアルバムを完成させました。どうやら彼のソロアルバムには元Sieges EvenのギターリストWolfgang Zenkが参加しておりジャズやフュージョン系音楽が好きなプログレッシブ音楽ファンにアピールする内容となっているようです。
Balance Of Power
前作Ten More Tales Of Grand Illusionが世界中のProg MetalファンからAOR Melodic Hard Rockファンの間で話題沸騰した英国出身のBalance Of Powerですが、新作のPerfect Balanceが海外ではいち早く8月の上旬にはリリースされることになりました。海外での発売元のひとつであるNightmareレコードのサイトでは早くも新曲のMP3ファイルが聞けるようです。今年の11月にはアメリカで行われるProgPower USAでのフェスティバルにも参加が決定しています。
Angel Dust
今年のProg Powerフェスティバルのアメリカ版に11月に参加を表明している世界のパワーメタルファンの間で人気が高いドイツのAngel Dustでありますが、この度98年にドイツ本国を中心にヨーロッパでリリースされていたBorder Of Realityがアメリカでも6月12日に発売されたようです。この新しいアメリカ版にはボーナストラックとしてUriah Heepのカバー曲とEnlighten The Darknessセッション時に録音された未発表曲の2曲がおさめられているようです。これはAngel Dustファンは注目しましょう。
Angra
ブラジル出身のプログレッシブな要素を含むメロディックメタル系バンドのAngraが新しく加入するバンドメンバーとニューアルバムに収められる新しいマテリアルについて発表しました。新しく加わったメンバーはそれぞれがAngraのメンバー達と付き合いの長いステージ経験も豊富なミュージシャン達のようで、28歳のEdu Falaschi(vocal)はこれまでにSymbolsというバンドで2枚のアルバムで活躍していたことで知られていますし、アイアンメイデンで名を馳せたPaul DiAnnoのアルバムにも参加経験のあるAquiles Priester (Drum), さらにローカルHMバンドのKarmaでプレー経験があり、やはりPaul DiAnnoのNormadアルバムでプレー経験のあるFelipe Andreoli (bass)達が去ったメンバーの後任者として、現在も残っているAngraのKiko LoureiroとRafael Bittencourtを守り立ててくれるという嬉しいニュースがazur Public Relationsからのレポートされました。楽曲の製作に関しても順調に進んでおりすでにいくつかの新しいトラックが完成済みです。他の楽曲も完成しているようで2001年の後半にはアルバムをリリースできればという計画で事が進んでいるようでファンとして心強いニュースです。サウンド的には以前よりもよりパワー感が強いギタープレーやキャッチーなリフレイン、印象に残るソロや、感情のたっぷり込められたボーカル、稲妻のように轟くリズムセクションのプレーなどが印象的で且つ、今までのクラシックの影響やブラジル的サウンドを導入したプログレッシブなメタルの集大成とした方向性のアルバムにしたいようです。ただし気になるのはベーストラックについてはKiko Loureiroも担当することになるという噂もあるらしく、まだ現時点ではベースパートに関しては、はっきりした状況がまた現時点では伝わっていないので微妙なところでありましょう。
Artch
マニアにはいまだに慕われている北欧パワーメタル系バンドのArtchは再結成するような動きが見られるようであります。今回のWacken Open Air Festivalにも参加を表明していたので、こういうメタルコンサートに出演したことによって再結成の話が現実味を帯びてきているようで楽しみの一つでありましょう。昨年の8月にはすでに2曲ほど新しい曲もレコーディングしており、Metal Bladeから新しいアルバムが発売になる可能性もあるようです。彼らが今までに出したアルバムAnother Return To ChurchhillとFor The Sake Of Mankindの2枚が再びMetal Bladeレコードより再リリースされるようであります。
Aztec Jade
かのハードロックバンドSkid Rowのオープニングアクトとしてプレーした経験を持つアメリカ出身のドラマティックな楽曲を中心に演奏しているアドレナリンレコード所属のプログレメタルバンドAztec Jadeからどうやら8年間一緒に活動していたキーボーディストのTim Beckerが脱退を表明しましたが後任のキーボーディストが見つかるまでは活動を続けるということのようです。ニューアルバムのConcrete Edenのリリースも決まり夏のヨーロッパツアーも彼らは控えているようです。また2001年のProg Power Europe版でもアメリカのバンドとして参加表明をしていますしたが、どうやら彼等は今回のProgPower Europeフェスティバルの参加を突然キャンセルしたようです。
All Too Human
アメリカ出身のプログレッシブハードロックバンドAll Too Humanのニューアルバムは予定されていた日からリリースが先にずいぶん伸びそうです。インディペンデントのProg Metalバンドの彼らにとってはレコーディングしたものを最終的にまとめあげていくのにかなり時間がかかっているようです。特にミクシングがなっとくできるまでやるためそれが主なリリース日程の延期の原因のようであります。彼らの今後の予定としては夏と秋に行われるテキサス周辺で行われるProg Metal系のフェスティバルに参加を希望しています。
Vicious Rumors/Chastain
Vicious RumorsのDave Starr自身から伝わったニュースですが、Vicious RumorsのオリジナルメンバーであたDave Starr(bass),Larry Howe(drum)、がVicious Rumorsを1993年去って以来久しぶりにリズムセクションして、Chastainの新作に参加することを表明しました。どうやら今回の参加は現在のChastainのリードボーカリストのKate Frenchが実はLarry Howeの妻であることがきっかけになったようです。(Larry Howeの奥さんがKate Frenchだったというのは、自分でもつい最近知ったのでかなり驚きました)。すでに次のアルバムのために3曲ほどとりかかっているようで80年代のアメリカンパワーメタル系が好きなマニア層にとっては期待したいニュースのひとつでしょう。
Dream Theater
プログレメタル界における帝王的存在のDream Theaterに関する近況報告です。9月にニューヨークでのショーを完全に収録してScenes From A NYが3枚組みのCDとして発売予定です。
Set 1: (Scenes From A Memory)
Regression
Overture 1928
Strange Deja Vu
Through My Words
Fatal Tragedy
Beyond This Life
John and Theresa solo
Though Her Eyes
Home
The Dance Of Eternity
One Last Time
The Spirit Carries On
Finally Free
Set 2:
Metropolis Pt.1
The Mirror
Just Let Me Breathe
Acid Rain
Caught in a New Millennium
Another Day
Jordan solo
Erotomania
Voices
The Silent Man
Learning To Live

また最近リリースされたDream TheaterのScenes From NYのDVDソフトにはどうやらDream Theater Easter Eggと呼ばれているシークレットボーナスが用意されているようです。
Heaven’s Cry
カナダ出身のテクニカル派Prog MetalバンドHeaven’s Cryが前作Food For Thought Substituteを出してずいぶんと久しいのでヤキモキしているリスナーの皆さんも少なくないと思いますが、どうやらPierre St. Jeanはすでに次のアルバムを製作するほどのマテリアルは用意しており、その気ならデモアルバムにまとめていくこともできるほどバンド側としての音楽活動の意欲は充分にあるのが頼もしい。どうやら今だにHeaven’s Cryに興味を示すレーベルを物色中の状態がずっと続いている。
Divine Regale
Metal Bladeレーベルに所属しているアメリカ出身のProg MetalバンドのDivine Regaleはどうやら新しいアルバムに向けてレコーディングやマテリアルをまとめているようですが、いまだにリリースに向けてはっきりとした情報はこちらの方には届いておりません。しかしメンバーのJason Keazerによる報告によればDivine Regaleはまだ活動中ということでありますので、ファンは期待して彼らの動向に注目していきましょう。現在ではDivine RegaleのミニEPのHorizonは手に入りにくくなりつつあるしいので、ファンはお早めにゲットしておくべきでしょう。http://revelinyourpsychosis.simplenet.com/dr.htm
Lion's Share
Lion's Shareの通算4枚目のアルバムがついに完成し3月にはマサカーレコードよりすでにリリースされていますが日本盤のリリースは現在未定です。以下がアルバムに収められるリストです。
1. Entrance
2. Shotgun Messiah
3. Waiting
4. Through The Clouds
5. Lost
6. Mystery
7. Believe
8. War Machine
9. On And On
10. Losing My Head
11. Free Your Mind.

どうやら長年シンガーをつとめていたAndyは脱退しており新しいシンガーとしてTONY NIVAがバンド加入を果たした。トニーの声質はどちらかと言えばジェフテイトとロブハルフォードなどの両方の要素をもったミュージシャンということだ。メンバーのKAYとANDYもすでにレコーディングに入る前に脱退をしていたらしい。脱退したメンバーはツアーに同行したい意思はなくなっており家族と離れて生活をすることや毎日の仕事から離れることがかなわなくなってきているということが主な原因と考えられる。残ったメンバーは脱退したメンバーの幸運を祈って喜んで送り出したようだ。今回のアルバムでは、イングヴェイマルムスティーンのバンドでも活躍しているMats Olausson氏がキーボードを担当している。2001年におけるLION'S SHAREにおける新しいサウンドや方向性に残りのメンバーのJohan Koleberg, Pontus Egberg and Lars Chriss は大変満足しているようだ。
Official LION'S SHARE homepage at: http://come.to/lionsshare
Eniac Requiem/Derek Taylor
シュラプネルレコードから数年前にアルバムを出したメロディックでテクニカルなパワーメタルを展開していたEniac Requiemであるが、どうやら音楽業界関係の人からの情報によると次のアルバムがでるかどうかは全く見通しが立っていないらしい。中心人物のDerek Taylorは一つのところにとどまらないということで知られているが、彼自身の存在がEniac Requiemとしては重要なので今後彼の意思によって次のアルバムが出るかどうかを期待したい。その一方でDerek Taylorは新しいほかのプロジェクトであるStara Zagoraで何か新しいアルバムをリリースをする意思を持っており、ベーシストのRay Riendeauを迎えて何か事を起こすきっかけを狙っているようであります。彼のソロアルバムDystrophyはシュラプネルレコードより発売中です。
Etheria
新しいProg Metal系バンドとして注目を少しづつ集めているEthriaでありますが、7月の時点でドラマーのEd Faustが脱退したようです。8月に行われるPowermadにも参加する彼らは新しいドラマーMichael Westegateを加入させてショーに向けて準備を万端に整えようとしています。初のフルレングスアルバムの発売が期待されているEtheriaでありますが、数々のSymphony XやDigital Ruinといった認知されているProg Metalバンドらとのライブなどで名が知られてきた成果の賜物でしょうか、メンバーのベーシストLouis Santisは春にWarwick Bassesとエンドース契約を結んだようであります。
Explores Club
マグナカルタによるプログレッシブなミュージシャンを介したExplores Clubの第2作目に向けての製作が進んでいるようで、リズム隊としてはDrums - Terry Bozzio, Bass - John Myung (Dream Theater), Guitar - Gary Wehrkamp (Shadow Gallery)などが参加予定です。
Evergrey
1月からスタジオでレコーディングをしていた彼らにとって通算3枚目のアルバムIn Search For Truthが完成しました。今回もMercyful Fateなどでも知られているAndy LaRocqueがレコーディングにも立ちあってあり、作品の質としてもダークでメロディックな北欧パワーメタルが好きな層に充分アピール大でしょう。さらにInside Out レーベルとの契約も結びワールドワイドに彼らのアルバムがリリースされることが期待されています。
F5
あのDream TheaterのJohn Petrucciからギターレッスンを受けていた経験を持つかつてEye Of A StormというProg Metalバンドで活躍をしていたChris Alfanoが率いる新しいProg MetalプロジェクトのF5のCDDawn Of A New Ageは現在オンラインショップを通じて手に入れることができます。F5による新しいタイプのアトモスフェリックでニューエイジの要素をふんだんに取り入れたProgressive Metalが聞きたい方はこちらのオンラインショップをご利用ください。CD Baby.comとMoleten Metalから入手できるようです。
Lemur Voice
すでに活動を停止しているオランダのテクニカルProg MetalバンドのLemur Voiceです。この度発表されたニュースによるとLemur Voiceファンの為にバンドの中心人物で楽曲差製作でも中心人物だったMarcel CoenenはMP3.comに1999年に行われたProgPower Europeで録音されたライブ音源を新しく加えたようです。DAMCDとして8ドルで購入できるだけでなく音源をダウンロードしても問題ないそうです。http://www.mp3.com/lemurvoice 詳しくはこちらまで。
Gordian Knot
天才ミュージシャン・ベーシストとしてテクニカルなメタル系やプログレハードが好きな層に大変人気があるSean MaloneのプロジェクトであるGordian Knotの2枚目のアルバムは今年の秋ごろ(おそらく9月にリリース予定か?)にThe Laser’s Edge/Sensoryレーベルよりリリースされる模様。どうやら参加するミュージシャンのソロ演奏のパートを全部録音し終わった時点で、自らが演奏するStickのパートを加え、その後は8月にScott Burnsにミックス作業を依頼する形でプロデューシングされていく予定だ。
Silent Force/DC Cooper
DC Cooperを軸として据えているMelodic Metal系バンドのSilent ForceはThe Empire Of The Futureに続く次のアルバムの製作をドイツHouse Of Musicスタジオで行っている。彼らの新しいマテリアルは8月の下旬からレコーディングを開始する予定でどうやら新しいアルバムタイトルはInfactuator。この新作は日本先行発売になるようでVictorより11月7日リリース、海外ではヨーロッパではMassacreレコードより11月12日にリリース、フランスではNTSレコードより11月中旬に発売が予定されている。また春に行われたパリでのコンサートではDC Cooperのショーは大成功を収め、SILENT FORCEの楽曲を中心にDC COOPERのソロアルバムやRoyal Huntの楽曲も演奏されフランスの観衆を大いに喜ばせることができたようです。フランスでは同じNTSレーベルに所属しているRhapsody, Shaman(Andre Matosのバンド), Mob Rules, Lost Horison, Dyslesiaなどが参戦するフェスティバルも成功を収めたようです。また5月19日に行われたPittsburghでのProgMetalフェスティバルにも参加を果し、今年のDC CooperやSilent Forceにとっては実り多い成果があったようであります。
Greyhaven
Prog Metal系バンドの中ではアンビエントでシンセティックなサウンドを導入したプロダクションで話題となっていた異色の存在のGreyhavenがこの度解散を表明しました。Prog meal系のPowermadフェスティバルに参加したりとその存在が大変注目されていただけに惜しい話でありますが、決してメンバー感のいざこざが原因ではなく、彼ら自身の将来を見越しての決定のようです。
Scott McGill/Mike Manring/Vic Stevens
最近The Laser’s Edge/Free Electric SoundからアルバムAddition By Subtractionが6月5日にはアメリカでリリースされて好評な元Finneas Gaugeのギターリストとして知られているScott McGillが中心人物としてリードしているProgressive FusionトリオのMcGill/Manring/Stevensはどうやら精力的にアメリカ東海岸地区を中心にショートギグツアーなどをこなしていたようです。ジャズ・フュージョン系の中でプログレッシブな方面に力を入れている音楽に興味がある人は注目して欲しいトリオだと思います。なお彼らは元Brad XのベーシストであったPercy Jonesが率いるバンドをオープニングアクトに従えてのショーもすでに行ったことがあるそうです。
Gods Of Metal Festival
毎年恒例のイタリアはミラノで行われるメタルフェスティバルが7月に行われました。参加したバンドはJUDAS PRIEST、 MEGADETH, SAVATAGE, MOTORHEAD, GAMMA RAY, TESTAMENT、RHAPSODY, CRADLE OF FILTH, PRIMAL FEAR, HALFORD, LABYRINTH, AMORPHIS, , ICED EARTH , EXTREMAなどで、熱のこもったライブパフォーマンスが展開されたようです。

Dreamscape
数年前にアルバムVeryを出して日本でもBurrn!誌にレヴューやインタヴュー記事が載ったりして、ある程度国内でも認知されているメロディックProg MetalバンドのDreamscapeですが、リードボーカリストHubi Meiselの後任者としてどうやら新しいシンガーを加入させたようです。新しいシンガーが加入していよいよ彼等にとって3枚目のアルバムのレコーディングの為の作業も開始されたようで、そのアルバムがリリースされることをファンは期待したいところでありましょう。もちろん脱退したHubi Meisel氏も素晴らしいアルバムを9月にリリースされる予定ですので、彼のアルバムリリースも大変大変楽しみにしていきたいです。
Ion Vein
アメリカはシカゴ州出身のQueensryche系プログレメタルバンドのIon Veinは新しいCDをレコーディング開始した。今回のプロデュースはなんとかのNeil Kernonが努めるということで彼らにとっては大変意欲的な作品になるのは必定でありましょう。新しいアルバムには12曲収録予定でCD時間はトータルで75分近くになる。レコーディングはスケジュール通りいけば夏中には終了するらしい。
Iced Earth
アメリカの強力な正統派パワーメタルバンドIced EarthのニューアルバムHorror Showがリリースされたばかりで話題となっていますが驚くことにどうやらベースを担当していたSteve DiGiorioはすでにIced Earthの正式メンバーとしてではなくゲスト参加というクレジットに変わった模様です。どうやら理由としてはツアーを一緒に廻る意思が彼自身にはすでにないようです。Iced EarthのJohn Schafferはこの出来事についてあまり思わしく感じていないようですが、秋のツアーに向けて彼らは再びベーシストを探すようです。
Imagika
ベイエリア系スラッシュメタルの残り香を伝えてくれるアメリカのバンドImagikaがこの度最新作「And So It Burns」の北米エリアにおける契約をWW3と交わした。すでにヨーロッパでは昨年CDがリリースされたが、この新しくアメリカでリリースされるCDには新しいアートワークが使われ、3つのボーナストラックが収録される。8月28日にアメリカで発売予定です。
Jag Panzer
ヨーロッパの大きなメタルフェスティバルやPowermadなどを始めライブギグ共に定評があるアメリカ出身の最古参に属する正統派パワーメタル系バンドの一つであるJag Panzerの新作Mechanized Warfareが完成しました。プロダクションも良好でJim Morrisの働きが良い形で結んでいるということでしょう。Century Mediaからリリースされていてデジパック盤とレギュラーCD盤の両方のフォーマットで発売されています。今年リリースされた正統派80年代パワーメタルスタイルの中ではベストの部類に入るのではなかろうかということで輸入盤マニアの皆さんは要チェックかもしれませんよ。ニューアルバムはあの前作にも勝るとも劣らない素晴らしい出来のようでややProg Metalの要素が入ったパワーメタルが好きな方にはアピール大ということです。
Thrash Of The Titans/Laaz Rockitt
8月上旬に行われるスラッシュメタルの祭典Thrash Of Titansに参加バンドのひとつであったLaaz Rockittは残念ながら急遽キャンセルを表明したようで多くのLaaz Rockittファンをがっかりさせてしまったようです。代わりにFlotsam And Jetsamが参加予定となりました。
Living Colour
どうやら長いこと活動を停止し解散状態だったアメリカはニューヨーク州ブルックリン出身の素晴らしいクロスオーヴァー系のアフロアメリカンなファンキーでヘヴィーなバンドとして大変ミュージシャンからも尊敬を受けていたLiving Colourは活動を再開しているようで8月に行われたCentral Parkでのショーも大変好評だったようです。今回リユニオンしたLiving Colourの気になるベーシストはDoug Wimbishで、やはりカルロスサンタナのつながりの深いVernon Reedのギタープレイは凄まじかったというリポートが入っています。ぜひとも生きている間にライブを体験したいバンドの一つでありましょう。
Marcel Coenen
オランダ出身のex.Lemur Voice/Sun Cagedで知られているテクニカル系ギターリストのMarcel Coenenは教則ビデオの作成をしている。

Skyclad
イギリス出身のフォーキーでトラッドな要素を持ったスラッシュ風味の効いたパワーメタルのバンドとして評価がマニアの間で高いSkykladのリードボーカリストのMartin Walkierがこの度Skykladを脱退したようで、ファンや関係者を驚かせました。
Kenziner
北欧出身の様式美メロディアスメタルバンドのKenzinerだが、残念ながらリーダーのJarno Keskinenに発表によるとKenZinerの活動を停止すると発表した。どうやらJarnoは今後KenZinerの名義で音楽をつくるつもりはもうないということを語っていたようだ。どうやら一番のKenZinerでの活動をストップした理由は約3年と半年以上このKenZinerで活動をしていきているにもかかわらずレコード会社(Leviathan Recordsか?)がアーティストに対してロイヤルティーを全く支払っていなかったらしいというのだ。他にもいくつかの音楽創作活動に関することで折り合いが合わないことやものごとが前進していく見通しのないことなどから結局KenZinerとしての活動にはどうやらピリオドを打ちたいという決心はすでにしているようです。どうやらこの出来事はロックなどの音楽業界においてミュージシャンの芸術的ニーズとビジネス面的ニーズがあきらかに歯車が噛み合っていない一面を表している出来事のようでなんともコメントしづらいものがあるが、Jarno Keskinen本人はこれからも音楽活動を違った名前でまた再開するようだが、これからの彼と新しいプロジェクトにおいての成功を祈るばかりであります。
Pittsburgh Prog & Metalフェスティバル
今年の5月19日にアメリカはピッツバーグでProg Metal系からメロディックハードロック系バンドにいたるまでのフェスティバルが行われました。参加したバンドはSymphony X, D.C. Cooperバンド、Silent Force, Persephone’s Dream, Dark Martyr, Mindframeなどが参加して盛況だったようです。特にこのフェスティバルでのライブがD.C.CooperやSilent Force自体にとってアメリカでのライブは初めてということでしたが、健闘していたらしいです。
Planet X
今年は精力的なライブ活動を行っているスーパーキーボードプレーヤーDerek Sherinianを擁するテクニカルでプログレッシブなバンドPlanet Xは日本、アメリカ、カナダとライブギグをこなした後は夏は暫くオーストラリアでショートライブツアーを行ったようです。どうやらこのオーストラリアツアーはバンドメンバーのVirgilが参加しているのがきっかけとなったのでありましょう。今後の彼らの活動に一層の期待がかかりそうです。
Powermadフェスティバル
Pain Of Salvationが急遽キャンセルと決まったパワーメタル系を多くフューチャーしたフェスティバルとして知られているPowermadも今年で5周年を迎えましたが、今年もMaryland, BaltimoreのTall Ceder Centerで8月17、18、19日の3日間に渡って行われます。
Fifth Reason
イタリアのScarlet Recordsに所属しているややProg Metal的要素も持っているドゥーム風パワーメタルバンドのFifth Reasonは新しいアルバムWithin Or Withoutを春以降にヨーロッパを中心にリリースした。このアルバムをプロデュース担当は、あのHexenhausやMercyful Fateなどでの活動で知られているMike Weadで、アルバムジャケットもかのNevermoreやZero Hourのカバーアートで知られているTravis Smithが手がけています。
Rock Machine Festival in Spain
今年はヨーロッパ各地で様々なメタルフェスティバルが活発に行われていますが、スペインはMancofaで7月の27日、28日とRock Machinaフェスティバルが開催されました。参加したバンドはGamma Ray, Rhapsody, Kreator, Symphony X, Iron Saviour, In Flames, Axel Rudi Pell, Pyramid, Blaze, Lacuna Coil, Axxis, Grass, Kamelot, Grave Digger, Tarantulaなどがエネルギッシュなパフォーマンスを行ったようです。
Digital Ruin
アメリカは東海岸地区を中心に精力的にいろんなバンドとも今年はギグをこなし、Powermadに参加経験もある異色のアメリカ出身のProg MetalバンドDigital Ruinですが、メンバーのMattが脱退したようですが新しいメンバーを探して活動を再開したいということです。4月には新星Prog MetalバンドのEthriaを従えてライブギグも行っており、Inside Outレーベルにも所属している彼らへさらなる一層の進展をファンは期待していきたいところでありましょう。
Maudlin Of The Well
かなりオリジナリティーの強いExtreme Atmospheric Metal音楽を展開しているMaudlin Of The Wellでありますが、新しいアルバムに向けての製作に大変な意欲を燃やしているようでこの手のアトモスフェリックな要素の強いエクストリーム系音楽を聞くファン層に大きな刺激を与える内容のものになりそうですね。
Michael Harris
Leviathan Recordsに所属しているテクニカル技巧派ギターリストのMichael HarrisのニューアルバムSketches From The Thought Chamberは現在海外ではこの春にすでに公式でリリースされています。アートワークを手がけたのは、最近とみに活躍している我がサイトでも応援させてもらっているスウェーデン出身の素晴らしいアーティストのMattias Noren氏であります。
Aurora
良質なインディペンデント系のProg/Power Metal系を始めAtmospheric/Doom Metal系メタルバンドにいたるまで幅広いバンドのサポートをしているデンマークに本拠を持つIntromental Managementですが、今年の上旬にデンマークのメロディックなAtmospheric系パワーメタルバンドのAuroraと契約を結んだようです。彼らはすでにEos, Sadiam, DevotionといったアルバムをかつてSerious Entertainmentと呼ばれるレーベルから出していたようですが、新たにレーベルを探す必要があるようです。In Flames, Dark Tranquility, Opethなどといったタイプのバンドが好きなリスナーには何かを感じさせるバンドでありましょう。
Skylark
イタリア出身のシンフォニック系Melodic MetalバンドのSkylarkのアルバムDivine Gates Part 2はどうやら今のところAlta Miraを始めとするオンラインショップで比較的入手しやすいようです。Skylarkの公式サイトでの発表によると彼らの次のアルバムのレコーディングはすでに完了済で、今年中にはリリース予定のようです。

Racer X
日本だけでなくてテクニカルでスリリングなギタープレーが好きな世界中のファンの間でいまだに人気の根強いスーパーギターリストPaul Gilbert達を擁するテクニカル系パワーメタルバンドのRacer Xですが、今回行われたWhiskeyで行われたライブは大変大きな成功を収めたようです。彼らはもうかなりの長い期間Racer Xではプレーを行っていなかったわけですが、それぞれのメンバーによるプレーはパフォーマンスは非常に素晴らしいものがあったようで集まったファン達を大変魅了しました。どうやらこのライブはアルバム用にレコーディングされたようで、主にMotorman, Scafified, Hammer Away, Gone Too Far, Moonage Daydream, Hot Bitch, Street Lethal, Into The Night, Hotter Than Fire, Getaway, Snakebite, Phallic Tractor, Superheroes, Let The Spirit Fly, Godzilla, Dead Man’s Shoes, Mad At The World, Evil, Joe, That Hormone Thing, Time Before The Sun, Executioner’s Songなどが演奏曲として披露されました。
Rockenfield & Speer
Queensrycheの知的な要素をふんだんに取り入れたプレーで知られている名ドラマーのScott Rockenfieldとマルチインスト系ミュージシャンとして知られているPaul Speerが他ッグを組んだプロジェクトRockenfiled & Speerは、Hells Canyonなるアルバムをこの度海外でリリースいたしました。音楽的にはソフトで流れるような雰囲気を持ったサウンドを持っているそうで、JorneyのギターリストNeal Schonが数年前に出したソロアルバムに近い世界観を持ったNew Age風なNeo-Progサウンドが好きな人にアピールする要素が大変大きいという評判であります。アメリカではすでに発売されていますが、この春にヨーロッパでリリースされた彼らのアルバムにはボーナストラックが1曲収録されたお得なものとなっているようですね。
Rough Silk
ドイツ出身のSavatageやQueenの要素を持つと言われているMelodic Metal系バンドのRough Silkの新しいアルバムのタイトルはSymphony Of Lifeに決定しているようで、どうやらこのアルバムはドイツでも大変な人気を誇るSavatageのメンバーも何らかの形で参加を表明しているようで、噂ではあのJohn Olivaがゲストで歌を披露しているようでSavatageファンも注目していきたいところでしょう。予定通りいけばすでに春にはヨーロッパ地域ではリリース済の筈ですが、日本リリースは全くの未定です。
Savatage
ニューアルバムのPoets And Madmanを引っさげて、今年も活発にライブツアーを行っているアメリカ出身のドラマティックなPowerful MetalバンドのSavatageでありますが、リードボーカリストとして人気を誇っていたザッカリースティーブンスが去った後の後任はフロリダ出身のDiet Of Warmsというバンドに所属をしていたDamond Jiniyaが後任として収まりライブツアーでも大きな働きをしているようです。Zakと近い時期に脱退したAl Pitrelliの後任ギターリストとして、Jack Frostがセカンドギターリストとして新しいメンバーとして加入した訳ですが、彼もSavatageのチームメイトとしてDamondと同じくバンドに溶け込んでおり現在のワールドツアーでも大きな成果を上げているようで、大きなメンバーチェンジの時期を乗り越えてさらなる進展が期待されております。ニューアルバムのPoets And Madmanは海外ではNuclear Blast Recordsを通してすでに春以降に日本同様リリース済みです。すでに春のアメリカのツアーではFates Warningとサーキットを終え大変成功を収めたようです。またニュージャージーでのショーでは、元Eternity Xのメンバーで構成されているProg MetalバンドのExhibitionやSeven Withcesを従えてのライブなどといったハイライトとなるライブも展開されたようでアメリカにおけるPowerful Metal系のギグも活況を少しづつ呈しているという肯定的なニュースと言えるでしょう。
Shadow Gallery
今年の4月にリリースされた新作Legacyが世界中のProg Metalファンの間で大変好評なShadow Galleryでありますが、ついに日本のオリコンナショナルチャートのアルバム売上セールスの91位にランクインという快挙をなしとげました。今回のこのニュースに大変Shadow GalleryのGary Werhkampはご満悦のようで日本でShadow Galleryが健闘しているのは大変嬉しくアルバムを購入してくれた日本のShadow Galleryのリスナーに大変感謝しているというメッセージをShadow Galleryの公式サイト並びにGary Werhkampご自身からもいただきました。Conglatulation!! (Special Thanks to Tom Sawyer様)
Alex Skolnick (Attension Deficit/Testament)
TestamentやSavatage, Trans-Siberian Orchestraやソロプロジェクト、Attension Deficitなどといった数々のバンドで素晴らしい働きをしているテクニカルギターリストのAlex Skolnickは、どうやら自分の音楽キャリアーをスタートさせたアグレッシブでパワフルなTestamentの次のアルバムにゲスト参加をする予定です。Testamentの新作アルバムのタイトルはFirst Strike Is Deadlyに決定しているようです。またTestamentは以前にリリースした初期の楽曲(The LegacyやNew World Order時代)をいくつか再レコーディングするようです。またAlex Skolnickが参加しているプログレッシブ系テクニカルフュージョンバンドのAttension Deficitの2枚目The Idiot Kingも最近Magna Cartaからリリースされて大変好評ですが、日本でのリリースを待ちたいところでありますね。
第1回NTS Records Festival in France
フランス国内のレーベルとして数々の優秀で良質なハードロック&パワーメタル系バンドのアルバムをリリースして有名なNothing To Say Recordsですが、この度第1回のNTSレーベルに所属しているバンドが集うフェスティバルが春に行われました。気になる参加したバンドはRhapsody, Shaman, Silent Force, Lost Horizon, Mob Rules, Dyslesia,などでした。特にShamanはあの元AngraのメンバーであるAndre Matos達が中心となって結成されたバンドですが、彼らにとって初のお披露目となり業界では注目を集めました。またコンサートが行われた同じホール内の別ブースなどでは小規模なショーケースなどもあり参加したミュージシャンや業界関係者、音楽ファンの間では大変楽しいイベントとなったようです。
Sun Caged
昨年リリースしたDemo CDなどが大変好評でかのAardschok誌でも絶賛された新感覚を持った元Lemur VoiceのテクニカルギターリストのMarcel CoenenとWithin TemptationのDenis Leeflangを擁するオランダ出身のProg MetalバンドSun Cagedのフルレングスの新作が公でリリースされることが待ち望まれている訳ですが、オーディションをしたメンバーが少しづつ固まってきていて本格的な活動にも入ってきているようで楽しみでありますが、残念なことにデモCDでも参加していた女性シンガーのLauraは結局彼女のメインバンドであるProg MetalバンドForever Timesで活動を専念していくという主な理由で脱退しまったので、Sun Cagedのシンガー探しは振り出しに戻ってしまいました。様々なレコード会社からアプローチをされているだけに一刻も早く新しいメンバーが決まることを願うばかりです。また新作やバンドに関しての詳しいニュースが入り次第続けてサポートをしていきたいと思います。
Sunblaze
97年にIlluminating Heightsをリリースして好評を博したProg MetalバンドSunblazeは次のアルバムに向けてマテリアルを準備中ですが、なかなか創作作業などで難航しているようで昨年はいったん創作活動を停止してそれぞれのメンバーが充電をしていくという理由で音楽活動を休止していたらしい。なかなかバンドにとっての音楽活動にスランプ期が訪れていたようだが、そういった困難にもめげずどうやら今年の2月辺りからリハーサルも再び開始し、作曲したマテリアルを見直したり新しい楽曲などにも取り組んでいるということでSunblazeファンは気長に彼らの新たな展開とニューアルバムに期待していきたいところです。
Superior
ドイツ出身の良質なProg Metalバンドとして知られているSuperiorはYouniqueに続く3枚目のアルバム製作を着々と進めています。サウンドの方向性としては、1枚目のBehindに近い形のものにしたいと語っているようで、残作のモダンな方向性よりも1枚目のドラマティックな方向性が好みのProg Metalファンにとっては嬉しいニュースであるかもしれません。予定では10月に新しいアルバムをリリースしたいとのことです。
Symphony X
アメリカ出身の様式美系のシンフォニックProg MetalバンドSymphony Xは様々なフェスティバルやライブギグなどにおいてヘッドライナーとして活躍しています。今年だけで見ていくとProgPower USA, Pittsburghフェスト、NYでのL’Amour、カナダでのSilent Exileとジョイントショーなど大変どのコンサートも盛況で確かなファンベースを世界中で築くことに成功を収めています。
Tempest
マグナカルタレーベル所属のフォーキーでケルティックな要素を持っているプログレッシブバンドTempestの今度のニューアルバムタイトルはBalance…の予定です。昨年行われたライブでは大変熱のこもったライブで観衆を驚かせたようです。
The Quiet Room
アメリカはコロラド州出身のパワフルなProg Metalバンドとして知られているThe Quiet Roomから2代目のリードボーカリストのPete Jewellが脱退しました。現在彼らは新しいシンガーと前作Reconceiveに続く新作をリリースできるレーベル探しがしばらく続きそうです。
The Silhouette
AvalonのシンガーChity Lanka SomapalaとWintersbaneのギターリストLous St Paulを中心に据えて新しいバンドThe Silhouetteが始動するニュースが入ってきました。どうやら音楽的にはWintersbaneや[Animal Magnetism]期のScorpionsのようなバンドサウンドの中間を行くようなものにしたい方向性のようであります
Fates Warning
4月のSavatageとのアメリカ東海岸ショートライブサーキットに同行したベテランProg MetalバンドのFates Warningは評判がすこぶる良かったDisconnectedに続くニューアルバムのマテリアルの準備も着々と進めているようである(さすがはフェイツだ・・・)。またその新しいマテリアルのうちのいくつかは5.1Dolby Digital DVD-Audio用のリリースを現在検討中であるが確実なリリースを考えているかはまだ未定のようだ。また彼らのこれまでのコンサートやライブギグの映像関連などを集めた45分以上収めたDVDのリリースなども計画に入れているようなのでファンは楽しみに待ちたいところです。
Reign Of Terror
様式美ハード系ギターリストのJoe StumpのバンドReign Of Terrorのニューアルバムがワールドワイドで絶賛発売中ですが、彼らは東海岸を精力的に周っていたようです。参加しているリズム隊はベーシストもドラマーもバークリー音楽院出身で知られているProg MetalバンドのEventからの助っ人ということになりますが、そういったメンバーを引き連れて6月と7月はほぼ毎日といっていいほどの過密スケジュールでのライブギグをこなしたようです。どうやら東海岸では草の根運動ながらメタルやハードロックのショーも以前と比べたら増えてきているのが嬉しい限りです。
U.D.O.
ドイツの重鎮ヘヴィメタルバンドとして人気を誇ったAcceptのシンガーのUdo Dirkschneiderは、ロシアのMetalバンドのAreaのレコーディングに参加するための彼の国に渡りロシア語で歌う曲にゲスト参加をしている。またU.D.O.は新しい2枚組ライブアルバムに収録する曲の選出作業を行っていたようだ。日本でのライブアルバム発売は全くの未定となっている。U.D.O.とAreaはロシア国内ライブツアーを5月以降暫く行ったようだ。このロシアツアーでプレーされた曲のいくつかは新しいライブアルバムにも収録される可能性がある。
Under The Sun
マグナカルタに所属しているProg RockバンドのUnder The Sunは、どうやら地道に東海岸を中心にライブ活動を展開しているようです。彼らのツアーではカナダのSilent ExileやSalem Hill, Crucibleなどいったバンドがオープニングアクトを勤めました。
Arjen Lucassen (Ayreon)
AyreonプロジェクトなどでProg Rock界で認知されているArjen Lucassenは、どうやら今年の4月末にLana LaneやErik Norlander達とのライブギグをこなしたようで、どうやらそのときの様子もビデオシューティングされたようです。またBospop Festivalにオランダのアトモスフェリック系ヘヴィーバンドのAfter ForeverのゲストとしてLucassenはAmbeon名義で参加したようです。
Nation/Dionysus
しばらく音沙汰のない北欧出身のMelodic MetalバンドのNationでありますが、どうやら現在Nationの中心人物であったJohnny OhlinとMagnus Nobergは、新たなバンドDionysusと呼ばれるバンドの活動をメインとしているようです。他のメンバーは元Sinergyでドラムを担当していたRonny Milianowicz、そしてLuca Turilliのソロアルバムでリードボーカルを勤めていたOlaf Hayerによって構成されている。現在の時点で、彼らはまだフルレングスのアルバムを完成していないようだが、いくつかの楽曲はすでに用意されているようなので北欧メロディックロックシーンに興味を持っている方は期待して待っていただきたい。
Ben Jackson (ex.Crimson Glory/Parish)
フロリダ出身の伝説的なPowerful MetalバンドのCrimson GloryやParishで活動をしていたギターリストのBen Jacksonはしばらくの間Sector 9での活動をメインしていた訳でありますが、彼個人の希望に従って結局Sector 9から離脱してThe Ben Jackson Groupという名義で、そちらの活動を中心に音楽活動を行っていきたいと最近表明したようです。Crimson GloryやParish時代から応援しているファン層にとっては、彼の今後の活動にも注目といったところでありましょう。
Ice Age
アメリカの東海岸をベースに活動をしているテクニカルなキーボードプレーをフューチャーしているProg MetalバンドのIce Ageでありますが、最近アメリカを中心にリリースされた新作Liberationが好評のようです。またIce AgeのドラマーのHal Aponteはアメリカの代表的なドラムマガジン「Modern Drummer Magazine」の9月号でインタビュー記事がフューチャーされることが決定しました。この雑誌ではDream TheaterのMike Portonoyがかつて紹介されてこともありますので、比較的プログレッシブなスタイルやテクニカルなドラマーの記事を専門にしているようでIce Ageにとっても名誉なことでありましょう。
Wacken Festival
今年も行われたメタルフェスティバルの中で最も規模が大きいものの一つとしてい知られている風物詩のWacken Festivalでありますが、今回も様々なバンドがたくさん参加しメタルファンを歓喜させました。代表的な参加バンドは、Kamelot, Therion, Cage, Helloween, Tad Morose, Stygma IV, Jag Panzer, Nightwish, Rage, Grave Digger, Opeth, Hammerfall, Sonata Arcticaなどがコンサート出演などを始め多くのPower Metal, Melodic Metal, Extreme Metalバンドにいたるまで今年も色とりどりのバンドが熱演を繰り広げたようです。
Antithesis
Intromental ManagementとNightmare Recoredsに所属しているアメリカのパワーメタル系寄りProg MetalバンドのAntithesisはニューアルバムDying For Lifeを完成させ、すでにヨーロッパやアメリカ方面ではリリースされております。
Exhibition
昨年のPowermadフェスティバルに参加経験のある元Eternity Xと元Seven Witchesのメンバーで構成されているProg MetalバンドのExhibitionは、今年の前半にどうやらあのアメリカンLAメタルバンドのRattのオープニングアクトをつとめたようであります。現在彼らのアルバムは発売中ですが、新しいアルバムのリリースを楽しみにしたいと思います。
Mke Chlasciak (Halford)
あの元Judas PriestのRob HalfordのバンドHalfordのギターリストとしても知られているMike Chlasciakはどうやらいくつかのトリビュートアルバムに参加することが決定しています。今回はJoe Satrianiのトリビュート作品に参加するようで、当のMikeはDriving At Nightをカバーするそうです。
Dan Rivera (ex.SeventhSign)
元Seventh SignのギターリストDan Riveraは新しいプロジェクトを開始しようとしているようです。方向性としてはギター、ベース、シンガー、ドラムのベーシックなバンド構成のMelodic Heavy的なサウンドにしたいようです。ちなみに以前Dan Riveraが参加していたMelodic Prog MetalバンドのSeventh SignのアルバムはこれまでにBlueprint, Perpetual Destiny, Transparentの3枚がリリース済のようです。
Dysrhythmia
MP3.comなどを中心に話題となっているヘヴィーインストロメンタル系バンドのDysrhythmiaは、どうやら今年のPowermadフェスティバルに参加予定が決まったようです。
Jacob’s Dream
アメリカ出身の初期Queensrycheを彷彿とさせるPowerful MetalバンドのJacob’s Dreamはコンスタントに音楽活動を展開しておりますが、彼らのニューアルバム「Theater Of War」が7月にアメリカでリリース済のようです。彼らのセルフタイトル・デビューアルバムは海外のメタル層の間では割と人気を博し、昨年のWacken Open Airでも堂々としたライブパフォーマンスを展開した。今年は5月から7月の期間、精力的なライブツアーを展開し、8月17日にはPowermadフェスティバルに出演が決定している。
Crimson Glory/Neil Kernon
どうやらCrimson Gloryは次のアルバムのレコーディング作業に入っているようで、プロデューサーとしてかの有名なNeil Kernon氏が参加するようだ。(またこれは予断だがこのレコーディングに立ち会うNeil Kernon氏は9月近くまでフロリダに滞在するようで、どうやら9月まで彼の自宅に連絡をしても、すぐに連絡をできないので用向きがある人は9月にお願いしたいということです。もし日本のバンドでNeil Kernon氏にプロデュースをお願いしたいという旨がある気概のあるPowerful MetalからProg Metalバンドがいればプロデュースもやってみたいと前回そういう話がでておりました。)
Reverend
アメリカ産Powerful MetalバンドのReverendの新しいE.P.盤がすでに出ているようです。興味のある方は、こちらのURLをどうぞ http://www.reverend.cx/Main.html
ProgWest Festival
現在世界各地でいろんなプログレッシブロック系のフェスティバルが盛んに行われていますが、どうやらカリフォルニア南部でも新しいProg Rockフェスティバルが開催されるようでスケジュールでは、カリフォルニア州ClaremontにあるPitzer CollegeのAveryホールで今年の11月10日に開催予定です。気になる参加バンドは、Djam Karet, Deadwood Forest, Glass, Maximum Indifferenceなどで、チケットは8月15日以降に発売です。詳しくはhttp://www.progwest.comまで
Into Eternity
Thrash MetalやMelodic Extreme Death Metalの要素を導入している新しい感覚を持ったProg MetalバンドのInto Eteniryはどうやら新しいアルバムを完成させたようだ。近いうちにヨーロッパ地区でアルバムのリリースが決定しているようです。
Greg Howe
シュラプネルレコードに所属している、最も斬新でテクニカルなギターリストとして業界で最も注目されているミュージシャンの一人Greg Howeですが、最近はどうやら驚くべきことにMichael Jackson, Enrique Iglesias,そしてN’Syncといったポップ界のフィールドで有名なバンドやグループのバックに混じってその技量を大いに発揮しているようであります。最近は音沙汰を余り聞きませんが、Ascendに続く新しいアルバムのリリースが期待されています。
Silent Exile
カナダのシンフォニックProg MetalバンドのSilent Exileはカナダ国内で活発なライブ活動を行っているようでこれまでにSymphony XやPlanet X, Under The Sunなどといったプログレッシブな要素を持ったMetalバンドからProg Rockバンド等と共にモントリオース地区などを中心にライブショーをこなしていたようです。また彼ら自身がProgressiveなバンドのファンでありますので、自分達のサイトではインターネットラジオ放送局を開設し、ブロードキャスティングしているようです。彼らのニューアルバムが待ち遠しいです。また今回は彼らのアルバムDance Of DeathがめでたくBurrn!誌でもレヴューされました。
Stygma IV
オーストリア出身のかつてStigmataと名乗っていたSavatageにも通じるPower Metal音楽をプレーして好評なStygma IVは今回Wacken Open Airフェスティバルにも参加し、ライブ演奏も評判が良かったようです。すでにStygma IVのニューアルバム「Phobia」はヨーロッパ地区では発売されています。また他にもIn The Court Of EteniryアルバムがVirgin Recordsより発売中です。
Talamasca
Powermadフェスティバル関連を通してアメリカ東海岸地区を中心に注目され始めているPower MetalバンドのTalamascaは新しいアルバム製作中です。現在新しいアルバムに収録する新曲を全て書き終え、今月からスタジオ入りしています。ニューアルバムの方向性としてはFates Warning/Queensryche/Judas Priest的な感じになるそうだ。
Timo Kotipelto (Stratovarius)
StratovariusのシンガーTimo Kotipeltoはどうやら彼にとって初のソロアルバムをリリース予定です。気になる参加ミュージシャンは、Michael Romeo(Symphony X), Roland Grapow(Helloween), Arjen Lucassen (Ayreon), Sami Virtanen (Joe Doakes), Jari Kainulainen (Stratovarius), Mirka Rantanen (Tunnel Vision), Gas (HIM), Janne Warman (Children Of Bodom), Mikko Harkin (Sonata Artica)などで豪華絢爛です。タイトルやリリース日程はまだ未定です。
Soundscape
現在活動を一旦停止しているアメリカ出身のProg MetalバンドSoundscapeのギターリストのTodd Roseが発表したところによると、どうやら彼らがまだリリースしたことのない幻のアルバム「Grave New World」をリミックスした後に、リリースしたいという意向を持っているようです。どうやらそのGrave New Worldをディストリヴュートできるレーベルを探している最中です。また同じメンバーのThornは現在スタジオと音楽学校をコネクティカット州に所有しているようで、Los Angelsに行き新たな音楽活動を展開する計画を持っているようだ。
G3ツアー
Joe Satriani, Steve Vai, Eric Johnsonらが集まって始まったギターバンドの祭典G3は今年も続けて盛り上がっているようです。特に7月のG3ツアーも大変好評で、Steve Vai, Billy Sheehan, Virgil Donatti等によるパフォーマンスは大変凄まじく、記憶に残るべき素晴らしいパフォーマンスだったようです。その他Dream TheaterのJohn Petrucci, Mike Portonoy達のパフォーマンスなどもハイライトの一つとなったようでテクニカルなギターリストをフューチャーしたバンドのファンにとって思い出深きツアーとなっているようであります。
Voivod
カナダ出身のサイバー感覚を備えたThrash Metal系プログレッシブバンドVoivodから長年活動していたEric Forrest(singer/bassist)が脱退をしたようです。決していさかいが起こってEricが脱退したというものではないようですが、かなり複雑な理由が交錯して起こった脱退劇のようであります。残ったメンバーでVoivodは音楽活動を続行するという声明をすでに発表しているようなので、後任者が一日も早く決まることをバンド側は願っています

Freak Kitchen
Mattias IA EklundのバンドFreak Kitechenのこれまでにリリースされたアルバムが新しくEditされて全てフランスでリリースされました。このことにより今までよりも海外から安くFreak Kitchenのアルバムが手に入りやすくなったようです。また彼等はARKと秋にフランスでのツアーを行うようでそれも楽しみなニュースであります。
Cosmosquad
Edwin DareのギターリストでもあるJeff Kollman等を擁するハード・フュージョン系バンドのCosmosquadはライブアルバム用にいくつかのライブギグでの模様をシューティング&録音しているようです。主に彼等は今年前半からカリフォルニア地区を中心に周っていたようです。また彼等はLion MusicからリリースされるJason BeckerのトリビュートアルバムWarmth In The Wildernerssにも参加しています。
Event
バークリー音楽院出身の凄腕ミュージシャンの集合体Prog MetalバンドのEventは、昨年の暮れにInside Out Music Americaと契約を結び、今年は最新作Human Conditionもリリースされ、好評のようです。今年もNAMMショーやSymphony X等とのショーなど、東海岸地区を中心に精力的に音楽活動を展開しています。現在彼等は日本とのディールの探しが続いています。またEventのリズム隊は、同じバークリー出身のJoe Stumpのバンドでもヘルプをしてコンサートを行ったようです。またNAMMショーでは、話題の凄腕女性ギタープレーヤーのJay FaucherやMike Kennealy, Scott McGill, Adrian Galysh等のようなベテランプレーヤー達ともステージを共にしたそうです。
Power Of Omens
今年のProgPower USAフェスティバルに参加し、テクニカルメタルファンを狂喜乱舞させたアメリカはテキサス州出身テクニカルProg MetalバンドのPower Of Omensは、次のアルバムに向けてのレコーディングを着々と進めております。新しいベーシストが参加したものの新たなKeyboardistがなかなか難航しているようです。
Jeff Beck Tribute
どうやらアメリカでは5月にJeff Beck TributeのアルバムがProgressive Art Musicレーベルからリリースされたようです。気になる参加アーティストはJohn Finn Group, Prashant Aswani & Greg Howe, Rob Balducci等がジェフベックの名曲をカバーしているようです。
Rawhead Rexx
最近余り音沙汰を聞かないドイツ出身のMelodic MetalバンドのGlenmoreとLetter Xでありますが、この2つのバンドのファンにとっては興味深い内容のニュースがAFMレーベルから発表されました。元GlenmoreのボーカリストであるJorgen VolkとLetter XのギターリストRoiger Fleck達を含む混合バンドRawhead Rexxがヨーロッパ地域でデビューを果しました。ドイツのメロディックシーンに興味を持っているリスナーには朗報だと思います。詳しい情報はAFMレコードのウェブサイトをどうぞhttp://www.afm-records.de/
Christian Metal Cornerstone Festival
イリノイ州のBushnell市でどうやらクリスチャンハードロック&メタル系のバンド勢が集合してThe Cornerstone Festivalが7月4日から7日に渡って行われたようです。気になる参加したバンドは、Deliverance, X-Sinner, Recon, Sacred Warrior, Guardian, Saviour Machine, Lamen, Lengsel, Living Sacrifice, そして重鎮Stryperだったそうで、大変珍しい貴重なバンドが集まるライブとなったようでクリスチャン系のメロディックでハードな音楽が好きなファンにとってはまたとないフェスティバルとなったようです。
Tomorrow’s Eve
ドイツ出身のファンタスティックなProg MetalバンドTomorrow’s EveがニューアルバムThe Unexpected Worldをすでにリリースしています。ドイツ方面ではすでに昨年リリース済ですが、今年に入って入手しやすくなりましたのでDream Theater/Vanden PlasタイプのProg Metal系が好きなリスナーはぜひチェックしてみる価値があると思いますよ。
Ultrasound 2001
毎年恒例のメロディック系ヘヴィーロック系からパワーメタル系のバンドをフューチャーした祭典Ultrasoundフェスティバルが今年3月10日から11日にかけてアメリカはLAのBurbankで開催されました。このUltrasound2001は、かつてのFoundation Forumと似たような形態をとっており、ライブパフォーマンス/ショーケースのみでなくパネルディスカッションをして今後のロック音楽の発展や問題点やマーケティングなどの語らいの場としても役割も持っているようであります。昨年はAgent Steel, Jag Panzer, Steel Prophet, Vicious Rumors, Cage, Enertiaなどといったヘヴィーなバンド勢を始め, Swirl, Picture PerfectやVainといったメロディックでAOR的なバンドにいたるまで様々なバンドが集いショーを盛り立てていったようです。
Vanishing Point
今年は各方面で話題になっているオーストラリア出身のProg Metal寄りのMelodic MetalバンドのVanishing Pointでありますが、ニューアルバムTangled In Dreamのセールスなども好調のようです。また発売されている「Tangled In Dream」のオーストラリア盤にはボーナストラックとしてIn ThoughtアルバムからのInner Peaceが収録されているらしいがCD-ROMビデオは入っていないらしい。

2001/06/06付

Fates Warning
かのプログレメタルバンドの雄であるDream Theaterともツアー経験があり、Dream Theater同様ヨーロッパやアメリカ方面では、熱心なフォロワーが大変多いプログレッシブメタルバンドの重鎮Fates Warningに関するニュースが入りました。アメリカとのMetal Bladeと長いパートナーシップを結んでいることで知られているが、ついにMetal Bladeとワールドワイドな契約を結んだ。どうやら少し前まではヨーロッパでリリースされた過去のアルバムは他のレーベルからリリースと不便な点があったようだ。ヨーロッパのMetal Blade支部とも連携が取れたことによって、さらなるワールドワイドな展開やヨーロッパでのサポートが期待されている。先月辺りまではSavatageと共にショーを果したりする日があったようですね。さらなる忠誠心を持ったファンから新しいファン層への拡大も果たしているのではと予想される。またライブギグの日程によっては元メンバーのFrank ArestiやJoe DiBiaseもステージでプレーしたようであります。Frank ArestiのプロジェクトAll That Manのアルバムもいつリリースされるのか等とFates Warning方面の話題が気になるところだ。どうやら彼等にとっての次のアルバムは2001年の終わりごろから2002年の初めごろにリリース予定であります。
Jordan Rudess/Dream Theater
The Dregs/Dixie Dregs〜現Dream Theaterなどのメンバーとして著名な超絶技巧プログレッシブ・キーボードプレーヤーとして知られているJordan Rudessのソロアルバム「Feeding The Wheel」がマグナカルタより今年の8月にリリース予定のニュースが入りました。ジョーダンが言うにはかなりプログレッシブなアルバムになるようで彼が受けた独自の影響や要素をたくさん取り入れた音楽になりそうです。これまでのてがけたソロ音楽やいろんなプロジェクトを始めOnline Conservatoryや教則ビデオ「Keyboard Wizardry」などでもその多彩で幅の広い音楽を披露しているJordan Rudessでありますから、かなりのクオリティーの伴った作品となるのは必至と考えられます。CDのカバーやトレイカードなどのデザインはDavid Mattinglyが担当する予定で、気になる参加するゲストミュージシャンはBilly Sheehan (Mr.Big/Niacin), Steve Morse (Dixie Dregs/Deep Purple), Terry Bozzio, John Petrucci (Dream Theater), Eugene Freisen, Mark Wood, Barry Carlなどが参加表明しています。大変期待がかかりますね。ファンは日本リリースも期待したいところです。
Symphony X/Event/October Thorns/Mastermind at L'Amour, (NY)
Symphony X、ピッツバーグやニュージャージーなどでのライブパフォーマンスを始めProg Power USAでのショーを始め大成功を収めているSymphony Xだがどうやらニューヨーク州ブルックリンにある著名なハードロッククラブL'Amourでいくつかのプログレメタル系&プログレハード系バンドを従えてのショーも成功を収め会場に集まったプログレメタル系ファンの熱いレスポンスをゲットできたようだ。3月2日の公演ではInsideOut Music AmericaのレコーディングアーティストであるEventや新進気鋭のプログレハードバンドのOctober Thorns,パワーメタルバンドのZandelle, 、プログレッシブハードロックバンドのMastermind, インディーズ系プログレロックバンドのUrshurakも参加した。このSymphony Xのサポートを機会に世界的にも知られているEventやMastermindだけでなく、October Thorns, Circle IX(ニュージャージーの期待バンドのEtheriaが出演予定だったがキャンセルとなった), Zandelle達にとってもエポックメイキングなライブショーとしてさらなる発展と期待が寄せられているようです。これだけの素晴らしいバンドが参加するショーが10ドルで見れたロックのキャピトルシティーBrooklynに集まった連中はおいしいバンドを一挙に見れて羨ましい限りです。詳しい情報やライヴレヴュー、L'Amourについての情報は下のURLやメールアドレスを参考に^^。
L'Amour, the Rock Capital of Brooklyn, is located at:
1545 63rd Street
Brooklyn, New York
(718)837-9506
Visit http://www.lamourrocks.com for directions.
For more information, visit
http://www.spiritofradio.com/symphonyx.html
Nevermore
アメリカ出身のダークでヘヴィーな正統派パワーメタルバンドのNevermoreは4月、5月とアメリカをかなり精力的にツアーした。共演したバンドは最近とみに人気急上昇中のProgressive Death MetalバンドのOPETHやドイツの気鋭正統派パワーメタルバンドのAngel Dustとなどともプレーしてライブ会場に集まったファンの支持に応える素晴らしいパフォーマンスを繰り広げたようだ。
Powermad (Progressive/Powerful Metal festival)
今年も8月18日から20日にかけてバルティモアのTall Ceders VenueでPowermadフェスティバルが開催されるようだ。参加表明しているバンドを以下のようになっています。
Antithesis (OH), Archetype (OH), Attacker (NJ),Defyance (IA), Digital Ruin (RI), Forte (OK), Greyhaven (MA), Ion Vein(IL), Mastermind (NJ), Mystic Force (MD), October Thorns (NY), Reading Zero(FL), Silent Shadows (CT), Syris (IL).
詳しいインフォは下のURLやメールを参考にどうぞ
http://www.websnet.com/global/powermad.htm or send
an e-mail to powermad00@aol.com for more info.
Wacken Festival
夏の風物詩となっているヨーロッパのメタル系フェスティバルの一つWacken Festivalは8月3・4日と行われるが今回のラインナップとして、Dark Tranquility, Nevermore, Tad Morose, Therion, Voivodなどが参加を表明している。
The Sweden Rock Festival
スウェーデンで行われる恒例のロックフェスティバルは, 6月8日から9日にかけて Solvesborgで行われる予定で今年でちょうど10周年を迎えるSymphony X,The Flower Kings, Lion's Shareを始めとして計26バンドが参加予定となっている。詳しいインフォメーションは下のURLをどうぞ
information visit http://www.swedenrock.com or e-mail
festival@swedenrock.com.
Devin Townsend
先鋭的なセンスを持ったミュージシャンとしてRushのトリビュートアルバムの他にもかの天才Steve Vaiとも共演したことのあるDevin Townsendは彼の次のアルバムの製作に向けて2月の頭からスタジオ入りをしており、タイトルはTerriaになるようだ。今度のアルバムはOcean Machineが海であると比喩するとすれば今度のアルバムは地面に相当するものだというコメントを残している。現在彼が携わったOcean MachineとInfinityのアルバムはヨーロッパInsideOutから再発されているようだ。3枚目のStrapping Young LadアルバムについてはSYLについては活動というかバンド自体を現在は冬眠させたいそうだ(笑)。近い将来には、CITYアルバムよりもいいものを作りたいようだ。多作を作りつづけている鬼才のデヴィンだが現在はSYLよりも他のプロジェクトでアルバムを出すことに熱心なようだ。Strapping Young Lad, Physicist, Infinity,Ocean Machineなどの名義でツアー(?)をしたいらしい。どうやらバンドでヨーロッパやアジア、オーストラリア方面を中心に廻りたい計画を持っている。
Green Carnation
アトモスフェリック・ゴシック系メタルのメンバーやブラックメタル系のメンバーを含むサイケデリックなドゥームメタル系バンドのGreen Carnationがドイツ方面を中心にで話題となっている。Jorney to the End Of the NIghtはヨーロッパを中心にかなりいい評価を与えられているようだ。メンバーにはIn The WoodsのSynne, TristaniaのVibeke, 元EmperorにいたTchortなどから構成されているようで(言い換えると濃いかな?・・)、音楽的にはピンクフロイドとCandlemassno影響を色濃く感じさせるサイケデリック・ドゥームメタルバンドのようだ。
In The Woods
King Crimsonの名曲「Epitaph」を大胆な手法でカバーして物議をかもしたことのあるアトモスフェリック系メタルバンドのIn The Woodsであるが、どうやら、彼等にとってひとまず最後(?)となったKristiansandで行われたファイナルコンサートでは彼等のアルバムからハイライトとなるすべての曲目が演奏された。3曲ほど新しいマテリアルも披露されたようだが、過去のハイライト曲に注目が集まったようです。

2001/06/05付

Sieges Even/Looking Glass Self
「Steps」「Sense Of Changes」などをリリースして、プログレッシブでテクニカルなスタイルを融合したドイツ出身のプログレメタル系バンドのSieges EvenはLooking Glass Selfという名義で今も活発に創作活動をしていることで知られているが、彼等にとって最新のSieges Even名義アルバムをリリースする予定があるという報告が舞い込んできました。どうやらStepやSense Of Changeアルバム時代の未発表ライブマテリアルや、1988年のRepression And Resistance時代の曲も加え、さらには古いデモViolation Alterationsからも曲を追加したい可能性を示唆している。現在の彼等はSieges Evenから受け継いだ遺産を改名したバンドLooking Glass Selfで表現する意欲を燃やしている。バンドのギターリストでありソングライターだった天才肌のMarcus SteffanはSence Of Changesが出た後辺りにすでに脱退していたが、その後もバンドは存続して、新しいギターリストのWolfgang Zenkと新しいフロントマンのGreg Kellerの力を借りてもうひとつの音楽を作り上げて1995年にはSophisticatedをリリースしていた。SophisticationはジャズやAORの要素も取り入れたテクニカルメタル寄りのアルバムであるようだ。とりあえずSieges EvenやLooking Glass SelfのファンはSieges Evenにとって最後のアルバムが出ることを心待ちにして欲しいと思います。
GB Arts
プログレッシブ&テクニカル系音楽ファンの間で話題となったドイツ出身のテクニカル系プログレメタルバンドのGB Artsは好評だった前作「Return To Forever」に続いての「The Lake」を完成させているようだ。関係者によると今回のThe Lakeアルバムでは、かなりプログレッシブな面に重点を置いている。ワールドワイドでの配給がなされることを期待したい。
Opeth
昨年はヨーロッパ版のProgPower2000でもヘッドライナーとして取りを努めデスメタル系のファンからプログレメタル系、ゴシック・アトモスフェリック系メタルなどの幅広いファンからも多大な支持を受けているスウェーデン出身のメロディック・デスメタルの要素も持っているプログレッシブメタル系バンドのOpethだが、アメリカでのツアーも上々で4月に行われたAmorphis/Shadows Fallなどと行ったツアーも無事に終了した後は、Nevermore, Angel Dustなどとも精力的にギグ・ツアーを行っている。日本でもBlackwater Parkがリリースされて、順調に滑り出しを見せたOpethはこれからもファン層を拡大してさらなる進展が望まれているかなりユニークでヘヴィーなプログレ・デスメタル系バンドとして各方面から注目を集めている。l

Digital Ruin
アメリカ出身の近未来風味を味付けとして個性を打ち出しているプログレメタル系バンドのDigital Ruinは、ニューシンガーにJim Silveiraを公式に新しいシンガーとして迎えた。ジムは元々ローカルミュージックシーンで活躍していた時からのバンドの友人であったようだ。新しいマテリアルにも取り掛かっており、ライブショーの向けての準備も整いアメリカの東海岸方面を中心にギグも行っている。

Ark
北欧出身のプログレシッブ系ハードロックバンドのARKに関するニュースです。フランスでの公演を控えていたARKであるが、この度フランスの観衆にたいしてライブギグができない理由を発表した。というのもARKのメンバーの4人は同時にYNGWIE MALMSTEEN BANDのメンバーでもあったからで(このニュースが発表された当時はまだ・・)イングヴェイバンドの3ヶ月間のワールドツアーと重なった結果3月末に行われる予定だったARKのアコースティックギグは3月19日のパリでのギグ同様キャンセルとなった。ARKにとってはフランスのオーディエンスに対してギグができないことに対してかなり申し訳なかったことを表明した。イングヴェイバンドでのツアーが夏に終わり次第、ARKとしてのショーをするために9月にはフランスに戻る意欲でいっぱいであるようだ。
Alias Eyes
ドイツ出身のPink Floyd, Spock's Beard, Marillion, Transatlanticなどの要素をブレンドしたドイツ出身のプログレッシブ・ロックバンドのAlias Eyesは5月にDVSレコードよりField Of Namesをリリースしたようだ。業界関連の人達の間でも反応は良好である。音源も聞けるようなのでこちらもチェックするといいでしょう。http://artists.mp3.com/artists/158/alias_eye.html/

2001/05/23付

Mayadome
スウェーデン出身のテクニカル派のプログレッシブ・メタル系バンドのMayadomeは次のアルバム製作準備を着々と進めており、新しいデモレコーディングも快調に進んでいる報告をこの度、バンドの中心人物であるドラマーのTed Moller氏はネット上で発表した。レコーディングの機材もADATの使用を中止して今回からFostex 24/24 harddsc recorderを使用しており、かなりサウンドにも満足できているようだ。ニューデモは11曲を録音し、そのうちの残り7曲をリリースされるディスクに入れる予定を立てている。彼等にとっては珍しく4分弱の短めの曲が2曲フューチャーされ、さらに18分にわたるミュージシャンを喜ばせるような18分に渡るテクニカルアンサンブルまで書き終えたようで、傑作Near Life Experienceに続く新しいアルバムにも大変注目したいところだ。一度去ったかに見えたリードシンガーのBasselも戻り、それぞれのメンバーも休息期間をリフレッシュした後のせいか大変よいプレーを心がけてレコーディングできたようである。リリースの日程はまだ未定だ。

Ian Parry's Consortium Project
Vengeanceや現在Elegyなどのバンドで類稀なる歌い手としてドラマティックなメタル系音楽のファンの間で大変人気のあるシンガーのIan Parryは、Consortium Projectの第2作目を製作しているようだ。今回の新作にも前回参加したフランスの技巧派ギタープレーヤーが参加していて素晴らしい演奏を収めているようで楽しみである。イアン・パリーの歌にもさらに磨きがかかっているらしく、前作で気に入った人達は注目に値する作品となるようだ。Ian ParryのニューソロアルバムShadow Manは、現在の時点では輸入盤として入手可能だ。
Dreamscape/Hubi Meisel
メロディックでテクニカルなプログレメタル系バンドをたくさん輩出しているドイツのシーンが注目されているが、そのドイツ出身のメロディックなプログレメタル系バンドDreamscapeのリードシンガーHubi MeiselはどうやらDreamscapeやSceneなどいったバンドメンバーとの音楽活動から距離を置いて、彼自身のプロジェクトに奔走しているニュースが入った。残念ながら、Dreamscapeのメンバーと亀裂が生じているらしくバンドからは去ったようだ。現在様々な情報が交錯していて確証できるデータが入り次第、補足のニュースをこれからもお伝えしたいが、彼が携わっているMeave Of Counaught - Imaginary Talesの気になるサウンドは、Dreamscapeの2枚目Veryに近いスタイルになっており、パワーメタルとプログレッシブメタルの要素をハイブリッドさせた感じのものとなっているらしい。Dreamscape本体の方は、新しいシンガーを見つける必要があるが次のアルバムも製作中である。しかしセールス的には大変苦戦しており、レーベルなども新たに探さないといけないらしく彼等の命運を祈りたい。
Adagio
MajesticのキーボードプレーヤーやPink Cream 69のシンガーDavied Leedmanをゲストとして迎えている敏腕ギタープレーヤーStephane Forteを中心とするネオクラシカル様式美派メロディック・プログレッシブパワーバンド期待のAdagioのアルバムは現在フランスでのみリリースされているが今月には日本でもリリース予定で、早くもメジャーなメタル雑誌でも注目を集めているフランス出身のバンドということで期待を寄せられている。
Athena
現RhapsodyのFabio Reoneがリードボーカルを担当していたということでイタリアンメタル系やシンフォニックメタル系などのファン層の間でも人気が高いAthenaはどうやら新しいアルバムTwilight OF Daysを海外ではリリース発売している。メロディックでスピード、アグレッシブなパワー感、オーケストレーションやプログレッシブな要素をもったアプローチもほのかに加味した音楽が好きなファンにはチェックして欲しい存在のバンドだ。
Etheria
今年のアメリカ版ProgPower Festivalでもルーキーとして人気を集めたEtheriaは、CDリリースをする意向のようだ。デモを聞いた関係者達やライブを体験したファンによるとキーボードを割とフューチャーしてプロダクションもなかなか良いジェフ・テイト的なボーカルをフューチャーしたメロディックメタルバンドのようだ。割とプログレメタルを聞くファンの間でも今後に期待がかかる存在といえるだろう。
Amorphis
新作Am Universamがワールドワイドでリリースされて好評を博しているフィンランド出身のメロディック・アトモスフェリックメタルバンドのAmorphisだが、つい最近までフィンランドのナショナルチャートで"Alone"が1ヶ月も首位を独走していた。フィンランドからはChildren Of Bodom, Stratovarius, Nightwish, To/Die/For, Kenziner等といった良質なバンドが輩出されているが、フィンランドではメタル系がかなり活躍をしていることが伺えるニュースといえよう。今後もAmorphisには良質なアルバムをリリースして欲しい要望が大変強いが、毎回リリースされるアルバムでは、そういった期待に大いにこたえているところはさすがといえる。Amorphisは、6月13日から15日に渡って行われるGandalf, In Flames, Katatonia, Rhapsody, Stratovariusなどいった総勢20バンドが参加するHelsinki Metal Fest 2001にも参加予定だ。
Planet X/Event/Silent Exile
現在アメリカやヨーロッパなどでは、数多くのプログレメタル系バンドなどが規模は大きくないもののライブギグやショートツアーを展開してその手のファン層を喜ばせているが、Derek Sherinianを擁したPlanet Xをヘッドラインとして、同じく実力派のアメリカ東海岸出身プログレッシブ・ハードロックバンドのEventやカナダ出身プログレハード系バンドのSilent Exile等はカナダのモントリオール地区、キューベック地区などでライブギグを5月に行った。どうやらPlanet Xを始めこのカップリングのショートツアーもそこそこの成功の感触をつかんでいるようだ。今後のそれぞれのバンドの活躍にも期待を寄せていきたい。
Soundscape
知るひとぞ知る不思議な感性を持った東海岸出身プログレッシブハード系バンドのSoundcapeはどうやらすでに解散を表明していたようだ。バンドのメンバーであったRob Volpintesaは彼自身のプロジェクトの為に曲を練っている作業中である。内容はRock Operaものにしたいらしい。
Eidolon
パワーメタル系としてなかなか好評なEidolonのニューアルバムはすでにEMPよりリリースされているようだ。気になるファンはEMPに連絡してみてください。

2001/01/01付
Sun Caged
元Lemur VoiceのMarcel CoenenとDennis Leeflang主導によるオランダの新鋭プログレッシブ・メタル系プロジェクトのSun Cagedは新たに18歳のキーボーディストJoost Van Den Broekを加入させた。Joostは、オランダの名門音楽院Enschede Conservatoryの音楽生ということでかなりの腕前らしい。どうやら彼らは自分達の作品製作やライブ活動と並行して、Sieginレコードから新しくリリースされるDream Theaterのトリヴュートアルバムにも参加予定で、どうやら彼らのDemo CDでも歌ったLaura Van Drielをシンガーに迎えて「Caught In The Web」をカバーする予定だ。現在Marcel Coenenは、レコード契約を物色中で、レコード会社とのディールが取れ次第、フルレングスの製作を考えているようだ。どうやらSun CagedのデモEPは全てソールドアウトになったが、Scar WinterのCDはまだmp3.comでもゲットできるようだ(ちなみに7ドルで購入可能)。どうやらそのCDはDAM-dという新しい仕様のCDとなっており、mp3も入っていてPCでプレイしたものをオンラインを通じて友達とも交換することができるようになっている。

Zero Hour
Laser's Edge傘下のSensoryと契約をするまでは、どこのレーベルともメジャー契約を果たせていなかったにもかかわらずプログレメタル系の熱心なフォロワーの間では、非常に人気の高かったZERO HOURにとって、いよいよ待望のニューアルバム「The Tower Of Acvarices」が正式に2001年の1月ごろにリリースされることとなった。おそらく日本でもあるレーベルからこの新作が出るらしいという情報もあるので、国内版が出ることも期待したいところである。そのZERO HOURは昨年はカリフォルニア地区を中心にいくつかのショーで大成功を収めており、今年のProgPowerアメリカではヘッドラインを凌駕するほどのプレーをしてくれるのではなかろうか?という興奮した期待が寄せられている。昨年も彼らにとっては素晴らしい年となったようだが、今年も飛躍の年となるであろう。

Symphony X
昨年はヨーロッパツアーや南米でのライブ活動などとかなり忙しいスケジュールをこなしていたSymphony Xは、ProgPower2001アメリカ版にも参加を表明していている。またSweden Rock Festivalにも参加を予定している。

Event

四人のバークリー音楽院生や卒業生などをメンバーとするボストンを活動拠点としているEVENTであるが、この度めでたくInside Out Americaと契約を結び、次回の彼らのニューアルバム、Human Conditionが2001年の2月21日にリリース予定という吉報が入ってきた。Eventといえばモダンでかつチャレンジ精神旺盛、そして実験的でテクニカルな要素も兼ね備えたプログレッシブ系ハードロックバンドなので、今後の進展がプログレメタル系ファンの間では望みたいところであろう。地道に東海岸方面でも活動を展開しており、いくつかのショーもそれなりの成功を収めているようだ。EVENT同様、メンバーであるMatt Scufiledは他のセッションやライブでの活動でも忙しくしているようだ。

Prog Power 2001 (U.S.A.)
いよいよ今年の2月に迫ってきたProgPower2000のアメリカ版であるが、Symphony Xは2月23日金曜日にヘッドライナーとして登場することが決定した。どうやらチケットの残数はあとわずかという話である。しかし残念ながらどうやらNEVERMOREは今回のフェスティバルには参加をキャンセルするという表明があっただけになんとも複雑な思いも交錯しているが、
NEVERMOREの穴を埋めるべく急遽その白羽の矢がたったのはSYMPHONY Xだが、NEVERMOREが出場できない分だけ期待がかかるというものであります。

さらにヨーロッパ方面でのProgPower2001でも、今回のアメリカ版に出場するZERO HOURは10月の半ばに行われるProgPower2001:Europeにも参加が決定している。従来は11月が開催が恒例だったヨーロッパ版だが、2年前に行われたときと同様かなりの盛り上がりが予想されているようです。

Amorphis
フィンランド出身アトモスフェリック系メタルバンドのAMORPHISは、名作「Tuonela」を前回手がけたSimon Efemeyをプロデューサーに迎えて5枚目のアルバムをレコーディングしていたが、この度その最新作である「Am Universem」の製作を完了した。どうやら長い間ベースを担当していたOlli-Pekka Laineは今回はベースを弾いておらず(脱退か??)、今回のベースプレーはフィンランドのバンドKyrriaのNIclas Eterlarnoriが担当している様子である。今回の作品と今後のAMORPHISの動向についてバンドのギターリストのEsa Holopainenはこう語っている「Amorphisのサウンドはこれからもどんどんプログレスしていくだろうし、変わっていくと思う。段々メタルの要素が減っていく・・ということを言いたいのではなくて、ニックケイブのようなサウンド要素がたくさん増えてきたと思うよ。実に今回のアルバムはムーディーなサウンドを内包しているね。」ニューアルバムはおそらく、4月末あたりにRelapse Recordからリリースされる予定です。
Tad Morose
長らく待たされている北欧のメロディックパワー系メタルバンドのTad Moroseの新作UndeadはアメリカではCentury Mediaの配布で1月ごろにリリース予定である。
Chiaroscuro
新世代プログレッシブ・メタルバンドとして彗星のごとく登場してプログレメタル層のファンにとっても注目を集めたChiaroscuro(キアロスキィーロ)は、12月18日ごろ辺りから次のアルバムに向けて5曲レコーディングに入った模様。どうやら今回のレコーディング製作などに、かのNeil Kernonが関わっていくらしい。Chirascuroの前作「Brilliant Pool Of Darkness」は関係者の間で非常によい評価を与えられており、この2年間の熟成した活動の真価が2枚目で問われることになるであろう。どうやら新しくドラマーを加入させる予定で、さらにキーボードサウンドの強化をはかるためにIanがメインキーボードを操ると同時に新キーボードメンバーをいれてツイン・キーボーディスト制を導入するということでなかなか彼らの新作がどのようなものになるか期待がかかる。
Scott McGill's Hand Farm
Scott McGillのニューアルバム「Addition By Subtraction」のミキシングが12月の上旬から下旬にかけて行われ作業は順調に進み、Hand Farmにとっての3枚目のアルバムは2001年の初め辺りにはLaser's Edgeレーベルよりリリース予定である。今回の新しいアルバムには、Scottの他に、Attension DeficitのMichael Manring(b), Vic Stevens(d), Dream TheaterのJordan Rudess(key)などが参加メンバーとして名を連ねている他、昨今非常に多忙でありながら素晴らしい仕事をしているNeil Kernon氏がプロデュース、ミキシング、エンジニアリング、そして気になるループテクノロジーなるものに至るまで担当しているようだ。彼のような人物をワーカホリックというのであろう。2001年のリリースの中でもプログレッシブ・フュ−ジョンファン層にとっては楽しみの一つになることは必至でしょう。ちなみに、参加メンバーの核である、Scott McGill, Vic, Micheal Manringは2001年のNAMMコンベンションに参加予定で、Mike Keneally, Adrian Galygh, Eric Sardinas, Jaye, Foucherなどともプレーをする予定が入っている。彼らの2001年のツアースケジュールも後に発表される運びのようだ。
Doro
Yngwie MalmsttenやDioとのツアーサーキットなどでも東海岸方面で活躍している、Doroさんでありますが、今年はヘッドライン・クラブツアーを敢行予定です。
Control Denied
アメリカのテクニカルパワー系メタルバンドのControl Deniedは12月3日付の情報によると、この度Hammerheart Recordsに迎え入れられた模様。このレーベルから初のそして彼らにとって通算2枚目のアルバムはジムモリス氏をプロデューサーに迎えてTampaにあるMOrrisound Studioで製作されている。アルバムのタイトルは、When Machine And Man Collideというタイトルになる予定で、どうやらアルバムの主題は、今日のテクノロジー技術がおよぼす暗い側面にスポットをあてているようである。参加メンバーは今回もリズムセクションはSteve DiGiorgio(b), Richard Christy(d)が担当している、他のプロジェクトにも関わっている彼らであるが、このバンドでの活動には何の支障もないらしい。Shannon Hamm(g)とTim Aymar(vo)も今回のアルバムに参加表明をしている。ニューアルバムの発売は5月21日を予定しており、どうやらワールドツアーも用意しているとのことだ。

Empty Tremor
まだオフィシャルからの正式な発表はないが、シンガーのDe Luigiがバンドを一時去ったと言う噂が流れている。実際はどういう状況なのか分からないので、詳細を待ちたいと思う。Empty Tremorのファンは、これが単なる噂であって欲しいと信じたい。
Ion Vein
シカゴを拠点として活躍しているプログレパワー系メタルバンドのION VEINもイリノイ州のシカゴ市のMATRIXで久しぶりにショーを行った。今回の公演では新しいベーシストのJonathanが参加しており、今回の公演では、Queensrycheのトリヴュートバンドである、Silent Lucidityと共演したそうである。どうやら彼らは英国にも訪れたようで、同じ英国出身のプログレパワー系メタルバンドShadowKeepのメンバーであるRogueMとも親交を深めたようだ。
Manticora
イントロメンタル・マネージメントのクラウス・ジェンセン氏の報告によると、この度彼らはイタリアのスカーレットレコードと契約を結んだ様子だ。スカーレットレコードには、ちなみにDark Avenger, Terror 2000, Khali, Dakura, Necrodeathなどを擁しているレコード会社であり、彼らのステップアップの第一歩といえる。ProgPower2000でも健闘をしたメロディックパワーメタルバンドのManticoraはレコーディングを終えており、2001年の2月ころにはニューアルバム「Darkness With Tales To Tell」をリリース予定です。カバーアートも決定しており、その手のカバーアートを手がけることで知られているスイス・ギリシャなどで活躍しているChris Kaliasが担当することになっている。
Double Dealer/Concerto Moon
フランスのパリにおいては、Symphony X, Avalon, Metalium, Majestic, Heavenlyなどと共演したライブショーでも成功を収め、フランスのメタルキッズにも好意的に迎えられたようだ。一緒に共演をしたバンドメンバーからも賞賛を受けており、彼ら自身のライブショーである、ParisのStrasbourgでもステージもみごとに成功を収めたようだ。こういう形でLoudnessやVow Wow以外にも海外で活躍してくれる日本やアジアのバンドの進出にも期待がかかるというものである。Conglatulation!!
Twilight
Lucretia Recordからの報告によるとスカンジナビア方面出身のプログレパワー系メタルバンドのTwilightはEye For An Eyeを再リリースすることとなった。

2000/11/27 付

Shadow Gallery
まずはShadow Galleryの4枚目のアルバムに関するニュースです。好評だったTyrannyのアルバムに続く4枚目のアルバムのレコーディングはどうやら完了したもようです(アルバムのレコーディングは今年の4月23日から10月15日までに及んだらしい)。バンドとのMixingのセッションが始まるのはどうやら12月5日ということでスケジュールが組まれています。今回のニューアルバムのMixingを担当するのはかの有名なプロデューサー・ミキサーとして知られているNeil Kernonだそうです。気になるアルバムリリースの正式な日程はまだ決まっていませんがShadow Galleryはどうやら2001年の初めごろにはニューアルバムをマグナカルタから出したいと思っているようです。また新しい情報が入ったら追加していきたいと思っています^^。

Ayreon's Arjen Anthony Lucassen
どうやらAMERICAN ONLINEのチャットを通して、じかAyreonのブレインであるアルイエン・ルカッセン氏と今年出た衝撃のシンフォニック・プログレハード系大作Universal Migratorに関する質問やディスカッションが12月3日日曜日(ただしアメリカ現地時間Eastern午後4時)に行われるそうです。AOLに加入している人もあるいはそうでないひともチャットには参加できるそうです。加入していないひとは http://www.aol.com でフリーで一時的に使えるソフトをダウンロードできるようです。ちなみにチャットにアクセスするにはAOLのキーワードにRock Chatを入れてくださいとのことです。もしAyreonに関してもっと詳しく知りたい方は、http://www.ayreon.com へどうぞ^^。

Magnitude 9
前作で衝撃的なデビューを果たしながらゼロ・コーポレーションの活動休止の憂き目を見て日本リリースがどうなるのかちょっと心配なところだが(どうやらアヴァロン・マーキーから発売になる運びらしいですが・・)、いよいよニューアルバムのReality In Focusが2001年の1月29日にヨーロッパではインサイド・アウトレーベルから発売の予定である。新作に収められているNo Turning Backをいち早く聞いた感じでは前作のスタイルに通じるものであるが、まだ全貌は100パーセント分かっていないのでなかなか楽しみなところであるロブ・ジョンソンとジョセフ・アナスタシオの流麗なギターとキーボードソロを主に濃密なプログレッシブ・パワー系の演奏をまた聞かせて欲しいと期待は充分に高まるところでしょう。前作のChaos To Controlも割と日本でも評価がよかったので今回も楽しみにしています^^。

Dream Theater
まずはドリームシアターの正式DVD・VIDEOリリースについてのニュースから。まだ日にちは確定(決定)はしていないのですが、プレスからのスケジュールによると長らく待たされているドリームシアターのニューヨーク州のRoseland Ballroomで行われた8月30日のショーに関するDVDとビデオがリリースされる予定日が発表されました。ヨーロッパでは2001年のS月26日の月曜日。アメリカでは2月27日の予定となっております。わが国ではいつごろのリリースになるのでしょうか?。期待して待っておきたいところです。次のDT関連のニュースは・・なんか嘘のような本当の話ですが、どうやらアメリカ版のドラゴンボールZのビデオ「The History Of The Trunks」にはドリームシアターの現時点での最新作であるScenes From A Memoryからいくつかの曲が使用されており、ファンの間ではやや戸惑いも隠せないところなのでは?と個人的に思いました(特に日本のファン)。特にアメリカではあまりアニメーションに興味のなかったDTファンがビデオを買って特に格闘シーンのバックグラウンドなどで効果的に使われていて面白いというコメントがありました。アニメーションにも興味があるDTファンには珍妙なニュースでしょう。

Eternity X
僕やeijiさん、elegy2さんにとっては一番がっかりなニュースかもしれませんが、アメリカ産のこれからの進展と発展が約束されていたかのように見えたEternity Xですが、このたび所属しているIntromental Managementのクラウス・ジェンセン氏の正式なプレスリポートによると、Eternity Xは解散することとなりました。ある某有名レーベルとも契約を結び、次のアルバムカバーも決定し彼らの将来に希望がさらに光り輝こうとした当たりの大事な時期にこの解散の決断をくだしたEternity Xとレーベル側にとっても非常に残念だったことは痛いほど伝わってくるものがある。残念なことにこのニューアルバムに関してはもうメンバーの誰もレコーディングやアルバムリリースをしようという続けていく理由を見出せなくなったらしい。彼らの中でいったいどういうことが起こったのかさだかではないが、サウンドファイルや海賊版騒動についての議論が彼らや周りで話題に上ったことも解散の伏線としてはあったのであろうが、彼らそれぞれが違う場所で活躍し成功していくことを期待してゆきたい。

Prog Power Festival 2000 in Europe
ついに今年おそらく最後のプログレッシブ・メタル系のイベントとして関係者やプログレメタル系ファンの間で熱い注目を浴びていたProgPower2000のフェスティバルが11月10日、11日行われました。前回はオランダのTilburgで行われましたが、今回は同じオランダ国内ですが、Sjiwa - Baarloで行われました。ラインナップは以下のようなものでした。

金曜のPre-Party (Friday November 10, 2000)
Evergrey (スウェーデン出身パワーメタル系)
Sonic Debris (ノルウェー産プログレメタル)

土曜のフェスティバル本番 (Saturday November 11, 2000)
Opeth (このフェスティバルのトリ:スウェーデン産アトモスフェリック系プログレッシブ・メロデス)
After Forever (オランダ産:アトモスフェリック系プログレッシブ&ゴシックハード)
Spiral Architect (一番注目されていたといってもいいプログレッシブメタル系テクニカル派)
Sonic Debris (Pre-Partyと記述は同じ)
Manticora (Powertoolさんのお墨付き疾走系パワーメタラー)
Brayndance (ドイツ系・・実はまったく聞いたことがないので詳細は不明・・パワーメタル系らしい・・・)
Arabesque (オランダのシークレットウェポン的なプログレメタル系バンド)
といったバンドが熱演を繰り広げたようです。

確かに去年は、Pain Of Salvation, Mayadome, Threshold,Wolverine, Lemur Voice, Symmetry, Forever Times, Superiorといった結構定評のあるバンドがたくさん参加していたので少し今年は見劣りがあるかな?という印象があったみたいですが、参加した面々はそれぞれが満足のいく内容だったそうです。サウンドシステムなどで途中アクシデントがあったり、急遽ドイツのプログレハード系の至宝であるEveronのステージがメンバーの突然の病院検査が入りドタキャンがあったのを除けば、こういったプログレッシブ・ハード系から広範囲なスタイルを持ったプログレメタル系のバンドをサポートし紹介してくれるこういったフェスティバルの存在は重要だということを今回の海外で行われたプログレメタル系のコンサートの運営者や参加者の話をネットで読んで思った・・というのが僕の率直な感想です。参加者曰く・・今年のステージで好評というか人気と注目が集まったのはどうやら、Spiral Architect, Opeth, Sonic Debris, After Foreverだったようです。もしEveronが参加していたらもう少し様相が違っていたかもしれませんね^^。
Savatage
Savatage関係の話でちょっと信じがたい話なんですが、どうやらSavatageのプレスレポートなので公式な発言だと信じて書き込みするのですが、なんと現在までSavatageのリードボーカリストとして活躍していたザッカリー・スティーブンス(Zachary Stevens)が脱退したという正式なニュースをSavatage側が発表したらしいです。どうやら今回彼が脱退を踏み切った理由としては他の仕事関連のキャリアーを追求したいということと後は自分の家族と自分の娘の傍にいて時間を過ごしたいというパーソナルな理由だったようです。SavatageやTrans Siberian Orchestraのメンバー側は、彼の脱退のリクエストを了承しており、ザッカリーの今後の幸運と成功を心から祈っているという内容の報告が入りました。どうやらニューアルバムとなる"Poets and Madmen"のリードボーカルのパートは、もちろんジョン・オリヴァが殆どのパートを担当することとなった。どうやらまもなくニューアルバムの製作は完成予定らしく、これからのSavatageの動向に注目というところである。現在はザッカリーの後任者を探すことなく2月のツアーに向けて準備をすすめているようだ。メンバーにとっても親友同然の存在だったザッカリーだったためにこの脱退の事情を受け入れるのはたいへんだったと思うが、SAVATAGEとザッカリーの両方の側に頑張ってもらいたいという思いを持ちました。
Threshold
まずはイギリスが誇るプログレッシブ・メタルバンドの雄である、Thresholdは98年度にリリースされた前作Cloneに続く新作のHypotheticalの製作に入っております。トラック・リスティングは以下のようになってます。

Light And Space
Turn On Tune In
The Ravages Of Time
Sheltering Of Sky
Ocean Bound
Long Way Home
Keep My Head
Narcissusなどが収録予定となっております。

今回のニューアルバムHypotheticalはどうやら以前のThrsholdが持っていたプログレッシブなサイドを強調させたサウンドにしたい方向性を自分達の中では位置付けており、どうやらPsychedelicatessenやExtinct Instinctの頃のサウンドが好きなファン層にアピールするものになるであろうという評判が立っているようです。現在は以前所属していたイギリスのGEPレコードからInside Outレーベルに移籍しており、最終的なレコーディング契約などの詳細を固める段階に到達しているようであります。現在Inside OutレーベルではチャートにTransatlanticのアルバムやSpocks Beardのアルバムを送り込むなどプログレッシブな音楽に対する人気も徐々にゲットしてきているようなので、このInside Outレーベルから新作が出るということでレーベル側や関係者の間でも期待がよせられていることは必定ということであります。どうやらその彼らの新作「Hypothetical」は2001年の3月にはアメリカやヨーロッパではりリース予定となっております(およよ・・日本ではリリースされないんじゃろうかのう・・と思わず広島の爺さんみたいな口調になってしまいます・・笑)。久しぶりの新作を待ちたいところです。

Lion's Share
全国津々浦々のLion's Shareのファンの皆様お待たせしました。日本では先行発売になるかもしれないのでよく分かりませんが、いよいよヨーロッパの彼らのレーベルであるMassacreレコードより11月27日にPerspectiveがリリース予定です。噂では11月の4日辺りはスカンジナビア方面に訪れる人はLion's Armyというファンサークル主催でLion's Shareに会えて和めるというファン感謝企画も用意されていると言うことでスカンジナビア地区を訪れる人には朗報でしょう。Lion's Shareのラーズさんから送ってもらった最新のアルバムジャケの写真も後に更新するときに目玉プログレメタルバンドのコーナーにでも紹介していければという予定です。

2000/10/24付

ProgPower USA
ヨーロッパでの本格的なプログレッシブ&パワーメタル系バンドを集めたProgPowerのフェスティバルが前回に引き続き今年も11月に開催予定ですが、なんとアメリカ版のProgPowerフェスティバルがいよいよ来年の2月23日から24日にかけてイリノイ州のランシングにあるJJ KELLYという場所で行われるアナウンスメントがありました。アドバンス2日間のパスが約50ドルぐらいだそうです。他のフェスティバルに行ったことがないのでよく分かりませんが、ラインナップがなかなかプログレッシブ・パワー系のファンには結構豪華なので、休暇をとってイリノイ州に飛んで見に行くのもいいかもしれませんよ(~_~)。どうやら今回のこの2日間のアドバンス・パスは325枚のみメールあるいは外国為替(インターナショナル・マニー・オーダー)を下記の住所、あるいはメールアドレスに送ればうまくいけば手に入る可能性はあるようです。外国で行われるフェスティバルなので、くれぐれも確認をしっかりしてから申し込みされることをお勧めいたします(万が一のこともありますしね)。

Glenn Harveston
19 Birchfield Dr
Rome, GA 30165
(念のため彼にメールで詳しい情報を
聞いておいた方が無難でしょう)

Mail Addressはこちら↓
gharveston@wavegate.com

もし詳しい質問がある場合はGlenn Harveston (Harvester ofSorrowか・・http://www.mindcage.comの中にあるPERPETUAL MOTION BOARD掲示板でどうぞ・・僕もよくそこで出没してるので
質問サポートできればしようと思います。)

さてさて気になる出場バンドですが・・・

金曜の夜の部:
Ion Vein
Destiny's End

Jag Panzer (昔、Joey Taffolaという名ギターリストがいました)
Nevermore (これはチェックの価値ありでしょう!!)

土曜の部(午後):
Etheria
Onward
Reading Zero


土曜の部(夜):
Power Of Omens (おおーー)
Zero Hour (うぉおーーこれはぜひ一度は見てみたいバンド)
Evergrey (これもいいバンドですねー)
Pain Of Salvation (うぉーースゲー・・!!)

という感じのラインナップとなっています。時間と予算に余裕がある人は期待したいフェスティバルということで海外ではひそかに盛り上がりつつあります。行く方はくれぐれも海外ですし、アメリカですので注意してトラブルのないように気をつけてくださいね。

もし詳しい質問がある場合は、僕がGlennにメールをしていこうと思います。うわさではもうすでに2人の日本人のメタラーの方達が申し込みを済ませているみたいですね。自分はまだ行くかどうか全然検討もできていない状態ですが・・・このホームページの性質上注目していきたいニュースとフェスティバル(規模は小さいですが)なので掲示板に載せることにいたしました。


Gordian Knot
Laser's Edgeレーベルの主任であるKen Golden氏とGordian Knotの中心人物であるSean Maloneが発表したところによると、なんと今回のニューアルバムのスペシャルゲストとして、かのSteve Hackett(ex.Genesis、GTR、Solo Project等)が参加するという予定みたいです(おお・・)。

あのハケティッシュなスタイル言われたプログレッシブ・ロックのシーンで活躍したスティーブ・ハケットのメロディックなプレーがモダンなプログレッシブ・ヘヴィーロックとどういう感じで溶け込んでいくのか非常に興味深い気がいたします。

まだリリース日程は2001年の4月頃の予定です。次回の作品がさらにいろんな要素が入ったアルバムになるという期待は大いにかかるといったところでしょう。ちなみに予定されている参加メンバーは、Sean Malone, Jason Gobel, Sean Reinart, Bill Bruford, Ron Jarzonbek, Steve Hackettが決まっております。

Ark
元ConceptionのTore Ostobyを始め、Jorn Lande, John Macalusoが在籍しているARKのニューアルバムが着々とドイツのエリア51スタジオで進行してもう半分ほどのレコーディングが終了したとのレポートが入ってまいりました。アルバムのニュータイトルはBurn The Sunという感じになるみたいです。アルバムにはなんとRandy CovenやMatsOlausson(このキーボーディスト僕は好きだけどなー)も参加ということで期待がかかりますね。どうやら11月までに完成予定で、来年ごろにはワールドワイドでリリースしたいという計画みたいです。どうやら今回もある一定の固定層にとどまらずロックからプログレッシブな音楽、メタルを聴く人たちを始め幅広いそうにアピールするヴァーサタイルな音楽を志向しているみたいなので、こちらも期待ということでしょうか。70年代的なサウンドのフィーリングとモダンなテクノロジーを融合した過去と現在のサウンドの両方がいい意味でぶつかりあった音楽性だというスタジオレポートをトッド・ポルストンさんがお届けしてくれました。

2000/9/21付

News Coming From
インサイドアウト・レーベルNEWS

今年は9月、10月以降良質なベテラン勢やプログレッシブ・メタル勢のリリースがあいついで嬉しい限りでありますが、いよいよ期待のEnchantVanden Plas, Pain Of Salvationなどのリリースが控えています。まずはすでにリリースされて好評なSpock's Beard - Vは海外では、8月28日にはヨーロッパでリリースされた。次いで9月25日には期待のEnchant - Juggling 9 or Dropping 10がヨーロッパでは発売になる。日本でのリリースが非常に楽しみなバンドのひとつである。アメリカのINSIDE OUTレーベル支部では、Enchantのニューアルバムそして、 Vanden Plas - Spirit Of Liveと続けて10月17日にリリース予定となっている。そして10月の後半には同じくPain Of Salvation - The Perfect Element Pt.1と実においしいリリースが待ち構えている。まさにプログレッシブ・メタルの秋到来せまるということで期待が募ります。

Inside Outレーベルはヨーロッパの本部とアメリカの支部も両方素晴らしいバンドやアーティストを揃えているので、今後のプログレッシブ・ミュージックの盛り上がりのカギを握っているレーベルとしてシーンや業界からも注目されています。

どうやらレーベルのアーティスト・バンドである、Planet XFates WarningNevermoreと共にアメリカツアーを10月20日からスタートさせる予定であります。

世界のプログレッシブ・ロックファンの間で注目度が高いThe Flower Kingsであるが、この度9月12日付けのメンバーであるRoine Stoltの声明によると北米ツアーはこの度、キャンセルをせざるを得ないということを正式に発表しました。キャンセルをしたものの来年の2月から3月あたりには、北米を周るツアーをしたいという以降を残した。北米の花王のファンにはがっかりのニュースだが、南米とヨーロッパのツアーは予定通り
行うこともコメントとして付け加えておきたい。

Spock's Beardも花王同様、非常に人気の高いモダン・プログレッシブロック派であるが、この度ドイツのナショナル・アルバムチャートで8月の末にリリースされたが37位にエントリーという快挙を成し遂げた。もともとDream Theater, Savatage, Queensryche, Vanden Plasなどのプログレッシブ・ハードやメタル勢がときどきチャートに顔を出したりはしていたが、これでヨーロッパ方面でも彼らのロイヤルなファン層がいることを改めて痛感させる1幕である。そのSpock's Beardの待望のヨーロピアンツアーは、今年の11月からキックオフするようだ。

その他にもSteve Hackett未発表曲集やIQの最新ライブアルバムやビデオなどのリリースも予定されているレーベルのニュースにプログレ系のファンは注目しておきましょう。



2000/8/27

Powermad Special News

アメリカはメリーランド州バルチモアのTall Ceders Venueでアンダーグランドシーンで活躍するプログレッシブ・メタル系やパワーメタル系のバンドが約20数組以上が参加し、熱演を繰り広げた(8月19日、20日、21日の3日間)。どうやらそれぞれの日のショーケースに平均400人以上が参加しメタルヘヴンを堪能した。参加したバンドは以下が正規のものとなり、多くのメタルファンに大きな喜びを与えてパワーマッドフェスティバルは無事終了しました。関係者とショーケースを展開したバンドにはなみなみならぬリアクションがあったことを付け加えさせていただきます。

8月17日木曜(前夜祭) 8月18日金曜(ショーケース第一日目)
8月19日土曜(第2日目)
8月20日日曜(第3日目)
Lemur Voice
先頃Dividedをリリースして、今後の発展に期待がかかっていたオランダのプログレッシブメタルバンドLemur Voiceがこの度解散していたことが明らかとなった。残念なニュースではあるが、ベーシストのBarend Trompは、プログレッシブバンドのプロジェクトDarshanで活動は続ける予定である。そして解散を表明した中でもっとも活発に動いている名手Marcel Coenenは新たに期待をよせられているプログレッシブメタルバンドのSun Cagedの方に力を注ぐ方向で意欲を燃やしている。同様に元Lemur VoiceのGregorもSun Cagedでゲストシンガーとして以前のように熱唱してくれそうだ。ちなみに期待のオランダのプログレメタルバンドのSun Cagedはアルバムを今年の秋にはリリースしたい意向を持っておりすでにフリークの間ではデモの完成度の高さに、感激しており98年度に台風の目的存在となったZero Hourを彷彿させるという早くも注目の的となっているようだ。今オランダのプログレッシブ・シーンが熱い。
Pain of Salvation
これまでに多くの賛辞を世界中から受け、素晴らしい音楽性とライブ活動を繰り広げてきているスウェーデン出身のプログレッシブメタルバンドのPain Of Salvationであるが、この度いよいよ新しいアルバム「The Perfect Element, Part 1」をInside Outレーベルから10月16日にヨーロッパより先行発売になる。同じく10月18日についで日本でリリースされ(おそらくアヴァロンレーベルより)、そして10月の末にはアメリカでもInside Out USA レーベルよりリリースの運びとなる予定だ。

さらに彼らは10月からはイギリスのネオプログレッシブ・ハードロックバンドの至宝であるARENAと共にヨーロッパをツアーで周る予定であり、このARENAのツアーを通してさらなる飛躍が期待されている。


2000/7/9付

Ian Parry
エレジーのニューアルバムにも期待がかかる一方でなんとなんと、早くもイアンパリーのニューアルバムShadowmanが7月にヨーロッパではリリース予定ですね。今度のアルバムには「恐るべし」という形容詞がついてもおかしくないアルイエン・ルカッセン城主が参加で2人の才能がいかんなく発揮されるような内容ですね。まだタイトルトラックは僕は情報を掴んでいませんが、ラインナップは下のような形となってます。今回はCONSORTIUM PROJECTという名前なのかどうかは不明ですが・・・。とにかく楽しみにしております^^。

Ian Parry - Lead & Harmony vocals
Arjen Lucassen (Ayreon) - Electric & acoustic guitars
Don van Splunteren - Guitar
Erwin Steylen - Guitar
Oscar Holleman - Guitar
Rene Merkelbach - Keyboards & Piano
Jan Bijslma - Bass
Marcel van der Zwam - Bass
Ernst van Ee - Drums

Magnitude 9
ついにMagnitude 9の待望の新作アルバム「Reality In Focus」が9月・10月ごろにInside Outレーベルからリリースになるらしいです。彼らの音楽はどちらかといえば様式美パワーメタルとプログレッシブメタルをブレンドさせた感じで、Fates Warning, Dream Theater, Symphony X, Artention, Mattson, Yngwie Malmsteenなどの音楽を好む人にはぐっとくる内容のバンドだと思っております。前作Chaos To Controlもなかなかのできだと思うのでそちらの方もチェックしてみてはいかがでしょうか?。ロブ・ジョンソンとジョセフ・アナスタシオ・グリィーン達の華麗なソロにも期待がかかります。


Madsword
そしてこちらはいつになるかリリース発表はまだはっきりとは僕は掴んでいませんが、いよいよGianni Guerraが率いるイタリアのプログレメタルバンドの至宝、Madswordのニューアルバム「The Global Village」の出来がことのほかよいらしいとの噂みたいです。楽しみでございます^^。サウンドプロダクションも良好みたいですし、いつリリースなのか楽しみですね
Threshold

英国のプログレッシブメタルバンドのThresholdは、非常に好評を得ていたアルバムCloneに続くアルバムの作成の為にスタジオ入りをしてレコーディングをしている模様。今回のアルバムはKarl GroomとRichard Westによってプロデュースされるようだ。今回初めて新メンバーとなったドラマーのJohanne Jamesが参加してのレコーディングとなる。噂ではキーボーディストの去就が注目となっていたが、結局Richard Westが続けてキーボーディストとしてバンドに滞在するらしい。ちなみにボーカリストのMacは並行して彼自身のデビューアルバムのレコーディングも進行している。このMacのソロアルバムにはドイツの正統派ハードロックバンドのSargant Furyに以前所属していたベーシストのCarsten Rebentischが歌とギターで参加している。そして、このMacはさらにこんどのFair Warningのバックボーカルとしても参加しているらしい。かなり忙しい活動を
展開しているようだ。(from Epigram Mailing List by Yiannis)
Savatage
すでにインターネット上や雑誌でも噂が先行していたAl PitrelliのSavatage脱退劇であるが、この度Savatageの創設メンバーであるJohn Olivaから、この事件に関しての正式なコメントがあった。「アルが去って行くのを見るのは寂しいよ。アルは、たくさんのミュージシャンとプレイをしていたし、渡り鳥系のギターリストだよね。俺はいつもアルはこのバンドにはずっとメンバーとしては残らないだろうと前から思っていたんだが、・・(付け加えるように)まさか奴がこんなに長く俺達のバンドで一緒にやってくれるとは予想もしなかった。彼の中ではきっといろんな意味において変化があっただろうし、彼の新しいバンドへの参加は彼にとってもさらによいステージになるに違いない。俺達は彼をサポートするよ。次のステップが彼にとってよい状況になってくれればと僕らは願ってるよ。もちろん俺達は新しいギターリストを見つけなくてはならないんだが、別に事を焦ってはいないんだ。もちろん俺達がロードにまた戻る前ぐらいには、心を広くして次のギターリストをトライしていきたい。」(from Keith McDonal's Interview at http://www.electricbasement.com)
Angra
アングラのボーカリストのAndre Mathosはこの度ドイツでHeaven's GateのギターリストのSascha Peathと彼自身のソロアルバムの作成に入っている。どうやら予定ではVirgoからでる予定である。詳しくは、http://www.vargo-online.de にて。サンプルのソングタイトルは、"To Be," "Baby Doll", "No Need TO Have An Answer", "Crazy Me", "Street Of Babylon"となっている。Angra自身としては、今年のパリ近郊で行われるフェスティバルに参加する予定であるが、まだ次のアルバムのリリース日程は未定となっている。これは単なる噂なので詳しい情報ではないのだが、もし彼らが次のアルバムをリリースしたら、契約のすべての義務をまっとうするということになり、それはバンドの解散につながるかもしれないと関係者の間で懸念されている。詳細が分かり次第この件に関して詳しく報道していく所存です。

The Gathering
アトモスフェリック・ゴシックハードロック系の重鎮、The Gatheringは次のアルバムタイトルを発表した。アルバムタイトルは、If Then Eleseとなっている。ヨーロッパ方面での活躍がアメリカや日本などに拡散していくかどうかの決めてとなるかが期待されている。

Kamelot
非常に充実したアルバムThe Fourth Legacyを発表して海外で人気が上昇中のKamelotだが、この度ヨーロッパツアーでの熱演を収めたライブアルバムを発表するよていである。このアルバムにはどうやら特別な未収録の曲集やインタビューも含まれるらしい。最初にプレスされる10000枚ほどは、限定のエディション・デジパックとなるそうである。このライブアルバムのタイトルはまだ決まっていないが、そのタイトルのよいアイディアをファンに提案して欲しいみたいだ。提案は、kamelot@kamelot.comにどうぞ。タイトルが決まった場合はその提案した人物にクレジットが載せらたり特典が用意されている。さらに次のヨーロッパツアーなどの情報が欲しいかたは、http://www.kamelot.comにどうぞ。
Queensryche
Chris Degarmoが脱退したりと世界のRycheファンの間で作品や彼らの動向が騒がれているQueensrycheであるが、この度Geoff Tateの声明によると、彼らのツアーの3レグ目には、なんとThe Warningや初期のEPからのマテリアルを含んだ曲をリストに加えるという熱心なファンに歓喜を与える内容となってるようだ。
Trans Siberian Orchestra
ツアーの日程が6月頃からスタートと予定されていたTrans Siberian Orchestraだったが、この度ボーカリストのスケジュールの都合上困難を要する為、ツアーの開始が秋まで延期になるらしい。
Ayreon
壮大なプログレッシブロック的な世界観を大事にしたプログレッシブ・ハードな音楽を追及しているアルイエン・ルカッセン氏の次のアルバムに収録される曲目などが発表された。またしても豪華絢爛なゲストが参加予定であります。Ayreon's Universal Migrator Part 1:Dream Sequencer and Part 2:Fight Of The Migratorが主なふたつのプログレッシブ系のサウンドスケープ的サウンドとなっており、これに参加する人物がIron MaidenのBruce Dickenson、HelloweenのAndi Deris、Elegyや昔のVengeance時代の戦友Ian Parry, そしてネオプログレッシブ系の重鎮であるClive Noranなど参加多数となっていてオランダのプログレッシブロック界の関係者を中心にかなり期待がされている。
Dream Theater
素晴らしい作品とワールドツアーで活躍しているドリームシアターであるが、Transatlanticのアルバムが世界中で注目となっている昨今であるが、この度Mike Portonoyが第22回Modern Drummer誌のリーダーズ・ポールでいくつかのカテゴリーを総なめにした。まず一位になったカテゴリーを発表すると
などで受賞した。Conglatulation, Mike (^_^)
Chroma Key
いまだにドリームシアターの元メンバーとして圧倒的な人気を誇っているKevin MooreのプロジェクトであるChroma KeyのニューアルバムYou Go Nowのプリ・オーダーが彼らのウェブサイトからできることが発表された。どうやらウェブサイトでのリリース日時は、今年の6月12日という予定である。正式には彼らのアルバムは店頭で8月ごろに入手可能になる模様。Visit http://www.chromakey.com 現在、彼のサイトではGet Back In The Car (Forget It)がオーディオページに設置されていて、他のサンプルも後ほど聞けるという仕組みになっているようだ。最終的に決まっているタイトルが以下のようになっている。
  1. Oxygen
  2. Get Back In The Car
  3. Nice To Know
  4. Please Make A Note Of It
  5. Another Permanent Address
  6. You Go Now
  7. Astronaut In A Submarine (へーこのタイトル面白い by ピルグリム)
  8. Subway
  9. Red

2000/4/16付

Dream Theaterがシングルをリリース
ドリームシアターは大好評の最新アルバム「Metropolice Pt.2 : Scenes From A Memory」からThrough Her Eyesをりリース。その中にはライブ・ヴァージョンのHomeや1stアルバムに入っていた曲のメドレーなどが収録されているらしい。ファンの皆様は家族からお金を前借りしてでも購入しましょう。
Brazen Abbottの次回作が4月にリリース予定
ニコロ・コツェフのプロジェクトとしてなみなみならぬ気合が入っているNostradamasだが、100分に亘るコンセプトアルバムには35ピースのオーケストラが参加し、ご存知の通り著名なフランスの預言謝に関するストーリーものとなっている。参加者は、Joe Lynn Turner (Nostradamas), Glenn Huges (Henri II, フランス王), Goran Edman (Ghost)←これってヨランのファンが怒るのでは・・あ、ごめんなさいレポート続けます・・、Doogie White (Storyteller), Alanna Myles (Anne Gemelle), Sass Jordan (Catherine, フランス女王), John Lande (Inquisister)となっています。ニコロ・コツェフはこのアルバムにマルチ・メディアのマテリアルを含んだボーナスを用意している(ただしそれはネット上で購入された方への特別な配慮なのだと
思われる)。またネットを通して買ったファンの為に彼のサインが入ったサンキューカードが特典としてついている。詳しい彼らに関するニュースが知りたい方はhttp://home.aland.net./brazen.abbot/
Sonic Debrisのデビューアルバムが3月にリリース済み
オランダのプログレメタルプロモーターの関係者からWolverine同様に期待がかけられているSonic Debrisがこの度DVS Recordよりリリースされた。タイトルはVelvet Thornとなっている。詳しい内容が知りたい方はhttp://www.sonicdebris.comへどうぞ。
Sinnerがニューアルバムをヨーロッパでリリース
The End OF Sanctuaryがヨーロッパではどうやらすでに3月30日にリリースされているようだ。今回のアルバムは彼らにとって最もパワフルなアルバムになるようで、このアルバムを通してヨーロッパのメロディックHMシーンに何かをもたらすことが期待されている。
Skycladの近況
イギリスの中堅パワースラッシャー系のメタルを演奏しているSkycladはNuclear Blastに移籍した様子である。
In Flamesの近況
北欧Gothenbergスタイルのメロディック・デスメタルバンドとして人気の高いIn Flamesは、レコーディングの為にすでにStudio Fredmanで作業を着々とこなしているようだ。
Stormwindのニューアルバムリリースが6月ごろに
5月に日本を訪れる予定のStormwindだが、6月頃にワールドワイドでアルバムをリリース予定である。9月にはスウェーデンツアーも控えており、彼らは今度行われるSweden Rock Festival 2000の参加をプロモーター等と交渉中のようである。
Axel Rudi Pellのニューアルバムは4月にドイツと日本でリリース予
ドイツ出身の様式美パワーメタルギターリストのAxel Rudi Pellはこの度ニューアルバムを4月17日にドイツではSteamhammer/SPV)からリリースし、日本での発売は4月22日に予定している。今回のラインナップにはアクセル以外のメンバーはJohnny Gioeli (Vo), Mike Terrana (dr), Volker Krawczak (bs), そして知る人ぞ知るRoush Silkのハモンド使いFerdi Doernberg (key)となっている。
Destiny's Endの次のアルバム
次作のリリースがマイナーメタルファンの間で期待されているDestiny's Endであるが、今回のアルバムタイトルはTransitionになる予定である。その新しいアルバムには12曲が収録されるらしい。
Wolf Hoffmanがクラシックの名曲カバーアルバムのサポート活動を準備中
97年にクラシックの名曲のカバーアルバムを出して好評だった元AcceptのWolf Hoffmanであるが、そのアルバムをサポートするためRock/Symphonic/Multimediaのライブに向けて準備や作業をしているようだ。ちなみにhttp://www.WolfHoffman.comはAcceptファンのための重要な情報が詰まった凄いホームページになっているようです。
Arcturusのニューアルバムリリースは夏ごろ
前作でメロディアス・シンフォデスメタル系のファンのみならず、アトモスフェリック系のファンからはてはプログレメタル系のファンまでの注目を浴びたArcturusがJester Recordより夏ごろにニューアルバムをリリースすることになっている。

2000/3/26 付

Heavens Cryの近況とその後
どうやらバンドはプリ・プロダクションの6曲入りデモテープのレコーディングを完了しており、ドラマーのLUCとギターのSEBは自分達のリハーサルしている場所をレコーディングスタジオにするための計画を実行した。しかし悲しいことにSEBASTIAN BOISVERTはすでにバンドを脱退しており、メンバーは新たなギター兼キーボードの演奏者を物色中とのこと。また以前からFOOD FOR THOUGHT SUBSTITUTEの法的な著作権問題が音沙汰にされていたが、ようやくその問題が解決した様子だ。さらに多くのレコード会社が彼らの新曲のマテリアルに興味を持っており、近いうちに彼らのニューアルバムがリリースされることが期待されている。
D.C.COOPERの近況 (from Barcode Webzine)
どうやらある程度の成功を収めた元ROYAL HUNTのシンガーDCクーパーは次のアルバムの製作のためにドイツにて行動をしていた様子だ。
TransatlanticとPlatypusのアルバムがいよいよリリース (from Dream Theater Home Page)
待望のマイク・ポートノイの新たなプログレッシブ・ロックプロジェクトのTRANSATLANTICのアルバムがINSIDE OUTレーベルより3月27日にヨーロッパでリリースされる模様。続いてPLATYPUSのニューアルバム「ICY CYCLES」がヨーロッパでは2月28にすでにリリースされておりアメリカでは3月14日にリリースされている。
SEER’S TEARS (from Barcode Webzine)
イギリスのプログレメタルバンドの一つであるSEER’S TEARSが新しいアルバムをほぼ完成した。THRESHOLDやBALANCE OF POWER、SIAMに続いてSHADOW KEEP同様期待のイギリスのプログレメタル・バンドである。
ARENAが次の作品のレコーディングに入る (from Barcode Webzine) 
イギリスのネオ・プログレッシブロックバンドとしてマニアが多いArenaだが、次のニューアルバムの為にレコーディングに入っている。タイトルは未定だが、どやらHEART OF GOLDあるいはIMMACULATEになる様子。オフィシャルのリリースは4月24日でアートワークは今回も著名なHUGH SUMEが担当する。そういえばVISITORのアートは素晴らしかったですね。
AYREONのINTO THE ELECTIC CASTLEが映画製作されるのか?? (from Barcode Webzine)
なんと名作INTO THE ELECTRIC CASTLEをベースにした映画が製作されるかもしれないという話がアルイエン・ルカッセンの口から出たらしい。どうやら2Dや3Dを駆使した映画製作の話に非常にご満悦のルカッセン城主。どうやらプリプロダクション製作に入る可能性が大のようだ。今後のNEWSが楽しみなプロジェクトである。どうやら今回も超豪華なゲストミュージシャンが用意されているようだ。
KAMELOT関連
どうやらKAMELOTのTHE FOURTH LEGACY(もううちのHPでは口をすっぱくして大絶賛しましたね)の日本盤にはCAN YOU REMEMBERが収録されているらしくその曲はしかもワンテイクでとられている。どうやら面白いエピソードが残っておりスタジオから道路を挟んだレストランのステージで行ったライブのテイクらしいが、この時ステージではハウスバンドが演奏していたのだが、彼らをステージから無理やりおろして自分達がパフォーマンスしてしまったというゲリラライブだったらしい。どうやらその曲は以前CONCEPTIONにROY KHAN氏がいたときに書かれたものらしい。
ELEGYの近況と関連NEWS (from Barcode Webzine and NOISE NEWS LETTER)
エレジーが解散しているのでは?という不安がインターネット上で飛び交ったが、イアンパリーはSEISMIC RADIOのショーでこのことを婉曲的に否定している。どうやら実際は、ヘンク・バンダーラーズが家族と過ごす期間をもってからあらためて再始動するらしい。今度のアルバムにはフランスが誇るテクニカルギターリストのPATRICK RONDATがツインギターの片割れとして参加予定であり、これは凄まじいメロディック・プログレメタルの音楽性をもう1歩進めるようなアルバムになるのではとプログレメタルとメロディックメタルマニアの注目のまととなっている。イアンパリーが発表したところによるとELEGYにとって今度のアルバムはNOISEレーベルから出る通算7枚目になるらしい。このアルバムを発表した後で、続けてNOISEレーベルと契約していくのかは不明である。彼らは8月9日にはアルバムをリリースしたいとのコメントを残した。またイアン・パリーはAYREONのプロジェクトに参加するため、マテリアルである歌詞の製作にとりかかっている。

2000/3/5付

Fates Warningが2月17日よりレコーディング開始 (from Barcode Webzine)
今回は彼ら自身をするらしく、ドラムやベースのパートは、LAで以前No ExitとPerfect Symmetryアルバムで一緒に仕事をしたPhil Magnottiがレコーディングを担当。またGuitar・Vocal・Keyboardのパートはコネクティカット州でTerry Brownと共にレコーディングをするスケジュールとなっている。その後、A Pleasant Shade Of GrayアルバムやChroma KeyでMixを担当したSteve Tusherとの共同作業になるみたいだ。どうやら今回も前作と同様ラインナップはそのままのようだが、スケジュールの関係で注目されていたKevin Moore(現Chroma Key/ex-Dream Theater)の参加が可能なのかどうかの懸念があるようだ。しかしながら、メンバーによるとなんとかそこら辺を調整して、彼のキーボード参加を狙っているようだ。今回のアルバムには6曲が収録される予定で、その中には16分を超える曲が含まれている。また新作に入る曲の1部分をすでにギリシャの観衆には披露をしている。まだアルバムタイトルや曲名は未定だが、できれば6月頃にリリースをしたいとの意向がメンバーにはある様子であります。
Mattsonがアルバムをリリース  (from Barcode Webzine)
Lars Eric MattsonのプロジェクトMATTSONがこの度Another Dimensionをリリースした。参加ゲストは、フランスが誇るPatrick Rondat(Guitar)、Magnitude 9のRob Johnson(Guitar)、Keyboardistは、PLPのPar Lindhやラナレーンでお馴染みのEric Norlanderが参加しており、ボーカリストはBaltimooreやSix Feet Underなどの北欧系メロディックロック界で名の知れているBjorn Lodinが参加している。どうやらタイトルトラックはインストになっており、American Guitarpalooza Compilation Albumに収録予定だ。今回はややプログレッシブな方向性に挑戦しており、変拍子の入ったバラードやElla Grusnerによるバイオリンプレーも入っているらしい。
Rhapsodyの新作が10月27日にリリース予定  (from Barcode Webzine)
精力的に活動し、ヨーロッパ方面で人気が上昇中のRHAPSODYだが、今度のアルバムタイトルは「Dawn Of Victory」になるようで10/27に向けてレコーディングは6月に入る予定となっている。なお期間限定でアルバムに収録される曲のうちの一つがロングヴァージョンで、さらにビデオクリップが付くらしい。先行シングルの方はおそらく9月にリリース予定。なお4月3日は「LEGENDARY TALES」のVINYL VERSION(レコード盤)がポスター付きで発売されるらしい。ファンは急げ^^!。

2000/01/23付

チャック・シュルディナーの脳腫瘍の摘出手術が無事成功
脳腫瘍で一時は生命が心配されていたDEATH/CONTROL DENIEDの中心人物のCHUCK SCHULDINER氏の手術が無事成功したというレポートがこのほど明らかになった。手術に莫大な費用がかかると言われており、ネット上でファンや関係者の間で騒然となっていた。しかし1月19日のMTVニュースの報道によると、大学病院で行われたチャックシュルディナーの脳腫瘍手術は無事成功しており、今週末のMTVニュースではシュルディナー氏に関するNEWSが報道される予定だ。この摘出手術の費用はとてもシュルディナー家だけでは支え切れないのでファンは心ある人による「シュルディナー基金」でこれからなんとか費用をサポートしていくようだ。詳しくは、MTV.COMでもチェックできます。
メロディックメタルやプログレッシブメタルのフェスティバルが目白押し
どうやらヨーロッパやアメリカでは今年の6月から9月にかけて様々なメタルフェスティバルが準備進行中である。まず予定されてるものとしては4月からFRANCEのBOURGESで、RHAPSODY、STRATOVARIUS、DEMONS&WIZARDSによるコンサート。6月10日・11日はイタリアはミラノ市でGODS OF METALが開催予定。6月2日から4日にはオランダのダイナモオープンエア、6月30日から7月1日はドイツのSTUTTGARTで、BANG YOUR HEAD。8月4日から5日にドイツのWACKENフェスティバル。また8月の第3週にはドニントンでモンスターズ・オブ・ロックと今年もメタルが熱い。我輩的にはアメリカで行われるPOWERMAD2000とオランダのTILBURGで行われるPROG・POWER2000が大注目であります。

2000年1月16日付

SAVATAGEがアトランティックレコードを去り、NUCLEAR BLASTと新たに契約 (from Barcode Webzine)
どうやらアトランティックレコードの彼らに対するプロモーションなどのサポート不足に嫌気がさした、SAVATAGEはアトランティックを去って、Nuclear Blastレコードと契約を結んだ模様。どうやらこれはアトランティックから首を切られたということではなく、彼らが交渉をして大手のアトランティック・レコードから離れたようだ。そして、さらに驚くべくことに彼らはNuclear Blastとの連携・パート−ナーシップの形で自らのレーベルWILD CHILDを設立した。今回のSAVATAGE自らのレコード会社を作った経緯としては、なみなみならぬNuclear Blastの援助があったことは言っておかなければならないでしょう。もちろんNuclear Blastからもサバタージのアルバムは入手可能で新たにNBのカタログに膨大なサヴァタージのアルバムが加えられて行くようだ。どうやらサバタージとNBの関係は良好のまま続いていくことが期待されている。
CONSORTIUM PROJECTの次回のアルバム製作に向けてイアンパリーが始動 (from Seismic Radio)
フロリダ州のタンパで世界的にも大好評中のイアンパリーとメロディック・プログレッシブメタル系ミュージシャンによるCONSORTIUM PROJECTが新しいアルバム製作に意欲を燃やしている。前回と同様エレジーのDirk Bruinenberg、KAMELOTのThom Youngblood等が参加予定。しかし期待されていたSavatageのChris Cafferyとのコラボレーションは、クリスがサヴァタージの活動に専念したいという希望などが理由で今回はないようだ。
Reading Zeroのニューアルバム製作も佳境か!?(from Barcode Webzine)
今年の初頭にアルバムをリリースの予定のプログレッシブメタルバンド。デビューアルバムのActualはただいまのところ、ネット上のみでしか手に入らない様子だ。<http://www.mp3.com/readingzero>
Armored Saintのニューアルバム「Revelation」が2月初頭にリリースか! (from Barcode Webzine)
アメリカの誇る古参パワーメタルバンドがいよいよ復活し、アルバム「Revelation」が2月リリース予定となっている。現在少しづつメタルシーンが復活しつつあると聞く昨今、いよいよ待望のニューアルバムが期待されているバンドが、ARMORED SAINTではないだろうか。日本盤にはボーナストラックがついているそうだ。また初回のプレスにはボーナストラックの「NO ME DIGGING」のスペイン語ヴァージョンやバンドヒストリー等をフューチャーした48分のビデオもついてくるようだ。また彼らはヨーロッパツアーも予定しており、ファンによるツアーのセットリストを求めている。彼らはE−MAILで5−12曲ほどのセットリストを募集中。メールアドレスはAS2000@armoredsain.com
Sonata ArcticaがCentury Mediaと契約 (from Barcode Webzine)
フィンランドのストラトヴァリウス系のメロディックメタルバンドとして噂のソナタ・アークティカは、最近CENTURY MEDIAレーベルと契約を結び期待の1st アルバムをリリース予定。デビューシングルは「Unopened」すでにSpinefarmレーベルから出ている。どうやら予定されていたRhapsodyやStratovariusとのツアーには今回は同行できなくなってしまったようだ。
Divine Regale近況 (from Perpetual Motion Board)
Ocean Mind以来音沙汰があまりなかった米産のプログレッシブメタルバンドDivine Regaleがいよいよ2000年に新しいアルバムをリリースすべく製作にただいまとりかかっているようだ。
Joe Satrianiがニューアルバムを3月にリリース予定。(from Barcode Webzine)
前作で素晴らしいアルバム「Planet E」を発表したJoe Satrianiが待望のニューアルバム「Engines Of Creation」を3月に発表する。日本盤にはボーナストラックが入っている模様。G3ツアーでの成果がきっと現れていることに期待である。
メロディックメタル・ハードロック系情報 (from Barcode Webzine)
今月はかなりたくさんのメロディックハード系のファン期待のニュースが目白押し。

まずはPONTUS NORGRENなるアーティストが、元SWEDISH EROTICAのMats Levinと組んで、レコーディングにとりかかっている。
Damned Nationは次のアルバム「Grand Design」の製作にとりかかっている。どうやらZレコードの2000フェスティバルに参加予定らしく、Zレコードフェス2000は英国とスウェーデンで開催予定だ。
Savannahがプリ・プロダクションの為1月23より製作に入る模様。大成功を収めた前回のアルバムのフォロー作となるかどうかに期待がかかっている。
元TYKETTOのDanny VaughanがバンドVAUGHANを結成した。1月にはレコーディングを終える模様で、気の早い人はZレコードのウェブサイトで現在のラインナップの写真を1月10日から見れるようだ。CHECK OUT!
24Kなるメロディックハードロックプロジェクトが始動する。メンバーはMladen、Phil Naro、Billy Sheehan、Peter Criss等、この手のハードロックファンにはおなじみの面子。しかしまだ詳細はたしかではないので、今後の情報に気を配って行きましょう。
BadlandsがヨーロッパのZレコードと契約を結び、1月14日にはDuskがリリースされた模様。
マークウッドを擁しているRAINEなるバンドがMTMレーベルより春にデビュー作をリリース予定。
Harlan Cageのキーボーディストによるプロジェクト101 Southがアルバムリリースを計画している。
Joe Lynn Turnerがポニーキャニオンレコードと再契約を果たし、次回のアルバム(全てオリジナル)を今年の夏ごろまでに出す予定。現在は日本が誇る梶山 章氏とのレコーディングをするために1月に来日予定。ベーシストのTMスティーブンスも今回はジョーをサポートする予定だ。
マイケルワグナーのプロデュースによるランディーローズのトリヴュートアルバムが、4月に日本で先行発売の予定で、曲は「Over The Mountain」、「Diary Of Madman」、「Mr.Crowley」等が収録される様子。
メロディックファンには新たに注目するバンドが登場予定だ。Z−2000のフェスティバル(4月30日)にContagiousが参加を予定しており、ラインナップはリードギターとしてDANNY DANZI、TENのGED RYLANDS、リードボーカルは、STEVE KENNY、TONY MARSHALL、PAUL SIDEBOTHON、CHRIS WRIGHTなどとなっている。

2000年1月11日付

マグナ・カルタレーベルよりThe Absolute Man−「Leonardo」が4月頃リリース予定。またその他のリリース状況。(from Magna Carta Website)
Explores Club等、マグナ・カルタレーベルからのプログレッシブ・メタル/ロック系のミュージシャンによるプロジェクトやセッションが話題となってるが、Magellanのトレント・ガードナーが中心のプロジェクトが4月にThe Absolute Manとしてリリースされる模様。今回はどうやらレオナルド・ダビンチにインスパイアされたコンセプトアルバムらしく、Magna Carta系オールスターズはもちろん様々なミュージシャンが今回も参加している模様。参加ミュージシャンは、Leonardo DaVinci役のパートをJames LaBrie(Dream Theater)が努め、その他にもDali’s Dilemmaからは、Steve&Patrick Rayes(Bass&Guitar)とJeremy Colson(Dr)、またキーボーディストとしては、Ice Ageのキーボード/リードボーカルのJosh Pincus、他がプレイすることになっているらしい。我輩は、4月までまてないぞ。日本でのリリースは後にBurrn誌上でも報道があるだろう^^。その他、2000年はCairo、 Dali’s Dilemma、 Shadow Gallery、 Ice Age、Magellan、Steve MorseやSteve Walsh(現Kansas)のソロアルバムもリリース予定だ。その他、マグナカルタからは、プログレッシブロック系のUNDER THE SUNという新しいバンドのリリースも予定されている
Bozio Levin Stevensのアルバム(Sorces from Magna Carta Website)
前作のコラボレーションで気を良くした3人は、すでに冬にレコーディングを済ませているらしい。果たして前回と同じ路線なのかは定かではないが、ベテラン3人組のインタープレイを楽しみな人には朗報であろう。
Tilesが無事ヨーロッパツアー終了 (Sorces from Magna Carta Website)
昨年のドリームシアターと周ったヨーロッパツアーを終えたTilesは感無量のようだ。彼らのコメントによるとツアーで出会ったファンだけでなく、メインアクトのドリームシアターやDTのクルーも彼らを暖かく迎えてくれて充実しているようだ。
NYでクリスマスキャロルと共にジョーダンルーデスのオリジナル曲も演奏。
去年の12月24日から1月の2日までニューヨーク州のNyackにあるHelen Hayes Theaterでジョーダン・ルーデス(ドリームシアター)のオリジナル曲と共にCharles Dicken’sのクリスマスキャロルが演奏された。個人的には、Trans Siberian Orchestraがもっと世間で認知されることに期待です。
DVS Recordがプログレッシブメタル関係者によりついに発足 (from Barcode Website)
AyreonのWeb Masterであるエリック・ナンシーバンゲール氏を始め、レン・ジャンセン氏やプログレメタルバンドのForever Timesのメンバーなどが後押しをしてついにプログレッシブ・メタルレーベルが発足した。昨年はPROG・POWER99等、初の本格的なプログレッシブメタルやパワーメタル系のフェスティバルが開催され、そこではWolverine、Lemur Voice、Superior、Forever Times, Evergrey、 Mayadome、 Pain Of Salvation、 Poverty's No Crime、 Threshold等の白熱の演奏が繰り広げられた。このレコード会社からノルウェー出身のバンド「Sonic Debris−Velvet Thorn」がリリースされる模様だ。ヨーロッパでは数年前からすでにプログレッシブ・ハード系やプログレメタルのバンドの人気は上がってきている状況なので、今後LMPレーベルやINSIDE OUTレーベルに続いてこういったプログレッシブな方向性をしっかりと見据えているメタルバンドを応援しサポートをするレーベルが必要とされている。  
Eventがレコーディングに入る(from Barcode Webzine)
アメリカのプログレッシブバンドのEVENTが、どうやらクリスマス以降レコーディングに入っている様子だ。今のところ12曲ほど完成しており、近いうちにマテリアルをまとめあげてリリースに踏み出してくれそうである。アメリカのプログレッシブ・パワーフェスティバルのPOWERMADにも参加していた彼らの今後が楽しみである。
Treasure Landの後任キーボードプレーヤーが公式発表 (from Treasure Land Newsletter)
スウェーデン出身のネオクラシカル風プログレッシブハードロックバンドのトレジャーランドは、ついにイタリア出身のキーボードプレーヤーであるGiulio Caponeを正式メンバーとして加えた。今回のアルバムはどうやらプログレッシブメタルの要素を押さえるということで、どんなサウンドになっているのかファンは期待で待ち焦がれている。なにはともあれ、Conglatulation、Jonas Hornqvistさん^^。
Axel Rudi Pellのニューアルバムがほぼ完成か!? (From Birgitt's Metal Area Website)
どうやらニューアルバム「The Masquerade Ball」の製作がほぼ完成段階に入った模様。 今回もJohnny Gioeliが参加する予定で、なんとUriah Heepの「July Morning」のカバー曲も収録予定。これは、今度でるUriah Heepトリヴュートにも同じマテリアルが使用される予定だそうな。4月10日にリリース予定で、どうやらドイツツアーも予定されている。
Crimson GloryがEPを今月リリース予定 (from Barcode Website)
お待たせしましたMIDNIGHTファンの皆様。おそらくネット上での熱いエールがあったのかどうかは、定かではないがついに復活したCrimson Gloryが熱いCGファンに新しいEPをリリース予定。2曲はWade Blackが参加のもので、あとの2曲は古いMidnightのパフォーマンスも入っているらしいです。次回のアルバムのためのマテリアルが30曲ほど集められており、どうやら2Discでのりリースとなるらしい。また、メンバーのDrenningは、ソロアルバムをリリース予定。ひょっとしたら、Crimson Glory本体か、ソロアルバムには、Neil KernonやSascha Peathがプロデューサーを起用する予定だそうな。
Brazen Abottのロックオペラ「Nostradamus」がインターネット販売でゲットできるのかも!? (from Barcode Website)
ブルガリア出身のニコロ・コツェフ主導のBrazen Abottがいよいよ最新作「Nostradamus」をリリース。気の早いファンはどうやらインターネットを通して手に入れることができるらしいようだ。詳細のほうはおそらくメロディック系のウェブサイトのほうでもNEWSが行くと思うのでご期待といったところか。参加アーティストはJoe Lynn Turner、 Glenn Huges(おなじみ^^)、 Alannah Myles (おお渋いなあ^^)、 Sass Jordan、 Doogie White、 Goran Edman等で、他にも35人編成のシンフォニックオーケストラとも共演するらしい。スカンジナビア系のロックメタルファンには朗報であろう。 
Jacob’s Dreamのセルフタイトル・アルバムが1月25日にリリース (from Barcode Webzine)
初期のQUEENSRYCHE的サウンドに自由奔放なクラシカルスタイルのギター演奏を披露してくれている米産パワーメタルバンドのJacob’s Dreamがついに1月25日にアルバムをリリースする予定。ネット上で話題のRYCHE系のひとつであるJacob’s Dreamの今後に期待がかかる。どうやら発売元はメタルブレードに決定した。

2000年1月6日付

ZERO HOURがついに次のアルバムの製作にとりかかる。
西海岸出身の米産プログレッシブ・メタルバンドZERO HOURが、次のアルバム「The Tower Of Avarice」を3月にリリース予定の模様。衝撃のデビュー作のCDは、初回のリリースで売りきれてしまったが、rwtipton@earthlink.netに問い合わせれば在庫はあるようだ。はたしてマット・ギロリーがDali’s Dilemmaに専念しているのでサポートのキーボーディストで補うのだろうか?。今年最初のビッグイベントとなりそうだ^^。彼らが早くレーベルを見つけてこの日本でもアルバムリリースにこじつけて欲しい。

2000年1月5日付

Kansasの近況
どうやら今回のニューアルバムでは、ケリー・リブグレン作曲のものが8曲から10曲あるらしい(ワオ^^!!)。そして今回は、6人のオリジナルメンバーも参加予定で(すげー^^)、オリジナルベーシストのDave Hopeが2曲参加し、現ベーシストのBilly Greerが1曲でリードボーカルを取る予定。今回のレコーディングの場所は、ケリーおじちゃんの所有しているGrandy Zineスタジオ。どうやらこの面子のラインナップなので、往年のカンサスファンは大期待してもよいのでは。おそらくリリース予定は、今年の初夏あたりになるらしい。
Borknagarがレコーディングに入る模様
このピルグリムワールドがあまり取り上げないバンドだが、プログレメタル系に重要なニュースもひとつ。エピック/ブラックメタルバンドBorknagerのドラマーAsgeirは、なんとテクニカル・プログメタルバンドのSpiral Architectのメンバーでもある。そのどうやら通算4作目のBorknagarは「Quitessence」になる模様。
Queensryche トリヴュートアルバムが3月にアメリカでリリースされる予定
モニュメンタルグループから、クイーンズライクのトリヴュートアルバムがリリースされる予定。参加アーティストは、Lions Share、Memory Garden、Garden Abbey、Division、Foreseen、Cipher、Second Story、Section16、Pale Forest、Finalxit、Cautionなど。日本からもしこれが出るんだったら日本のプログレパワーバンドのVigilanteも入れてね^^。
Magnitude 9のニューアルバムが4月にリリース予定。Valedicionのデビューも期待?
約1年半前に衝撃のデビューアルバム、「Chaos To Control」をリリースした、技巧派ギターリストのロブ・ジョンソンが率いるマグニチュード9がいよいよ待望の2ndアルバムを4月を目標にリリース。海外では、おそらく通販でも購入可能だが、日本でのレーベル探しも難航ぎみ。ゼロコーポレーションなきあと、はたしてMagunitude 9は日本でのアルバムリリースにこぎつけることができるのか。うれしい知らせは、ネオクラシカルな技巧で新しいキーボードプレイヤーとしても実力のあるマグニチュード9のJoseph Glean AnastacioはValedicion名義のバンドでアルバムをリリースする予定。まだ音源はだれも聞いてないが、おそらくマグニチュード9を彷彿させるプログレッシブなクリスチャン・テクニカルメタル的なバンドになるかもしれない。真相は、まだ分からないが個人的にはChiaroscuroと同様に21世紀のプログレメタル系の台風の目となるかに注目である。
LEVIATHANが解散か??
Leviathanが解散しているかも?という悲しいニュースがありました。すでに「Scoring The Chapter」まで4枚アルバムをリリースしていたアメリカはコロラド州出身の強力なプログレッシブ・メタルバンドがもしCentury Mediaからの何のサポートもえないままだとしたら、解散のニュースは真実なのかもしれない。おそらく各メンバーは、Iron Fortress等のそれぞれの活動をする予定。詳細はまたこのピルグリムニュースでお届するので好ご期待。